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2019.07.30
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香蜜沉沉烬如霜  Ashes of Love
第38話「奇鳶の秘密」



錦覓(ジンミー)は水鏡の醴泉院(レイセンイン)で目を覚ました。
何となく胸に違和感があるが、理由は分からない。
すると突然、魔界の卞(ベン)城公主・鎏英(リュウエイ)がやって来た。
「ジンミー、お願いがあるの!」

鎏英は錦覓から神獣・魘獣(エンジュウ)を借りて魔界に戻った。
すると魘獣が意識のない暮辞(ボジ)から夢を吸い取って吐き出してくれる。
青色の真実の夢では暮辞が奇鳶(キエン)と言う名で天后に仕えている様子や、自らの血で滅霊(メツレイ)箭を作り出す場面が映し出され、屍解天蚕(シカイテンキン)で暮辞を操っていたのが天后だと分かった。

「馬鹿ね…私が愛しているのはあなただけよ…」
鎏英は全て天后の仕業だと知り、このままでは錦覓が危険だと焦った。

鎏英は錦覓を訪ね、魘獣を貸してもらったお礼を言った。
そこで実は人間界で肉肉(ローロー)の命を奪ったのは自分の友達だったと告白する。
鎏英はひざまずき、暮辞は命令されて仕方なく錦覓を狙ったと事情を話した。
「どうしても許せないと言うなら、暮辞の代わりに私が償うわ」
すると錦覓は鎏英を立たせ、命令した人が誰か尋ねる。
鎏英は天后だと教え、花界は安全でも天界では用心するよう警告した。

鎏英が卞城王府に戻ると、父が配下と屍解天蚕を抑える方法があると話していた。
驚いた鎏英は部屋に飛び込み、どんな方法なのか教えて欲しいと迫る。
しかし卞城王はその方法を知らない方がいいとなだめた。

「嫌よ!必ず救う!私には暮辞が必要なの!」
鎏英は苦しむ暮辞に無理やり霊力を送るが、それがかえって暮辞を悪化させた。
卞城王は仕方なく自分の手の平を切り、自らの血を使って屍解天蚕を鎮めることにする。
「これで苦痛を和らげられる…
 しかしこの方法を施す側は血を失った後、霊力が急激に減って疲れ果ててしまうのだ」

「暮辞は私の子供と同じようなもの、そなたも心から暮辞を慕っておる
 私は父としてそなたの喜ぶ顔が見たい」
鎏英は父の深い愛情に感謝し、その場にひざまずいて親不孝を詫びた。


一方、紫方雲(シホウウン)宮では旭鳳(キョクホウ)と錦覓(キンベキ)の深まる絆に天后が苛立っていた。
潤玉(ジュンギョク)も殊勝なふりをしているが、心では何を考えているか分からない。
錦覓と婚儀を挙げれば水神と風神、花界を味方にして帝位を狙うだろう。
このまま旭鳳が錦覓に固執し続けたら結果は想像に堪えない。
話を聞いていた穂禾(ホカ)はつまるところ1番の邪魔者が錦覓だと言った。
天后は何としても錦覓を始末し、旭鳳の想いを絶って潤玉の後ろ盾を奪うしかないが…。

その頃、洛霖(ラクリン)は火神に心を寄せた娘に頭を悩ませていた。
問題は天后が錦覓に危害を加えぬかどうかだ。
すると臨秀(リンシュウ)は錦覓が幸せなら天后と争うことになっても構わないと言った。
しかし人間界で命を狙われたように、錦覓が火神と一緒になれば天后がどんな手段に出るか…。
恐らく自分たちでも防ぎきれないだろう。
かと言って簌離(ソクリ)の一件からしても天帝はあてにならず、2人は悶々とした。

蝶に姿を変えた錦覓は思いがけず洛霖と臨秀の会話を聞いた。
まさか父と義母をこんなに心配させてしまったとは…。
錦覓はひとりになってから元の姿に戻り、自分の独りよがりだったと反省した。
「ふぉんふぅぁん…」
歴劫での熠王(ユウオウ)への恋心、そして旭鳳と結ばれたあの夜…。
錦覓はまた胸が痛んだが、修復された隕丹のせいで愛情が分からなくなっていた。
…熠王との出来事は一時の感情に流されただけ?
…今から思うとまるで夢のよう
…ローローの死が天后のせいなら天后は敵になるわ
…敵の息子であるふぉんふぅぁんにどう接すればいいの?
錦覓は自分のために父と義母に辛い思いをさせまいと決め、旭鳳と一緒にはなれないと結論を出した。
そこへちょうど洛霖が現れる。
錦覓は父が決めた婚約だったのにわがままだったと謝った。
すると洛霖は婚礼の日が近いことから、決めたらもう後戻りはできないと念を押す。
錦覓は自分の心に聞いてみたが、心変わりはしないと断言した。

錦覓は婚儀の準備のため、父たちと洛湘(ラクショウ)府へ移った。
燎原君(リョウゲンクン)から錦覓が来ていると聞いた旭鳳は九霄雲(キュウショウウン)殿での斗姆元君(トボゲンクン)の禅話もそっちのけで会いに行ったが、仙童から会えないと断られてしまう。
憤慨した旭鳳は仙童の制止を無視して中院へ乗り込むと、ひとりでいた錦覓になぜ会えないのかと迫った。
すると錦覓は急によそよそしい。
「これからはあまり会わない方がいいわ、私は夜神殿下と婚姻を…
 あなたと一緒になれば父上と義母上を困らせる
 天帝や長芳主、夜神殿下のこともね、そんなの間違ってるわ」
旭鳳は錦覓の変わりように戸惑い、夜神に嫁がせるわけにはいかないと訴える。
「私が怖いのはただひとつ、君の心変わりだ
 以前は将来に何の望みもなかったが、君に心を奪われてから夢を抱くようになった
 でも今日、君は私との関係は間違いで兄上に嫁ぐと?
 なぜ急に心変わりしたのだ?何か言われたのか?それとも私が何か迷惑を…」
「殿下の今の行動こそ迷惑だわ!…私も辛いの」
すると錦覓は斗姆元君の禅話に遅れてしまうと促した。
仕方なく旭鳳は改めて話そうと告げる。
ただ天界は花界とは違うと教え、特に母には近づかないよう忠告した。

洛湘府に太上老君(タイジョウロウクン)の仙童がやって来た。
錦覓は父なら法会に行ったと伝えたが、仙童は代わりに錦覓に丹薬の品定めを頼みたいという。
その時、錦覓はその仙童が紫方雲宮の侍女だと思い出した。
「いいわ、少し待っていてもらえる?着替えてくるわ」
錦覓は寝殿に入ると彦佑(ゲンユウ)を召喚し、事情を話した。
「九霄雲殿に行って父上に伝えて、天后の侍女が私を迎えに来たと…
 ひとりで行くわ、ローローの敵を打ちたいの
 天后に犯行を認めさせれば、それを証拠に処罰してもらえる」

仙童はわざと遠回りして錦覓を紫方雲宮へ誘導し、背中を押して無理やり部屋に入れた。
すると帳の奥で待っていた天后が姿を現す。
「ジンミー仙子…いえ、今はもうジンミー仙上と呼ぶべきね?待っていたわ」
しかし天后を見張っていた燎原君が裏口から紫方雲宮に入っていく錦覓を見ていた。

その頃、旭鳳は遅れて九霄雲殿の法会にやって来た。
しかし大きな催事なのになぜか母の姿がない。
すると燎原君が駆けつけ、錦覓が紫方雲宮に来たと報告した。

天后は戸を封印し、陣を敷いて錦覓を動けないようにした。
すると天后は錦覓が何者なのか自分が明らかにすると告げ、火系の法術を使うという。
「業火(ゴウカ)には8段階ある、蛍火(ケイカ)・燭火(ショッカ)・薪火(シンカ)は恐らくお前には効かぬゆえ、
 第4段階の″醇釀(ジュンジョウ)の火″から試してみよう
 当時、お前の母親は最終段階の″琉璃浄火(ルリジョウカ)″まで持ちこたえたが、
 お前がどこまで耐えられるか楽しみだ…」
あの日、錦覓の母・梓芬(シフン)は天后に追い詰められ、天界から飛び降りていた。

錦覓は母を傷つけ、親友を殺した天后を絶対に許せないと叫んだ。
「今日は私がその敵を討つわ!」
天后の火術と錦覓の水術がぶつかり合い、2人の攻防戦が続く。
「水を操る術は洛霖から受け継いだの?」
すると2人の術が激しくぶつかり合って反発し、錦覓はその勢いで倒れてしまう。

天后はついに手のひらに琉璃浄火を出したが、錦覓は父が来るまでの辛抱だと時間を稼いだ。
「最高の権力を持ちながらあなたは私を恐れている、身に余る光栄だわ」
「私がお前を恐れていると?」
「そうでなければ業火で自ら手を下そうとはしない」
「何ですって?!お前を灰にしてやるは!」

つづく


(^ꇴ^)気がつけば折り返していたのね〜





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最終更新日  2019.07.30 21:39:29
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