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2020.12.10
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第20話「銅銭の謎」

皇太子・李承鄴(リショウギョウ)の推挙により、輔国将軍・趙敬禹(チョウケイウ)が鎮北侯(チンホクコウ)に抜擢された。
一見、中立に見える趙家、しかし趙敬禹が将軍になれたのは右相・高于明(コウウメイ)に取り入って西南出征の機会を得たのち、手柄を立てたおかげだった。
中書省では皇太子がなぜ政敵の高右相の″手の者″を推挙したのか話題になっていたが、そこへちょうど皇弟・忠(チュウ)王が現れる。
「誰の手の者だと?」
実は高右相は長い間、趙敬禹を西南に留め置いていた。
治安の回復を成し遂げてようやく都に戻って来られたものの趙敬禹に実権はなく、現在では皇城の警備を司るのが関の山だという。
「太子が推挙した、つまりそれが答えだ」


一方、西域志の改訂を手伝う許可をもらった曲小楓(キョクショウフウ)は鴻文館で暇を持て余していた。
翊(ヨク)王・李承鄞(リショウギン)は皇太子が許したのは故郷を懐かしめという配慮に過ぎず、国事に女子は関われないという。
すると小楓は豊朝の掟にへき易し、自由で楽しかった西州とは大違いだと嘆いた。
しかし李承鄞は九公主と話しているうちまた頭が重くなり、気分転換に風に当たって来ると言って席を立ってしまう。
「え?どこへ行くの?ちょっと待ちなさい!チョンイン!」

翊王を追いかけて外へ出た小楓、しかし李承鄞に無視され、思わず積もっていた雪を丸めて翊王の背中に投げつけた。
李承鄞は子供じみた真似をする小楓に呆れながらも、雪をつかんでやり返してしまう。
こうして雪合戦が始まり、気がつくと2人は笑い合いながら戯れ合っていた。



相府では父の逆鱗に触れた三子・高震(コウシン)が二兄の高坤(コウコン)に厳しく打たれていた。
「お前のせいで趙家が太子に取られた!」
高于明は蹴鞠(シュウキク)大会や妓楼で問題を起こした息子に怒りが治らない。

 翊王と趙瑟瑟(チョウシツシツ)の仲を認めていれば、太子は趙敬禹を鎮北侯に推挙しなかった!」
「黙れーっ!死ぬまで打て!」
しかし高坤は三弟を痛めつけても状況は変わらないと説得、それより新たな策を練ろうと提案した。

皇太子は趙家を手に入れ上機嫌だった。
これで九公主を娶れば西州も手中に収まり、高家も楯突くことはないだろう。

「本日、丹蚩(タンシ)へ発ちましたが…李承鄞が見送りに…」
しかも趙瑟瑟と一緒だという。

李承鄞は郊外まで趙敬禹を見送りに出た。
そして川沿いの露台で瑟瑟も同席し、3人で杯を交わす。
実は李承鄞はとうに瑟瑟と将来を誓い合っていた。
しかし当時、翊王自ら瑟瑟との仲を認めて欲しいと懇願しても、趙敬禹は首を縦に振らない。
「太子に嫁がせたいのですね?今は無力ですが約束します、必ずや瑟瑟を幸せにすると…
 私が将軍の願いを叶えます、これから一芝居打つのでお力添え願えませんか?」
李承鄞は皇太子に瑟瑟と別れたと思わせるため、蹴鞠大会で仲違いを演出した。
それだけでは用心深い皇太子が趙家を信用するとは思えず、李承鄞は瑟瑟に文を書いてもらう。
瑟瑟は指示通り皇太子の外套を返すという名目で文を渡した。
さらに皇太子の疑念を払拭するため、李承鄞は輔国将軍府に通い詰める。
間者の侍女・嬋児(ゼンジ)は皇太子に密書をしたため、門前払いされた翊王は諦めたのか足が遠のいたと報告していた。
ここまで来れば皇太子も趙家を信用するはず、すると思った通り皇太子が輔国将軍府に現れる。
李承鄞は恐らく皇太子がうまい話を持ちかけ、趙敬禹の出方を見るだろうと予測していた。

こうして趙敬禹は皇太子を利用して高位と兵権を手に入れ、李承鄞も大きな後ろ盾を得た。
瑟瑟は父との別れを惜しみながら見送っていたが、そんな2人の姿を高台から皇太子と李釅が眺めている。
そうとは知らない李承鄞と瑟瑟は手を握って見つめ合い、計画を後から知った趙士玄(チョウシゲン)を心配していた。
「私は父と兄を危険にさらした、趙家の命運は殿下にかかっています…
 瑟瑟に飽きる日が来るかもしれません、その時は父や兄の献身をどうか思い出してください」
「君を大切にすると約束した、失敗したらその玉を持って東宮へ行ってくれ」
「はっ!瑟瑟は殿下だけを思うと誓います!」
李承鄞は皇太子が瑟瑟に贈った玉を揶揄して笑う。
「なるほど…一杯食わされたな」
皇太子は李承鄞にしてやられたと知り、怒り心頭だった。

皇后は皇太子と趙家の結託に李承鄞が絡んでいると疑っていた。
李承鄞を本気で想っていた瑟瑟がこうも簡単に心変わりするのはおかしい。
すると叔父の高于明が訪ねて来た。
叔父が来たことで皇后は李承鄞の仕業だと確信したが、何も知らないふりをする。
実は高于明が間者に探らせたところ、丹蚩に赴く趙敬禹を翊王と娘が一緒に見送っていた。
「まさに寝耳に水だ、翊王は趙家を巻き込み芝居を打ったのだ」
高于明は翊王が数ヶ月前と比べ、人が変わったようだと舌を巻く。
「腑に落ちんな、翊王に助言を与える者に心当たりはないか?」
「私は舅舅しか浮かびません、おそらく趙家の娘に誘惑され、術中にはまったのです」
「だとしたら趙家は大したものだ…翊王が皇后の目を盗み策を巡らすとはな、実に気がかりだ」
そこで皇后は目を光らせると約束して叔父を安心させた。

一方、顧剣(コケン)は米羅(ミロ)酒楼でのんだくれていた。
ミロは顧剣の身体を心配し、酒に溺れるのは辛い過去のせいだろうと指摘する。
「小楓のことが大切なんでしょう?…私の目は欺けないわよ?
 小楓にとってもあなたは大切な存在なのね?」
「ふっ、それはどうかな?昔のことだ…もう忘れたよ」
ミロは自分と小楓が身内のように親しくしているのは、お互いに故郷へ帰れないからだと言った。
小楓にとって顧剣が大切な人なら、自分にとっても顧剣は朋友だという。
しかし顧剣はただの客で良いと答えた。
「私は本当に情けない男なのだ、身近な人ほど失望させてしまう…」
そこへ明月(メイゲツ)がやって来た。

ミロは明月に顧剣を任せて仕事に戻った。
すると明月は顧剣にあれからどう生きて来たのか尋ねる。
顧剣はある人から武術を教わり、西州の明遠(メイエン)公主のもとに身を寄せたと教えた。
まさか2人の様子を外から柴牧(サイボク)がうかがっているとは知らずに…。
「公主が亡くなり都に戻ったんだ、君は?どうして鳴玉坊(メイギョクボウ)に?」
「捕まった私と母は父の助けを待ったわ、でも父が現れず、生き埋めにされた
 私は必死に地中から逃げたの、その後、商人に拾われて歌舞を覚えたわ
 そして都に戻り、鳴玉坊の妓女に…運が良かった、私は身を売らずに済んだんだもの」
「苦労したんだな…」
しかし明月は復讐できないことが悔しいだけだと言った。

顧剣はなぜ柴牧が名乗り出ないのか分からなかった。
すると柴牧は明月の穏やかな日々を守りたいと吐露し、血なまぐさい復讐に巻き込みたくないという。
顧剣は自分を救うために家族を犠牲にしたのだろうと言おうとしたが、柴牧が遮った。
「後悔はしていない、大義のために生きる者もこの世には必要だ
 剣児よ、済まなかった、お前に重荷を背負わせて…だが忘れるな、私たちは生かされている
 数百人の犠牲の上に今があるのだ」
顧剣は義父へのわだかまりが解け、敵を討つために今後も指示に従うと約束した。

李承鄞は戸部と兵部の資料を集め、調査を進めていた。
すると小楓が懲りずに手伝いにやって来る。
そこで李承鄞は九公主に地図を確認して欲しいと頼んだが、方向音痴の小楓は見ても分からなかった。
しかし役立たずだと思われるのが嫌で、とりあえず知っている事でごまかすことにする。
「ここが間違ってる!
 丹蚩は氷原だけじゃないの、この谷には温泉が湧いているわ、夏は本当に美しいのよ?
 辺り一面が蛍の光で照らされてね~」
その時、小楓はふと自分たちは前に会ったことがないかと聞いた。
「私たち、以前からの知り合いじゃない?」
李承鄞はまさか自分が温泉で蛍を小楓に贈ったなど夢にも思わず、無視して資料を手に取った。

寿仁宮に戻った小楓は楽しそうな侍女たちの声を聞いて部屋をのぞいた。
すると侍女たちが銅銭を使って何やら盛り上がっている。
小楓は興味津々で中に入ると、侍女たちは″銭投(セントウ)″で遊んでいた。
銭投とは参加者が同じ枚数の銅銭を出し合い、銅銭を投げて表が出た数だけ取ることができる。
裏が出た銅銭はそのまま残し、次の人が投げて表の銅銭だけ取る、これを繰り返して銅銭を一番多く取った者が勝ちだ。
小楓は早速、参加することにしたが銅銭がなく、耳飾りで許してもらう。
すると驚いたことに小楓は一人勝ちした。
しかし突然、女官・永娘(エイジョウ)が現れ、侍女と賭け事など立場に関わると叱られてしまう。

小楓はかろうじて2枚の銅銭を持ち帰ったが、ある疑問が湧いた。
「永娘?豊朝(レイチョウ)の官銭の規格は同じなの?」
「はい」
「おかしいわね~同じ作り方なのに大きさや厚みに差が出るかしら?」
「職人が失敗したのでは?」
翌日、納得がいかない小楓は鴻文館でこっそり銅銭を調べ始めた。
すると李承鄞が何やらコソコソしている小楓を見つけてのぞいてみる。
「何だ、遊んでいたのか?」
( ・ノェ・)コショッ<…重大な発見をしたの
「何だ?」
「見て、不揃いの銅銭が流通しているの、変でしょう?」
李承鄞は小楓が調べていた銅銭を手に取り、確認してみた。
確かに小楓がいう通り大きさや厚みが違う。
しかし李承鄞はそのまま黙って小楓の銅銭を取り上げた。
「返してよ!」
「嫌だ!…もっと良い物をやるよ!これはもらう!」
「ダメよ!ダメ!」

宮中を抜け出せない李承鄞は裴照(ハイショウ)に銅銭を預けた。
そこで早速、裴照は柴牧に届けて事情を説明する。
「厚い方は銅が古い、薄い方は銅が新しい、私鋳銭(シチュウセン)だろう」
豊朝は銅を使って毎年、銅銭を発行、残りの銅は仏像鋳造に使われていた。
信仰心が厚い皇帝は即位後、万沸寺を建立し、毎年、仏像を寄進している。
「今年も作った、仏像鋳造の責任者は忠王の嫡子・李釅だ」
「私鋳銭を作った可能性がありますね、背後には太子が?大金を何に使うのでしょうか?」
「だが問題がある、仮に翊王が陛下に動かぬ証拠を示しても体面を重んじて握りつぶすやもしれぬ」
柴牧は皇帝が自ら調査を命じるよう仕向ける必要があると助言した。

攬月(ランゲツ)閣に翊王の侍女・嬋児がやって来た。
翊王から手慰みにと贈り物があるという。
箱の中から出て来たのは″孔明鎖(コウミンソウ)″という玩具で、何でも辛抱強く木片をバラすものだとか…。

つづく


(^ꇴ^)水の掛け合いが雪合戦に~
楽しかったシーズン1を思い起こさせる演出が上手いわ





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最終更新日  2020.12.19 14:08:32
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