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鹿児島県のお客様からガレージドアのメンテナンスについてご相談を頂きました。こちらは、ガレージドアの両サイドにあるレールの上部の写真ですが、ドア下からドラムまで延びているケーブルワイヤーがありません。本来であれば、写真にあるドラムという部材にワイヤーが巻き付いていないといけないのに、外れてなくなっています。どうやら経年劣化でワイヤーが切れてしまったようですが、もう片側にあるワイヤーは正常でまだ切れていないようです。でも、ワイヤーは常にドアを引っ張っている為、ストレスによって徐々に伸びて弱くなります。ですから、10~15年程度で交換をしないといけませんが、新築からもう26年も経過しているそうです。ケーブルワイヤーは、慣れていれば簡単に交換することは可能ですが、トーションスプリングと呼ばれる大きなバネが連動している為、それを解除しないと交換することは出来ません。重いガレージドアをこのバネの力で引っ張り上げているので、下手に外すと強力なバネが一気に戻って非常に危険です。そういった状況ですから、素人のお客様がご自身でやるのではなく、専門知識と適切な道具を持った専門業者に依頼することが必要です。ただ、新築した工務店もなく、ガレージドアの専門業者も周囲にはいないという状況らしいですから、遠く愛知県から出張修理をしなければならないかも知れませんね。もしそうであれば、ワイヤーだけでなく、トーションスプリングやドラム少し破損しかけているガレージドアも一緒に交換した方が、不具合の度に出張修理しなくてもよくなるのでいいようにも思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2024年02月20日
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徳島県のお客様から、ビルトイン・ガレージドアに装着されている電動のガレージ・オープナーを交換したいというご相談を頂きました。オープナーは、チェーンドライブ式のリフトマスター(LiftMaster)製。既に10年以上お使いになっているようで、その間メンテナンスらしいことはしてこなかったようです。それは、設置した業者が既にいらっしゃらないということらしいのですが、お近くにもガレージを触れる会社が見当たらないようです。症状としては、ドアを閉める際にオープナーを作動させると、ドアは30cmくらい動くのですが、その後すぐにモーターが逆回転してドアが全開した状態に戻ってしまうようです。それを何回か繰り返しているうちに、オープナーの内部配線がショートしたのか、「パン」という音と光が出たようで、慌ててコンセントを外したとのこと。こういう場合、元々オープナー自体に問題があったということも考えられなくはないですが、やはりドア側に問題があったと考えるべきのように思います。動き出してすぐに止まってしまうというのは、スムースにドアが正しく下がっていない状態で、どこかでドアが引っ掛かって動力にも無理な力が掛かってしまったのではないかと思います。つまり、ドアが水平・垂直に開閉せず、傾いてバランスが崩れた状態になっていると、どちらかのレールにブレーキが掛かってしまう状況だと思います。破損したオープナーの交換は必要ですが、ドラムワイヤーの交換・調整やガイドレールの状態確認、トーションスプリングの劣化具合の確認なども行わないと、部分的・一時的な修理に終わってしまい、すぐに別のトラブルが発生する可能性が高いと思われます。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2023年09月22日
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岐阜県関市のお客様からビルトインのガレージドアのバネが切れたので交換したいというご相談を頂きました。ガレージドアのメーカーは不明ですが、開閉システムとしては一般的なタイプです。破断してしまったトーションスプリングと呼ばれる大きなバネの力で、重いドアを支えながら、ドアを開け閉めするオーバーハングのガレージです。写真を見て分かるように、バネは相当古くなってきて錆が出ています。見た目からして金属疲労を起こすリスクがありますから、このバネの不具合も寿命というのが原因のようです。おおよそ10~15年程度でトーションスプリングは交換するのが一般的ですが、ドアの左右バランスを調整したり、レールやバネ、ドライブレーンなどに潤滑剤を付けてやるなど、日頃からメンテナンスをして頂いていれば、その寿命も延びるように思います。また、バネだけでなく、ドアの両サイドを吊っているドラムワイヤーといった部材も伸びたりして弱ってきているでしょうから、そうしたものも定期交換の対象です。その他のことについては、現地調査を行った訳ではありませんから、はっきりしたことは言えません。ですから、修理作業を行う前に、一度現地調査を行った上で点検・修理を実施することをお勧めします。確かに破損した部材だけを交換するのが一番安上がりですが、劣化が進んだものを見極めて、予め交換しておけば何度も修理へお伺いする必要もなく、反ってその方が安上がりとなるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年10月16日
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今朝突然、碧南市のお客様からビルトイン・ガレージが開いたまま閉まらなくなったので、見て欲しいというご相談を頂きました。このお客様は、数年前に車載リモコンの調子が悪いので、新しいものをいくつか購入したいということでお渡ししたことがありました。最近シロアリの防蟻工事を行ったらしいのですが、その時以来ドアが閉まらなくなったそうです。一度現場を見に行かなければ状況が分からないと思っていましたが、メーカーの担当者とも相談をしたら、もしかしたらレールの両袖に付いているセンサーの位置が変なのではないかという話になりました。実は、このセンサーはガレージドアの下に人やものがあると危険なので、安全対策の為に両サイドにセンサー部品を向かい合わせに取り付けて、それがビームを飛ばしてもし何かがビームを遮れば、自動停止してドアが全開放するという仕組みになっています。お客様からメールで頂いた写真を見ると、若干室内側に曲がって取り付けられているような感じがします。そこで、お客様に連絡をして、私たちがチェックに伺う前にセンサーの位置をお互いが真っ直ぐ向き合うように変えてくれるようにお願いしました。また、各センサーのレンズも雑巾等できれいに拭いて頂くことも一緒にお願いしました。そうしたら、すぐに全く問題なく動き出したという連絡が入りました。やはり、シロアリの業者さんが、足元にあったセンサーを蹴飛ばして位置がずれてしまったということが原因だったようです。お盆休み前で、私たちや職人さんもなかなか動きづらくなるタイミングでしたから、遠隔操作でちゃんと動くようになって本当によかったです。因みに、ガレージドアは10年くらいでトーションスプリングの交換や定期点検が必要となります。少しでも違和感を感じたら、ドアが作動しなくなる前に点検・整備をして下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年08月10日
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長野のお客様から、ウェインダルトン(WAYNE DALTON)製ガレージドアのメンテナンスをしたいというご相談を頂きました。アメリカではメジャーなメーカーで、輸入住宅ブームの際にはビルトインガレージ用にたくさんの製品が施工されました。ただ、現在は国内で販売代理店をしている会社はなく、一部輸入資材を取り扱っている処が販売をしているだけで、取付けやアフターサービスを行っているという状況はありません。今回ご相談頂いたのは、製品の中でも先進的でスマートなiDriveと呼ばれるシステムを採用したガレージドアです。通常は、トーションスプリングと呼ばれる大きなバネがドア上に露出していますが、iDriveはトーションバーの中にバネが内蔵されていて、見た目としてもすっきりしています。また、電動オープナーもドライブレールを介してドアと連携させる標準的なタイプと異なり、写真のようにトーションバーに直接モーターが取付けられていますから、オープナーを天井に吊す必要はありません。ただ、如何せんこの製品は日本で交換部材が販売されていませんから、北米から輸入する以外にメンテナンスする方法はなく、バネやトーションバーのような重くて長いものは輸送経費や時間もバカになりません。そういった理由から、私たちはこのタイプのシステムを止めて、標準的なトーションスプリングを使ったタイプに交換することをお勧めしています。(尚、この場合でも、ドア自体は交換せずにそのまま使えます)標準的なタイプのものは、輸入品であっても取り扱っている会社が国内にありますし、将来的にも手に入りやすいというメリットがあります。ビデオデッキでベータ-方式の方が優れていたにも係わらずVHSが広がったように、いいものが生き残るという訳ではないようですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年04月27日
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こちらは、長野県のお客様からお送り頂いたガレージドアのトーションスプリングの写真です。車2台分の大きなダブルドアのガレージドアなので、トーションスプリングも2つ付けられています。そのうち、左側の大きなバネが途中で断裂して使えなくなりました。トーションスプリングは、長年ドアを開閉していれば、金属疲労を起して切れてしまうのが普通です。その寿命はおおよそ10年。勿論、使い方や日頃のメンテナンスによっては、寿命が短かったり長くなったりします。ただ、調子が悪くなってもそのまま使い続けることをすると、そのうちいきなり断裂してドアが開けられなくなります。ですから、開閉には問題がないが少し変だなと感じた時に、早めに交換しておくことが大切です。(その際に、ドアの調整も行いますよ)今回ご相談頂いたガレージドアは、トーションスプリングが取り付けてある位置が少し高い気がしますし、中央に取り付けるのが普通ですが、取付け位置が左に寄っています。だからと言って大きな問題という訳ではありませんが、出来れば正しい位置に取付けし直す方がいいようにも思います。場所が少々遠いので、施工可能な職人さんにお願い出来るかどうか確認した上で、お客様にはお返事を差し上げたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年03月25日
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半田市のお客様からオーバーハング式の輸入ガレージドアの部品が欲しいというご相談を頂きました。ガレージドアのメーカーは分からないそうですが、ドアパネルをつなぐドアヒンジに不具合があって交換したいということでした。亜鉛メッキされたスチール製のヒンジですが、こうした部品はオーバースライダーのシャッターであれば、部品メーカーから取り寄せることが可能です。多少種類はあるようですが、ほぼどのドアでも共通した仕様の部品の為、問題なく手に入ると思います。ただ、こうした部品は常に重いドアを引っ張り上げたりしている訳ですから、長年使っているとストレスで金属が断裂してしまうことがしばしばあります。また、ヒンジ自体が大丈夫でも、ドアに固定する為のボルトの穴が広がって抜けてきたり、ドアパネルが割れたりすることもあります。その原因は、ガレージドアの左右バランスが狂ってきたり、トーションスプリング(引っ張り上げる為のバネ)が弱ってきたりしていることが考えられますから、5年毎くらいで定期的に調整メンテナンスをすることが大切です。そういうことを怠って、ヒンジだけを交換するだけでそのまま使い続けてしまうと、ヒンジ以外の箇所でも不具合が発生しますから、あまりお勧め出来ません。機械ものは、調整してこそ調子よく長く使えるはずですから、酷使しないで丁寧に使って頂きたいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年02月13日
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岐阜のお客様の処に伺って、破損したカーゲートの現地調査を行ってきました。駐車場のすぐ横が、見通しがあまりよくない交差点となっています。狭い路地のような場所ですから、そんなにスピードを出しちゃいけない所なんですが、どちらかが徐行をしないで交差点に突っ込んだようです。跳ね飛ばされた片方の車が、このカーゲートをなぎ倒して駐車場にまで入ってきたとのことで、金属の曲がり様からその勢いが窺い知れます。このアイアン・デザインのカーゲートや門柱などが被害を被ったようですが、カーゲートはダブルサイズの大きなものですし、更にリモコンで操作可能な電動タイプときています。また、ゲートの床は舗装用のレンガで固められていますから、ゲートの交換をする為にはレンガをはつる必要もあります。更に門柱は、家の外壁用に積んだカナダ産のレンガを使っていますから、それらを取り寄せるだけでも結構な費用と時間が必要です。(コロナの影響で、生産や海上輸送の遅延も発生しています)事故を起こした車の保険会社が補償をしてくれるのでしょうが、ちょっと大変なことになりそうですよね。でも、このゲートがあったから、家まで車が来なかったかも知れません。そういった意味で、不幸中の幸いだったとも言えると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月28日
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以前ガレージドアのトーションスプリングの交換メンテナンスを行った愛知県あま市のお客様から、リフトマスター(Lift Master)の電動オープナーの不具合についてご相談を頂きました。電動オープナーは、重いガレージドアを持ち上げる為の機械というふうに思われがちですが、実際には持ち上げたりする機能はトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが、その力を発揮しています。ですから、電動オープナーは、バネの力で軽くなったガレージドアを前後に移動させる為だけに用いられますから、その力は0.5馬力しかありません。そんなオープナーですが、操作は壁に取り付けられたリモコンパネルと無線の車載リモコンで行います。今回のトラブルは、その車載リモコンでオープナーが作動しないというものでした。勿論、壁リモコンでは操作は可能なんですが、車で出掛ける時や外出先から戻ってきた時、車に乗りながらガレージを開け閉め出来る方が、全然簡単なことは言うまでもありません。(壁リモコンだといちいち車から降りて家(ガレージ)の中に入って操作しなければならず、相当面倒になりますから・・・)ただ、無線の基盤が悪いだけで、オープナー本体を交換しなければならないなんて、ちょっともったいないですよね。オープナーか車載リモコンのどちらか又は両方が悪いという場合、それを確かめるだけでも手間が掛かりますし、もし原因が分かったにしても古い機種に対応した部品類がない可能性も高いですから、やはりオープナーを交換した方がいいかも知れません。既に相当の期間お使い頂いていますから、各部の消耗も激しいでしょうし、今のオープナーは、ベルトドライブなので静かで耐久性も高いと言います。また、設定さえすれば、Wifiでの操作も出来るようですから、新しいものにする価値はあるかも知れませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2022年01月20日
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お客様から木製ガレージドアの交換・修理のご相談を頂きました。2台横並びで入る大きなガレージドアなんですが、その下端の木枠が脱落してきているようです。写真を見ると、劣化したボトムラバーが付いた部分だけが垂れ下がっています。こうなると、ドアを吊っているトーションスプリングの力がガレージドアに伝わりませんから、非力なオープナーの力だけで動かすか、手動で持ち上げるかしか出来なくなります。但し、電動オープナーに異常な負荷を掛けることになりますから、オープナーがすぐに破損してしまう恐れもあります。現在、すぐにガレージドアの交換部材の手配が可能かどうか確認していますが、こういう場合ドアの重さに応じた適切なトーションスプリングを使用しなければなりませんから、ドアだけの交換では済みません。アルミクラッドの木製サッシでも同様ですが、屋外に接している木は雨で腐るリスクがありますから、屋外用の木部防水塗料のティンバーケアなどを使って、定期的に防水塗装を行う必要があります。車でも家でも定期的な点検・整備が、長持ちをさせる秘訣ですから、ガレージドアも5年毎くらいでメンテナンスをして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年03月24日
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福岡のお客様からガレージドアの電動オープナーが破損したので、修理することは可能かとの問い合わせを頂きました。ガレージオープナーは、リフトマスター(LiftMaster)社のチェーンドライブ式のものが使われています。20年くらい前は、チェーンドライブがごく普通でしたが、音がうるさいとか、チェーンが伸びたり切れたりするとかいう欠点から、今はベルトドライブやスクリュードライブのものが使われています。現状は、トーションスプリングやドラムワイヤーも正常で、オープナーを使えなくても手動でドアの開閉は可能なようです。ただ、頂いた写真を見ると、チェーンが伸びて弛んでいましたから、チェーンが伸びるくらいオープナーのギアにも負荷が掛かっていたということが推察されます。それは、トーションスプリングの力が元々不足していたり、バネが伸びて力が徐々に弱ってきたりしていたのかも知れませんし、ガレージドアの左右のバランスが悪く、どちらか片方がブレーキになっていたのかも知れません。破損の原因は、こうしたことが複合的に作用して起きる場合もありますから、全ての問題を解決しないとまた不具合が発生します。リフトマスターのオープナーは、駆動する為のギアが樹脂で出来ていますから、負荷が掛かるとギアが摩耗したり欠損したりして空回りすることもあります。樹脂でなくもっと丈夫なものにすればいいじゃないかと思う方もいると思いますが、ギアを強くするとそれより弱い部品に問題が起こりますから、あまりいい考えではありません。元々樹脂製のギアでもちゃんと軽く動く状態でなければならないというのが、ガレージドアのシステムですから、その問題を早めに直してやれば長く使い続けられるはずです。そうは言っても人間が作る機械ですから、日頃のメンテナンスをしていても定期的に消耗部材を交換してやることは必要です。スマホでも車でも住宅でも、メンテナンスをせずに一生持つものなど存在しないことを忘れてはいけません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2021年02月04日
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今日、名古屋市のお客様のおうちに伺って、ガレージドアのオープナーのメンテナンスをしてきました。オープナーは、リフトマスター(LiftMaster)製のチェーン・ドライブ。当初お客様からの相談は、ドアが下がり切った時に逆回転して開いてしまうというものでした。それなら調整で何とかなると踏んでいたのですが、相談を受けた日から本日までの間にお客様自身で緩んだチェーンをパンパンに張ってしまったようで、その為にチェーンが巻き付くギア(スプロケット)がドア方向に曲がってしまい、それと連動しているシャフトまで歪んだ結果、モーターに負荷が掛かって動かなくなったという状況でした。伺った際にチェーンを緩めましたが、既にギアの付いたシャフトは曲がった状況では元の正常な状態には戻りませんでした。単純に電動オープナーの上げ下げの調整だけならよかったのですが、器具そのものが破損してしまったのでは、調整の仕様がありません。確かにドライブ・チェーンが伸びて緩くなってくると、ギアから外れてしまう危険があるのですが、必要以上に引っ張ってしまっては元も子もなくなります。ガレージドアのメンテナンスは、出来るだけご自身でやって頂くのが基本ですが、その手順や注意点については慎重に確認の上行うようにして下さい。(不安な時は、専門家に任せましょう)今回の不具合は、オープナーそのものを交換しない限り直すことは難しい状況ですが、施工後15年も経っているということで、そろそろ寿命が来ていたのかも知れません。因みに、今私たちが使っているのは、ベルト・ドライブやスクリュー・ドライブのものですから、チェーンのような張り調整は必要ありません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月28日
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先日、お客様からガレージのオープナーが破損して、ドアが開けられなくなったというご相談を頂きました。0.5馬力のリフトマスター製電動オープナーで、こういう場合内蔵された樹脂製のギアが摩耗して、噛み合わなくなったことが原因です。モーターは動いていますが、空回りしてチェーン・ドライブが作動しない状況となりますが、こういう場合ギアを交換したり、オープナー自体を交換したりすれば直るというものではありません。通常ギアが擦り減ってしまう程、ギアに負担が掛かってはいけないのです。案の定、ドアを持ち上げる為のトーションスプリングのバネが弱っていて、ドアを人力で開閉させることが出来ません。また、ガレージドアの左右のバランスなども崩れているようで、こうしたことも部品を交換したり調整したりする必要があります。ガレージドアは、幅が5.5mもある大きな木製ドアですから、部品類だけでも結構な費用が掛かります。ただ、定期的に点検・調整をしてこなかったということですから、この機会にちゃんと直しておいた方が不安なくお使い頂けるように思います。特に、毎日車を使われるようなご家庭では、ガレージドアの開閉に支障があれば、どこにも出掛けられないなんてことにもなりかねませんから、ある意味死活問題かも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年10月03日
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千種区のお客様からガレージドアの電動オープナーがおかしくなったので修理が出来ないかというご相談を頂きました。建物も全てアルミフレームで作られたカーポートのような感じのモダンなガレージですが、やはり製造していたのは、東洋エクステリアでした。電動モーターは、レイノール(Raynor)というアメリカのメーカーの製品らしいのですが、東洋エクステリア専用に作られた特別仕様です。屋根もドアも全てアルミで出来ているようですが、基本的な構造は標準的なガレージドアと同じのようですが、細かな仕様やデザインはメーカー特製のようですから、そうした部材が破損すると今後手に入れるのが大変になるかも知れません。取り敢えず、お客様には製造したメーカーにメンテナンスサービスの問い合わせをして頂いて、それでも廃番商品で修理出来ないと言われたら私共がお手伝いしましょうということになりました。国産の製品は、交換部材のストック期間が短いことが多いですから、さてさてどうなることでしょうか。面白い商品であるとは思いますが、長く使い続けることを考えると、北米の輸入ガレージドアの製品を施工するのが一番いいかも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年06月15日
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こちらの写真は、断熱パネルになっていない薄いスチールパネルだけのガレージドアです。1999年に新築された輸入住宅ということですから、20年以上ガレージのメンテナンスはされていないようですが、比較的きれいにお使い頂いている様子です。先日同じような素材のガレージを調査してきましたが、通常60kg程度あるものが、40kgしか重さがありませんでしたので、システムに掛かる負担も相対的に少ないように思います。でも、いつもテンションが掛かったり緩んだりを繰り返すトーションスプリングについては、金属疲労を伴った経年劣化が起きるものです。また、電動オープナーを連結しているドアのボルト部分のスチールの補強材に引き千切られたような割れが入っています。この位置のボルトは、上方向へ引き上げる力と水平方向に移動する力が同時に加わる可能性のある場所ですので、取付け位置に何らかの問題があるのかも知れません。何れにしても、今後現地調査を行って、原因究明と対策を行った上でガレージドアの修理・メンテナンスを実施しなければいけません。ただ、ガレージドアの割れについては、うまく補修等が出来ない状況であれば、パネルの交換も必要です。ここでいい加減な対処をすると、作動中にドアとオープナーの接続が外れ、ドアが落下するなんてことにもなりかねませんから注意しないといけませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年03月16日
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こちらの写真は、ジニー(Genie)社製ガレージ・オープナーを操作する為のハンディ・リモコンです。2012年くらいに製造された3060Lというモデルに付属していたものなんですが、オープナーのライトの点灯はするもののオープナー自体の開閉については反応しないというトラブルです。愛知県碧南市のお住まいに設置されたビルトイン・ガレージなんですが、施工した住宅会社は既に倒産してしまい、修理の相談先がないとのことでホームメイドにご連絡を頂きました。最近ガレージドアの話題を立て続けに記事にしていますが、こういう時はご相談が続くものなんでしょうね。今回は、ガレージドアや電動オープナーといったもの自体には問題がなく、携帯するリモコンだけに不具合があるということですから、新しい車載リモコンを調達して、登録設定をして差し上げれば直ると思います。ただ、リモコンと言ってもメーカーや型番、製造時期によって違いますから、お客様自身が使えるかどうかを判断して、商品の調達や設定作業まで行うことは結構ハードルが高いかも知れません。特に古いものとなると、英語の説明を読みながら探すのは厄介ですよね。インナーガレージを設置されているおうちはたくさんあると思いますが、それを定期的にメンテナンスしながら使っていらっしゃるお客様は、それ程多くないかも知れません。長くガレージを安心して使いたいのであれば、信頼出来る専門業者さんと仲良くして、都度相談しながら点検・修理をしていって欲しいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年03月03日
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昨日、ウェインダルトン社のトルクマスターの不具合について記事を書かせて頂きましたが、今日は標準的なトーションスプリング露出型のガレージドアの不具合です。幅2.4mのスチール製ガレージシャッターに設置されているバネが途中で断裂しています。新築から11年というタイミングとのことですが、数年前に一度電動オープナーの不具合調整にお邪魔したことがあるおうちでした。その時は、特に不具合らしい不具合もなく、トーションスプリングだけの力ではガレージドアが上がらないということでしたので、ちょっとだけオープナーのパワーをお借りしてドアの開閉がスムースにいく状態にしました。比較的軽いドアですから、トーションスプリングもあまり協力なバネのものは必要ないのですが、結構小さめのバネでしたからその分負荷が大きかったのかも知れないですね。トーションスプリング以外にもいろいろシステムをチェックしましたが、それ程悪い処もなくきれいな状態で使っていらっしゃったように思います。ですから、バネ以外はワイヤーケーブルを交換するくらいで、あとは調整するだけでいいような気がします。ただ、オープナーに多少負担が掛かった状態だったのか、ドライブチェーンが伸びて弛んでいましたから、ちゃんと張ってやる必要はありますね。電動オープナーもそれであと5年程度お使い頂いて、調子が悪くなってきたら交換するくらいでいいように思います。(また5年後にメンテナンスするというのが面倒なら、今回交換してもいいですけどね・・・)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年03月01日
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こちらは、ビルトインガレージに施工されたオーバースライダーの一部を写した写真です。カーブしたガイドレールの上に取り付けられたトーションバーが、通常より太いのがお分かり頂けると思います。こちらのシステムは、以前にもご紹介したウェインダルトン(Wayne Dalton)社のトルクマスター(Torque Master)という製品で、トーションバーの中にスプリングが内蔵されています。今回、その内蔵された2本のバネが切れてしまったという不具合が発生しました。通常のようにトーションスプリングが露出していないので、見た目的にスマートでいいのですが、国内ではこのタイプのものを調達するのは難しくなっています。アメリカから調達するとなると、詳細をメーカーに連絡した上で、これに合ったスプリングを輸入しなければなりませんから、お金と時間が掛かります。また、もし入荷したものが間違っていたり、将来またバネが切れてしまったりした際には何度も輸入をしなければなりませんから、至急ガレージドアを復旧したいという方にはストレスかも知れません。私たち ホームメイドとしては、そういった将来の面倒も考慮して、通常の手に入りやすいバネ露出型のシステムに切り替えることをお勧めしています。確かに、トーションバーだけでなくガイドレール等の金物類一式も交換しなければなりませんから、少々費用も余分に掛かります。でも、今後のことを考えれば、時間や費用を無駄にすることがありませんから、安心してガレージを使うことが可能です。考えどころではありますが、急がば回れ。後々のことも考えて判断するのが得策だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年02月29日
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こちらの写真は、スチール製ガレージドアに設置されたトーションスプリングが断裂した様子です。ガレージドアの幅が4mもありますので、トーションスプリングは2本使われていますが、そのうちの1本が切れてしまいました。ただ、切れていないもう1本も金属疲労を起こしていますから、こうした時は2本共交換する必要があります。でないと、ドアを持ち上げるだけの十分な力を発揮出来ませんし、もう1本も近い将来切れる恐れがありますから、修理の手間代がもったいないです。ガレージドアのバネ切れはよくあるトラブルですが、こういう時にバネだけを交換すれば直るということではないかも知れません。単純に劣化しただけというならいいのですが、バネに無理な力が掛かっていたり、ドアの左右のバランスが崩れていて、左右で力の掛かり方が異なっていたりということも考えられます。ですから、私たちはバネを交換する際には、必ず事前調査を行ってドアの重量やシステム全体の状況をチェックするのが普通です。そこで発見された不具合については、部材を調達した上で、バネを交換する際に一緒に交換・修理を実施します。そうすれば、ガレージドアの不具合による修理の頻度を下げることが出来ますから、長く正常にお使い頂けるようになると思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月28日
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こちらの写真は、リフトマスター(LiftMaster)社製のガレージ開閉用電動モーター(オープナー)です。お客様曰く、ガレージドアを閉めようとすると途中で止まってしまい、そこから逆に上がる方向に動いてしまうとのこと。また、お客様側の電気屋さんが、オープナーに内蔵された電子基板が問題でこれを交換すれば直るという判断をされたようです。確かにそういうこともあるかも知れませんが、途中でドアが止まってしまうという時は、重いガレージドアの左右バランスが崩れていたり、レールのどこかで可動用ローラー等が引っ掛かっていたりするケースが多くあります。そうなると、ドアを動かすモーターに無理な力が掛かることとなり、それを感知したモーターが逆回転してトラブルを回避する方向に動くように作られているのです。ですから、基板の調達や交換を行う前に、ドア全体のチェックや調整を行う必要があるのですが、場所的に遠い為それを確認するには費用が掛かってしまいます。また、基板部品以外に内蔵されたプラスチック製のギアが削れて消耗している場合もありますから、本体の細かなチェックも必要です。何れにしても、私共の意見をお客様にもお伝えして、それでも基板を調達したいというご希望であれば、私共がそれ以上口を挟む余地はありません。但し、基板を輸入しても、私共の方で作動チェックは出来ませんから、製品保証等は出来ないことをご理解頂いた上でご依頼下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年01月15日
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こちらの写真は、ウェインダルトン(Wayne Dalton)社製ガレージドア・モーターのiDrive Pro。通常のガレージ・オープナーの場合は、トーション・バーから離れた位置に設置するものなんですが、このiDrive Proはバーに直接セットする形で取り付けられています。そういう点では、見た目もすっきりしていてスマートなんですが、内蔵されたギアに不具合があるのかモーターが空回りしてドアが上がりません。このオープナーは、トルクマスター(Torque Master)と呼ばれるシリーズのものに取り付けられているのですが、重いドアを引き上げる為のバネ(トーションスプリング)がチューブの中に内蔵されている為見えません。オープナー同様トーションスプリングもすっきりした見た目でスマートなんですが、バネが劣化して切れても分かりづらい為に不具合に気付かないケースも多いのです。そうなると、本来ドアを前後に移動させるだけの簡単な役目しかないオープナーに、重いドアを上げたり下げたりする役目を要求することになりますから、モーターやギアの部分に大きな負荷が掛かります。恐らくそういったことで、このオープナーも不具合を起してしまったのだろうと思います。不具合のあるオープナーを交換しなければなりませんが、この製品は現在国内では手に入りませんし、チューブスプリングも特殊です。(尚、ウェインダルトンを国内で販売している業者はありません)ですから、私たちはこういうケースでは、通常のトーションスプリングとドライブ・レールの付いた電動オープナーへ変更・交換することをお勧めしています。そうすれば、将来何かあった時でも調達がしやすくなりますし、時間や費用もセーブ出来るはずです。まあ、見た目のすっきりさはなくなるかも知れませんが、オーソドックスなものの方が長く使う上では安心感があるのではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年08月23日
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こちらは、神奈川県にある別荘のビルトイン・ガレージ。横並びで2台分の幅がある大きなガレージドアですから、ドア上のトーションスプリングもダブルで取り付けられています。今回、このガレージドアのドラムワイヤーが、片方切れてしまったようで、ガレージドアが開閉出来なくなりました。お客様は応急処置でワイヤーを結んでつなぎ直したようですが、ワイヤー自体が劣化していますから、このまま長く使い続けることは出来ません。また、このガレージドアですが、左右で高さが4cm以上傾いているらしいのです。地盤沈下なのか、昔の地震のせいなのか、建物自体も傾いているという状態なので、当然ビルトインされたガレージも傾いているという訳です。ガレージドアの仕組み自体は、地面に対して水平・垂直に設置することが原則であり、それを無視して設置するとドアのバランスが崩れてしまいますし、電動オープナーやトーションスプリングにも大きな負担が掛かります。とは言え、建物の傾きを修正したり、ガレージドアだけを水平に取り付けたりすることは、事実上出来ませんから、現状のままある程度バランスを考えながら修理メンテナンスする以外にありません。当然、システム全体に何らかの負担や消耗が将来発生することは、ご容赦頂いた上で、最善の施工をしなければならないと思います。今までこんな状況で耐えてきたガレージドアですから、オープナーを含めて今回交換しておいた方が、何度も修理に来ることよりは費用も抑えられるはずです。急がば回れですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年06月27日
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お客様からビルトイン・ガレージドアに取り付けられている電動オープナーの不具合についてご相談を頂きました。スクリュードライブでドアを可動させるリフトマスター(Lift-Master)社のオープナーなんですが、ドアと連動させないでフリーの状態で動かしても問題はないのですが、スクリュードライブにドアを固定して持ち上げようとするとモーターが空回りしてしまうという不具合です。お客様としては、モーター単体ではちゃんと動くのに、ドアを引っ張るとモーターが空回りを始めるということが理解出来ないようでした。古いリフトマスターの場合、スクリュードライブを樹脂製のギアによって動かすものが多いのですが、ギアの樹脂が経年劣化で削れて摩耗してしまうことがよくあります。今回のトラブルもその一環で、中途半端に摩耗が進んでいる為、ギアに力が掛かるとその負荷にギアが耐えられずスクリューから外れてしまうということのようです。オープナーは、ドアを前後ろに移動させるだけで、ドアを持ち上げる役目を果たしているのは、ドアの上に取り付けられている大きなバネのトーションスプリングなんです。(でなければ、0.5馬力の非力なモーターで非常に重いドアが開く訳がありません)ただ、20年近く何もメンテナンスをしていない状況では、バネが劣化して弱くなってきているはずです。そうなると、トーションスプリングだけでは重いドアを吊り上げることは出来ませんから、オープナーのモーターがその役割を分担しなければなりません。そうなった時にオープナーに内蔵されたギアに大きな力が掛かり、摩耗や劣化が起きてくるという訳です。また、トーションスプリングだけでなく、ドアの左右バランスも少しずつ崩れてきますから、そうなると余計にドアを引っ張り上げることが難しくなるのです。こうなると、ドラムワイヤーも伸びてきますから、システム全体の調整メンテナンスや部品の交換が必要となるのが一般的です。オープナーの交換だけで大丈夫と考えているお客様は多いかも知れませんが、起きている事象の裏には奥深い原因が隠れていることを忘れてはいけません。ですから、輸入のガレージドアは、10年に一度専門家に点検調整をして頂くことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年05月30日
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こちらは、とあるお客様から修理のご相談を頂いたガレージドア。通常の輸入ドアのようなパネル・タイプではなく、細いパイプをすだれのように降して使う国産のパイプ・ガレージシャッターです。今回の相談は、シャッターを引き上げるのに使うトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが、断裂してしまったというものでした。車を横並びに2台止められる幅の大きなガレージですから、それに使うトーションスプリングも2本必要となります。こういうトラブルの場合、2本のうち1本が切れた状態と思いますが、切れた1本だけを交換すればいいというものではありません。切れていないもう1本も長い間酷使された状況ですから、金属疲労も切れたバネと同じように進んでいると考えるべきです。金額を安くする為に1本だけを交換するという見積で提案してくる業者がいるかも知れませんが、それを有難がって依頼するような人は安物買いの銭失いです。新しいバネと古いバネが混在すると、古いバネは伸びて弱っていますから、自ずと新しいバネへの負担が大きくなります。古いバネは近いうちに断裂する可能性があるのは当然ですが、交換した新しいトーションスプリングも負担が大きかった分その寿命も短くなってしまいます。交換するサイクルを長くしたいのであれば、2本あるスプリングを2本共一度に交換してこそ適切なガレージドアの修理と言えるのです。ただ、トーションスプリングだけでなく、ドラムワイヤーや電動オープナーも定期的に交換・メンテナンスが必要ですから、点検でその時期が来ていると思われる場合は、同時に交換した方が費用を抑えることが出来るはずです。急がば回れのことわざの如く、そこはプロと一緒に状況を確認しながら判断していくようにしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2019年05月06日
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先日、沖縄のお客様にビルトイン・ガレージドアのトーションスプリングを出荷しました。通常はガレージドアの正確なサイズや重量を計測した上で、それに見合った強度のバネをオーダーするのですが、私たちがわざわざ費用を掛けて調査に伺うことも出来ず、違うやり方でお客様から情報を頂き、製作しました。ただ、これはイレギュラーなケースであって、推奨出来るやり方ではありませんし、万一適合しなくても責任外という条件の下で請け負わせて頂きました。そのお客様から頂いたケーブルドラム付近の写真です。 トーションスプリングが切れて、連動するケーブルもドラムから外れています。ケーブルワイヤーは、重いドアをトーションスプリングのバネの力で持ち上げる際に、その力をドアに伝える役割を果たします。ですから、長年使用するとワイヤーも伸びてきてしまい、そのうちドラムから外れてしまうという不具合が起こります。その為、ケーブルは5~10年で交換すべきではないかと考えています。また、アルミの鋳物で出来た巻き上げドラムも徐々に削れてきてしまいますから、2回目にケーブルを交換する際にはドラムも交換すべきではないかと考えています。常に動作を繰り返すようなシステムは、少しずつ必ず消耗する部分があるものです。悪くなってから交換するのではなく、悪くなる前に定期的に部品を交換することこそが、普通の暮らしを維持する秘訣ではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年10月29日
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以前、Wifi対応のガレージ・オープナーについて書いたことがありましたが、高機能なリフトマスターの新製品をご紹介します。それが、この8550W。Wifiに接続された他の家電製品同様、スマート・ホームのネットワークとつながってスマホやスマートスピーカーから、ガレージドアの開閉を指示出来るようです。また、ガレージから離れた外出先でもガレージが開いたことをスマホに連絡してくれるという機能もありますし、ドアが外から無理に開けられようとしていることを察知して防御する機能も備えていますから、車のセキュリティを考える上でもスグレモノです。また、モーターにDCモーターを採用しいる為、動作が非常に静かでスムースですから、高耐久のベルトドライブと相まって、メーカーはモーターとベルトに永久保証をしています。(永久保証は、アメリカ国内での使用のみに適用されますから、日本では私たちが1年の保証をするに留まりますが、耐久性に対するメーカーの自信を表していると思います)それから、バッテリー・バックアップを装備していますので、万一停電になった時でもガレージの一時的な開閉操作が可能となります。そして、ガレージドアやパーツ類のメンテナンスや耐久性を高める為に、ドアが閉まる直前にドアのスピードが遅くなるスロー・ストップの機能がありますから、地面にドアが強く当たることもないのです。アメリカ製の電動オープナーは、すごい進化をしていますから、15年以上お使いの皆さんでそろそろ調子が悪いと感じていらっしゃる方は、新しいガレージ・オープナーに買い替えては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2018年08月22日
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随分使い込まれたガレージドアのようですが、今回全体的にこちらのドアの調子が悪いということで、ご相談を頂きました。ドアの材質は、恐らくスチールのような感じです。スチールと言っても中には断熱材が入っていますから、熱くならずしっかりした感じがするはずです。幅が5.4mもあるダブルサイズのガレージドアですから、トーションスプリングも大きいものが2本付いていますね。調子が悪いということですから、まずはドアのバランスが変になってきているのでしょう。こういう場合、トーションスプリングだけでなく、両袖のドラムやケーブルワイヤーも交換すべきでしょう。また、バランスの崩れによって、電動オープナーにも負荷が掛かってしまっていると思いますから、オープナーも交換した方がよさそうです。それ以外には、ドア下に付けられた気密パッキン材のボトムシルもこの機会に換えておくといいかも知れません。あとは、現場を見た都合になるかも知れませんが、ドアパネルをつなぐヒンジなどもチェックすべきでしょうか。何れにしても、ガレージドアは5年に一度はバランス調整を行い、10年に一度は消耗部品を交換するようにしたいものです。でないと、突然ガレージがシャットダウンしてしまうなんてことになりかねませんから、ご注意を!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年07月31日
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ここ最近、ビルトイン・ガレージドアのメンテナンスの問い合わせが、何件もありました。遠く兵庫県や伊豆半島、近くは三重県のお客様。写真のガレージドアは、ドアを開くことは可能だが、閉まらないという不具合です。その他の相談は、電動オープナーが壊れてしまったということでした。ここの処、ガレージを施工出来る全国の職人さんたちの数が減ってきて、関東圏や関西圏でちゃんとやれる人がいなくなっています。勿論、そういう人材を私が知らないというだけかも知れませんが、以前お願い出来ていた人が仕事を止めてしまったという状況は増えているようです。まあ、最悪私がお伺いすれば何とかなるのでしょうが、距離や時間でお客様にご負担頂く部分が増えることが心苦しいですね。輸入住宅をメンテナンス出来る工務店や職人も少なくなっている昨今ですが、ガレージドアの修理も東海地方だけしか対応出来ないなんてことにならないように、今後人材の育成をする必要があります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年07月12日
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兵庫のお客様から、ビルトイン・ガレージの不具合について、ご相談を頂きました。状況確認の為に写真をお送り頂いたのが、こちらです。ドライブ・レールに沿うように走っているドライブ・チェーンがたわんでしまって下にぶら下がった状態になっています。これは、チェーンを駆動させる電動オープナー側のドライブ・ギアが破損して、チェーンがオープナーから外れた状態になったことで起こります。オープナー本体に内蔵されているギアは、樹脂製のものが入っていたりしますから、結構摩耗して空回りするようになりますが、ドライブ・ギアの場合は金属製のケースが殆どですから、これが欠損するというのはあまり例がありません。そうは言っても、人間の作るものはどんなものでも壊れますから、予断を持ってはいけませんね。こういうケースの場合、長年の使用でチェーンも伸びてしまっているでしょうし、電動オープナー自体も部品が傷んできているでしょうから、新しいオープナーに交換した方がよさそうです。ガレージドアの他のシステムには問題がないとのことですから、あとは兵庫まで本体を施工しに行く職人がいるかどうかです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年07月05日
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豊田市のお客様からクローペイ(Clopay)社のガレージドアの不具合についてご相談を頂きました。2001年に施工されたとのことですから、既に17年が経過しています。ご覧の通り、室内のドア上部に設置されているトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが中央付近で断裂しています。通常、トーションスプリングは10年程度で交換となりますから、17年というのは相当寿命が長かった気がします。大きなバネは、ドアの開閉に伴って常に巻き上がったり、戻ったりしていますから、どうしても金属疲労を起こしてしまいます。また、ドアの両サイドでドアを吊っているドラムワイヤーも徐々に伸びてしまいます。そういうことが重なって、ガレージドアの左右バランスが崩れ、ドアを持ち上げる際にトーションスプリングに余分な負荷が掛かってしまったりもします。17年という長い期間使えたという状況では、バランスを含めて他の部分に殆ど不具合がなかったのかも知れませんが、ここで一度ガレージドアやオープナーをメンテナンスするに越したことはありませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年05月23日
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車2台を横並びにした状態で開閉するダブルサイズのガレージドア。幅が5m近くあるドアが電動オープナーで持ち上がっていく様子は、圧巻ですね。さて、今回ご相談頂いたのは、ドアを持ち上げる為にバネの反動を利用するトーションスプリングと呼ばれる大きなバネ部品が破損したというものでした。ダブルサイズのガレージですから、ドア自体の重さも相当なものです。その為、トーションスプリングも中央に2本取り付けられています。そのうちの向かって左側のバネが、経年劣化で切れてしまいました。常に大きなガレージドアを支える為に、非常なテンションが掛かっていますから、バネの金属が疲労するのも仕方がありません。当然、切れていないバネの方も劣化は同じように進んでいるはずですから、切れていなくても同時に交換しなければなりません。バネが切れた状態では、重いガレージドアを人力で開閉させることは、なかなか難しい状況となります。そうなると車の出し入れが暫く出来なくなりますから、トーションスプリングだけでなく、他の箇所にも不具合がないか、早めに調査・点検を実施して必要な部材を調達してあげないといけません。ガレージドアの不具合は、必ず何か事前の変化や異常が見られると思いますので、そういう小さなことを見逃さないことが保守・管理の秘訣かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年04月16日
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こちらは、ビルトインガレージのシャッター下に設置する赤外線センサー。ガレージ・ドアの両サイドにそれぞれを置いて、赤外線のビームを飛ばします。ビームを遮るものが何もない状態では、電動オープナーの開閉はスムースに行われますが、何かがビームを遮断してしまうとオープナーがドアを閉まる方向に動かず、ドアを開ける方向に持ち上げてしまいます。ですから、このセンサーがあることで、子供がドアに挟まれたり、車のボンネットにドアが落ちたりすることはありません。(センサーの位置が適切でない場合は、別ですが・・・)この赤外線センサーは、ジニー(Genie)社の電動モーターに付属しているものですが、リフトマスターやドイツのマランテックのものでも基本的なことは同じです。センサーの受光器等は汚れ等に弱いですから、定期的に掃除をしたり位置調整をしたり、メンテナンスを行うようにしたいものです。破損や不具合が発生した場合は、ガレージ・ドアの開閉が出来ないということになり、セキュリティ上の不安にもつながります。そういう場合は、私たちのようなガレージ・ドアのプロに早めに相談するようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年04月15日
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輸入のガレージドアを開閉させる為の電動オープナーの有名メーカーリフトマスター(Lift Master)。作動させるドライブ・レールには、最も静かに動くベルト・ドライブを採用していますから、昔のようにチェーンがガタガタ大きな音を立てて動くといった騒がしさはありません。この電動オープナーの最大の特徴は、Wifiを利用してスマホやスマートスピーカーのような機器によっても作動することです。一般的には車載リモコンか、ガレージ内の壁付けスイッチによってガレージドアを開閉させる訳ですが、スマホでも操作が可能なんて時代ですよね。また、バッテリーを内蔵していることから、地震や雷などで万一停電となっても、40回程度は外部電源がなくても操作が可能です。こうした機能は、今までの国産ガレージドアには採用されていないものですから、スマートハウスというトレンドに近い家づくりになるかも知れませんね。また、暗証番号で操作出来るキーパッドをガレージの外に取り付ければ、リモコンやスマホを持っていないお年寄りや子供たちでもガレージを開けて簡単に家の中に入ることも出来るのです。庭で作業をしている時にガレージドアを開けようと思っても、丁度リモコンが手元にないなんて時にもキーパッドがあれば便利ですよね。勿論、空き巣や泥棒が外から開けようとしても絶対に開けられないというのは、以前のガレージ・オープナーと変わりません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月21日
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20年くらい前に横浜の輸入住宅で施工されたウェインダルトン(Wayne Dalton)社製のビルトイン・ガレージドア。大きなトーションスプリングは、以前交換したそうですが、その後ご覧のようにドアのトップパネルに割れが入ってしまったとのこと。こちらのガレージドアは、スチール製のようで表面に張られた薄い鉄板によってドア自体の強度を出しています。ですから、一部でも鉄板が破損してしまうと、ドア強度が徐々に落ちてしまい、最後にはパネルが破断するという問題が生じます。今回このように初期の段階でご相談を頂いたことは、安全上からもよいことであったと感じています。こうしたドアの断裂は、ドアに無理な力が掛かった結果であったり、表面の鉄板が錆びて劣化してしまったりして起こります。全体的なバランスの調整やレールの位置確認、バネ強度のチェックなどを行って、必要あれば部品を交換した上でガレージドアそのものを入れ替えるというメンテナンスを行います。また、電動オープナーも一度も交換したことがないということですから、寿命もそろそろという状況ですので、こちらも交換となるでしょう。あとは、名古屋から横浜までの距離を如何に解決するかが問題です。ただ、ガレージドアの修理・メンテナンスを出来る職人さんも減ってきていますから、何とか私たちがお手伝い出来ればという気持ちでおります。さて、どうなりますか。乞うご期待!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
2018年03月07日
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輸入の木製ガレージドアをお使いのお客様からガレージドアの修理のご相談を頂きました。ご覧のようにドアを開閉させる為に使うトーションスプリングと呼ばれる大きなバネが、途中で2つに破断しています。電動モーターのオープナーだけでは、重量のある木製シャッターは持ち上がりませんから、この状態ではビルトインガレージが使えなくなってしまいます。このドアの重量に合った強度のトーションスプリングを準備して交換すれば元通りになりますが、バネ以外にも経年劣化している部分がないかもチェックしなければなりません。でないと、せっかくトーションスプリングを交換・修理してもすぐに他の部分に不具合が発生して、またそこの修理の為に出張しなければならなくなります。自動車と同じように、ガレージドアも定期的なメンテナンスや部品の交換は必修です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2018年02月04日
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昨日、空き巣や泥棒の被害の話を書きましたが、この時期家だけでなく愛車の盗難やイタズラ被害も多くなります。家には駐車場があると言っても、簡単なゲートがあるくらいで普通は道路から隔てるものは何もないという感じが多いと思います。アジア・アフリカでは丈夫な日本車の人気も高いですし、輸入車となれば解体して部品としても高く売れます。そんな日本ですから、2020年に向けて各家庭でもビルトイン・ガレージの需要は高まってくるような気がします。人材不足による外国人労働者の流入や所得の低い若年層も増えてきます。家の前に少し余裕のある人は、頑丈な輸入ガレージドア付きのインナー・ガレージを検討しては如何でしょうか。車内からリモコンで開閉操作が可能ですし、ドアを破壊しない限り屋外からは絶対に開けることが出来ません。(オープナーがOFFの際はロック・ストッパーが掛かります)勿論、車がいつも雨風に当たることもなくなりますから、外装の劣化を気にしなくて済むという利点もありますね。但し、気持ちよくガレージをお使い頂くには、車のように定期的な点検・整備が必要ですから、一連のメンテナンスが出来る施工業者に建築をお願いすることが大切ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年11月30日
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既に本体カバーが取り外され、電子基板が露出した状態となっているガレージドアの電動オープナー。スタンレー(Stanley)社の古いオープナーですが、どのくらいの年数使われているのかは定かではありません。中古物件に設置されているようで、ちゃんと動かせるようにしないと販売することが出来ないという判断から、修理を相談されました。ただ、単純にオープナーを交換すれば直ってしまうものかと言えば、そうではありません。ドライブ・チェーンも伸びて弛んでいる感じですから、ドアの重量が相当オープナーへの負担となっていたことが伺えます。ガレージ・オープナーの破損は、無理なドアの開閉によって起こります。そういう場合、ドアの開閉を支えるトーションスプリングのバネが、弱ってきていてうまくドアを持ち上げられなくなっている可能性が否定出来ません。また、ドアの左右のバランスが崩れていたり、左右のドラムワイヤーが片方だけ伸びてしまっていたりすれば、ドアの開閉は重くなります。一つの不具合の発生は、それに関連する部分の不具合によって引き起こされているかも知れないということを忘れてはいけません。交換の依頼をされただけだから、それをちゃんとやれば後は知らないという仕事の仕方は、プロとは言えません。知識と経験によって深読み出来るのが、本物ではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年11月24日
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シャフト取付け型の電動オープナーと言えば、ウェイン・ダルトン(Wayne Dalton)社製の「i Drive」を思い浮かべますが、こちらのガレージドア・システムはトーション・スプリングが内蔵されたトルクマスターという特有のシリーズだけのものでした。一般的なシャフト露出型のトーション・スプリングと異なり、国内では交換品の在庫をしているところがない状況ですので、チューブ・シャフト(トルク・チューブ)の使用には問題があると言わざるを得ません。当然、これを標準的なトーション・スプリングのシャフトに交換すれば、「i Drive」も標準品に交換する必要があります。もしチューブ・シャフトに問題がなく「i Drive」のみを交換したいとしても、この「i Drive」は国内に在庫はありませんから、一般的なチェーン・ドライブやスクリュー・ドライブ、ベルト・ドライブのガレージ・オープナーに交換することになります。ただ、最近発売されたリフトマスター(Liftmaster)社製のオープナーなら、「i Drive」と同様にシャフトに直接取り付けるタイプとなりますから、ガレージドアと天井の間のスペースがあまりない天井の低いガレージには持って来いかも知れません。(通常の電動オープナーを取り付ける場合は、ドア開口の上端と天井との間は、最低40cmの空間が必要となります)でも、新しいタイプの電動オープナーは、本体の大きさ故にガレージドアと袖壁(側面の壁)との間にスペースが必要です。そういう寸法的な問題をクリア出来れば、スッキリとしたガレージになるでしょうし、今話題のスマート・スピーカー(AIスピーカー)のようなNET機器を接続すれば、スマホでドアの開閉が自動で行えるようですよ。(別売のリモート・ライトといった照明装置も追加可能です)何かガレージ・ライフもどんどん進化してきていますねぇ。<関連記事>: ウェイン・ダルトン社製のガレージ・モーター「iDrive」 (2015年7月10日)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年11月19日
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幅2.2m、高さ1.7mの開口しかない地下式のビルトイン・ガレージ。通常のガレージドアは、幅2.4m、高さ2.1m又は2.4mという大きさだから、こちらの開口寸法は相当小さいことはお分かりですね。まず、こういうガレージを作ることは、そうそうないことだと思いますが、もし作るとしたらこの開口に合わせて特注するしかありません。でも、こちらに設置されたガレージドアは、特注でオーダーしたものではないらしく、既製品のドアを開口寸法に合わせてカットされているようです。木製のガレージドアは、いくつものパネルを組み合わせて1枚のドアを形成します。それを4~6段積み重ねることで、大きなガレージドアにしています。ですから、幅や高さを短くカットするということは、組付けた接合部分を切断することに他なりません。勿論、そんなことをすれば、組み合わせたパネルの強度が落ちてしまい、長年の使用には耐えられなくなります。こちらのガレージドアは、15年近くお使いのようですが、ご覧のように金物を接合部に取り付けてパネルの脱落を辛うじて防いでいます。こんな状態では、いずれドアパネルが崩壊して、大きく壊れることになるでしょう。そうなったら、下にいる人や車にも危険が及んでしまいます。施工したビルダーに問題はありますが、こうなったら一刻も早くこの開口寸法に適合したガレージドアを製作した上で交換すべきだと思います。尚、ドアだけでなく、レール類も規定の取付けをされていませんから、電動オープナーにも大きな負担が掛かってしまい、その寿命を縮めていることは間違いありません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年10月05日
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昨日も輸入住宅のメンテナンスについて、いろいろ問い合わせを頂きました。その中で特に多くなってきているのが、ガレージドアの修理です。電動のオープナーの交換も毎週のようにあるのですが、写真にあるようなトーション・スプリングが切れたというトラブルも全国の方からたくさんご相談があります。こちらは、メーカーが分からないガレージドアなんですが、幅が4.9mもあるダブルサイズのガレージドア。普通、ダブルサイズ(車が横並びで2台分)のドアとなると、重さ100kgを超えるくらいとなりますから、トーション・スプリングは2本付くのが一般的。でも、写真では少し長めのバネが1本だけ。こんなんでドアが持ち上がるのかと思いきや、ドアは67kgしかないそうな。素材はきっとアルミ製の薄板なのかも知れませんが、ここまで軽いのは初めてです。(この重さは、幅2.4mのガレージドアくらいです)こちらのお客様は、奈良県に程近い三重県にお住まいですから、職人が名古屋から行くか関西から行くか、悩みますねぇ。何れにしても、車を通勤の行き帰りにご利用とのことですから、出来るだけ早めに修理をしてあげなければなりません。でも、今日は日曜日。いろいろな手配は週明けの月曜になりますが、それまで少々お待ち下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年08月20日
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ビルトイン・ガレージ・ドアを開閉させる電動オープナー。毎日殆ど休みなくガレージ・ドアを動かしていますから、それなりに消耗するのは致し方ないことですね。こちらのオープナーも長年の使用で傷んできてしまったようです。ドライブ・チェーンなんかも少し緩んできた感じがしますよね。昔のオープナーは、殆ど全てこのチェーン・ドライブでした。ドアを開閉する際には、ガチャガチャ音がして結構うるさいこともありました。今回こちらのオープナーを交換する為に用意した新しいオープナーは、スクリュー・ドライブのタイプです。3mもあるような長い棒状のネジがクルクル回って、そのネジ切りによってドアが移動するという感じですから、結構静かに稼働します。当然、チェーンのように伸びることもありませんから、比較的製品寿命も長くなります。それ以外にはベルト・ドライブという方式のオープナーもありますが、やはりチェーン・ドライブと比べて静かで長寿命です。住宅設備もどんどん進化していきますから、いいものは取り入れて一層愛着が沸くような家づくりをしていってもらいたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年08月04日
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24年前に輸入住宅で施工された木製のビルトイン・ガレージドア。新築から今までケアしてこなかったということですから、よく持ちこたえたという感じです。でも、屋外ですから常に雨ざらしという状態の中、ドアの塗装は剥げてしまい、組み上げられたパネルは徐々にバラバラになっていったのでしょうね。そんな状況をみて、このままではガレージドアが崩壊してしまうと感じたお客様は、ホームセンターで売っている固定金物をドアに打ち付けて補強をしたようです。ただ、木部塗装の劣化という根本的な原因を解決していませんから、ドアの崩壊を止めることは出来ません。勿論、新築時に塗った国産塗料が、防腐・防虫塗料であって防水性がすぐに失われてしまうようなものであったのも問題でした。ここまでなってしまうと、ガレージドア自体は新しいものに交換する以外にはありません。ガレージドアのバランス調整やトーションスプリングの定期的な交換を行って、機械的なメンテナンスを行うことも長持ちさせる秘訣ですが、パラペイントのティンバーケアのような塗料を使って、ドア自体のケアをしてあげることも忘れないで欲しいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年08月02日
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築24年の輸入住宅に取り付けられたガレージドア。ここには、ガレージドアが2枚並びで付いていますから、結構見栄えがする外観だと思いますそして、未だに一度もトーションスプリングを交換したことがないとのことですから、異常に部材が長持ちしているガレージです。でも、木製のドアは、写真のように継ぎ目が外れ、辛うじて原型を保っているといった状態ですから、早めに修理をしなければなりません。ただ、ここのドアは高さが1.7mしかなく、天井高も2.1~2.2mという非常にタイトな造りになっています。通常のガレージドアは、ドア高が2.1~2.4m。ガレージ内の天井高も2.6~2.9mは欲しいところですから、そのタイトさもお分かり頂けるのではないでしょうか。狭い空間に何とかガレージドアを施工したいと考えたのだと思いますが、多分標準のドア・パネルを1枚外して高さを低くし、垂直レールも少し下をカットして納めたのでしょうね。カットしたのがあまりに少なかったのか、トーションスプリングやドラムの位置が極端に高い位置になっています。(恐らく人間の頭が、上のドアに当たらないようにしたのでしょう)これだとオープナーの取り付け位置も、天井ギリギリでないと納まらなかったのでしょうね。でも、動き始めが垂直移動になってしまうこうした納まりは、重いドアを動かすオープナーに負担が掛かりますし、その負担がドアの破損にもつながったのかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年08月01日
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輸入住宅を建てる人なら、やっぱりビルトイン・ガレージは必修ですね。車に乗ったままリモコンスイッチを押せば、ドアが自動でせり上がっていく様子は、家を建てたという満足感を満たしてくれます。でも、ガレージドアも機械で動きますから、日頃のメンテナンスの他に5年毎のバランス調整や10年毎の定期点検も必要です。こちらは、新築から15年近く経ったガレージドアですが、トーションスプリングと呼ばれる大きなバネが断裂していますし、ドラムワイヤーも外れてしまいました。トーションスプリングは以前にも交換したことがあるようですが、10年毎の交換時期よりも寿命が短い場合もあるようです。それは、バネの個体差もありますし、日頃のメンテナンスを実施しているかどうかや使用頻度などによっても変化します。また、木製ドアの場合雨風に当たりますから、どうしても自然と歪みや狂いが生じやすいということもあるかも知れません。ですから、屋外用の木部防水塗料 ティンバーケアなどを使って塗り直しをしてやらないといけません。いいものは手間・暇を掛けてこそ、長く調子よく使えるものです。決して何も手入れをしなくていいものが、いいものという訳ではありません。(勿論、手入れが少なくて済むのは助かりますが、それが美しさや満足感につながるものではありません)素敵なインナー・ガレージを維持していきたいなら、どうぞ手を掛けて修理・メンテナンスをしてあげて下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年07月27日
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最近、インナー・ガレージに取り付けられているオーバースライダーのガレージ・ドアの修理について相談を頂くことが多くなっています。こちらの写真は、北九州のお客様から頂いたウェインダルトン(Wayne Dalton)社製の電動オープナー。ドアを持ち上げるトーションスプリングが切れて、モーターの力だけで開閉させていたのか、モーターの調子も悪くなっているようです。また、バネの力をドアに伝えるドラム・ワイヤーも伸びてしまっているようで、こちらも一緒に交換です。適合する必要部材を調達する為に、ドアの大きさや重量を調査しなければならないのですが、現場が遠いということもあってお客様にチェックをして頂きました。普通のお客様であれば、恐らくそういったチェックをすることは難しいのでしょうが、それが可能だったのはラッキーでした。でも、こちらに付いているスチール・シャッターは、重量が45kgと普通よりも相当軽い感じがしますから少々心配ではありますが、何度もチェック頂いたようですから大丈夫でしょう。今回は、電動オープナーとトーションスプリング、ワイヤーケーブル、ドラムを現場に出荷して、取付けは現地で行ってもらう予定です。修理・メンテナンスを責任を持ってやる場合、施工までの全てを引き受けるのが一番ですが、取付け方法の知識や適切な道具があるお客様の場合は、部材だけの供給も行います。ただ、取付け方の間違いなど施工に係るトラブルは自己責任となりますから、その点は注意が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年07月24日
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和歌山市のお客様からウェインダルトン社製のガレージドアの不具合についてご相談を頂きました。お客様曰く、このシステムはトルクマスターと呼ばれるシリーズの商品で、スプリング・チューブの中に内蔵されていたバネが切れたまま使っていて、オープナーの力でドアを持ち上げていたそうです。通常は、オープナーがドアを持ち上げるということはしないのが、オーバースライダーのガレージドア。オープナーはドアを前後に動かす為に付いているだけで、持ち上げているのはバネ(トーションスプリング)なんですね。バネのことは知らない状態で使っていたので、ドアとオープナーとを連結する金物が付いた部分が断裂してきて、ドアのトップパネルがもげかかっている状態です。このままドアを開閉していれば、そのうち金物がドアから外れ、ドアが地面までドカンと落ちてしまう恐れが生じます。(写真では、ワイヤーケーブルも外れて垂れ下がっているのが分かります)すぐにガレージドアの使用を中止して、修理・メンテナンスをしなければいけません。以前記事に書いたように、トルクマスターは特殊なシステムのガレージドアですから、今後すぐに修理が可能となるバネが露出した標準的なものに交換した方がいいでしょう。また、ドア自体も一部強度が失われていますから、オープナーやレールと共に交換が必要です。(本当は、レールに問題はないのですが、トルクマスター用のものは標準タイプのレールと互換性がない為、使えないのです)関西方面で動ける職人さんを手配して、早めに修理メンテナンスをしてげないと、このままでは危険ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年07月09日
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こちらは、ビルトイン・ガレージに用いるオーバースライドのガレージドア用ケーブル・ドラム。ガレージドアが壊れて開けられないというトラブルの多くは、ドアを持ち上げる為のトーションスプリングと呼ばれるバネが切れてしまったり、このドラムに巻き付けられたワイヤーケーブルが切れて起こることが殆どです。ただ、写真を見てお分かりになるかも知れませんが、ケーブル・ドラムもワイヤーケーブルで擦れて傷付いているのです。ケーブル・ドラムは、アルミの鋳物で出来ていますが、鋳物はちょっとした衝撃が加わると割れてしまったりします。ですから、20年も使ったガレージドアなら、トーションスプリングやワイヤーケーブルだけでなく、このケーブル・ドラムも一緒に交換することをお勧めします。固い鋳物ですから、殆どのお客様はケーブル・ドラムのことをあまり気にしていらっしゃらないみたいですが、これが欠けたり割れたりすれば、オーバースライダーのシステム自体も成り立ちません。修理・メンテナンスの際は、不具合箇所だけでなく、その他の場所も劣化がないかしっかり調査することが大切ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年06月30日
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ビルトイン・ガレージのドアには、ドアを巻き上げる為の大きなトーション・スプリングというバネが付けられています。幅が2.4mくらいのドアであれば、1本。倍の4.8mくらいであれば2本付けられているのが一般的。ですから、写真のガレージドアは、2.4m程度の幅のものであることが分かります。ただ、ガレージドアは、製造メーカーや用途によって、大きさや材質、パネル・セクションの段数や明かり取り用の窓のあるなしがある為、その重量は様々です。このように、トーション・スプリングが経年劣化で切れてしまった場合、そのドアに合った強度のバネを設置することが求められます。強度が弱ければ、電動のガレージ・オープナーに余計な負担が掛かります。また、巻上げが甘ければ、ちゃんとドアを引き上げることが出来ません。日本でよく出回っているウェインダルトン社製のガレージドアですが、一概に同じトーション・スプリングを使えばいいという訳にはいきません。最低でもドアの大きさや重量の計測をしてから、トーション・スプリングを調達するようにして下さい。また、バネが切れる原因は、ドアの調整不足やドラムワイヤーの伸びであることが多いですから、バネの交換と一緒に調整作業もしてもらうようにして下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年04月06日
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インナー・ガレージのドアを交換して欲しいというご依頼を頂いた際に、電動オープナーのリモコンが大きいので、小さいものに交換したいというお話を頂きました。こちらの車載リモコンは、ジニー(Genie)社製ガレージ・オープナー用のものなんですが、大型のスマホよりも分厚くて大きな感じです。これをハンドバッグなんかに入れて持ち歩くのは、ちょっと気が引けますね。今のリモコンは、手に握れば隠れてしまうくらいの大きさですから随分と進化したものです。20年前のリモコンですからある程度仕方ないですが、機能もシンプルで壊れにくいかも知れません。(実際に20年近く不具合はないですし・・)さて、今回これに変わる小さなリモコンがないか、問い合わせをしてみたのですが、新しいタイプのリモコンは互換性がなく、この古いリモコンも在庫が残り1個しかないということでした。将来ガレージ・オープナーを新しいものに交換すれば、自ずと小さなリモコンが付いてきますが、それまでの間にこのリモコンが壊れないとも限りません。ですから、もし予算に余裕があるようでしたら、予備に古いタイプのリモコンを1個購入しておくのもいいかも知れません。それにしても、アメリカのメーカーのものは、これだけ年月が経っても部品の供給があるなんて素晴らしいですよね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年04月04日
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こちらは、20年近く前に施工されたガレージドアのヒンジです。オーバースライダーのガレージドアは、4~6枚のパネル・セクションがヒンジで連結されていて、それらが順番に弧を描いて上へと上がっていきます。その連結用のヒンジが、このように千切れてしまったところの写真ですが、丈夫な亜鉛鉄板で出来たものがこのように断裂するには相当の力と時間が掛かったでしょうね。恐らくヒンジの取り付け位置が、パネル同士の中央でなく少し下がった位置になっていた為、パネルが折れて上がっていく時に負荷が掛かったのではないかと思います。ヒンジ1枚が破損しても、他のヒンジがサポートしていますから、ガレージドアがすぐに脱落するようなことにはなりませんが、これを放置しておけば他のヒンジにも余分な負荷が掛かります。ガレージドアを動かす際に、異音がしたり今までとは違った感じがあったりしたら、その原因を調べて早めに対処すべきです。勿論、素人のお客様では分からないというのであれば、その変な感じを私たちのようなプロに伝え、どう対処したらいいかを相談して下さい。病気がひどくならないようにするには、早めの治療が大切です。それが、家のメンテナンス費用を抑えることにもつながるのですから。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2017年04月02日
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