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第24話「最後の一手」

皇帝は東宮を訪ね、皇太子・李承鄴(リショウギョウ)にそれとなく探りを入れた。
「今日の朝議で先太子について李釅(リゲン)に指摘され、冷水を浴びせられた気分だった
 お前はどう思う?」
「その件なら丹蚩(タンシ)の仕業、父皇に物申すなど無礼千万
 ですが李釅も罰を与えられ反省しているでしょう」
「お前は本当に翊王と無関係だと思うか?」
「父皇、それにはお答えしかねます


その夜、皇帝は再び大理寺の牢へ向かった。
報告では侍女・嬋児(ゼンジ)の家族が姓を変え、2ヶ月前に郊外の屋敷に移り住んだという。
そこで皇帝はたった1人で張り付けにされている嬋児に尋問することにした。

皇帝は嬋児の供述に全く綻びがなく、3日間も大理寺の拷問に耐えたことをむしろ怪しんだ。
白状したのはきっちり3日後、果たして主からどんな見返りがあったのか。
「お前の家族は両親と齢(ヨワイ)80の祖母、10代の弟が2人、あとは4歳の妹だな?
 残念だな~家族は皆殺しにされ、荒野に捨てられたぞ?…太子はお前との約束を反故にした」
皇帝に鎌をかけられた嬋児は呆然とし、うっかり皇太子が家族を守ってくれると約束したことを白状してしまう。
やはり毒の件は皇太子が翊(ヨク)王を陥れようと仕組んだことだった。
しかし皇帝は口封じのため、自らの手で嬋児を葬ってしまう。

皇帝は嬋児の自供が全て事実だったと話し、翊王が皇太子の毒殺を謀ったと断定した。

釈放された李承鄞(リショウギン)は皇后に別れの挨拶にやって来た。
皇后は涙ながらに必ず助けると励ましたが、李承鄞は父が二兄の味方である以上、挽回の余地はないと肩を落とす。
しかし皇后はあきらめきれず、叔父の高于明(コウウメイ)に助けを求めた。

高于明は今回、恩を売っておけば翊王を意のままにできると考えた。
奇しくも今朝の朝議で李釅が再び暗殺された李承稷(リショウショク)の話を持ち出したが、これが思わぬ突破口となる。

もしや今回の毒の件に乗じて翊王に濡れ衣を着せ、潔白を装えると考えたのやもしれない。
「だとしたら連中がまずやるべきはバトゥールの調書を消すことだ」
「すぐ大理寺へ行き、調書を移します」

李釅が慌てて東宮へ駆けつけた。
大理寺へ行ったところ、一足先に高坤がバトゥールの調書を持ち去ってしまったという。
驚いた皇太子は高家を見張り、動きがあれば報告するよう命じた。

李承鄞は皇后に言われて相府に駆けつけた。
もし都に残れたら、今後は全て大叔父に従うと誓う。
すると高于明がバトゥールの人相書きを渡した。
高坤の話では大理寺に残されていたのはわずかな調書とこの人相書きのみだったという。
「なるほど、兄の死は私に関係があると父皇が言った、これで謎が解けた」
李承鄞は皇帝が長兄の死に関して疑心があったのだと気づいた。
暗殺が丹蚩(タンシ)の仕業とするにはバトゥールの自白に頼らざるを得ない。
そのバトゥールを都に護送したのは李釅だった。
高坤は李釅なら道中で偽物とすり替えることも可能だと怪しむ。
しかし李承鄞は安護府でバトゥールと面識がなかった。
その時、ふと高顕(コウケン)が安護府での尋問に加わっていたことを思い出す。
「安護府にも調書がある、それを取り寄せれば糸口が見つかるやも…」

皇太子は高顕が安護府を出立して都へ向かったと報告を受けた。
李釅の話では兵たちが皆、同じ格好をして覆面で顔を隠し、幾手にも別れて向かっているという。
皇太子は珍しく動揺したが、忠(チュウ)王は精兵に城門を守らせ、何人たりとも都には入れないと安心させた。
「それに辺将は勅命なしに都へは入れません、もし城門を破れば謀反の罪で処刑しましょう」
忠王は直ちに出かけて行ったが、皇太子はなぜか胸騒ぎがした。
「もし阻止できねば、残された道はただひとつ
 …私鋳銭(シチュウセン)を作り、多くの死士を養ったのはこの日のためだ」

裴照(ハイショウ)は翊王を救うため、丹蚩人のアドゥに協力を求めた。
しかしアドゥに拒否されてしまう。
そこで顧剣(コケン)を頼り、高家側の証拠だけでは皇帝を納得させられず、アドゥのような中立の者の証言が必要だと訴えた。

顧剣はその夜、攬月(ランゲツ)閣の屋根の上にいるアドゥを説得にやって来た。
「お前も肩の荷を下せばもっと楽になる…いいのか?翊王を救わねば小楓(ショウフウ)は太子に嫁ぐ
 太子が小楓を守れるか?小楓が相次ぐ罠から逃れられるか?今回は毒だったが、この次は?」
「顧剣、翊王の肩を持つなら、二度と公主に会わせないから」
「毒を盛ったのが翊王で、小楓を守ったのが太子なら、頼みには来ない」



皇太子が放った刺客は次々に安護府からの使者を襲った。
しかし奪った調書はどれも偽物、李承鄴は焦りを隠せない。
そんな中、ついに郊外で待つ李承鄞と裴照のもとに高顕が到着した。
「高家の恩は決して忘れません」
「はお、太子となってもお忘れなく」
高顕はすぐ引き返し、李承鄞たちも都へ戻ることにした。
その時、皇太子の刺客が放った矢が李承鄞に向かって飛んで来る。
すると駆けつけた顧剣が飛び出し、危ないところで矢を弾き飛ばした。
李承鄞、裴照、顧剣は協力して刺客に立ち向かい、目処がついたところで顧剣が李承鄞たちを先に逃がす。
こうして李承鄞は皇帝に安護府の調書を献上することに成功した。



バトゥールを知るアドゥが証人として皇帝に謁見した。
するとアドゥは多くの肖像画の中からある人相書きを指差す。
皇帝は自分が尋問したバトゥールが偽物だったという動かない証拠を前に言葉を失った。

一方、東宮では李承鄴が覚悟を決めていた。
李釅はバトゥールを護送した自分が責任を取ると申し出たが、李承鄴は自分の腹心が罪を被っても責任は免れないと知っている。
どちらにせよ皇太子の座は守れない、しかし皇位なら…。
李承鄴は退路を断ち、謀反を起こした。

皇帝はすでに羽林軍を配備させていた。
死士を連れて王宮に乗り込んだ李承鄴と李釅だったが、太極殿の前で包囲されてしまう。
すると将軍・曾献(ソウケン)が号令をかけた。
「太子は生け捕りに!他の者は皆殺しだ!」
「…お前らごときが私を捕らえられるとでも?!」
李承鄴は剣を抜き、雄叫びを上げた。

城楼から弓兵が一斉に矢を放った。
死士たちは次々と矢に射抜かれ、李釅も皇太子をかばって矢を受けてしまう。
その場に崩れ落ちるように膝をついた李釅、その姿を見た李承鄴はふと冷静になった。
気がつけば辺り一面に死士たちの亡骸が転がっている。
「…李釅、我が人生に負けはない」
李承鄴は自分の首に剣を当てた。
驚いた李釅は思わず立ち上がって皇太子の剣を奪い、自分の腹を突き刺してしまう。
「殿下…私は他人の剣で死にたくない…来世は皇族ではなく…民の家に生まれましょう…」

李承鄴は李釅を失い、たった1人で兵士に対抗した。
しかし兵士たちは生け捕りにするため、皇太子にとどめを刺すことはできない。
「父皇!あなたから″勝者こそ正義、手段を選ぶな″と教わった!
 野心を植え付けておきながら、なぜ止めるのです?!なぜ私を潰そうとするのか?!
 私は権力争いの駒に過ぎない、そうでしょう?!
 これまで私を息子だと思ったことがありますか?!
 父皇!ご覧ください!あなたの天下は変わらない、だがあなたの息子は敵に変わったのです!」
結局、皇帝は最後まで顔を見せなかった。

その時、李承鄞は太極殿の前の石段に立っていた。
兵士たちに退けられる二兄の惨めな姿を見下ろしながら、李承鄞は何とも言えない虚しさに襲われる。

つづく


(  ̄꒳ ̄)あれ?第7話で高顕が似顔絵を受け取ってパパに手紙を書いてなかった?
てっきりパパに送ったと思ってた〜え?大理寺に送ったの?
よく分からないけど次に行くよ〜(笑





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最終更新日  2020.12.19 20:22:16
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