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2021.01.24
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第42話「刺客」

太皇太后から内殿に軟禁された李承鄞(リショウギン)と曲小楓(キョクショウフウ)。
2人は外衣まで取り上げられてしまい、一緒に布団に入って暖を取るしかなかった。
そして翌朝…。
(」゚ロ゚)」<一国の太子妃が鳴玉坊(ライギョクボウ)だってーっ?!
(๑≧ꇴ≦)<アイヤー!静かにして!壁に耳あり、大声を出さないで!
小楓は慌てて李承鄞の口をふさぎ、あくまで視野を広めるために行っただけだと言い訳する。
すると李承鄞は次に行く時には自分も誘って欲しいと頼んだ。

今度は小楓が声を荒げ、李承鄞が慌てて口をふさぐ。
「視野を広げるために行くだけだ!」
「ん〜それならまずここを出ないとね~」
そこで小楓は李承鄞に仮病を使えと強要した。
「え?」
「らいれんな(来人哪)~!太子殿下が倒れたわ~!」
李承鄞はやめろと止めたが、すぐ時恩(ジオン)たちが駆けつけ、仕方なく目を閉じて寝たふりをするしかなかった。

太医は皇太子が一時的に脈が乱れてめまいを起こしただけだと見立てた。
安堵した太皇太后は明日の祭祀までに滋養をつけさせるよう命じ、これを機に皇太子妃も解放すると決める。
小楓は喜んで太皇太后を見送ると、寝たふりをしている李承鄞の足をわざと踏んで寝台から降りた。
(#>ω<)<うっ!

時恩は涼しい顔で帰って行く皇太子妃に困惑していたが、その時、皇太子が目を覚ました。
「私の衣を持って来てくれないか」
「殿下!本当はお元気なのですね?!」
しかし時恩が持って来た衣は新しい衣で、皇太子が着ていた衣は昨夜、皇后が持って行ってしまったという。
↓「皇后?!…では私の玉佩は?!」



すると確かに自分が着ていた衣と玉佩がある。
皇后は作り笑顔を見せながら、李承鄞の衣に火熨斗(ヒノシ)をかけさせたと伝えた。
感謝した李承鄞は早速、衣を持って帰ることにしたが、その時、皇后が衣の上に置いてあった玉佩を手に取る。
「この玉佩は対になっているのね?ひとつは昔から持っていたけれど、もう片方はどこで?」
「…西州で明遠(メイエン)姑姑(グーグー)から頂きました」
「あら、では玉佩の由来は聞いた?」
「由来ですか?いいえ何も…ただ2つを合わせて日々、身につけ、自分を思い出して欲しいとだけ」
李承鄞は何も知らないふりをすると、皇后もそれ以上、追求できなかった。
「そうだったの~大事なものだし、失くさないようにね…」

東宮に戻った李承鄞はすぐ裴照(ハイショウ)を呼び、その夜、密かに柴牧(サイボク)と接触した。
そんな2人の後を黒装束の曲者が付けている。
李承鄞は柴牧に皇后が玉佩に気づいたと報告した。
しかし皇后は追求せず、今後の出方が気がかりだという。
その時、人影が窓紗に写り込み、裴照は咄嗟に剣に手をかけた。
すると柴牧は黙って裴照を制止、わざと挑発する話を聞かせて罠を仕掛ける。
「皇后が疑念を抱いた以上、隠しきれません、機先を制するべきです
 明朝、陛下に真相を話してください」
李承鄞も柴牧に調子を合わせ、明遠から聞いた話を父皇に告げるのかと確認した。
「ですが私の母を 皇 后 が 殺 し た など父皇が信じて下さるかどうか…」
「何もせぬよりはましです、用心深い皇后は必ず策を打ってくるはず
 そうだ、西州から持ち帰った証拠は?証拠を見せれば陛下も信じるでしょう」
「分かりました、ただ明日は各官署の議事でお忙しいゆえ、明後日の朝に話します」

黒装束の間者は皇后の側近侍女・容霜(ヨウソウ)だった。
報告を聞いた皇后は李承鄞が育てた恩を仇で返すのかと憤慨したが、その反面、素直な李承鄞が自分を本当に告発するとは信じられない。
すると容霜は迷っている暇はないと訴えた。
「今はまず御身を守ることをお考えに…」
しかし翌朝、皇后が最も恐れていた婕妤(ショウヨ)・高如意(コウニョイ)の懐妊が明らかになる。
皇帝の手前、笑顔で祝辞を述べたものの、皇后は清寧殿に戻るなり泣き崩れた。
「もうおしまいよ…助かる道はない…どうしたらいいのっ!
 如意が身ごもった…高家に捨てられる!承鄞にも背を向けられたわ…私を告発するなんて…
 私が玉瑶(ギョクヨウ)を殺したことが陛下に知れたら、私は…ゥッ…
 廃されてしまうわ!…いいえ死罪になる!」
「にゃんにゃん!しっかりなさってください!」
容霜は取り乱す皇后を叱咤し、決断を迫った。
「ご命令を!私にご命令ください!」

その夜、時恩が承恩(ショウオン)殿に駆けつけ、皇太子の様子がおかしいと報告した。
「昨日から殿下が思いつめたご様子で、今日は泥酔し、お一人で寝殿にこもられました
 何年もお仕えしていますが、こんなことは初めてです
 どうか太子妃から話を聞いてみてもらえませんか?」
小楓は自分が行っても無駄だと困惑したが、時恩に哀願されてやむなく内殿にやって来た。
そこでアドゥを寝殿の前に待たせ、独りで薄暗い殿内に入ってみる。
「リーチョンイン?リーチョンイン?…私よ」
「今夜は誰も入るなと言ったはずだ」
すると李承鄞が小楓の前まで歩いて来る。
「あなたが心配で来たの、何があったのか教えてくれる?」
しかし李承鄞は胸の内を明かせず、黙って小楓を抱きしめることしかできなかった。

「今すぐここから離れろ、説明は後だ、早く行け」
その時、窓からいきなり黒装束の刺客が飛び込んで来たかと思うと、李承鄞に襲いかかった。
李承鄞は胸を刺されながらも小楓を守るため、咄嗟に刺客を蹴り飛ばす。
「アドゥ!刺客よ!」
小楓の声でアドゥが寝殿に飛び込み刺客と応戦、そのまま逃げ出した刺客を追いかけて行った。

東宮は騒然となった。
小楓は時恩に太医を呼ぶよう頼み、李承鄞を腕に抱いて励ます。
「シァォフォン…怪我はないか…?」
「フル(T_T ))(( T_T)フル…痛いでしょう?すぐ太医が来るわ、少しの辛抱よ」
「…君が泣くなんて…寡婦になるのが…怖いのかい?…ウッ…」
「もう黙って!大丈夫よ、きっと助かる、しっかりして!」
「本当に怖いのか?…いつもの君とは…大違いだ…」
「よく聞いて、私の前で死んだら許さないからっ!だから耐えるのよ」
小楓は李承鄞の手を握りしめて声をかけ続けたが、李承鄞は意識を失ってしまう。

一方、アドゥは刺客に追いつき、激しい攻防が続いていた。
やがて刺客の左腕を切りつけ、覆面を剥がすことに成功、しかし刺客が容霜だと知る。
アドゥは予想外の正体にたじろぎ、一瞬の隙ができた。

皇帝と皇后は慌てて東宮に駆けつけた。
しかし太医は皇太子の傷が深く、かなりの出血のため、命の危険があると伝える。
激情に駆られた皇帝は治さねば打ち首だと脅したが、そこへ裴照が意識のないアドゥを抱きかかえてやって来た。
「アドゥ姑娘(グーニャン)が外で倒れているのを発見しました!
 刺客の姿はなく、重症のため運んで来たのです」
「陛下!アドゥをお助けください」
小楓はその場にひざまずいて嘆願した。
すると皇帝はアドゥが刺客の顔を見たに違いないと考え、太医に治療を命じる。
小楓は感謝し、直ちにアドゥを連れて承恩殿に戻った。

アドゥは容霜からまともに掌(ショウ)を受け、五臓六腑が打ち砕かれていた。
手当てした太医は霊薬をもってしても回復は困難だという。
永娘はその場で崩れ落ちるようにへたり込んだ。
「アドゥ…刺客なんて追わせるんじゃなかった…私のせいよ…ごめんね」
小楓はアドゥの手を握りしめながら泣き崩れた。

永寧(エイネイ)と珞熙(ラクキ)は五兄の見舞いに駆けつけた。
しかし2人は気丈に振る舞う小楓の様子にかえって心を痛める。
「辛いのは分かっているわ…泣いてもいいの、少しは楽になるわよ?ね?」
「普段は喧嘩ばかりしていても、あなたの心に五哥哥がいるのは知っているわ
 無理しないで、看病するためにも身体を大事にしないと…」
すると小楓はただ黙って2人の手を取り、悲しみに耐えた。

宮中は誰もが皇太子のために祈っていた。
太医たちの懸命な治療が続く中、裴照率いる羽林軍は城内に潜伏しているはずの刺客をしらみつぶしに探し始める。
しかし容霜は左腕の傷を隠し、何食わぬ顔で仕事に戻っていた。

小楓は李承鄞とアドゥの介抱に追われ、三日三晩も付き切りだった。
心配した時恩は差し入れを届け、泣きたい時は泣いた方が良いと進言する。
「西州の女子は泣いたりなんてしないわ…
 知っている?…李承鄞が刺されたのは私をかばったからなの」
その時、意識がなかった李承鄞が急にうわ言をつぶやいた。
「リーチョンイン!目が覚めたの?!…え?何?」
「…にゃん(娘)」
小楓は李承鄞が母を呼んでいると気づき、急いで皇后を呼んで来るよう命じた。
しかし…。

皇后は恐る恐る李承鄞の枕元に腰掛けた。
すると確かに李承鄞が母を呼んでいる。
「にゃんよ!にゃんはここにいるわ!…私の可愛い息子よ〜」
皇后は李承鄞への誤解を解き、その手を握りしめて感激の涙を流した。
しかしその時、李承鄞が反射的に皇后から自分の手を退けるのを見る。
皇后は愕然とし、やはり李承鄞の心が自分から離れたのだと確信することになった。



皇后が呆然としながら東宮をあとにすると、入れ違いで永娘が現れた。
永娘からアドゥが危篤状態だと聞いた小楓は承恩殿に戻ったが、太医から今夜が峠だと宣告されてしまう。
そこで顧剣(コケン)に鳴り矢を放とうと裏門から飛び出すと、ちょうど一大事が起こったと知って駆けつけた顧剣と出くわした。

顧剣は自分の身も顧みず、アドゥのために自分の気を使った。
これ以上、気を損なえば命の保証はないと分かっていたが、小楓への償いに後悔はない。
するとアドゥを診た太医は経脈が全て通じていると驚き、危機は脱したと安心して帰った。
小楓は顧剣に心から感謝し、李承鄞も助けられないかと切り出す。
この言葉がいかに顧剣を傷つけているかも知らず、小楓は曲がりなりにも夫であり、自分のせいで刺された李承鄞を助けなければ一生、後悔すると訴えた。
しかし顧剣はアドゥのような内傷は治せても、外傷では気の力で治せないと教える。
そこで初めから届けるつもりだった金創(キンソウ)薬を渡した。
「これを使え、助かるかは本人次第だ…」

裴照は顧剣を裏門まで送った。
顧剣は柴牧からの薬を小楓に渡したと教え、劇薬のため安易には使えないと釘を刺しておく。
すると裴照は万が一の時に使ってみると答えた。
顧剣はそこで帰ることにしたが、無理が祟って急に倒れてしまう。

裴照は顧剣を鳴玉坊の明月(メイゲツ)の元へ送り届けた。
医者に見せた明月は顧剣の身体の異変を知り、なぜ無理をしてアドゥを助けたのかと嘆く。
「アドゥに何かあれば小楓が悲しむ…これも天命だ」
顧剣は自分が生きているのは一日も早く顧家の汚名をそそぎ、小楓を幸せにするためだと言った。
「私には義父と君という妹妹(メイメイ)もいる…人生最後の時に2人がそばにいれば十分、幸せだ」

つづく


( ;∀;)師父、イイハナシダ〜
って、危うく過去の所業を忘れるところだったわ(笑





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最終更新日  2021.01.24 13:28:21
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