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2020.02.20
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第31話「商売の誤算」

沈星移(シンセイイ)はついに父から月例会に参加することを認められた。
家職・霍鑫(カクキン)の話では、これから沈家のすべての商いを二少爺に把握させるよう言われたという。
亡き兄・沈月生(シンゲッセイ)と同じ役割を任されることになった沈星移は感激もひとしお、しかし、浮かれたのも束の間、襟を正して月例会に駆けつけた。
するとちょうど沈四海(シンシカイ)が陶(トウ)番頭に呉氏布業から受ける影響があるか尋ねている。
陶番頭は当然、影響はあると認めて策を練ったと報告、二少爺を前に呼んで説明させた。
「呉氏布業は10月頃に綿布を売り出すので、我らの綿布も同時期に出しては?
 自家生産の呉家の方が沈家より2割安くても、我らは知名度で勝てます

 損失は出ますが、呉家の売れ残った綿布を安値で買い、高値で転売すれば儲けが見込めます」
「さすがは沈家のご子息、商才がありますね」
沈星移を褒めたのは杜明礼(トメイレイ)だった。

沈四海は杜明礼を丁重に見送った。
しかし沈星移は沈家の月例会になぜ杜明礼が参加しているのか分からない。
実は祖母が爵位を賜ったあの日、沈家と隆昇和(リュウショウワ)は合資関係になっていた。
沈四海は沈家のこの急激な繁栄の裏には杜明礼の協力があると教えたが、星移は納得いかない。
「でも手段を選ばぬ相手と組むべきではありません!父上!杜明礼に感化されてはいけない
 なぜそこまで金が必要なんです?父上、商売は堅実にやるべきです!」
星移は懸命に父を説得したが、沈四海は月生にあって星移に足りないものは″欲″だと一蹴した。

胡咏梅(コエイバイ)は古月(コゲツ)薬材店を再建しようと決意、そこでちょうど涇陽(ケイヨウ)に滞在している楊金鱗(ヨウキンリン)から700両の貸しを回収することにした。

そのためまだ返済できるほど稼ぎがなく、結局、胡咏梅は来年まで待つと約束して客桟を出た。

楊金鱗はせめもの土産にと洋布の見本をくれた。
そこで胡家職は楊金鱗と手を結び、自分たちも洋布の商いを始めないかと提案する。
今はまだ涇陽での需要はないが、江蘇(コウソ)や浙江(セッコウ)で流行っているなら半年以内に関中でも流行するはずだ。
すると胡咏梅はふと呉家が反物業を始めたことを思い出す。



そんなある日、仕事中の沈星移を訪ねて県令・趙白石(チョウハクセキ)が現れた。
今やすっかり犬猿の仲の2人、すると趙白石は率直に呉聘(ゴヘイ)に毒を持ったのも沈星移かと疑う。
「侍女を奪われたことを根に持ち、月生の復讐に呉聘を殺すと触れ回っていたな?」
「…じゃあ捕まえるか?」
もちろん証拠がない趙白石は星移を捕縛することはできず、いつか必ず尻尾をつかんでみせると断言する。
すると星移は趙白石こそ犯人だと迫り、必ず尻尾をつかんでみせるとおうむ返しでからかった。

呉家の織物工房は順調だった。
布の品質も向上し、以前は出せなかった色や柄物もある。
周瑩は二叔と四叔に工房を案内しながら、自分たちの綿布なら5文で売れると期待させた。
呉蔚武(ゴイブ)は目を輝かせ、今年の儲けがざっと2万両だと喜ぶ。
それを聞いた呉蔚全(ゴイゼン)も大興奮した。
すると周瑩は来年、織機を5倍に増やし、仕入れた綿で自家生産すれば儲けは10万両になると夢を膨らませる。
しかし…。

一方、周瑩と間違われ連れ去られた呉漪(ゴイ)は、自分を救い出してくれた趙白石のことが頭から離れなくなっていた。
時折、趙白石の外套をまとっては、趙白石の面影に浸っている呉漪…。
すると趙白石と兄・呉沢(ゴタク)が旧友だと知り、兄に仲を取り持ってもらうことにした。


鄭(テイ)氏はこれで生活の心配もなくなると安堵し、以前のように家を切り盛りしていた。
今では周瑩の呆れた振る舞いにも寛容になり、呉家東院に再び明るい笑い声が戻る。
しかし胡咏梅が突如、古月(コゲツ)洋布店を開店したことで、呉家と沈家は思わぬ窮地に立たされることになった。

古月洋布店に取引先を奪われ、呉家と沈家の綿布はさっぱり売れなかった。
そこで周瑩は早速、店の偵察に向かったが、奇しくも沈星移と出くわす。
店は大盛況、現状を目の当たりにした2人は大損を覚悟しなければならなかった。
しかし今や涇陽一の富豪となった沈家と違い、このままでは呉家は生き残ることができなくなってしまう。
「ちょうどいい♪お茶汲みの侍女が1人足りないんだ♪…うぐっ」
「あら、二少爺、人が多すぎてうっかり踏んじゃった~」
周瑩は全体重をかけて沈星移の足を踏みつけ、帰って行った。

従来の洋布は品質の割に高値で需要がなかった。
しかし今や洋布は様変わり、古月洋布店では質が良く、色柄も豊富で安い洋布が揃っている。
沈星移は父にすぐ報告し、在庫を毎反1文で売りさばいて沈家も洋布の商いを始めるよう説得した。
確かに損失は出るが、古月洋布店が市場を独占してからでは1反も売れなくなってしまう。
沈四海はそれでも2万両の損失は大きいと難色を示し、考えたいと言った。

一方、呉家でも王世均(オウセイキン)が綿布を半値で売りさばこうと提案していた。
例え毎反1.5両で売っても儲けは出る。
しかし周瑩は洋布でも一番安い布は毎反1.5両で買えると教え、自分でも綿布より洋布を買うと漏らした。
このままでは東院・西院・中院とも儲けはなく、しかも投資がすべて無駄になってしまう。
すると3院の間もぎくしゃくし、やがて責任のなすり合いが始まった。

沈四海は杜明礼を頼った。
沈氏綿布店の苦境は胡月洋布店が原因であり、株を3割保有する貝勒(ベイレ)も損すると説明する。
気が進まない杜明礼だったが確かに自分の評価に関わると考え、仕方なく古月洋布店を訪ねた。

杜明礼は事情を話し、沈家が損を出すと出資している隆昇和も害を被ると訴えた。
確かに貝勒の商いなので杜明礼の取り分は1文もなく、もらえるのは貝勒爺からの給金だけだという。
胡咏梅はならば杜明礼に被害はないと言ったが、杜明礼は胡志存(コシソン)を解放できたのは貝勒の力であり、恩返しのため休業して欲しいと懇願した。
しかし胡咏梅は正念場に休業はできないと断り、恩人と言うなら面識のない貝勒ではなく杜明礼だという。
すると店の株2割を譲渡し、これが自分からの恩返しだと言った。
「今後は古月洋布店が10両かせぐごとに、あなたに2両はいります」

査坤(サコン)が沈家の3月分の配当と帳簿を確認していると、杜明礼が帰ってきた。
胡咏梅の説得に失敗したと聞いた査坤は呆れ果て、貝勒には杜明礼が1人の女のために職務を怠っていると報告すると脅す。
しかし杜明礼は査坤に古月洋布店の株を2割もらったと教え、1割を譲った。
実はこれだけでも今の給金の何倍にもなるという。
「我らは貝勒爺から給金以外、何も与えられない、金も権力も貝勒爺の独り占めだ
 必死で努力しても所詮、我らは使い走り」
「刃向かえば殺されます…」
「そうだな、だがこの株は我らだけの物だ…」
「我らだけの?」

査坤は古月洋布店の契約書をまじまじと見つめた。
すると杜明礼は、沈家が損失を出して棒打ちされようとも望むところだと開き直る。
「お前は?」
「私もです…」

かつて胡咏梅は杜明礼に饅頭(マントウ)を与え、今度は株2割をくれた。
「こんな人に出会ったことがない…」
感慨深げな杜明礼を複雑な心境で見つめる査坤は…。

つづく

( ๑≧ꇴ≦)査坤www
ちょっと思わせぶりに書いてみました(←違うwww





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最終更新日  2020.02.20 14:14:12
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