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2021.09.02
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第28話「幇助」

田光(デンコウ)は燕(エン)の丹(タン)太子の策士だった。
麗姫(レイキ)から知らせを受けた田光は丹太子を救出するため、天下無敵の鵠落(コクラク)剣法を習得した荊軻(ケイカ)に協力を頼む。
ただし秦(シン)王の膝下で厳重な警備をかいくぐり助け出すという困難を極める作戦、田光は命の保証がないのでよく考えて欲しいと言った。
しかし荊軻は恩人である田光のために迷わず引き受けるという。

韓申(カンシン)は田光からの密書が届き、折を見て麗姫に見せた。
「師弟が咸陽へ来るそうだ」
「丹太子を救出するのね…」

しかし麗姫は嬴政(エイセイ)にとっても、友である丹太子をこんな形で留め置くのは本意ではないはずだという。
むしろ丹太子が逃亡することが嬴政への救いにもなるはずだ。
韓申は思わずため息をつき、麗姫の行動が丹太子のためのか、嬴政のためのなのか分からなくなったという。
すると麗姫は亡き祖父の口癖を持ち出し、″なすべきことを見極めよ″だと言った。
「万一捕まっても、大王は私を死罪にはしないわ…」
その時、回廊で物音がする。
驚いた麗姫が飛び出すと、見張りをしているはずの清児(セイジ)が消えていた。
「清児?清児?…清…」
ε=┏(* ・_・)┛タッタッタッタ!<夫人!厠に行ってました~申し訳ありません!
麗姫は安堵して殿内に戻ったが、改めて韓申に用心しようと言った。

( ๑≧ꇴ≦)ようやくまともな衣装キタ!にしてもその襟…



…師兄、あなたならやり遂げられるはず…
同じ頃、荊軻も麗姫と同じ満月を見ていた。
いよいよ明日は燕太子府に乗り込む。
もし失敗すれば丹太子も自分たちもここで命を落とすことになるだろう。

翌日、麗姫は政務中の嬴政のそばで甲斐甲斐しく世話を焼いていた。

驚いた嬴政は太医の派遣を許可し、警戒を強化するよう命じた。
すると麗姫が大王の代わりに見舞いに行くという。
そもそも大王が帰国を認めないせいで丹太子が病となり、何もしなければ薄情だとそしられるだろう。
「私が名代なら礼を失することはないかと…」
「はお、韓申、そなたも同行してくれ」
こうして麗姫は大王の勅命を手に燕太子府へ向かった。

麗姫が見舞いにやって来た。
麗姫と韓申が丹太子の寝所へ入ると、黄侍衛は戸にぴったりと張り付いて聞き耳を立てる。
丹太子は御簾から元気な姿で現れたが、黄侍衛を警戒してわざと咳き込んだ。
すると麗姫は祖国を思うあまり病が回復しないのだろうと心配し、望郷の念を和らげるべく歌を贈るという。
殿内に響く麗姫の美声、その時、黒装束に身を包んだ田光と決死隊が燕太子府になだれ込んだ。

中庭が急に騒がしくなった。
黄侍衛は盗賊が乱入したと報告、すると麗姫が様子を見てくると言って寝所を出る。
「韓侍衛、外を見てくるから丹太子をお守りして」
その頃、騒然となった中庭にひとりの手練れが現れた。
荊軻は鮮やかに次々と禁軍を退け、田光に目配せする。
すると麗姫と黄侍衛が殿内から出てきた。

荊軻の姿を見つけた麗姫は物陰に隠れ、急いで裙裾を外して息を整えた。
そして落ちていた兵士の剣を拾うと、荊軻めがけて突進する。
( ・ノェ・)コショッ<師兄、私を人質に…早く!
荊軻は一瞬、戸惑ったものの、麗姫と一手だけ交えてから人質に取った。
「動くな!」
すると阮青と禁軍は一斉に手を止め、盗賊たちと対峙する。
その間に韓申は田光と黒装束に着替えた丹太子を寝所から逃がした。
荊軻は2人が無事に脱出したのを確認すると、麗姫を連れて引き上げて行く。
そこで韓申は自分が麗夫人を追うと伝え、阮青に報告を任せた。

思わぬ形で再会を果たした麗姫と荊軻、荊軻はようやくこの計画を立てたのが麗姫だと知った。
恐らく田光は荊軻が動揺しないよう隠しておいたのだろう。
「前髪…ちゃんとまとまってるのね、爺爺(イェイェ)もきっと喜んでる」
「麗児…もしや他に隠しているこ…」
荊軻は麗児に聞きたいことがあったが、丹太子と田光が現れ言葉をのみ込んだ。
そこへ遅れて韓申も合流する。
「間もなく禁軍が追って来ます、直ちに国境を越えてください」
実はまだ最後の難関である関所越えが待っていた。
「麗夫人…いや公孫(コウソン)姑娘とお呼びします」
丹太子はその場でひざまずき、麗姫に拝礼した。
「今生での恩返しがかなわぬゆえ、来世でお返しします」
「丹太子、道中のご無事をお祈りしています…師兄、田光先生、どうか息災で」

荊軻と麗姫は別々の方向へ歩き始めた。
荊軻はふと振り返り、麗姫の背中を見送る。
思い出されるのは無邪気だった頃の2人の思い出、しかし前を向いて歩いていく麗姫を見て、荊軻も再び歩き出した。
するとその時、麗姫が振り返り、下山する師兄の背中を見つめる。
…あなたには蘭児がいるから安心ね…
荊軻はふともう一度振り返ったが、すでに麗姫は歩き出していた。

( ;∀;)最後まですれ違うなんて、切ないわ~


急報を聞いた李仲は直ちに大王に伝えた。
激怒した嬴政は自ら麗姫の捜索に出かけると、ちょうど山中で麗姫を確保した韓申と合流する。
「盗賊は麗夫人を置いて逃げていました、麗夫人を王宮へお連れするのが先かと…」
しかし嬴政は何かおかしいと気づき、ふと罠だと分かった。

一方、李仲は燕太子府を調査していた。
すると驚いたことに殺された兵士たちは急所を一太刀で仕留められている。
「相当の手だれだな…ただの盗賊とは思えぬ、丹太子は?」
「中でお休みです」
李仲は寝所に声をかけた。
確かに丹太子は無事だったが、激しい咳が続いたせいか声がおかしい。
そこで大王の命だと断って寝所に踏み込み、御簾をあげるよう頼んだ。
「やつれているためご容赦を…」
「せめてひと目だけでも…」
李仲は剣に手をかけたが、その時、大王が駆けつけ、御簾から丹太子をひきずり出した。
「入れ替わったか!」
嬴政が懸念した通り、寝所にいたのは丹太子の身代わりだった。
そこで燕丹の居場所を教えれば屍を揃えて埋めてやると迫ったが、身代わりは奥歯に仕込んでいた毒を噛み、自害してしまう。

丹太子の捜索が始まった。
韓申は今からでは追いつかないと言ったが、李仲は大王から預かった令牌で官道を使うという。
「最短の道で函谷関(カンコクカン)へ向かう、追いつけるはずだ」
その頃、田光たちは葬送請負人に扮し、ちょうど関所に到着していた。
門衛は許可証がなければ通れないと止めたが、田光は秦で客死した百越の者の遺体で、死後ひと月以内に故郷へ運んで埋葬せねば来世で畜生に堕ちてしまうと訴える。
「許可証をもらう暇もなく…どうかお目こぼしを」
するとある兵士がどうせ遺体なので見逃してやろうと門を開けてやった。
しかしその時、李仲たちが到着してしまう。

李仲は覆面を外せと命じ、太子府で盗賊を見た韓申に調べさせた。
しかし韓申は太子府を襲った盗賊とは違うと証言し、逃がそうとする。

すると李仲は棺を開けて中を調べると言い出した。
遺体に剣を突き刺して念には念を入れる李仲、そしてついに丹太子が隠れている棺の番になる。

つづく





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最終更新日  2021.09.02 19:58:54
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