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2019.07.14
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love




熠王(ヨウオウ)・旭鳳(キョクホウ)は錦覓(ジンミー)の機嫌を直すため、何か贈ることにした。
そこで秦潼(シントウ)が色々な贈り物を見繕って来たが、普通の娘が喜びそうな装身具や遊具では意味がない。
すると最後の最後で秦潼が小亀を出した。

旭鳳はちょうど涼亭にいた錦覓に小亀を贈った。
(  ̄꒳ ̄)<どうだ?君にそっくりな亀だろう?
ふふふ~はいっ!>🐢.(´꒳`* 三 三 *˙꒳​˙)<ってえ?どこがですか?
すると旭鳳は亀の頭に触れ、すぐ顔を隠すところが小心者の錦覓と似ていると教えた。

「何でもよいわけではない、欲しいものはただひとつだ」
「?何でしょう?」
しかし旭鳳はよく考えてくれとだけ言って帰ってしまう。
疎い錦覓は熠王が何が欲しいのか分からなかったが、その時、急に激しく咳き込んだ。

天宮に戻った潤玉(ジュンギョク)は鄺露(コウロ)に幼い頃の記憶の一部を取り戻したと教えた。
しかしどれも悪夢のような思い出ばかり…。
実は潤玉は幼い頃、母と太湖(タイコ)に住んでいた。
その頃はまだ自分を奇妙な鯉だと信じていたという。
当時、鱗や角があったせいで友達からいじめられたが、思えば父が龍で母が龍魚、鯉のはずがない。
やがて我慢の限界を超えた潤玉は雄叫びを上げ、いじめっ子たちを蹴散らしてしまう。
これをきっかけに潤玉は母から恐ろしい仕打ちを受けることになった。


衣は鮮血で真っ赤に染まり、血があふれてはにじんで行く…。
潤玉は今でもあの寒さを思い出すだけで震えが止まらなくなった。
失血後は身体の底からじわじわと冷えるが、極限に達すると五臓や骨が焼かれたように痛むという。
話を聞いていた鄺露は夜神の壮絶な体験に涙を流し、辛い過去を忘れるよう進言した。
しかし潤玉は鄺露が自分の従者であっても太巳(タイシ)仙人の愛娘、愛されて育ってきたのだろうと漏らす。

潤玉はそこで口をつぐんだ。
…私は生母に捨てられ、密やかに生きる非嫡出子だ

一方、雲夢澤(ウンムタク)では簌離が潤玉を連れてきた彦佑(ゲンユウ)に激怒していた。
彦佑は恩主が過ちを犯すのではないかと心配し、養母であり法術の師である恩主を苦しみから解き放ちたいと訴える。
すると恩主は辛すぎて振り返ることができなかった過去を話し始めた…。

簌離は龍魚族の公主だった。
一族は天界に属するが太湖に定住し、裕福で安泰な生活を送っていたという。
父と兄から溺愛されて育った簌離は銭塘君(セントウクン)の世継ぎと婚約していた。
ある年、天后の宴に夜明珠(ヤメイシュ)を献上するため父と天界へ赴くと、簌離は天宮を散策中に道に迷って省経(セイケイ)閣へ足を踏み入れる。
すると偶然、ある神仙と出会った。
神仙は夜神と名乗り、称号は北辰君(ホクシンクン)で省経閣の見張り役だという。

簌離は博学で気品ある夜神とすぐ打ち解け合い、それ以来、毎日、黄昏の刻に落ち合った。
こうして2人は恋に落ち、夜神は簌離に霊火珠(レイカシュ)を贈る。
しかし簌離は自分が花神・梓芬(シフン)の身代わりだったと後になって知ることになった。

天界での滞在も1ヶ月余りとなり、簌離は父と挨拶回りをして太湖に帰ることになった。
最後に別れを告げるため夜神を探したが、省経閣から消えていたという。
そこで調べてみると当時、天界に″夜神″はおらず、また天帝の″北辰君″という称号を知る者はほとんどいなかった。
そして太湖へ戻る当日、簌離は父と共に天后へ拝謁する。
天后は簌離の手首に霊火珠があることに気づき、それが後に恐ろしい結果を招くことになった。

笠澤(リュウタク)に戻って間もなく、簌離はお腹に子がいると気づいた。
隠れて潤玉を生んだものの、程なく父と兄に見つかってしまう。
父と兄は赤子の龍気に気づき、父親が天帝だと分かった。
簌離もようやく天帝が身分を偽り、自分を誘惑したことに気づく。
しかし我が子を守るため、息子の身の上を隠して迷惑はかけないと誓った。

結局、娘を恥じた父は公主を廃し、銭塘君の世継ぎとの婚約解消を申し出た。
しかし憤慨した銭塘君が簌離たちを恨み、婚約破棄の罪で天界に訴えてしまう。
天帝は罰として太湖上の3万6千頃(ケイ)の沼地を鳥族の領地にした。
当時はまだ若く簌離に懐疑心などなかったが、やがて母子が死の危険にさらされた時、ようやく最初から天帝の手のひらで転がされていただけだと思い知ることになる…。

龍魚族と銭塘君の交流も途絶え、東南水系は分裂した。
天帝は鳥族を通じ豊かな太湖を手中に収め、当時1番の重臣であった水神の権限まで制限したという。
鳥族は天后の命で太湖の上空を飛び回り、龍魚族を監視した。
しかし当時の天后は潤玉の存在を知らなかったため、簌離は潤玉だけは守ろうと考える。
そこで他の子供たちと馴染むよう鯉児(リジ)と名付け、鯉だと思わせて湖底に隠した。

そんなある日、いじめられていた潤玉は我慢の限界に達し、無意識に潮涌術(チョウヨウジュツ)を使った。
太湖で異変があったと報告を受けた水神はすぐ調査に向かい、簌離に天帝の息子がいると知る。
事情を聞いた水神はすぐ天軍を撤収させ、十五夜が近いので特に潮が満ちただけだと処理した。
ただし天后に潤玉の存在がばれたらただでは済まなくなると伝え、太湖で問題を起こさないよう警告する。
そこで簌離は息子に2度と叫んではならないと言い聞かせた。
しかし潤玉がいじめらるのは嫌だと抵抗し、簌離は止むを得ず強硬手段に出る。
潤玉が龍だと知られないよう、角を叩き割って鱗を剥がしたのだ。
しかし潤玉は自癒力が高く、幾日も経たずに角や鱗が再生してしまう。
簌離はその度に何度も息子を死ぬほど辛い目に合わせたが、やがて天帝への恨みで苦しむ母を見た潤玉は自ら角を割って鱗をはがすようになった…。

潤玉は毎日、死ぬことばかり考えていた。
その後、成長して完全に今の姿になったが、鱗の下には屈辱の印である醜い傷痕が残っているという。
鄺露は想像に耐え難く、思わず手で口を抑えたが嗚咽が漏れた。

潤玉は偶然、魚が水を離れると死ぬと知り、その日の夜に沖にでる決意をした。
陸に上がって夜空を見上げながらその時を待つ潤玉…。
するとそこに仙女が現れた。
仙女は天に行きたいかと尋ね、潤玉は湖の中が辛いので行きたいと答える。
まさかその仙女が天后とも知らずに…。
その時、潤玉は大事なことを思い出した。
母が自分を捨てたのではなく、自分が母の元を去ったのだと…。

結局、天帝は花神を忘れられず、天界に連れ去って栖梧(セイゴ)宮に幽閉した。
その頃、天界では天后を廃し、花神を立てるという噂が流れる。
そんな中、簌離の霊火珠を見て天帝との関係に気づいていた天后が潤玉の存在を知った。
そこで自分の地位を守るために天帝の長子である潤玉を奪おうと思いつく。
天后は太湖の底を襲撃、龍魚族の皆殺しにして笠澤を焼き払うと、潤玉を天界へ連れて行った。

龍魚族でただひとり生き残った簌離を助けたのは水神・洛霖(ラクリン)だった。
洞庭湖の雲夢澤で目を覚ました簌離はもはや家族も潤玉も失い、顔には大きな火傷の痕があると知る。
絶望した簌離は自害しようとしたが、洛霖が阻止した。
洛霖は潤玉なら天后が天界に連れて行ったと教え、いつか必ず再会できると励ます。
そこで顔の傷痕が治るよう薬を渡したが、簌離は受け取らなかった。
「この顔が災いを招いた元凶だったのよ…」
しかし洛霖はいずれにせよ龍魚族は太湖を追われていたと話した。
「そなたにもいつか天帝の流儀が分かるだろう…」

天界では簌離が死んだと流布されていた。
洛霖は洞庭湖が自分の管轄なので天后の手が及ばないと安心させ、ここで傷を癒すよう告げて帰っていく。
思えばあの頃、水神も天帝に花神との仲を引き裂かれて怒りと悲しみに暮れていたはずだ。
話を聞いた彦佑は恩主を助けてくれた水神はまさに君子だと敬服する。
しかしならばなぜ恩主は恩人の娘を利用しようとしたのだろうか。
実は彦佑の″六界美人鑑賞教典″を見た時、簌離は錦覓が花神にそっくりだったため、天帝の娘だと誤解した。
そこで天后の宴の最中に事実を明るみに出し、天帝と天后を仲たがいさせ、その機に乗じて龍魚族を再起させようと企んだという。
しかし鼠仙から錦覓が水神の娘と知り、簌離は危うく恩を仇で返すところだったと話した。

簌離は龍魚族の雪辱を果たすため、鳥族を滅ぼさねばならなかった。
敵討ちのため邪道さえ厭わず、強さを求めてにあらゆる術を修練して来たという。
古兵を招集し、新兵を募り、雲夢澤を笠澤と見まごうほどに造り上げた。
簌離の計画は潤玉に天帝の地位を奪わせ天界を掌握させること、しかしその道のりは険しいものだと百も承知している。
「勝てると確信が持てるまで、潤玉は巻き込まぬ」
「…やはり実子は傷つけたくないのですね」
「彦佑、そなたは良い子だ、共に歩んでくれるな?」
彦佑は小さくうなづいたが、義子は手駒に過ぎないのだと痛感した。

つづく


(  ̄꒳ ̄)大事なことなので2回言いますよ〜
博学で気品ある夜神…博学で気品ある夜神…





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最終更新日  2019.07.14 11:29:58
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