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2023.09.30
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第32話「予期せぬ波紋」

文修君(ウェンシウジュン)が独断で息子に山賊の討伐を命じ失敗、全軍が捕虜となった。
皇太子は凌不疑(リンブーイー)から身びいきを諌められたが結局、王淳(ワンチュン)を罷免できず、皇帝からも厳しく叱責されてしまう。
これをきっかけににわかに廃太子の憶測が流れ、途端に小越(ユエ)侯に取り入ろうとする輩が増えた。

皇后の寿誕の宴の差配を任された程少商(チォンシャオシャン)は東宮で皇太子妃の協力を仰いだ。
何事もてきぱきこなせる少商だが、さすがに文武百官の家族の席順まで決めようがない。
( ;∀;)<十一郎の妻になるのは驊(カ)県の管理より大変よ〜
皇太子妃は思わず自分も夫が皇太子になるとは思わなかったと吐露した。

「祖先を捨てたと罵られようと、誰が私の苦しい胸の内を分かってくれるというの…」
しかし少商は優しい皇太子夫婦をかばい、周りが欲深いだけだと慰めた。
その時、東宮に五公主が現れる。
実は昨夜、五公主は酒楼で偶然、小越侯と出くわした。
小越侯は息子の未婚妻が幕僚と称する男たちと遊んでいる様子に眉をひそめたが、ふと思い立ち、番頭に頼んで廃太子の噂を吹き込むよう頼む。
寝耳に水だった五公主は憤怒、早速、東宮へ駆けつけ、優柔不断な皇兄を厳しく追求した。
「王隆(ワンロン)なんて死なせておけばいい!父皇を怒らせて廃されたいの?!
 太子でなくなったら我ら長秋宮の子女は何を拠り所にしろと?!
 私が男だった皇兄に役目は回ってこなかったのに!」
皇太子は妹の暴言にも罰を与えることはなかったが、その代わり越氏に嫁ぐ時には嫁荷を奮発すると嫌味を言った。

皇兄と話してもらちが明かない五公主は長秋宮で母后に不満をぶちまけた。

駱済通(ルオジートン)が差し入れた粥にも口をつけず、翟(ジャイ)媪(ウバ)もお手上げだった。
しかし東宮から戻った少商が事情を知り、一計を案じる。
「皇后にお願いが…これは家で育ててみた胡瓜(キュウリ)です
 胡瓜は西域の朝貢品、皇后なら味をご存知のはずです
 西域の胡瓜と同じ味か比べてみてもらえませんか?」

そこで少商は塩辛ければ粥で薄めるよう提案、見事に粥を食べさせることに成功する。
「悪知恵が働く子ね…まだしょっぱいわ」
皇后は少商の機転で笑顔になり、不思議と食欲が戻った。

安堵した翟媪は駱済通を連れて寝殿を出た。
「2人の邪魔をしないようにね、皇后が宮中で心を開ける人に出会えて良かった
 十一郎も良い妻を選んだわね」
嬉しそうに仕事へ戻った翟媪、しかし駱済通の侍女・春笤(チュンティアオ)は程娘子が主から皇后と凌将軍を奪ったと恨みを募らせた。
駱済通も心中穏やかではないが噯(オクビ)にも出さず、これも運命だとなだめる。
「実に幸運な人ね…想い人に嫁ぎ、帝后の庇護も得られるなんて」

少商を幸運だと羨む者がいれば、皇后はどうすれば少商のような利口な子に育つか両親に教えて欲しいと羨んだ。
すると少商はすぐ両親を呼び寄せ、2人の前で思い切り自分を褒めて欲しいと懇願する。
「そうすれば悪いのは私ではなく、我が子を大切にせず他人の子を羨んでいると気づくはずです
 皇后のように我慢強く諭すのがいい親だと知らしめなくては…」
しかし皇后は少商も間違っていると諭した。
「世の親は我が子が一番だと思うものよ、他の家の子を羨むのは教えの一環に過ぎない」
親も当然、子から恨まれると分かっているが、人生に2度目はなく、やり直しができないという。
「子が強くなる分、親も安心できるの、子に強いることは自分に強いることも同じなのよ」

少商が寝殿を出ると皇太子が中庭で待っていた。
皇太子は父皇を失望させて母后を傷つけたと意気消沈し、合わせる顔がないという。
しかし少商は皇后が傷ついているのは自分が息子を守ってやれないためだと話した。
「殿下は太子である前に陛下と皇后の息子です
 太子として王将軍を助けるのではなく、子の立場で従兄の嘆願をすることはできます
 確かに陛下は冷徹になれない太子に失望するでしょう
 でも父親なら情け深い子に失望するはずがない
 この件で両親と疎遠になれば、かえって子の指導が誤っていたと失望させるだけです」
「…程娘子、ありがとう」

朝臣たちは先走って後継者の交代を上奏し始めた。
その夜、皇帝は野心をあらわにした臣下たちに怒り心頭だったが、そこへ皇太子がやって来る。
皇帝は息子もようやく尻に火がついたと思ったが、皇太子は碁盤を運んできた。
「寝付けないので一局どうかと…」
すると皇帝はまだ幼い皇太子に碁を教え始めた頃を懐かしんだ。
当時は皇太子が少しもじっとしておらず、碁盤のそばに貼り付けようと必死だったという。

一方、少商を迎えに行った凌不疑は少商の様子がいつもと違うことに気づいた。
「機嫌が良さそうだ、何か良いことでもあったか?」
「そうでもないわ、ただ問題を解決できて痛快なの」
すると不疑は三公主が禁足になったことも痛快かと聞いた。
少商はやはり自分の仕業だとばれていたと知り、法事をぶち壊したことを謝罪する。
「君は私が強引だと怒るが、君こそ独断で決める、あまり無茶をされると心配になる」
「…怒らないの?」
「私を信じるならやりたいことは私に任せて欲しい、敵への報復も…」
確かに必ず守ると約束はしたが、不疑はせめて機会が欲しいという。
そこで少商は皇后が廃太子の噂を聞いて心を痛めていたと報告し、雁回(ガンカイ)塔で皇太子を悪く言っていた人と関係があるのかと訝しんだ。
不疑は驚き、皇太子に不満を抱く者も多く、広範囲に及ぶため関わるなと釘を刺す。
「君も東宮へは行かないほうがいい…で、痛快だったとは何のことだ?」
「ぁ…皇后が粥を食べてくれたの…」
少商は皇太子に助言したことを言い出せなかった。

皇太子は途中で手を緩め、わざと負けた。
もちろん皇帝には見抜かれていたが、皇太子は囲碁を学び始めた当初、父も同じように手加減して負けてくれたという。
「父皇は勝ち負けより私の気持ちを考えてくださった、今日の私も同じです」
皇太子は勝敗より家族の気持ちが大切だと訴え、全てに負けたとしても我が手に悔いはないと言った。

翌日、皇帝は朝儀の場で皇太子に虎符の管理を任せると宣言した。
皇太子は事実上、全軍を動かすことが可能となり、皇帝は暗に廃太子の意思がないと示したことになる。
結局、皇帝は大軍を危険にさらした王隆(ワンロン)を罷免するに留め、父の王淳には罪を問わなかった。匪賊の討伐については凌不疑と将軍たちに任せ、出征の時には皇太子が点将(テンショウ)台で将兵を遣わすよう指示する。
しかし不疑はなぜ皇帝が急に譲歩したのか分からなかった。

朝儀が散会、子晟(ズーション)を連れて東宮に戻った皇太子はようやく従兄を救出できると喜んだ。
すると子晟が皇帝をどうやって説得したのかと訝しむ。
皇太子は少商から助言されたことを明かし、昨夜、父皇と碁を打ちながら昔話をしたと教えた。
「父皇は我ら父子の情に免じて王将軍と私に機会を与えてくれた
 お前たち夫婦は余(ヨ)の幸運の星だな」

凌不疑は昨夜、少商の機嫌が良かった理由を知った。
その夜、少商を迎えに行った凌不疑は改めて皇太子に助言したのかと確認する。
少商は認めたが、皇太子を助けたのではなく、皇后の力になりたかったと説明した。
しかし皇后のためを思ってしたことが、実は皇后と皇太子を追い込むことになると知る。
「君の献策のおかげで陛下は王家を見逃した
 少商、何度も言ったはずだ、宮中や朝廷の争いに巻き込まれるなと…なぜ耳を貸さない?
 もう一度だけ言っておく、宮中では少し触れても全体に及ぶ、簡単なことではない」
不疑は厳しく戒めておいたが、少商は最も難儀なのは宮中ではなく凌不疑だと反発した。
「あなたの計算や考えを何も教えないくせに何を気をつけろって言うの?
 そもそも私は関わる必要などなかった
 普通の夫に嫁いで普通に暮らせるはずだったのに、あなたが引き入れたのよ?
 それでも一緒になると決めてから受け入れようとしてる
 でもあなたは複雑な世界に愚かな私は関与するなという」
「君を思ってのことだ」
「阿母からもよく言われたわ、あなたのだめだと…私が不十分だからそう言うのね?」
少商はまた分からなくなった。
ありのままの自分でいながら周りの期待に応えるためにはどうしたら良いのだろうか。
「…失望させたわね」
すると少商は不疑が引き止めるのも聞かず、独りで帰ってしまう。 



屋敷に戻った少商は凌不疑の話を思い出し、悶々とした。
…少商、自分は正しいとでも?
…陛下が王家を追及しないことで朝臣らの恨みや不満が皇后と太子に向けられる
…東宮位を狙う者がいる以上、君の行動は太子を助けるどころか不利にする
…しかも皇后も巻き込む、彼らを生贄にするも同じだ
「はあ〜凌不疑との成婚は面倒ね」

つづく


( ゚ェ゚)うむ、確かに少商の不満は分かるな





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最終更新日  2023.09.30 14:50:13
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