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第27話「元宵節の夜」

皇后から脅された魏修儀(ギシュウギ)は息子の命を守るため、皇太子の座を諦めさせることにした。
納得できない栄(エイ)王・李承玟(リショウブン)だったが、母から皇后と高家には敵わないと泣きつかれる。
「今は太子選びの重要な時期よ、皇后も下手に動けない…今こそ逃げ出す絶好の機会なの
 陛下にお願いして領地を頂きなさい!2人で静かに都を離れましょう?
 母の言うことを聞いてちょうだい!」
こうして第三皇子・李承玟は皇太子選びから脱落、蜀(ショク)の地を治めることになった。

西州の九公主・曲小楓(キョクショウフウ)は次の皇太子より、趙瑟瑟(チョウシツシツ)の首飾りが気になっていた。

しかし運悪く瑟瑟と待ち合わせしていた翊(ヨク)王・李承鄞(リショウギン)に見つかった。
「九公主?私に会いたくて瑟瑟の尾行を?」
「違うに決まってるでしょう?」
すると2人の言い争いに気づいた瑟瑟がやって来た。
どうしても首飾りを確認したい小楓、そこで咄嗟に瑟瑟に一緒に服を選んで欲しいと頼む。
「構いませんよ、公主」
「よかった!じゃあ…」
「男は邪魔だな、私は帰るよ」
李承鄞は小楓と瑟瑟の背中を見送りながら、目を細めていた。

唯品閣には真紅の美しい衣・百花飛蝶(ヒャッカヒチョウ)が飾られていた。
小楓は色白の瑟瑟に似合うと勧めたが、瑟瑟はふと翊王の言葉を思い出す。

…なぜか赤は胸が苦しくなるんだ
そこで瑟瑟は赤が苦手だと断ったが、小楓は試着だけでもするよう強引に勧めた。

小楓は瑟瑟と2人で試着室に入り、着替えを手伝うと申し出て首飾りを見ようとした。
しかし無理やり脱がされそうになった瑟瑟が驚き、試着をやめて飛び出してしまう。
小楓は思わず狼の牙を見せて欲しいと頼んだ。

「だってそれは阿翁(アウォン)の故郷で神聖な物とされているの…お願い、見せて」
すると瑟瑟は狼の牙の首飾りなど持っていないと断り、慌てて帰ってしまう。

昼寝をしていた小楓は夢の中で狼の牙の首飾りをしていた。
その首飾りに手を伸ばしているのは誰なのか?
丹蚩(タンシ)の温泉で一緒にいるのは誰?
″私を裏切ったら忘川(ボウセン)の水を飲んであなたを忘れるから″
「誰を忘れるの?あなたは誰?」
小楓の寝言を聞いた第七公主・永寧(エイネイ)は思わず耳元でささやいた。
「誰のことを忘れたの?」
「え?うわーっ!」
驚いた小楓が飛び起きると、永寧と第八公主・珞熙(ラクキ)がくすくす笑っている。
何事かと思えば今日は元宵節(ゲンショウセツ)、太皇太后のお許しが出て灯籠祭りへ行けることになった。
「翊王殿下と裴照(ハイショウ)大将軍が連れて行ってくれるの」
実は永寧と珞熙は五兄が皇太子になると見越し、李承鄞と親しくなれるよう小楓を誘ったという。
一方、顧剣(コケン)は父と決別した明月(メイゲツ)を灯籠祭りに誘っていた。
「何があっても私たちは朋友(ホウユウ)だろう?暗い顔の君を見たくない、今日は楽しもう」

永寧は五兄と小楓を2人きりにするため、裴将軍に護衛を頼んで珞熙と唯品閣に向かった。
李承鄞と小楓は照れ臭そうに2人で歩き始めたが、不思議とすぐに打ち解ける。
「それは瑟瑟と出かけた時に買った服かい?」
「うん…どうかしら?」
「…以前は赤が苦手だったが、君には似合う」
すると小楓は露店の飴細工に目を留めた。
「食べるかい?」
「うん!」
しかし小楓は持ち合わせがなく、李承鄞も銭袋を忘れたと気づく。
2人は仕方なく飴細工の露店を通り過ぎ、灯籠祭りを楽しんだ。
至る所で見かける大道芸に手を叩いて喜ぶ小楓、その時、李承鄞は妙策を思いつく。
その頃、唯品閣では珞熙が心配していた。
「焦り過ぎたかしら?まだ太子は決まっていないのに…」
「大丈夫よ、五哥哥と小楓はお似合いだわ」
永寧は頬紅が小楓の故郷である西州に咲く紅花を使っていると知り、小楓のために買った。

李承鄞は露店で剣を借り、剣舞を披露して飴代を稼ぐことにした。
見事な剣舞にあっという間に人だかりができると、小楓が観客たちから銅銭を集める。
「…これで飴が買えるわ!」
剣舞を終えた李承鄞は剣を返し、稼いだ中から店主に銭を渡した。

李承鄞は無意識に腕を伸ばして小楓の手を取り、歩き始めた。
2人はまるでずっと以前からこうして歩いていたように手を繋ぎ、やがて飴細工の露店に到着する。
「老板、飴を2つちょうだい!…ねえ、離して」

李承鄞は小楓から代金を払うと言われ、ハッとして手を離した。
「近くで待っているよ…」
すると偶然、瑟瑟と出くわしてしまう。

小楓は飴を買ったが、通行人とぶつかって落とした。
仕方なく割れてしまった飴細工を拾って李承鄞を探したが、そこで瑟瑟と楽しそうに立ち話をしている様子を目撃する。
小楓は2人の親しげな姿に呆然となり、身体が勝手に後ろを向いて人混みに消えて行った。



小楓が灯籠を眺めながら歩いていると、顧剣と明月に会った。
「小楓?なぜ1人で?」
「それが…」
しかし運良く永寧たちが小楓を見つけてくれる。
「シァォフォン!」
「ぁ…友だちと一緒に来てるの、じゃあ行くわね!」
顧剣は小楓の困惑した表情に気づいたが、明月もそんな顧剣の様子を見て小楓への気持ちを察するのだった。

一方、李承鄞は瑟瑟と一緒に小楓を探していた。
瑟瑟は珍しく李承鄞が動揺している姿に不安を感じ、人が減ればいずれ自然と見つかるとなだめる。
「殿下、悲願である太子の座に間もなく就くのですね、そして九公主が太子妃になられる…
 殿下の夢が叶い嬉しく思います、お立場上、身勝手な真似は許されないでしょう
 殿下には何も求めません、ただどうか私のことを忘れないでください」
「瑟瑟…」
「五哥!」
その時、水路の向こうから永寧が声が聞こえた。
李承鄞は小楓の姿を見つけて思わず顔がほころんだが、小楓は寂しそうにうつむいてしまう。

李承鄞は小楓たちと合流し、帰路についた。
瑟瑟と先頭を歩きながら、後ろにいる小楓が気になる李承鄞、すると永寧が珞熙の背中を押して前を歩いていた裴照の隣に行かせる。
すると永寧は元気がない小楓に瑟瑟など気にするなと励ました。
しかし李承鄞が娶りたいのは瑟瑟、小楓は何だか申し訳ないという。
「太子妃~自信を持って、もう鴻鸕寺(コウロジ)の客舎は各国の使臣で埋まっているわ
 あなたを祝いに来てるのよ?趙瑟瑟のためじゃない」
小楓はならば西州の使臣にも会えると気づき、日を改めて訪ねようと決めた。

その夜、顧剣が攬月(ランゲツ)閣に現れた。
「さっきは動揺していたな?…誤解するな、明月は妹も同然だ」
「誤解なんてしてないわ…動揺は別の理由よ、それに親しい2人が恋仲になれば嬉しい」
顧剣は失笑し、以前の小楓なら怒ったと教えた。
かつて西州でディーモと一緒にいた顧剣を見た小楓は怒って3日間も口をきいてくれなかったという。
「あの時、実は君への贈り物を選んでもらっていたんだ」
顧剣は今夜も小楓を怒らせてしまったと心配して来てみたが、小楓は何も覚えていなかった。

皇太子と九公主の婚儀が10日後に迫る中、その座を賭けた李承鄞と第四皇子の允(イン)王・李承沅(リショウゲン)の戦いも佳境に入った。
柴牧(サイボク)は焦れば焦るほど馬脚が露われやすくなることから、第四皇子にこちらから仕掛けるよう助言する。
そこで李承鄞は允王府を訪ね、兄弟の思い出の品である手作りの弓を手土産にした。
「四哥、射術を学ぶ前に弓の作り方を学びましたね?
 背は大哥が、弓腹(ユハラ)は二哥が磨き、弓弦(ユズル)を選んだのは三哥でした…
 幼い四哥はこの弓を1人で使い、傷を負われた…結局、私が拝領し、大切に保管していたのです」
李承鄞は弓を愛おしそうに眺めながら、長兄が亡くなり、二兄は死を賜り、三兄も蜀へ行ってしまったと話した。
そして弓を李承沅に贈り、暗にこのままでは四兄が傷を負うと牽制する。
脅しだと分かった李承沅は結局、体調が優れないので江南で静養したいと父に嘆願、後継者争いから脱落した。

皇帝は李承鄞を茶に誘った。
「チョンイン、茶の中に何が入っているか当ててみよ」
「ぐびっ…仏桑花(ブッソウゲ)?」
「そうだ、身体を冷やし、火照りを取る作用がある」
皇帝は頭に血が上ったらこの茶を入れて飲むと教えた。
すると李承鄞は温める方が効果的な場合もあると告げる。
驚いた皇帝は、もし奸臣がいるとして何か企んでいたらどうするかと聞いた。
「薬を用いて取り除くべきではないか?まさか手を打たぬと?」
「父皇、奸臣のせいで国は弱体化しています、焦ってはなりません
 奸臣を刺激せず力を削ぐことが肝要かと…薬の使い過ぎは危険です」
皇帝は李承鄞の答えに感心し、心を決めた。

李承鄞は立太子の儀に臨んだ。
そして皇太子に封じられ、ついに東宮の主となる。

つづく


(  ̄꒳ ̄)チョンイン、小楓と一緒にいると良い人なんだよね〜
って騙されてる?!w





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最終更新日  2020.12.22 23:11:44
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