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2023.11.25
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第48話「宿願、ここに果たせり」

城陽(ジョウヨウ)侯・凌益(リンイー)の五十路を祝うため、凌一族が屋敷へ到着した。
凌益は15年も父子の団らんを阻んできた霍君華(フォジュンホワ)が亡くなり安堵したが、夫人の淳于(チュンユー)氏は子晟(ズーション)の父親を見る目が恐ろしかったと警戒する。
「もしや君華姐姐から聞いたのでは?あなたが孤城で…」
その時、激怒した凌益の平手が夫人の頬を激しく打ち付けた。
「子もなせぬ不徳者めが、口を慎め!さもなければこの手で霍君華の元へ送ってやる」

淳于氏は夫の仕打ちに憤った。
当時、妻が行方不明でも再婚を望んだのは凌益、子をなせなくなったのは霍君華に襲われて子が流れたせいだ。

 父子で団らんすればいいわ、私は己のために別の前途を探す」

一方、成婚を間近に控えた程少商(チォンシャオシャン)は自宅へ戻ることになった。
本来なら凌不疑(リンブーイー)の喪が明けるまで待たねばならなかったが、3年も待てない皇帝は法要中の成婚を認める。
しかし法要中ともなれば盛大な婚儀を行えず、皇后はせいぜい嫁荷を揃えてやることしかできなかった。
「十分、盛大です、こんなに沢山の嫁荷、狭い部屋に入り切るかどうか」
長秋宮の前には少商のための輿と嫁荷の長い列が待っていた。
少商はもしや不疑が現れるのではと思ったが、皇后は子晟なら来るはずないという。
「成婚前に会うのは縁起が悪いわ」

少商は皇后に別れの挨拶をして輿に乗った。
その時、皇后が前から歩いてくる凌不疑に気づく。
「子晟?来たの?!」

「どうしたの?」
「家まで送る」
「成婚までは会えないそうよ…私に話があるの?」
しかし不疑は黙ったまま視線を落としてしまう。
そこへ皇后がやって来た。

少商は皇后に促され、輿に戻るしかなかった。
…凌不疑、やはり話してくれないのね…
結局、不疑は何も打ち明けられないまま、黙って少商の輿を見送った。



その夜、曲陵(キョクリョウ)侯府では四娘子の成婚を明後日に控え、少商が花嫁衣装を試着していた。
当日は長い間、重い衣装や冠をつけ続けるため慣れておかなくてはならない。
程姎(チォンヤン)は皇后が特別にあつらえた豪華な冠をながめながら、実は蕭元漪(シャオユエンイー)も一式、準備していたと明かした。
しかし少商は姎姎が嫁ぐ時に使えるという。
「私が宮中にいる間、堂姉が家を支えた…堂姉がいれば娘を失っても阿母は寂しくない」
「そんな…嫁ぐだけよ、失うなんて言わないで」
「女が嫁げば残りの半生を夫に託す、夫に危険があれば私も戻らない」
そんな娘の覚悟を程始(チォンシー)と蕭元漪が回廊で立ち聞きしていた。
「嫋嫋(ニャオニャオ)のそばに戻って1年も満たぬ、埋め合わせをする前に嫁いでしまうとは…」
程始は寂しさで涙が止まらなかったが、蕭元漪は娘の言葉がまるで惜別のようで心がざわついた。



同じ頃、凌不疑は腹心の梁邱起(リャンチゥチー)と梁邱飛(リャンチゥフェイ)の3人で城陽侯府を訪ねた。
城陽侯の五十路の祝いだというのにどこか緊張感に包まれる宴席、すると不疑は外套を羽織ったまま早速、父に祝いの品を渡した。
ひとつは銭が詰まった箱、しかしもうひとつの大きな箱から男の生首が現れる。
「廷尉獄の裏庭の花職人だ…
 数日前、城陽侯は自ら3万銭を渡し、独房内に花びらを吹き散らせたな?
 だから彭坤(ポンクン)は死んだ、今日は渡した銭と共に首もお返ししよう
 満足いただけないなら、孤城三千の亡魂に代わって申し上げる
 ″享年五十″の祝いをな!」
一方、少商はそろそろ城陽侯の祝宴が始まる頃だと気づき、冠を外した。
「蓮房(リエンファン)、祝いを用意して符登(フードン)に届けさせて、今すぐよ、急いで」

凌益は息子の暴挙に深く落胆した。
「確かにお前の母には負い目がある、だが祖先の位牌をよく見てみよ?
 教えてくれ、お前は凌氏一族なのか霍一族なのか?」
「…本当に知りたいと?」
「本当だ、今日、お前の剣で死のうとも疑念を晴らしたい」
「では疑念を晴らさず殺すとしたら?」
凌不疑の言葉が引き金になり、宴席にいた客人らは一斉に外衣を脱ぎ捨て、隠し持っていた剣を抜いた。
すると凌益もゆっくり立ち上がり、剣を抜く。
「せがれよ、ここまで生き抜いて来た私が退路を残していないと思うか?
 …この父のために疑念を晴らす気はないと?」
「黄泉にて霍氏一族が語るだろう、お前が死ぬべき理由を…」
一方、門前払いされた符登は急ぎ屋敷に引き返していた。
「女公子、城陽侯の私兵に遮られ礼品を渡せませんでした
 招状がなければ入れないと、屋敷から物音ひとつ聞こえなかったので戻りました」

凌不疑は外套を脱ぎ捨て、隠し持っていた剣を梁兄弟に投げ渡した。
すると私兵たちも宴席に雪崩れ込み3人を包囲、門を閉じてしまう。
宴席は修羅場と化した。
窓紗に映る人影は激しく争い、やがておびただしい鮮血が飛び散る。
一方、少商は花嫁衣装のまま部屋を出た。
しかし中庭で家族が待ち構えている。
実はすでに外出禁止令が出て軍営が交代していた。
「何か知っているの?」
「凌不疑が大変なの、行かないと…彼に関わることなら放っておけない」
蕭元漪は帝后に任せるようなだめたが、少商は例え非力でも一度きりの人生で何かを成し遂げたいという。



少商は馬で城陽侯府へ急いだ。
しかしすでに屋敷への道が封鎖されている。
その時、軍装した家族が駆けつけ、衛兵を阻んで道を開けた。
「嫋嫋!早く行きなさい!」

城陽侯府は静寂に包まれた。
亡骸で埋め尽くされた寝殿、凌益は薄明かりの中、決着がついたことを確認する。
しかしその時、部屋の片隅から凌不疑が血を流しながら現れた。
「父親殺しの汚名を着せられるぞ…」
凌益は万が一に備え、皇帝に知らせていた。
「何か勘違いしているのでは?お前の子とは従兄・阿狸(アリ)のことか?
 だったら人違いだ…阿狸はお前に殺された!
 お前がその手で城門を開け、敵を入城させ、骸を城壁に掛けさせた
 もう忘れたのか? 姑 父 大 人 !」
「まさか…信じられぬ…なぜ知っている?お前は誰だ?!」
「まだあるぞ…お前がその手で阿父を殺したことも知っている
 叔母と都へ戻った時から決意していた、いつかお前の命を取ると…
 そして今日がその日だ!」
「凌不疑…どちらにしても名義上は私の息子だ…独断で私を殺せば自分の命が代償となる
 誰もお前を守れぬぞ!」
すると不疑は血まみれの顔で不気味に笑った。
「雍(ヨウ)王、小越(ユエ)侯、彭坤…一歩一歩、進みながら今日に至った
 霍氏の敵を討てたら死して悔いなし…」
凌益は焦って不疑の胸に剣を突き刺したが、不疑は決して退かなかった。

凌不疑に徐々に迫られた凌益は足を取られて後ろへ倒れた。
背後ではようやく梁兄弟が立ち上がる。
「それから…」
実はあの時、孤城にいた幼い不疑は偶然、父が凌益に殺される様子を目撃していた。
不疑は父の無念を思いながら、ついに凌益の胸に剣を突き刺す。
「…私の姓は凌ではない、私の姓は霍だ」
その時、不疑が剣を深く差し込み、凌益の身体を貫く鈍い音が聞こえた。
「私の名は…霍…無(ウー)」
「グハッ…」
「…傷(シャン)」



凌不疑は霍翀(フォチョン)の息子・霍無傷だった。
宿願を果たし万感胸に迫る無傷、その時、突然、門が開き、少商が現れる。

つづく


( ꒪ͧ⌓꒪ͧ)ウワッ!かなりトラウマになりそう〜だってウーレイが上手過ぎるのよ
せめてパンダのシャンシャンだったら良かったのに…( ;∀;)
って何が?w





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最終更新日  2023.11.25 21:18:05
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