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3泊4日のナセル湖クルーズの最終日の観光です。先史時代の岩に刻まれた絵。そこらへんに無造作に置いてあるかのように見えますが、岩絵が何個か飾ってあります。ベイト・イル・ワリ神殿ラムセス2世の時代にアメン・ラー神にささげられた神殿その後、キリスト教の教会として使われたいたため、ベイト・イル・ワリ(聖人の家)と呼ばれていたそうです。ラムセス2世のレリーフが満載でしたが、その一部↓アスワンの守護神、アヌキス神に乳をもらう大人のラムセス2世。神の子であるっということを示しているのでしょうか?戦うラムセス2世・・この構図は大変よくみます!!髪の毛をいつもつかまれている敵兵のほうに哀れを感じてしまいます。カブラシャ神殿この神殿で奉られている、マンドゥリス神(メル・ウェル)は、ヌビアの元守護神であり、豊穣の神だそうです。若い男の人か、体がタカであらわされます。若い男の体のやつ、わかると思うけど右のほうです。男女ともに肉体派です。なんだかにくらしい、体がとりのやつパンチな大仏ヘアーですが、ヌビアの神なので、髪の毛もちじれ気味なのでしょうか?エジプトの南の地域をヌビア地方というのですがこのあたりは、人々の肌の色が濃く髪の毛もパーマ色が強くなります。逆に北のアレキサンドリアのほうは、色の白い西洋的な感じの人が多いです。そして!ハトホル神の柱のある、ケルタッシのキオスクハトホル神とは、女性にかかわることを守護する神でいろいろな場所に奉られています。ハトホルというのは、「ホルスの家」という意味で、古代エジプト初期には、ハヤブサで表わされる、ホルス神の母親とされていたそうです。ヒエログリフ(古代エジプト文字)では、ホルス神が家のなかにいる絵文字でハトホルを表しています。(エドフ神殿)レリーフでは主に、牝牛か、牝牛の耳を持った女性か太陽円盤と牛の角を組み合わせた冠をかぶる女性であらわされます。漫画にも描いたように、楽器や首輪、カップなどでもそのお顔がデザインされているのも見ます。人間のハトホル・・これは普通な感じ。イシス神に似ています。(コム・オンボ神殿)牛のハトホル・・ウシ、えらそうです・・(ラムセス3世葬祭殿)ガラガラみたいな楽器なハトフル。シストルムというそうです。柱の顔もすごいけど、楽器で顔ってのもどうかと思うが・・(ハトシェプスト葬祭殿)出産の痛みをまぎらわすために使われたのではないかと言われています。ほんとにまぎれるのか?牛の首輪のアクセサリー?(ハトシェプスト葬祭殿)どちらも顔がこわいですが、一々面白いそして柱になったハトホル。顔だけのってるから滑稽感まるだしなのかも・・(ハトシェプスト葬祭殿)こわいハトホルの柱の絵。これは笑えない。怖い!(ともにハトシェプスト葬祭殿・・ハトホル神殿があります!)そしてケルタッシのハトホル柱。さらにこわい!下から見てるからベロ出しているみたいに見えて余計にこわい。そして、デンデラというところにあるハトホル神殿が、ハトホルが満載で、かなり強烈らしく、楽しそうです!!是非、いつか行ってみたいです~!古代エジプトの神々、たくさんいます!そしてみんな一筋縄ではいかない感じ!古代エジプトの遺跡や遺物にたくさん描かれていておかしいのがいっぱいで楽しいで~す!すみません非常に長~くなりました・・・そして、子供たちの学校が長~い夏休みになりました!!今年の夏も、日本に一時帰国して参ります・・・実家にパソコンがないためブログは1か月お休みいたします。去年同様「うひょひょひょひょ~」「わたしめぐみ~メールください」などのおかしなコメントが入りまくってしまいますので、コメントは一時ストップさせて頂きます~ではでは!!!みなさまよい夏を!!ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
2009.07.23
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3日目に停泊して観光した、またまたマニアックな遺跡です。ワディ・エル・セブア神殿ワディ・エル・セブアの意味は「ライオンたちの谷」で紀元前12世紀頃のラムセス2世による神殿で、その参道にライオン体のスフィンクスが8体並んでいます。神殿の中はレリーフが残っています。ダッカ神殿に行く砂漠にほったらかされていた遺物寂れた感じが良いです。ダッカ神殿ギリシア・ローマ時代の神殿で、紀元前3世紀頃着工され紀元後4世紀頃に完成したということです。なんでこんなにかかったのだろうか?不思議だ・・・その神殿のレリーフライオンの顔の蛇ライオン顔の神・・有名なのがセクメトという女神らしいのですが、他にテフヌゥトというものいます。ライオンは人間にとって危険な動物ですが、その力を転じて、人間に危害を加えるものから守ってもらうものと考えて神としたそうです。ワディ・エッセブア神殿とダッカ神殿は完成時期で考えると1700年も違います!でも、神殿の形態はどこも似ているのでどの時代のものなのか素人目には全くわからないのです!同じ時代と言われても納得してしまいます。しかし、よく見るとワディ・エッセブア神殿の彫られているレリーフの顔と比べてみると、ギリシア・ローマ時代のダッカ神殿のほうが細かく肉体的です。でもそんな程度の違いです・・・エジプトにキリスト教が入ってくるまで、この多神教を何千年も守り続けたというのが驚きです・・・エル・マハッラカ神殿これはローマ時代の神殿で未完成だそうです。そして観光が早々に終わり、入った船のプール。回り水に囲まれた場所でプールに入るというのもなかなか良いですが・・・寒かったです・・そして~神殿の番人がチップ目当てで見せてくれた、2本角の毒ヘビです!実物よりずっとかわいい、こんな感じのヒエログリフで、あちこちの遺跡のレリーフに登場しています~(アスワンのクヌム神殿より)もっとかわゆい毒ヘビちゃんナメクジみたいですが・・・ちなみにこちらは2匹のヘビ頭の神様(コムオンボ神殿より)たくさんいる古代エジプトの神は、半獣半人みたいな神様がいっぱいいておもしろいです!!ブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
2009.07.15
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ナセル湖クルーズ(4)アブシンベル神殿からアスワンのフィラエ神殿までのエジプト南部のナイル川沿いにある遺跡群は、ヌビア遺跡群と呼ばれ、世界遺産に認定されています!これらの遺跡は、前に書いたように、アスワンハイダムの建設後のナイル川の水位の上昇による水没を避けるため、高い位置に移動させれています。そのまま救済されずに沈んでしまった遺跡もあるそうです!クルーズ船の名前にもなっている、カスル・イブリーム(Kasr Ibrim)という遺跡も移動されず、元の場所のままです。元は丘の上にあったので、今は上のほうだけ残って島のようになっています。元の写真↓ここは上陸はできないので、船上にて、水が上昇する前の写真などを見ながら説明してくれました。まじめなエジプト人ガイドさんが・・・このような遺跡があるそうです↓そのあと、しばらく船で行ったあと上陸して、アマダ遺跡を見学します。アマダ神殿(Amada)紀元前15世紀頃統治したトトメス3世とその子アメホテプ2世の建てた神殿です。中の壁画は色も残っていてキレイです。トキの顔のトト神とハヤブサ顔のホルス神に浄めの水をかけられるアメンヘテプ2世。上が丸く下が十字架のような形をしているのをアンクといいますが、それで水をあらわしていて面白いです!そして走っているファラオ古代エジプトの王位を更新するお祭りである、セド祭の様子が描かれているそうです。支配者として健在であることを示すためにみんなの前で走るのだそうです。このようにファラオが走っている姿のレリーフ、サッカラや他の場所でも見られます。デール神殿(Derr)ラムセス2世が作った神殿です。一見、ラムセスの像も残っていないので、あまりよくわかりませんが、中が同じような構造をしているということからアブシンベル神殿のミニチュア版とも言われています。イスに座った、羽の冠をかぶったアメンラー神にラムセス2世が跪いています。アメンラー神って体が青いのです!!青が結構残っています。これでもかという位所狭しと壁画があります。未完成?なのか、奥の方はまだ途中?な感じです。そしてまた走ってる絵が・・・歩いて、ペンヌートの墓(The tomb of Penout)へ!ペンヌートはラムセス6世の時代の地方総督だったそうです。そこの入口にいた青空ショップそしてサソリ顔のせ写真たとえ「毒がないサソリだよ~ん」とそこにいるエジプト人が言ったとしてもよい子の皆さんは絶対にマネしないで下さいブログランキングに参加しています。クリックよろしくお願いします。
2009.07.01
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