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2019.07.02
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love
第21話「紅色の服」



旭鳳(キョクホウ)と錦覓(ジンミー)が人間界に降りてしまい、月下(ゲッカ)仙人の遊び相手はもっぱら縁機(エンキ)仙女になった。
急速に接近する2人、すると姻縁(インエン)府に璇璣(センキ)宮の親衛・鄺露(コウロ)が訪ねて来る。
実は父・太巳(タイシ)仙人の誕生日でささやかながら宴があり、2人に招待状を持って来たのだ。
父親の誕生日だというのに質素な装いの鄺露。
そこで月下仙人と縁機仙人は鄺露を祝いの席にふさわしい真紅の衣装に着替えさせた。
変貌した鄺露の艶やかな姿はまさに錦覓が真の姿を見せた時の美しさを彷彿とさせる。
「似ておる、そっくりだ、錦覓の生き別れた妹では?」


一方、人間界では旭鳳の転生・熠王(ユウオウ)の怪我が回復、ついに耳が聞こえ、声も出るようになった。
しかし錦覓がそろそろ聞こえるようになったか尋ねても、熠王はまだ聞こえないとごまかす。
(私の失踪で騒ぎになっているはず、それに話せると知ったらいろいろ尋ねるだろう
 情勢が分からぬゆえ巻き込まないよう、私の身分は内密にしておこう)
錦覓は自分の誤診かと首を傾げたが、不安そうな顔の鴉鴉(ヤーヤー)に気づいて筆談した。
…心配しないで、山で助けたのも何かの縁よ、それに医者は人を救うもの
…行いを悔い改めるなら早く回復させてあげる
錦覓は熠王が聞こえているとも知らず、手を合わせて祈った。
「仏様、悪の道に入ったヤーヤーを治してくれたら、私が正道に立ち返らせます」
すると今度は熠王が筆を持った。
…なぜ面紗を?

…どこから来たのだ?
錦覓は聖医族の聖女だと言うことは隠しておこうと漏らし、それは重要じゃないと書く。
…名は何と言う?
錦覓はどうせ聞こえないからと錦覓という名前の由来を話しながら、自分は名無しの放浪者だとはぐらかした。
(  ̄꒳ ̄)oO(ジンミーか…


すると紅い衣を着た鄺露が現れる。
潤玉は一瞬、錦覓と見間違えたが、鄺露だと分かって不機嫌になり、紅色は嫌いだと言った。
慌てた鄺露はその場で普段の質素な衣に着替えると、父が作った紅麹の甘露酒を贈る。
潤玉は酒に弱いと断ったが、実は自分に忠誠を誓うという太巳仙人の気持ちだと知って有り難く受け取った。
その時、池で大きな錦鯉が跳ねる。
すると鄺露はわざと潤玉を怒らせようとした。
「綺麗な錦鯉ですね、まるで龍みたい…
 ″滝を登れば鯉は龍になる″とも言います、龍は錦鯉が変化したものかも?」
「根拠のない話だ、龍を見たことは?」
「いつも見ています、でも龍の姿の時ではありません…
 私が知っているのは本当に謙虚で自分に厳しい魚の姿です…そして優しい(ふふ」
案の定、潤玉は分をわきまえろと叱責した。
しかし鄺露は夜神がやっと自分の感情を表に出したと喜ぶ。
「ジンミー仙子の前では楽しそうにされていましたが、辛いお顔はお見せになりませんでした
 殿下はいつも1人で苦痛に耐えておられます、そんな殿下を見るたび辛かったのです
 今日、私に腹を立てたように今後は我慢されることなく、ご自分のお気持ちを開放なさってください
 苦しみや悩みを心の内に秘めずに私にぶつけてくだされば恐悦至極に存じます」
鄺露は潤玉が今は浅瀬に身を隠しているが、いつか必ず天高く昇るはずだと信じていた。
そこで幸運のお守りに姻縁府でもらった赤い糸を渡す。
しかし自分の気持ちを伝えることは叶わず、錦覓と結ばれることを祈っていると言うしかなかった。

潤玉は姻縁府に叔父を訪ねた。
月下仙人はちょうど留守だったが、偶然にも仙鏡に映る人間界の錦覓と旭鳳を見てしまう。
↓ムカデは平気で食べちゃうけどなぜかマイマイが苦手なヤーヤー

↓ヤーヤーを薬湯に浸からせる錦覓

ヤーヤーの身体にはさまざまな武器でできた傷跡が…
「槍に戟(ゲキ)、鉤(カギ)に扠(サスマタ)、こっちは鞭(ベン)、流星鎚(リュウセイツイ)…
 どれだけ戦えばこんなに十八般(ジュウハッパン)兵器の傷ができるの?!
 土賊から足を洗ってね!」

熠王は錦覓の薬材採取に付き合った。
やがて日も暮れる頃、錦覓は集めた附子(ブシ/トリカブトの塊根)の毒抜きをするため、土に埋めて蒸し始める。
すると錦覓は急に鴉鴉に接近し、まじまじと顔を見つめた。

「ヤーヤー、あなたと一緒にいると今までにないほど気楽なの
 きっとあなたの耳が聞こえないせいで自由に話せるからだわ
 いつもは聖女という立場上、よく考えてから口を開くようにしてるの
 ヤーヤー、あなたは私にとって最高の話し相手よ~♪」
見つめ合うする錦覓と熠王、するとまた錦覓は胸に痛みを感じた。
(なぜ最近、よく胸が痛くなるのかしら…)

潤玉が激しい嫉妬に駆られていると、ようやく宴から月下仙人が帰って来た。
いつにも増して冷ややかな表情をした潤玉、すると鄺露がむやみにもらったと言って赤い糸を返す。
「私の気持ちは叔父上も理解してくれないのですね…」
潤玉が帰ると、月下仙人は潤玉が仙鏡を見たのだと気づいた。


錦覓と熠王はうっかり眠り込んでしまい、気がつくと朝になっていた。
錦覓は慌てて附子を掘り起こしてみると、どうやら8割がた毒が抜けている。
しかしあと7刻は蒸して完全に毒を除去しなければ使えなかった。
熠王は錦覓が手間をかけて薬を作っている姿を目の当たりにし、自分を心配してくれているのだと感慨深い。
ところが羅耶(ラヤ)山に南平(ナンペイ)候の赤練(セキレン)軍が現れた。
熠王は自分の暗殺に来たのだと気づき、片や錦覓は土賊の鴉鴉が官兵に捕まってしまうと焦る。
2人は急いで逃げ出したが追い詰められ、熠王は仕方なく咄嗟に錦覓を抱きしめて坂を転がり落ちた。
「何するっ…」
錦覓が声を上げようとすると、熠王は思わず面紗の上から口づけして錦覓の口をふさぐ。
驚いた錦覓だったが、真上に官兵たちがいることに気づいた。

づづく





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最終更新日  2019.07.03 08:52:15
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