園芸裏街道絵日記  「改」  

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カテゴリ: 園芸の話題
単 価の稼げるJAN付き苗として、実績数値が高いだけに、ここをヘタにいじると数値に反映してくると信じる「ビビリ」が多いということ。違う商品に置き換えて失敗 したら、誰も責任が取れないし、それを問われると責任から逃れられぬ上司からのプレッシャーがあるなど、内的な要因もあったりするので、単純に仕入れ担当 者が悪いとはかぎらないのですが・・・。

このシーズン中は仕入れ業務も忙しいので、正直他店の売り場を見て回るだけの時間が捻出できないことも一因でしょう。しかし、これだけのサントリー売り場が金太郎飴のように出来上がるというのには本当に驚きました。本屋の平積みになったベストセラーのように、他店との違いという「別の切り口」が見つけにくいということもありますが、他のシーズンよりも品数が増える時期です。ここで違いを出せないのならば、他の季節で差別化を行おうとしても、とても実現できるとは思われません。
この「サントリーの金太郎飴状態」となる「サト金」の原因についてですが、提供される見本鉢の存在が大きいと考えています。このサト「菌」に感染した場合、見本鉢を飾ろうとするならば、普通に考えると一番露出度の高い場所になるはずです。クリスマスの時期にイルミネーションを飾る時と同じようにするのが普通でしょう。この飾る位置が店頭の一番目立つ場所になるのは必然なんです。黙っていても一等地に販売品が陳列されます。自動的に。
ジョイフル本田の場合は、普通のホムセンとは異なるため、おなじ土俵での話にはなりませんので、その点はあしからず。「継続は力」という意味を、継続してがんばれば力が付くという解釈をしておりましたが、本当の意味は継続をするだけの力があるという意味だったんですね。
店舗の立地商圏内で完結している様な場合は基本的にこの限りではありませんが、商圏が比較的広域である中型以上の店舗は、必ず他社との競合が発生しています。そこでサト菌に感染すると、症状は慢性的になり、その期間が長いほど完治しにくくなってしまいます。一番恐ろしいのは、サト菌患者の方が自制的で常識に長け、感染者の方が健常者よりも正しく行動しているように見える点です。(ほかにもトマトにはサカモト菌感染者が多く、同時発性が多い)前年実績を分析し、販売数を伸ばすための方策についてちゃんと考えています。そうするほどに足抜けできずに慢性化し、考えれば考えるほど販売するための方策を模索し、その結果として現在に至るのです。このサト菌の感染に対して効果のある治療法は、その感染行動の初期に見られる「見本鉢」の陳列行動を見逃さないようにすることが大切です。
ある種のカタツムリに寄生する原虫は、成熟するとカタツムリを鳥から補食されることで伝染するように、葉の表面にカタツムリを導きます。店頭一等地に見本鉢を見たら要注意。寄生虫に導かれぬよう、各陳列品種群ごとに分解して売り場にうまく吸収するのが一番の対策になるかでしょう。
今の段階ではサト菌に対する特効薬はありませんが、治療効果のある一つの方法として「他の見本鉢の作成」がある程度の効果を上げているのを散見し、この部分での新薬開発ができると見込んでいます。より大型であり、梱包配送が困難であるために、物流の弱点を突くか、あるいは分割して送られたものを「店舗で組み立てる」か、になると思います。
サト菌は人の皮膚や体内で活動している常在菌なので、これを完全に駆逐することが目的ではありません。 健康体ならば発症することはありません。ただし、利益率がダウンし弱体化すると厄介なことになります。患部を摘出されて、そこで組織が解体されてしまうかもしれません。「厄介な植物はテナントで」が常識になるやもしれません。
戦い方には減収増益という可能性が残されており、カインズの店頭を見ると、スケールメリットを生かした商品開発は、今後の主戦場になると思われます。
美しく光り輝く未来なんか無くて、陰惨なデス・トピアな未来をどう生き抜くかがカギとなるとは。嫌な世の中ですねぇ~。





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最終更新日  2013年05月09日 20時22分11秒
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