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第48話「釜中の魚」

皇帝は朝議が散会したあとも血書を前にしばし動けなかった。
かつて李承稷(リショウショク)は科挙で高于明(コウウメイ)が不正を働いたと弾劾、奸臣をかばうのかと父に食い掛かっている。
…いずれ高氏の天下となれば分かってくださるはず…
あの時の息子の戒めは、今になって皇帝の心に暗い影を落とすことになった。

一方、屋敷に戻った高于明は危機感を募らせていた。
朝議で朝臣たちが一斉に懇願したことでかえって自分の権勢を誇示する結果となり、警戒した皇帝が再調査を決めてしまう。
そこで高于明は調査を任された刑部尚書・宗奐(ソウカン)に直筆の書軸を届けることにした。

しかしその気骨は今も健在、金品を渡すのは逆効果だった。
「掛け軸を届けて忠告する、″今のお前があるのは誰のおかげか忘れるな″とな
 金は自死した挙子の遺族に渡せば良い」 
すると高于明は肝心なのは血書の出所だと言った。

宗奐は高右相から書軸を受け取った。
自分が金品を受け取らないと分かっていて、″知遇の恩を忘れるな″と書軸を送ってきたとはさすが高于明だ。
「だが高于明…″并州″の2文字を記すべきではなかったな…」
宗奐は書軸を倉庫にしまっておけと命じた。

一方、小楓(ショウフウ)は顧剣(コケン)こそ愛する顧小五(コショウゴ)だと誤解したまま、旧情を温めていた。
しかしどこか顧小五との距離を縮められずにいる小楓、そんな2人の様子を眺めながら、真実を知るアドゥは複雑な心境になる。
その夜、小楓はアドゥと2人で暖をとりながら、自分は幸せ者だと言った。

 老天爺に感謝しているわ、私たちを再びめぐり合わせてくれて…他には何もいらない」
すると小楓は星を見上げた。
「リーチョンイン、私は西州へ帰るわ」


(」゚ロ゚)」<顧小五!グゥシャオウー!グゥシャオウーグゥシャオウーグゥシャオウーグゥシャオウゥゥゥゥ!

小楓がなぜか川辺で顧小五の名を連呼している頃、李承鄞(リショウギン)は裴照(ハイショウ)と酒を飲んでいた。

「考え過ぎです、太子妃なりにお考えがあるのでしょう」
「小楓はいつも思慮が足りぬ、ものすごく意地っ張りだし…
 突飛なことを思いついては騒ぎを起こす」
「太子妃の行動が功を奏し、助けとなることも多かったはずです」
「小楓を巻き込みたくない、思慮分別がなくてもいい…
 毎日、私に突っかかり、口喧嘩ばかりでも構わぬ
 ただ…東宮で私の帰りを待っていて欲しいのだ…はっ!
 阿照、小楓は都が嫌で帰りたくなったのだろうか?」
確か鳴玉坊(メイギョクボウ)で花火を見た時、小楓は西州が恋しいと言っていた。
しかしあの時、″今は楽しい″と笑ってくれたのに…。

小楓は眠れず、川岸に立って物思いにふけっていた。
すると顧剣が早く休むよう声をかけ、明日には都を発つという。
しかし小楓は元宵節が終わってからにしたいと頼んだ。
祭りで市中は賑やかになるが、人混みの方がかえって見つからないという。
「ミロの店にも行きたいし…」
「やはり李承鄞に未練が?」
「いいえ、私には顧小五がいる、他の人を想ったりしないわ」
「…私が顧小五じゃなかったら?」
「そんなわけない、夢で見た人とそっくりだもの…
 小五、こんな風に去るのは嫌なの、きちんとお別れを言っていきましょう?」
顧剣は仕方なく了承すると、小楓は思わず抱きついた。
「小五、私を信じて、ずっとそばにいる…永遠に一緒よ?誓うわ」

高坤(コウコン)は血書の出所をめぐり父が探していた前皇太子の太傅を見つけた。
しかしすでに首を吊ったあとだっと父に報告する。
遺体から見て死んでから間もないことから、恐らく自分たちが来ると察したのだろう。
「そう単純ではない…裏にいるのは太子か?陛下か?」
高于明はすでに自分たちが釜中(フチュウ)の魚かもしれないと気づき、安護府にいる長子・高顕(コウケン)を頼ることにした。

安護府に早馬が到着した。
父からの文を読んだ高顕はすぐ袁通(エンツウ)を呼び、準備を始めることにする。
「丹蚩(タンシ)が滅んでから芝居はご無沙汰だった~」
そこですぐ金を用意して朔博(サクハク)王に密書を送るよう命じた。
すると程なくして安護符から鎮北侯・趙敬禹(チョウケイウ)に急報が届く。
実は壊辺(カイヘン)・西渚(セイショ)・尤山(ユウサン)が1日で朔博に落とされたというのだ。
安護符は応戦したものの敗退したという。
驚いた趙敬禹は全軍を警戒に当たらせるよう命じ、都からの指示を待つことにした。

高于明は朔博に反乱を起こさせ、辺境の危機を利用して時局を打開しようと画策した。
そこで朝議で愚息の失態を謝罪、指揮権を剥奪して厳罰を嘆願する。
また自らも父としての責任を痛感していると訴え、宰相としても西北の軍備状況の把握を怠ったとして厳罰を請うた。
高家なしに辺境を平定できるはずもなく、皇帝は高于明をなだめるために高顕を鎮遠(チンエン)大将軍に封じ、兵糧と武器の追加を決める。
こうして朝議は散会、皇帝は拾翠(シュウスイ)殿で怒りを爆発させ、皇帝とは名ばかりだと嘆いた。
「明月(メイゲツ)…朕はまことに天子と言えようか?」
「もちろんです」
明月は天子が天子たるゆえんは民意のみならず、天意に沿うものだと言った。
その地位は何人たりとも脅かせないという。

西北の危機で朝廷の状況が一変、宗奐は高家頼りの皇帝をおもんばかって調査を中止した。
すると太常寺卿(ジケイ)・奚清卓(ケイセイタク)が怒り心頭で屋敷に乗り込んで来る。
「7名の挙子のうち最年長者を覚えているか?何度も科挙に落ち、并州で無念の死を遂げた
 おまえの啓蒙(ケイモウ)の師である穆(ボク)先生だ」
「なぜそれを?!」
実は李承鄞は血書の中に一枚の紙を挟んでおいた。
そこには7名の来歴と知人の名が記されており、穆先生の欄には宗奐の名前があったという。
朝議で皇太子が宗奐を指名した時、誰もが高于明側の人間を選んだと思ったはずだ。
しかし奚清卓だけは宗奐なら必ずや師を尊び、道を重んじて仁義を貫くはずだと一縷の望みを抱いたという。
「残念ながら読書人とは名ばかり、刑部尚書の地位にしがみつくとは…」
一方的に罵られた宗奐は奚清卓こそ考えなしの老人だと言い返し、やみくもに騒ぎ立てるとは軽率すぎると咎めた。
奚清卓はようやく自分の早合点だったと気づき、憤慨する宗奐に謝罪する。
すると宗奐は高家に見張られているため、わざと怒っていると説明した。
「奚大人、帰ったらすぐ名簿を書き写し、うちに届けてくれ
 それを手がかりに并州で調査を行わせる」

奚清卓が宗奐を訪ねたことは高于明の耳にもすぐ届いた。
高坤の報告では、無下に追い返された奚清卓が門前で半刻も罵っていたとか。
一方、李承鄞は柴牧(サイボク)を訪ねていた。
「顧剣は元宵節の混雑に紛れて城門を抜けるつもりだろう、各門に軍を配備した
 都を出るなら向かう先は西州、必ずや承天(ショウテン)門を通るはず、柴先生はそこへ…
 一行が現れたら顧剣は任せます、必ず抑えてください、小楓は私が連れ帰ります
 顧剣は先生の弟子であり息子も同然、顧家の者ゆえ今回は大目に見ましょう
 ですが悔い改めず、また勝手な真似をすれば、さすがの私も腹に据えかねるやも…」
すると李承鄞は東宮へ戻ると言って席を立った。
「殿下!…殿下は明月にお会いできましたか?伝言をお願いしたいのですが…」
柴牧は危険を重々承知していたが、元宵節は一家団欒の日、父親として明月に何かしてやりたい。
そんな柴牧に李承鄞は冷たく言い放った。
「…復讐はいまだ果たせず、悪党がのさばっているのに団欒?
 我々にとって元宵節は普段と変わらぬ1日だ」

丹蚩の趙敬禹は皇太子から密書を受け取った。
…朔博と高顕が結託…
すると趙敬禹はすぐ朔博と高顕の関係を調べるよう命じた。
「高顕や高顕…敵と茶番を演じるのもこれまでだ」

良娣(リョウテイ)・趙瑟瑟(チョウシツシツ)は李承鄞の身支度を手伝った。
「この数日で随分とお痩せに…帯が一寸、余っています、昨夜は眠れなかったのですか?」
「いや、よく眠った…着替えなど侍女に任せればよいのに」
「今日は元宵節です…
 戌の刻(19~21)には陛下たちと城楼に上りますし、着せて差し上げたいのです」
「すまぬ」
しかし李承鄞は心ここに在らずだった。
「殿下は日に日によそよそしくなる…
 まるで見知らぬ仲のようです、祝日で都は喜びにあふれているのに…
 太子妃の行方が知れず心配でなりません、本来なら殿下と楼上に立つはずなのに…」
瑟瑟は心にもないことを言って関心を引きながら李承鄞の腰に手を回そうとした。
すると李承鄞がその腕をつかみ、瑟瑟を突き放す。
「民の敬慕を受けられぬのも太子妃の業だろう」
李承鄞は明らかに憤慨して出て行った。



一方、野宿していた小楓たちは荷物をまとめ、いよいよ都を去ることになった。
顧剣は当分こんな日々が続くと小楓を心配したが、本人はどこ吹く風、長く宮中にいても西州の九公主に変わりはないと自信を見せる。
すると珍しくアドゥが顧剣の味方をした。
「私を裏切るなんて~ん?まさか私に隠れて仲良くしているの?」
驚いたアドゥは必死に首を横に振ると、顧剣はからかうなと止めた。
「アドゥが短刀を抜けば君は終わりだ」
「そんなこと絶対に有り得ないわ、アドゥは私を騙したりしない、一番、信頼しているの」
無邪気に笑う小楓にアドゥは胸が痛い。
そんなアドゥの辛さを知る顧剣は話を切り上げ、心残りがないよう小楓の行きたい所に全て寄って行こうと言った。

皇帝は明月の励ましもあり、天子としての自信を深めた。
そこで刺客の捜索を進めるべく、李承鄞に収監された重罪人を再度、取り調べると伝える。
「父皇、それでは朝政に影響するのでは?」
「皇室の権威は決して犯せぬと天下に知らしめるのだ、権力を握って離さぬ輩どもにな」
李承鄞は父の決意にほくそ笑み、実はもう1つ指示を仰ぎたいことがあると切り出した。
「太子妃が不在ですが、今夜は誰を連れて行けば?」
「趙良娣を…西北が不安定な今、趙家により丹蚩の勢力を抑えることが重要だ」

永娘(エイジョウ)は皇太子の命令で小楓が今夜、着るはずだった衣装を青鸞殿に届けた。
すると錦児(キンジ)が受け取ろうとした時、分別ある永娘が珍しく諫言する。
「良娣、これは太子妃が婚礼でお召しになった物、太子妃に合わせて作られた衣です
 青鸞殿にお持ちしましたが、使用後は承恩殿にご返却ください」
「承恩殿の物は東宮の物、返すも何もないのでは?たかが衣でしょう?」
「良娣のおっしゃる通りです、たかが衣ゆえお返しください」
永娘はようやく衣を錦児に渡したが、瑟瑟は怒りが収まらない。
「あなたの太子妃への忠誠心は立派だけど、忠誠を尽くすのは主が戻ってからでも遅くはないわ」
「太子妃への忠誠は私の本分、宮中の掟の教育が私の務めです
 ″立場をわきまえて出過ぎぬことが肝要かと″…」
「ふん!下がりなさい、宮中の掟とやらは無作法な西域の者に聞かせるといいわ!」
永娘に諌められた瑟瑟は袂を払って怒りをあらわにした。

つづく


( *´꒳`*)<ととろ、私を信じて!
( ̄꒳ ̄)<誰がトトロやねん
それにしてもここで″つづく″?!引っ張るなあ~(笑
ところでアドゥは顧剣が好きなの?イマイチ自信がなくて書いていませんが…





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最終更新日  2021.02.07 14:37:51
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