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第14話「脱出」

行方不明となった麗姫(レイキ)の息子・天明(テンメイ)は南宮に幽閉された太后・趙姫(チョウキ)の元にいた。
秦(シン)王・嬴政(エイセイ)は韓申(カンシン)を呼び、南宮を捜索するよう直訴した功績を認めて褒美を出すことにする。
しかし衛尉(エイイ)・李仲(リチュウ)が韓申の左肩の怪我に気づいた。
「韓侍衛?この傷はどこで?」
李仲は韓申の左肩からにじみ出ている血を拭って見せる。

すると韓申は休日に街で腕比べの賭けをして怪我したとごまかした。
李仲はさらに追及しようとしたが、麗姫が機転を利かせて話題を変えてしまう。

そこで嬴政は韓申に遠慮なく欲しいものを言えと命じた。
韓申は母が病との文があり、数日のいとまが欲しいという。
「帰省したいのです」
「はお、許可しよう、では下がるが良い」
|ω・`).oO(大師兄に何か策があるのかしら?

嬴政は人払すると、急に麗姫の手を握りしめた。
「初めて天明を我々の子だと申してくれたな?嬉しいぞ」
しかし麗姫は心労がたたって急に疲れたと断り、早々に寝宮へ帰ってしまう。
敏(ビン)夫人は贈り物を持って昭徳(ショウトク)宮を訪ねたが、麗夫人が休んでいると聞いて出直すことにした。

隠居を余儀なくされた呂不韋(リョフイ)は領地の洛陽(ラクヨウ)でくすぶっていた。
そんな呂不韋を大臣に迎えようと各国はこぞって使臣を送ったが、もはや六国の衰退ぶりは深刻、仕官に値する賢君もいない。

一方、李斯(リシ)は呂不韋が各国からの仕官の要請を黙過していると知り、復権を狙っていると疑った。
何より大王と呂不韋には親子の情がある。
李斯は呂不韋が情に訴えかけて堂々と王宮へ舞い戻る魂胆だと気づき、先手を打つことにした。

李斯は大王に謁見し、各国が争うように破格の待遇を手土産として呂不韋に使臣を送っていると報告した。
中でも楚(ソ)は最高齢の令尹(レイイン)を与えると言って来たとか。

確かに憂慮すべきは六国の合従(ガッショウ)、六国と通じて脅威になるとすれば呂不韋いしかいない。
嬴政は李斯の讒言(ザンゲン)により、自ら洛陽へ出向いて呂不韋を追及すると決めた。

嬴政は南宮に幽閉している太后・趙姫(チョウキ)を訪ね、洛陽へ行くと教えた。
その前に母に聞きたいことがあるという。
「あの者と秦に来て後悔しているか?」
「ふっ、後悔?…先王は情けない人よ、帰国できたのは呂不韋が太子に仕立て上げたおかげ
 私だって先王に嫁ぎ、王后とならなければ秦には来なかったでしょうね、後悔する資格はない
 私は2人の男に振り回されただけ…でもお前は違う、天下はお前のものになるわ
 息子よ、お前は大王として天下を統一する定めなのよ?」
「定めではない、呂不韋が母上を翻弄し、余を秦へ連れて来た…やつのせいだ」
すると嬴政はもう1つ聞きたいことがあると言った。
「もし我々が王族でなければ、太后は余を捨てたのか?」
「政児…私は母親よ?我が子を捨てるはずない」
「だが余を利用した、祖太后も同じだ
 富と栄華を手に入れるため、余の心を気にもかけず私欲に走った」
趙姫は誤解だと否定したが、嬴政は深く失望していた。
「時折、思う…平凡に生きたいと」

麗姫が寝支度をしていると回廊から咳払いが聞こえた。
大師兄だと気づいた麗妃は安堵し、窓へ近づいて声をかける。
「大王に帰省したいなんて言うから不安だったわ、帰る郷里などないのに…」
「少し外へ出るためだ、田光(デンコウ)先生に文を送る、師妹、逃げるぞ」

韓申は仕事の合間に侍衛の通路や交代時刻を調べ上げていた。
すでに手はずは整い、あとは警備が手薄になる嬴政の外出を待つだけだという。
その時、麗姫は嬴政が洛陽へ行くと耳にしたことを思い出した。
詳しい日程は分からないが、誰にも知らせず出かけるらしい。
そこで韓申は田光と荊軻(ケイカ)が麗児だと分かるものが欲しいと頼んだ。

楚が呂不韋に仕官要請の返答を求めて来た。
呂不韋は食客の司空馬(シクウバ)に体調が優れないとごまかすよう命じていたが、そこへ突然、嬴政が現れる。
「( ゚ロ゚)ファッ!だーわん!」
一方、田光の屋敷に身を寄せていた蓋蘭(コウラン)は、放浪の旅に出た荊軻を心配していた。
すると咸陽(カンヨウ)から田光当てに手紙が届く。
田光は″韓″と聞くとすぐ公孫羽(コウソンウ)の一番弟子だと分かった。
袋の中には荊軻が麗児に贈った思い出の襟巻きが入っている。
…麗児を王宮から連れ出すと荊軻にお伝え願う、韓申より…

嬴政は各国から呂不韋に仕官要請が相次いでいると知っていた。
しかも屋敷にはまだたくさんの食客を抱えており、再起を狙って準備していると疑われてしまう。
呂不韋は息子が治める国を裏切るはずないと否定、誓って自分の望みは嬴政が天下統一を果たすことだと訴えた。
親子の情に心が揺さぶられる嬴政、しかしその時、中庭から食客たちの声が聞こえてくる。
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<侯爺、令尹就任におめでとうございま~す!

食客たちは呂不韋が楚に仕官すると誤解し、祝辞を伝えに集まった。
司空馬が慌てて食客たちを解散させたが後の祭り、嬴政は一瞬でも呂不韋を信じたことを後悔し、蜀(ショク)への流刑を言い渡す。
「縁もこれまでだ」「大王!お待ちを~!」



一方、麗姫は嬴政の留守に王宮を脱出することになった。
寝支度を済ませた麗姫はこれが最後かもしれないと思い、世話になった侍女・清児(セイジ)にかんざしを贈る。
やがて王宮が寝静まる頃、麗姫は韓申と合流、衛兵の甲冑に身を包んで寝宮を抜け出した。

麗姫と韓申は天明を迎えに乳母の部屋に忍び込んだ。
しかし抱き上げた途端に天明が泣き出し、乳母が目覚めてしまう。
2人は慌てて物陰に身を潜めると、そこへ衛兵たちが様子を見に来た。
乳母は夜泣きなど良くあることだと言ったが、衛兵は誘拐騒ぎがあってから厳重に警備するよう命じられているという。
韓申は天明を連れて逃げるのは厳しいと気づき、今日のところは置いていくと決めた。
「俺がまた連れに来る、信じろ」

麗姫は仕方なく韓申と内宮を出た。
しかしどうしても天明を残して去ることができず、立ち止まってしまう。
「私たちが逃げたらどんな騒ぎになるか…考えるだけで恐ろしくて…」
「しばらくの辛抱だ、落ち着いたら天明を必ず取り戻すよ」
「でも…」

つづく





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最終更新日  2021.08.09 10:57:16
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