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2023.10.30
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第40話「首謀の尻尾」

梁尚(リャンシャン)殺害事件は私事として袁(ユエン)夫人が審理を取り仕切ることになった。
曲泠君(チューリンジュン)は無実を主張、あの日、夫の部屋に食事を届けたのは自分の外套を来た侍女・幼桐(ヨウトン)だったという。
そのため下僕たちはてっきり夫人が部屋に入ったと誤解したのだ。
程少商(チォンシャオシャン)は審理を見守っていたが、自分に調べさせて欲しいと嘆願し、袁夫人も認めてくれる。
すると袁慎(ユエンシェン)がまた難癖をつけて少商を挑発した。
「自分を有能だと思っているのか?…学もないのに捜査したいとは笑わせる、ふっ」
しかし少商は言い返しもせず、袁夫人に拝礼して出て行ってしまう。

肩透かしを食った袁慎は自分も調べてくると母に断り、慌てて少商を追いかけた。

袁慎は相変わらず減らず口を叩いていたが、内心では女子の身で現場に入った少商が心配だった。
「あいつの捜査を待ったらどうだ?
 …それにしても穏やかになったな、以前ならすぐ言い争いになったのに」
「子晟(ズーション)のおかげね、彼は私を溺愛し、大切にしてくれる、だから私も他人と争わなくなった
 彼に嫁ぐなんて想像もできなかったけれど、でも考えてみたの
 もし彼と出会えなければ一生の心残りだとね…って、あなたに言っても無駄よね」
少商は袁慎も早く妻を見つけるよう勧めた。
意中の相手がいないため、自分たちのように仲睦まじい夫婦が気に食わないのだという。
「あ、でも理想は下げた方がいいわ、私のような優秀な娘は見つからないから」
袁慎の気持ちを知ってか知らずか痛い所を突く少商、すると捜査の妨げとばかりに袁慎は部屋から追い出されてしまう。


そこで回廊を歩いて外周を図ってみたところ26歩、しかし部屋の中は20歩だと判明する。
「残りの6歩はどこ?」
壁には梁尚が大事にしていた金石で作った彫刻が飾られていた。

その頃、凌不疑(リンブーイー)は真犯人に目星をつけ、梁家の男全員を集めていた。
「梁尚は梁家家主、家主が死んで夫人が犯人となれば梁尚の子は家主の座を継げない

「私は梁家の養子に過ぎぬ、梁尚に代わり家主を務めているだけ
 梁尚と梁遐(リャンシア)は同腹の兄弟で梁太公の血脈だ
 梁尚を埋葬してから家主の位は三弟の梁遐に引き継がれる…」
梁無忌(リャンウージー)は三弟に話を振ろうとしたが、梁遐はいつの間にか姿を消していた。

少商は壁を叩きながら歩いているうち、音が違う場所を見つけた。
そこで力一杯、壁を押してみると、隠し部屋に潜んでいた梁遐に引き込まれてしまう。
「三公子…あなたが犯人ね?」
隠し部屋には血だらけの衣があった。
梁遐は凌将軍の捜査が自分に及ぶと恐れて密かに隠し部屋へ戻り、証拠となる衣を処分しようとしたのだろう。
すると梁遐は少商の首に短刀を突きつけ、少商を殺して逃げると言い出した。
少商は咄嗟に自分を人質にして交渉すれば逃げられると提案したが、梁遐は信じようとしない。
その時、突然、外から凌将軍の号令が聞こえた。
「部屋を壊せ!」

現場を捜査していた少商がこつぜんと姿を消した。
報告を受けた凌不疑は黒甲衛(コクコウエイ)に離れを破壊するよう命令、追い詰められた梁遐は仕方なく少商を人質にして外へ出る。
驚いた袁慎は思わず身を乗り出したが、袁夫人は息子を止めた。
「君子、危うきに近寄らずよ…行っては駄目」
すると凌不疑はちょうど集まっていた梁一族を包囲し、少商を放せば一族も母親も見逃すと条件を出す。
その時、少商が真犯人は三公子だと暴露した。
退路を失った梁遐は少商を道連れにすると言い放ち、母親など殺せばいいと開き直る。
そこで凌不疑は梁母を引きずり出し、目の前で腕を捻り上げた。
母の悲鳴を聞いた梁遐はさすがに気が動転、その隙を突いて凌不疑が短剣を放ち、見事に梁遐の手に命中させる。
少商は梁遐の手が離れた瞬間に逃げ出し、不疑は無事に少商を奪還した。

↓少商、いつの間に護身用の刀を出したの?



黒甲衛は梁遐の両膝に矢を放ち、逃亡を阻止した。
老夫人は溺愛する梁遐に抱きついて悲しみに暮れたが、当の息子は母が自分のために何もしてくれなかったと嘆く。
父は養子である長兄の無忌を州牧に推挙し、家主には二兄の梁尚を指名した。
これも一族に有能な子弟がいなかったせいだが、梁遐は嫡子で志もある自分だけ何も手に入らなかったと母に八つ当たりする。
「俺がこうなったのもお前のせいだ!いちいち騒ぎ立てるから収拾がつかなくなっただろう?!」
凌不疑も少商も梁遐が誰かにそそのかされて急に事を起こしたと分かっていた。
そこで不疑は廷尉府に梁遐を連行し、首謀者の名を聞き出すことにする。
しかし梁遐が何か言いかけた時、上階から梁無忌が放った矢が喉を貫通した。

皇帝は梁州牧が証人の口を封じをしたと知り激怒した。
これでは自ら首謀者だと明かしているようなものだが、梁無忌はこの件を追及しても大局にとって利なしだと訴える。
皇帝も子晟もその意味を悟っていた。
そこで皇帝はひとまず梁州牧を下げる。
「子晟…首謀者はもしや太子妃の従兄では?別院の警護を任されておるし」
「孫勝(スンション)ならもう捕らえました、解放すれば数日も生きられないでしょう
 首謀者が誰なのか、陛下もすでにお気づきかと…」

その夜、越姮(ユエホン)は永楽宮に三兄を呼びつけ、厳しく追及した。
「亡き大兄の半分でも知恵があったら太子を陥れようなんて愚かなことはしない!」
「不服だったのだ…
 もともと饟(ジョウ)県越氏は安泰だったのに、なぜ文(ウェン)氏と共に造反せねばならなかったのか」
小越侯は妹から何度、諌められても諦めがつかず、恨み言を漏らした。
本来なら妹が皇后となり、三皇子が世継ぎとなって次の皇帝になれたはずだという。
しかし越姮は三兄が自分たち母子のためではなく、自分が国舅(コッキュウ)になりたいだけだと分かっていた。
「霍翀(フォチョン)に代わって不満を言える立場?!
 三兄、なぜ孤城に遅れて到着したの?瘴気(ショウキ)を口実に霍翀を死に追いやろうとしたのでは?」
「言いがかりだ!」
すると越姮は凌不疑のこと、貨幣の鋳造の件も韓武(ハンウー)に刺客を送り込んだことも、少なからず証拠を揃えているはずだという。
それでも上奏しないのは越氏の面子を考えて三兄の自首の機会を与えてくれたのだろう。
「なぜ瘴気に毒があると言いながら馬だけは無事だったの?なぜ軍報には記されてなかったの?
 答えなさいっ!」
「…救援の要請を受け出征後、道中で前方に瘴気があると知ってな
 しかし調査した斥候が瘴気は問題ないと報告した
 ちょうどその頃、乾安(ケンアン)王の軍も急いで向かっていた
 そこで考えた、乾安王の救援の時間を遅らせることができたら陛下は宣(シュエン)氏を咎めるとな
 だから斥候を殺した」
その話を皇帝と凌不疑が聞いていた。

凌不疑は越妃の公正な判断のおかげでついに小越侯の尻尾をつかんだ。
あの時、乾安王は長年、不仲だった小越侯を信じられず、自ら一隊を率いて瘴気を調べに向かったという。
やがて配下の彭坤(ポンクン)から乾安王が瘴気に侵され、密林で死んだと報告を受けた。
しかし瘴気に毒はなかったはず、つまり彭坤がこの機に乗じて乾安王を殺害し、兵権を奪ったのだろう。
一方、孤城は雍(ヨウ)王が兵器をすり替えたせいで10日は持ちこたえられる所、2日で陥落していた。

孤城の惨劇は奇しくもそれぞれの私心が重なり招いた結果だった。
小越侯は武器のすり替えなど知らなかったと否定、確かに援軍が遅れるよう画策したが、たとえ数日、遅れても間に合うと確信していたからだという。
「乾安王を殺してなどおりません!ましてや兵器のすり替えなど…
 陛下、私は孤城陥落とは無関係です!」
しかし15年前ならいざ知らず、皇太子を失脚させるべく罠にはめたことが皇帝の逆鱗に触れた。
兄との今生の別れを覚悟し、そっと目を閉じる越姮。
すると皇帝は越氏一族の忠誠と生き残った兄妹に免じて命は奪わず、爵位を剥奪して皇陵の墓守を命じるという。
越姮はむしろ皇帝の優柔不断さに驚いたが、凌不疑は反発する様子もなく、ただ黙っていた。

凌不疑が長秋宮に戻るとまだ少商がいた。
少商は今日のことを両親が知れば説教されるため、帰らなかったという。
「無茶をするなと言ったのに、なぜ危険を侵す?」
「私でなければ誰が皇后と太子の汚名をそそぐの?…助けたかったの、だから怒らないで」
「はぁお、責めないよ、でも君に何かあったら自分を許せない」
すると少商は凌不疑の眉間の皺を伸ばした。
「孤城の件は決着したのに嬉しくないの?」
「少商…家族を傷つけた相手を法で裁けないとしたらどうする?」
「まだ敵がいるの?」
「いや、仮定の話だ」
「私はやられたら必ずやり返す、家族を傷つけた人は許さない、千倍にして返すわ」
「ではもし復讐することで愛する人を傷つけるとしたら?」
「…人生は取捨選択、重要な方を選ぶ」
その答えを聞いた不疑は思わず少商を抱きしめた。

一方、屋敷へ戻った袁夫人は息子に妻を選ぶよう勧めていた。
母の思わぬ言葉に驚く袁慎、実は夫人は息子の意中の相手が程娘子だと気づいたという。
袁慎は少商が婚約してから何度も縁談を探したが、満足する相手が見つからなかったと話した。
「今になって思えば、面影が重ならぬからかも…一手の遅れが運の尽きでした
 しかし程少商が成婚しても私は日々を生きていかねば」

↓(´ω`)しょぼん


凌不疑は越妃に呼ばれて再び永楽宮を訪ねた。
実は越姮が兄を誘導して処罰させたのは霍家と霍兄、そして何より子晟のためだという。
「兄に対する処罰に不満でしょうね…
 でもあなたには長年のわだかまりを捨て成婚して欲しい、普通の暮らしをするべきよ」
しかし不疑は小越侯の処分に不満はなかった。
舅父は小越氏の手で死んだわけではなく、越氏とて大勢が亡くなっている。
「皇帝が厳罰を避けた心情を子晟も理解できます
 今後は越氏に償いは求めません、ただし黒幕の罪は一生を費やしても償いきれないでしょう」
すると不疑は帰ってしまう。

つづく



( ๑≧ꇴ≦)うわっ!不吉な予感!w
子晟、どうやら黒幕を知っているみたいだね
それにしても袁慎がらしくなくてちょっとつまらないw





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最終更新日  2023.11.05 15:06:39
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