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本日で、狭山商工会議所会頭職の任期満了になります。平成13年(2001年)11月1日に副会頭に選任され、3期9年間務めた後、平成22年(1910年)11月1日に会頭職を引き受けて3期9年間、合計18年間の商工会議所の役員を退任します。令和の時代になり、私も8月10日に75歳を迎えました。会頭に就任した翌年(平成23年)3月11日には東日本大震災による津波被害、福島原子力発電所の事故により計画停電の実施を経験し、日本国の総力を結集して復興に努め、どうにか平常心で毎日を送れるようになりました。昨年11月3日には、産業振興功労として旭日小綬章の栄に浴することができました。今年2月9日に祝賀会を開催して頂き、心より感謝の気持ちで一杯です。今後とも、地域経済の発展のため微力を尽くす所存です。これからも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。清水武信
2019.10.31
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平成17年(2005年)4月1日に関東信越税理士会会長に就任し、4月7日をスタートにブログ発信を続けて、延べ2,040回になっていました。毎日毎日、よく書き続けたもので、過去のブログを読んでみると自分でも感心させられるものもあります。関東信越税理士会長を退任することが決定した平成22年(2010年)11月に狭山商工会議所会頭の指名を受けました。あれから3期9年間の任期が2019年10月31日に満了になります。毎月1回の「会頭月信」を狭山商工会議所会報誌「Wave」で発信し続けるのがやっとで情報発信力の衰えを感じています。平成30年(2018年)11月3日に、経済産業省から推薦され、産業振興功労により「旭日小綬章」の受章の栄に浴することが出来ました。2019年2月9日(土)には、川越プリンスホテルで発起人皆様のご尽力により盛大な祝賀会を開催して頂きました。10年前の税理士功労による藍綬褒章、今回の叙勲の栄に浴することが出来たのも、税理士業界、商工会議所及び行政の皆様のご指導のお陰であると心より感謝しております。今年の誕生日で75歳になります。今までの経験で自信のある分野に限定して、少しでも社会のために貢献したいと願っています。今後とも、変わらぬご指導とご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
2019.02.26
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(脱サラ)昭和46年7月5日に株式会社日立製作所を退職して税理士事務所を創業しました。本日で46年目を迎えます。昭和45年2月24日に税理士登録をして1年間余は支部(当時は部会)例会には毎月出席していました。登録時25歳、脱サラ時は26歳でした。退職してから10日間は仕事がありませんでした。よって、事務所の創立記念日は7月16日と定めました。これは日立製作所の創立記念日と同じです。(役員)支部の役員を経験し、平成7年4月1日に関東信越税理士会所沢支部長に就任し2期4年間、関東信越税理士会常務理事を4年間、(学術研究部長、情報システム部長)、埼玉県連福会長を年間務め、平成17年4月から平成23年3月まで3期6年間関東信越税理士会会長を経験し現在に至っています。脱サラ記念日を迎えて久しぶりにブログを発信します。
2017.07.05
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平成23年3月末日で関東信越税理士会長を退任して5年が経過します。久しぶりに毎日発信していたブログを読み返していました。「語り継ぎたい狭山の魅力」をテーマに平成28年6月3日に狭山市広瀬公民館で講師を依頼されています。平成7年4月から発信を続けたブログは、私自身の考え方の歴史であり、私の人生そのものでもあります。「素直な心」松下幸之助さんは、素直な心について次のように話されています。聞くところによると、碁というものは特別に先生について指導を受けたりしなくとも、およそ一万回うてば初段ぐらいの強さになれるのだという。だから素直な心になりたいということを強く心に願って、毎日をそういう気持で過ごせば、一万日すなわち約三十年で素直な心の初段にはなれるのではないかと考えるのである。初段ともなれば、一応事に当たってある程度素直な心が働き、そう大きなあやまちをおかすことは避けられるようになるだろう、そう考えて、私自身は日々それを心がけ、また自分の言動を反省して、少しでも素直な心を養い高めていこうとしているのである。35年ほど前に松下幸之助さんの講演をお聞きする機会を得て、私も「素直な心」の持続を願いつつ毎日を過ごし、初段の免状を頂けるようになったかと思います。有段者になって、これからが人生の仕上げの時期であると思っています。
2016.05.30
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平成26年10月1日は、関係会社の創立記念日です。日本情報システム株式会社(NJS)が創立40周年、株式会社クリエイトが創立30周年になりました。昭和45年3月2日に税理士事務所を創業して44年になりますが、税理士事務所の業務は、12月から翌年5月までが繁忙期、6月から11月までが比較的閑散期です。3月決算が終わり6月から新事業を考案し、10月1日に新会社設立を目標にしていました。上記二社のほか、狭山ケーブルテレビ株式会社(CATV)等幾つかの新会社設立にも関与してきました。NJS、クリエイトとも環境に恵まれて業績も順調に推移しています。今年は、CATVの関連会社として、レストラン及びライブハウスを目的とした株式会社ライブステーションを4月8日に設立しました。地域貢献を目標に毎日元気で働ける喜びを感じています。創立記念日にあたり日記のようなつもりでアップしました。
2014.10.01
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平成26年9月27日(土)に優良運転者表彰を受けました。30年間、ほぼ毎日車の運転をしていて、無事故無違反の表彰でした。狭山警察署長、狭山地方交通安全協会会長連名の表彰状です。この表彰は、先月8月10日の誕生日を前に免許更新を受けた際、高齢者講習を受講しました。自分で忘れるくらい永く「無事故無違反」を継続しているので、証明書発給を請求したら30年以上でした。区切りが良いので自己申請で表彰申請をしていたものです。表彰式に出席して、改めて「交通安全」の重要性を再認識しました。高齢者の事故が多く発生しています。車の利便性と同時に危険性を認識しながらの運転を心掛けています。だんだんと運転能力が低下していることを自覚して安全第一、思いやりのある運転をしたいと思います。自己申請で表彰を受けるのは恥ずかしい気もありますが、それ以上の効果がありそうです。
2014.09.27
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平成26年8月10日、今日70歳になりました。TNITAの年齢が表示される体重計では58歳と測定され現役を保っています。税理士会の役職を卒業して、現在では、狭山商工会議所会頭、狭山市観光協会会長など地域密着の役職を毎日こなしています。一般社団法人ぜいたいきょう理事長、一般社団法人資金調達支援センター理事長など税理士業界に深く関係する役職もあり、相変わらず暇の少ない毎日です。最近の日本人の平均寿命は男80.21歳、女86.61歳と発表されました。終戦直後は人生50年と言われていたので隔世の感があります。平均余命を70歳でみると約14年だそうです。体力の事を考えると75歳まで現役で活動できれば幸せです。残り5年となりました。地域経済の活性化のため様々な提案を予定しています。若手経営者の育成に全力を傾ける所存です。相変わらずのご支援とご指導をお願い申し上げます。
2014.08.10
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平成25年9月15日開催の元日税連副会長(元北陸税理士会会長)木村光雄先生の旭日小授章祝賀会に出席しました。木村先生のお人柄が窺える素晴らしい祝賀会でした。その際に235ページの書籍「木村光雄 私の履歴書」「遊漁動緑」を頂きました。家に帰り一気に全文を読ませて頂き、再び感激しました。この書籍は、木村先生の誕生から現在に至るまでの履歴を越えて、人間、木村光雄の生き様と信念を綴られた名著であります。読むほどに木村先生が目の前に現れるような錯覚を覚えました。叙勲祝賀会の際にこんな暖かい書籍を頂いた記録として、久しぶりにブログアップしました。木村先生、今後とも宜しくご指導をお願い申し上げます。 清水武信 拝
2013.09.17
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8月10日は69歳の誕生日でした。長野県佐久市総合運動場で行われた女子サッカーの応援に行きました。昨年9月からASエルフェン狭山FCの後援会長に就任しています。昨年は「なでしこリーグ」でしたが今年はチャレンジリーグに降格してしまい1部リーグと2部リーグの違いを実感しています。試合は6対1の完勝で、現在チャレンジリーグの1位です。このまま進めば来年は再びなでしこリーグに復帰できそうです。お盆休みの前で比較的道路は順調でしたが、あまりの猛暑に選手が可哀相になります。7月に大野忍選手が加入して山郷、荒川、伊藤選手など元日本代表選手を擁する協力チームになっています。近いうちに日本トップになる夢を持っています。狭山商工会議所の「会頭月信」、狭山ケーブルテレビの「社長コラム」には毎月連載しています。認定支援機関としても、奮闘している最近です。関東信越税理士会の会長として正面から取り組んだ6年間は、私の人生にとっても貴重な経験です。この経験を活かして地域経済の活性化に全力で挑戦しています。清水武信
2013.08.16
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平成24年の大晦日です。一年間多くの人に感謝を捧げながら振り返っています。1月27日に実家の兄が亡くなり悲しいスタートでありましたが、その後は順調な一年を過ごしました。平成23年3月で関東信越税理士会の役職が満了し、7月の日税連総会で日税連の役員も終了して、すっかり地域中心の生活に戻り一年半が経過しました。一般社団法人ぜいたいきょう、一般社団法人資金調達支援センターを通じて全国の税理士会とのお付き合いは継続しています。地元では、狭山商工会議所会頭、狭山市観光協会会長、狭山ケーブルテレビ社長職や税理士法人SKJの代表社員として毎日休みなく働いている現在です。自民党安倍政権になり、円安・株高が進み何となく安心感のある年末と新年に対する期待が生まれています。金融円滑化法の終了に備え、顧問先全ての経営計画書作成を重点テーマに掲げています。12月5日には中小企業経営力強化支援法に伴う「認定支援機関」としてのスタートも切りました。税務だけでなく経営全般の相談相手としての税理士法人を目標にしています。
2012.12.31
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「Enough」波乱の時代の幸福論、この原稿を書く数分前に感動しながら読み終わった本の題名で、著者は米国金融界の第一人者であるジョン・C・ボーグル氏で山崎恵理子さんが翻訳された武田ランダムハウスジャパン発行の書籍です。英和辞書を引くとEnough(イナッフ)は、「(必要を満たすのに)十分な, 足りる」とあります。石庭で有名な京都の龍安寺の茶室の露地にある蹲踞(つくばい)に「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)の4字が刻まれています。4つの漢字の「へん」や「つくり」の「口」として共有されているのが見どころで、そのため一見「五・隹・疋・矢」と読める。水戸光圀の寄進と伝承されているが、私たち一般拝観者が見ることのできるものは複製だそうです。「足るを知る」の心は、日本でもアメリカでも共通な精神論でありますが、建国以来、大志を抱き、勤勉に働き、倹約に努めることが美徳でありました。ところがこの30年間余で、その多くが打ち砕かれ、倹約に努め、支出を収入の範囲に抑えという常識や慣例が社会から失われてしまった。借金を勧め、刹那的な生き方を助長する社会の仕組みが築かれてしまった。資本主義社会のマイナス面が表面化している。アメリカ人から「吾唯知足」を教えられ反省も込めて一気に読んでしまいました。私たちも、戦後の何もない時代を乗り越え、幸いにも高度経済成長の波に恵まれて比較的豊かな生活を享受することが可能となりました。いつのまにか「足るを知る」精神から乖離してしまい、経済停滞の仕打ちを受けているような気さえします。狭山ケーブルテレビ(株) 社長 清水武信毎月社長コラムを狭山市内全域に配布しています。
2012.10.15
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平成21年10月16日に一般社団法人資金調達支援センターを設立してまもなく3年が経過します。通信教育講座も第24期生(平成24年10月開講)を迎え全国で888名の受講者となりました。3カ月の研修で修了試験に合格された「財務金融アドバイザー」認定者は、741名です。平成24年9月から開始した「財務金融アドバイザー」継続会員制度にも約1カ月で225名の入会を頂きました。この間、中小企業を取り巻く経営環境は激変しています。平成21年12月4日施行の金融円滑化法も2回の延長で300万件以上の貸付条件変更申請があり、平成25年3月末日で最終期限を迎え本格的な「出口戦略」が求められています。一歩間違えば、中小企業に倒産の嵐が襲来して不良債権が激増し、金融システムそのものが不安定になるリスクを抱える中「財務金融アドバイザー」の活躍が期待されています。平成24年6月21日に「中小企業経営力強化支援法」が成立し6月27日に公布され「経営革新等支援機関」の認定が開始されています。税理士及び税理士法人は、この支援機関として最適任であります。特に「財務金融アドバイザー」認定者は、学んだ知識を活かす絶好の機会であると確信しています。私の所属する「税理士法人SKJ」でもさっそく経営革新等支援機関の認定申請書を提出しました。税理士は、中小企業に対する経営アドバイスを恒常的に実施しています。3年以上税理士として税理士業務として経営指導経験があれば、比較的簡単に支援機関として認定されるようです。支援機関として認定された場合の詳細は明確になっていませんが、中小企業経営支援に向けた税理士事務所の意欲を示すためにも積極的な検討が必要です。平成24年10月5日 一般社団法人 資金調達支援センター 理事長 清水武信
2012.10.06
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ロンドンオリンピックで「なでしこジャパン」が銀メダルに輝いた朝です。日本と8時間の時差のあるロンドンオリンピックは寝不足になってしまいます。8月10日、今日は私の68回目の誕生日です。税理士会の役員を退いて約1年半が経過します。狭山商工会議所会頭、一般社団法人ぜいたいきょう理事長、一般社団法人資金調達支援センター理事長等の役職で毎日元気で忙しく動き回っています。中小企業の活性化を通じて地域経済の発展を願いつつ活動していますが、なかなか思うような成果が生まれていないのが現実です。それでも休みなく継続して取り組んでいれば必ず実現できるとの想いを持っています。「五つの約束」を常に念頭においています。1・大きな目標を掲げよう2・良い習慣を身に付けよう3・愛の心を持って考えよう4・今すぐ行動に移そう5・成功するまで耐え抜こう
2012.08.10
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平成24年5月1日「一般社団法人 ぜいたいきょう」となりました。今までは「社団法人税理士事務所職員退職年金共済会」(税退共)でした。公益法人改革により、税理士事務所職員の退職金準備を目的とした「特定退職金共済制度」は、一般社団法人化されることとなりました。一般社団法人になってもお預かりした共済掛け金の運用益に対する所得税は「非課税」との税制改正が行われ(平成23年6月22日)、移行手続きが円滑に進行しました。名称を「ぜいたいきょう」と平がなにした理由は、税理士事務所の職員だけでなく、税理士事務所の顧問先従業員も加入可能な退職金制度であることを明確にすることにあります。すなわち、ほぼ全ての中小企業のための「特定退職金制度」として生まれ変わったと認識しています。税退共は、毎年安定した運用収益を計上し、退職金支給テーブルは2%複利を継続しています。理事長に就任以来「資金の安定運用」と「加入拡大」の勉強を進めています。税理士として、税の知識は勿論ですが、資産運用、経営手法等の研究を深め「信頼できる退職金制度」の確立と普及に尽くしたいと思っています。新生「ぜいたいきょう」のPRを兼ねて久しぶりのブログアップをしました。「一般社団法人 ぜいたいきょう」 理事長 清水武信
2012.05.07
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満開の桜、青空にツバメが飛び回り、花壇には水仙とチューリップ、鉢植えのレンギョウ二つが黄色を競っています。盆栽の松に水をかけると緑が増して、春の朝は爽やかです。孫の入園式、入学式の写真の便りが届き、会社も商工会議所も税理士会も新事業年度への期待の膨らむ4月です。ブログ発信を中断して3カ月余が過ぎました。朝の時間に余裕が生まれタブレット端末の習熟に精を出しています。今年も新しいプロジェクトに挑戦したいと考えています。
2012.04.10
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研修環境の充実を目指して私達は学校で基礎的な教育を受けなければ字も読めないし書けないでしょう。私はソロバンが得意です。高校生時代に競技会にも参加できるまで集中して練習した成果です。この練習はその後の人生を左右するほどの効果を自覚しています。日本の教育環境は世界でもトップクラスの評価を受けて来ました。私は、25歳で税理士試験に合格して今年で43年が経過します。その間、様々な企業経営者と面談の機会を得て勉強を重ねることができ、ご指導も賜りました。「原因なくして結果なし」、素晴らしい業績を継続されている経営者には必ず原因があります。マグレで成功しても持続することは困難です。日本経済は1960年代後半から1990年頃まで絶好調の右肩上がりで、世界第二位の経済大国にまで成長し、ほとんどの経営者が「わが世の春」を謳歌してきました。ところが、バブル経済が崩壊し、失われた20年の苦渋を経験させられています。急行列車に乗っている時代は、誰もが意識せずに目的地に進んでいたが、レールの上に列車が停まってしまったような時代では、自分の足で歩かないかぎり目的地には到達しません。幾つになっても研修受講は欠かせない要素です。日々学ぶ姿勢の継続が大きな成果を生む原因となります。どんなにヘボな将棋や囲碁でも毎日一曲30年間指し続ければ誰でも初段の腕前になるそうです。松下幸之助さんが「素直な気持ち」を30年間念じ続けたら、「素直な気持ちの初段」になり、その後の経営が驚くほど進歩したと話されていました。狭山市内には、大学が3校、産業労働センター、狭山元気大学、公民館等で学べる機会が沢山あります。インターネットに接続すればより多くの研修受講の機会があります。ケーブルテレビでは、全市民が研修の機会を持てるよう最大限の努力をするつもりです。狭山ケーブルテレビ(株) 社長 清水武信アイパッド(iPad)やギャラタブ(Gelaxy Tab)を利用しての研修を研究しています。大前研一学長が進めているビジネス・ブレイクスルー大学、大学院や中央大学「知の回廊」のネット学習システムを参考にしてケーブルテレビの持つ機能を発揮して経営者及び経営幹部を中心とした研修システムの充実を目指しています。
2012.03.17
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狭山商工会議所の「会頭月信」2月号にTPPについて投稿しました。中小企業から「TPP」を考える(TPPの概要)2011年11月にハワイで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で野田佳彦総理大臣は「TPP交渉参加に向けて、関係国との協議に入る」と宣言されました。TPP(Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)は、「環太平洋戦略的経済連携協定」と呼ばれ、参加国は関税の撤廃や経済的な国境を取り払う協定を結ぶことです。当初は、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国で交渉が始まり、ベトナム、オーストラリア、ペルー、マレーシア、アメリカが参加して現在では9カ国での交渉が進められています。(TPPの分野)TPPを農業問題と工業製品の輸出拡大としての論調が多いが、本当は、中小企業経営全般に関係するし、医業やサービス業、公共事業の入札制度、保険、金融、投資等21の分野でも一大改革を迫られる重大問題であるはずです。その割に私たちがTPPの実態について、ほとんど理解していないのが現実です。TPP参加が国益にかなうのか真剣な議論が必要です。鎖国か開国かの選択のような単純な問題ではありません。(ISD条項) ISD条項が問題点として浮上しているが、良く理解されていないのが現実です。投資家対国家の紛争解決(Investor State Dispute Settlement)の略称で、海外取引の紛争解決では一般的な条項であるが、単一民族、言語である日本では理解できない部分が沢山あります。紛争解決を仲裁による手法は現在の日本では一般的ではありません。日本の民法は明治29年(1896年)の制定から実質的な改正がなく、海外との契約トラブル解決には不向きであることは否めません。(ラチェット規定) 爪歯車(Ratchet)の意味で、逆戻り不可能な規定のことを指します。一度規制緩和に同意したら不都合が生じても元に戻せない規定です。日本人は、言葉や歴史上の習慣もあり外交交渉に比較的弱い特性があります。充分に理解できないままの協定締結はリスクが多いのです。大企業だけでなく中小企業においても国際取引の拡大は不可欠な状況であり、TPPの求めるところは共通の課題です。私たちがTPPについて真剣に勉強し議論を重ねることが重要です。理解できないままの見切り発車が一番のリスクであります。
2012.02.11
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今年は1月21日から大寒に入り2月4日に立春を迎えます。一年で一番寒い日が続きます。1月27日午後6時55分に、私の一番尊敬している長兄(清水澄)が逝去しました。兄は、私の生家を後継して専業農家を経営し、篤農家として生涯を閉じました。昨年6月2日に脳梗塞で一時入院しましたが、すぐに回復して安心していたところ、8月24日に脳出血で緊急入院してから、苦しい5ヵ月を病魔と闘っていました。ブログをお休みしているところですが、私にとっても一番の重大事件として記録に留めたいと思い発信しています。兄は、まだ75歳でこれからの活躍が期待されている時に残念でなりません。 昨日は、日本税理士会池田隼啓会長の旭日中綬章の祝賀会が大阪帝国ホテルで開催され出席させて頂きました。池田会長のお人柄が表れ、素晴らしい祝賀会でした。
2012.01.29
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狭山ケーブルテレビの「ちゃっぴぃ通信」という広報誌に毎月社長コラムを発信して、回覧を含め市内全戸配布をしています。すでに142号となりました。平成24年2月号には「日本復興元年」と題したコラムを書きました。 日本復興元年スマートフォン(高機能携帯電話)とアイパッド等のタブレット型端末が急速に普及拡大して、何処でも誰でも何時でも自由自在に情報機器が利用できる時代となりました。逆に考えると、これらを利用しないと生活に不便をもたらす時代の到来です。私は、日本にコンピュータが出現した昭和40年頃より使い始め、昭和49年10月には情報システム会社を設立してビジネスとしてもコンピュータ業界に参入し、平成4年7月にはケーブルテレビ会社を設立して、狭山市の情報基盤確立を目標にしてきました。平成12年12月からインターネット接続事業を手掛け、昨年10月からはケーブルプラスという本格的な電話事業も開始しています。誰でもが簡単に情報通信技術を利用できると言っても最低限の研修が必要です。何処でも何時でも利用するには無線通信網の整備が必要です。ケーブルテレビ会社の使命は、テレビ放送の配信や地域放送の制作だけでなく、インターネットの接続、格安な電話事業へと業務が拡大しています。狭山ケーブルテレビも20周年の記念すべき今年は、今まで以上に地域に密着し、市民向け、経営者向けの研修番組の充実を計画しています。これらの研修番組を家庭内のテレビだけでなくスマートフォンやタブレット端末で受講できる環境整備を検討しています。ギリシャでの財政危機がユーロ圏の経済不安に繋がり、世界経済をも揺るがす不安を抱え、日本でも「社会保障と税の一体改革」の基で消費税率のアップやTPPへの参加の議論が進んでいます。世界情勢の変化が、直接私たちの生活に影響を与える時代です。昨年の大震災と原子力災害からの復興元年である今年は、東北地方を中心に景況感の高揚が見込まれます。この意気込みを地域経済活性化への原動力としたいものです。狭山ケーブルテレビ株式会社 社長 清水武信
2012.01.22
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お正月からブログを中断して朝の時間を楽しんでいます。狭山商工会議所の月刊誌「Wave」に「会頭月信」を掲載しています。1月号には「成功法則」と題してアップしました。成功法則同じような努力をしているのに、ある人は成功し、ある人は失敗する。なぜだろう。「成功には法則がある」との話を33歳(35年前)の時に聞きました。興味を抱き、早速「成功とやる気」に関するプログラムに取り組み、自分なりの成功法則を「五つの約束」にまとめました。1. 大きな目標を掲げよう2. 良い習慣を身につけよう3. 愛の心を持って考えよう4. 今すぐ行動に移そう5. 成功するまで耐え抜こう日頃の生活の中で、企業経営を通じて、団体組織の運営においても「五つの約束」を念頭に置き行動しているつもりです。人間は誰でも140億の脳細胞を持っているが、生涯でその5%程度しか使っていないそうです。人間の持つ潜在能力は偉大であるとの教えを受けました。「何もしなければ何も起こらない」「やってみなければ分からない」「私は、目標に向かって一歩一歩前進しています」3枚のカードを作り、一日3回声を出して読んでいました。6日間連続して実行すると潜在意識に入り、自分の心構えになりました。その後もカードを見直して35年になります。会頭に就任し、日本商工会議所の目的に度々目を通し、潜在意識に入れています『商工会議所は、地域の商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで、国民経済の健全な発展に寄与するための地域総合経済団体です。したがって、商工会議所の活動には、大企業も中小企業も、みんな力を合わせて、都市を住みよく、働きやすいところにしようという念願がこめられています。』昨年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所災害の影響もあり、日本全体が景気低迷状態です。本年は、本格的な復興活動により新たなチャンスが生まれる年になります。情報通信技術の進歩で世界の情勢が居ながらにして観察することが可能です。世界の人口が70億人を超え100億人を目指す勢いで増加しています。かつて、日本が通過した高度経済成長は、現在でも世界のあらゆる国で起きているはずです。視野を広く持ち前向きな姿勢と考え方を持続できれば日本の将来は明るいと思っています。成功法則はそれぞれの考え方にあります。会得するまで更なる努力を継続します。狭山商工会議所 会頭 清水武信
2012.01.16
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新年あけましておめでとうございます。 平成17年4月7日から継続して来たブログ発信を昨年末で一時中断させて頂きます。この間、情報通信技術の進歩は著しいものがあります。アイパッド、アイフォンが出現し、それに続いてアンドロイドOSのタブレット型端末、スマートフォンが次々に発表されました。今年はそれらの情報通信機器の全盛期を迎えそうです。早朝の時間を、ブログ発信から自分自身の利用機能開発のブラシアップに切り替えて新たな成長を図りたいと考えています。関東信越税理士会の会長及び日税連副会長としての6年間を経験し、平成22年11月1日からは狭山商工会議所会頭として地域経済の活性化に全力を傾けて来ました。昨年6月からは、社団法人税理士事務所職員退職年金共済会(ぜいたいきょう)の理事長にも就任して、難しい時代の資金運用、会員拡大にも挑戦しています。このブログ発信も完全停止ではなく、思い付いたとき月に数回はアップを継続したいと思います。商工会議所の「会頭月信」、狭山ケーブルテレビの「社長コラム」等もアップするつもりです。長期間にわたり閲覧賜り心より御礼申し上げます。皆様にとって2012年が素晴らしい年になる事を祈念しております。平成24年1月2日 清水武信 拝
2012.01.02
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2011年の仕事納めの日です。もし、東日本大震災がなかったら、当然に原子力災害も起きていないことになります。違った一年になっていました。万が一の事態が発生した時のトップのリーダーシップによって、国民は想定を超えるダメージを受けることになります。リーダーの感情的な発想と行動は、止めようがないのが現実です。組織でも企業でもリーダーの采配により栄枯盛衰が決定付けられると言っても過言でなないことを実感しました。初期判断の過ちが数か月間の混乱を巻き起こし、まともな判断ができない状況になります。年末に至り、福島第一原子力発電所の冷温停止の発表で最悪の事態は回避できたと思われます。来年に向けて大きな前進を果たし被災地復興が急速に進行するものと期待しています。日本は、政治も経済も国民生活も必ず立ち直る潜在能力を持っています。
2011.12.28
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平成21年12月4日施行の金融円滑化法は、平成23年3月31日の期限を1年間延長して来年3月31日が最終期限であった。9月末までに246万件の貸し出し条件変更申請が出され、中小企業の資金繰りの苦しさが反映されている。金融庁では、期限を平成25年3月31日まで再延長する見込みです。金融円滑化法による返済条件変更申請をした企業は「経営改善報告書」の提出が義務付けられています。中小企業庁、金融庁、日本商工会議所等が主体となって制定される新会計ルール「中小企業の会計に関する基本要領」も新年早々に公表される見込みであり、平成24年は一般社団法人資金調達支援センターの役割が重要になります。新会計ルールの通信教育講座の準備も整い、勉強への意欲充分です。中小企業の円滑な資金調達には、正しい計算書類の作成、定性分析報告書の作成、経営計画書の作成の3点セットが不可欠です。税理士事務所がこれらに対応できるための研修を実施しています。
2011.12.27
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23日から3日間完全休養で風邪が抜けすっきりとした朝を迎えています。私は、姉1人、兄3人、弟3人の8人兄弟です。兄一人、弟一人が亡くなっているので現在は6人です。75歳の長兄(澄)が8月24日に脳出血で入院中し4ヵ月になります。最初のうちは毎日のようにお見舞いに通っていたが、10月ころから間が空き少なくなりました。長兄は、専業農家を継ぎ地場野菜(特にホウレンソウ)を出荷しています。私の尊敬する篤農家です。仕事に疲れた時、兄と話をすると解決の道が開ける経験を何度もしました。そんな兄が突然倒れ、闘病中で残念でなりません。22日と昨日は病院に行き、あれこれ語りかけてきました。ともかく、身心共に健康でなければだめですね。元気に働ける喜びを感じています。
2011.12.26
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社団法人税理士事務所職員退職年金共済会(ぜいたいきょう)の資産運用委員会に出て、証券会社から資金運用のレクチャーを受けました。(ぜいたいきょう)では、毎月のように資産運用勉強会が開催されます。その度に、説明資料が解り易く纏められていることに感心しています。私は常にアイパッド(iPad2)を持ち歩いていますが、昨日はモニターとして預かっているNTTドコモのギャラクシイ・タブレット(10.1 LTE SC-01D)を持参しました。会議の道具としてタブレット型端末を利用したいとの思いが年末になって実現しそうです。目まぐるしく動く世界の情勢を先読みするには、情報収集に敏感でなくてはなりません。その為には便利な道具の利用が欠かせない。情報通信技術の発展は、私たちに夢のような世界を実体験させてもらえる時代となりました。楽しみがいっぱいです。
2011.12.22
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貸借対照表(B/S)の左側(借方)は資産の部です。右側(貸方)にはその資産を購入するのに誰が資金を提供したのかを示しています。負債の部と純資産の部が示されます。 日本国の貸借対照表を作成してみると、貸方の負債の部は「国債」が主で、純資産の部は、「税金」から支出した資産の購入が計上されます。企業の負債の部は「他人資本」であり、純資産の部は「自己資本」です。日本国の国債は、その約95%が日本の企業や国民が所有していて、純資産の部は、当然ながら日本国民が所有者です。国の財政は、理想的にはそのほとんどを「税金」で賄い、「国債」の発行を極力圧縮するのが健全であることは誰でも理解できます。しかし、日本国は「国債」発行による負債で財政を賄ってきました。この解消には、将来増税策が取られます。景気上昇による自然増収か消費税率アップ、所得税率アップ、その他の税目の増収策が選択されます。最近の増収議論では、高所得者、富裕層を直撃するような方針が中心で、まるで悪者のような扱いです。高額納税者(企業)は少数ではあるが日本国の財産でもあります。税の在り方を再考し、高額納税者(企業)に感謝の形を示せるような施策も必要です。
2011.12.21
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NTTドコモショップに出かけて、タブレット型PCと携帯電話の有効活用について教えてもらいました。ギャラクシィ・タブレット(サムスン製SC-01D)をモニターとして利用中です。東京都内ではクロッシィ(Xi)という高速通信が可能で便利です。2012年は、タブレット型端末が全盛を迎えるでしょう。高速通信可能エリアの拡大で普及に弾みがつくと思われます。製品の技術的進歩が急速で、利用技術が追いつかない現状です。情報通信技術(ICT)の進歩が一部関係企業の利益だけでなく、私たちの生活や会社を豊かにする道具にしなければなりません。一般の人が、個人生活や企業経営に気軽に利用する検討をしています。
2011.12.20
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先月の風邪による声患いに続いて、又、風邪気味です。流行しているのでしょうか。土曜日には地元選出の衆議院議員五十嵐文彦財務副大臣の「平成24年度税制改正」についての講演会に出席しました。「社会保障と税の一体改革」構想のため骨格部分は延期されている状況の中で、財務省の考え方についても理解することができました。消費税の税率アップ、今後の直間比率の推移、相続税等資産課税の問題等、税制改正は多くの課題を抱えています。税理士、商工会議所役員、企業経営者としても社会保障と税の一体改革に自分なりの意見を持ち発信したいと思っています。税の問題は、財政再建だけでなく、景気の動向、世界の動きとの関連が複雑に絡み難しい議論が続きます。
2011.12.19
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2011年初に「今年はタブレット端末普及元年」を予測した。そして、タブレット端末を利用した研修システム開発を思考した。今年も残り半月となり、朝から1年間のブログ発信項目を一覧して、「経営免許証」、「ぜいたいきょう」、「財務金融アドバイザー」等の発信が多かったことを感じています。昨日も12時から3時15分まで「経営免許証研究会」を開催し、平成24年4月1日実施に向けた具体的項目を決めました。午後4時30分から税理士法人SKJ顧問先及び関係者の研修会で、金融円滑化法、情報通信技術の利用、2011年の反省と2012年の抱負を話しました。6時からは懇親会で個別に懇談をさせて頂き大変有意義な一日でした。関東信越税理士会と日税連の役員を退任して、地域の商工会議所及び税理士退職年金共済会の業務へとシフトしました。ケーブルテレビ会社、一般社団法人資金調達支援センターの業務も重なりフル回転の毎日です。税理士法人をはじめ事業承継策も順調に進み、税理士業界、地域社会に関する業務が多くなりました。これからも健康に留意して可能な限りの社会貢献を継続します。
2011.12.16
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日本税理士会には関係団体として政治連盟、全国税理士共栄会等多くの組織があります。昨日は、この関連団体協議会に社団法人税理士事務所職員退職年金共済会(ぜいたいきょう)の理事長として出席しました。公益法人改革により公益社団・財団に移行する団体、一般社団・財団に移行する団体があります。「ぜいたいきょう」は、今年6月の税制改正により退職掛金の運用収益に対する所得税非課税が決定して、11月24日に一般社団への移行が議決され、12月5日に内閣総理大臣に申請書を提出しました。税理士事務所及び税理士関連組織の職員だけでなく、税理士が関与する企業の従業員も加入対象とする特定退職金共済事業となります。厳しい運用環境の中でも本年も4.65%の運用収益を見込んでいます。一度ホームページを閲覧して加入のご検討をお願い申し上げます。http://www.zeitaikyo.com/
2011.12.15
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関東信越税理士会では「電子税理士会構想」を進めて来ました。 通信ネットワークの充実は、時間と距離の短縮を実現し経費と労力の節減を可能にしてくれる一方、現代社会のなかでICT技術の積極的活用は、もはや避けることが出来ない必然的事項として位置づけられています。 国による「電子政府」構想により、行政の効率性が高まり、国民の利便性が飛躍的に向上しました。透明で分かり易い会務、原則として全ての情報を公開する目標を掲げ、税理士会における会務の「効率性」「合理性」「利便性」を求めてICT技術を駆使しながら実現していくことが「電子税理士会」構想であります。 「電子税理士会」構想の推進には、強力なリーダーシップと担当部署の継続的な努力が前提となります。少しでも手を抜いてしまうと限りなく後退してしまいます。前進,後退を繰り返しながらも時代の先を読み、先頭を走るつもりで構想実現に取り組んで欲しいのです。
2011.12.14
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社会情勢は個人の都合に拘わらず変化します。この変化に対応するには、自己研修が必要です。ゴルフの石川遼プロが世界で活躍するため日常から英会話の勉強をして意思疎通を図っている姿は素晴らしい事です。経営者にもそれ相当の勉強が必要です。狭山商工会議所として、そんな研修を提供するために「経営免許証」制度を研究しています。なかなか結論を得られる研究会ではありませんが、年度内に具体策を提示して来年度から実行に移したいと考えています。一般社団法人資金調達支援センターの「財務金融アドバイザー」通信教育講座で開発した、申し込みから、問合せ、受講管理、免許証発行、アフターフォロー、更新事務等をシステマチックに処理できるLMS(ラーニング・マネージメント・システム)とコールセンター機能を活かして、小さいながらも最高級の「経営免許証」制度にしたいと思っています。
2011.12.13
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12月10日地元で「冬祭り」キャンドルが1万本と音楽の夕べが開催され楽しみました。夜10時過ぎには皆既月食を観察することができた師走の一日でした。昨日は、ホンダのアシモ君の特別授業(1時間)に出て、人間とほとんど同じ動きをするロボットの素晴らしさを感じました。身長は130cm、体重は54kgのアシモ君は、大人が椅子に座った時の目線と同じに設計され、言葉も理解して自ら行動できる素晴らしい技術の塊です。商工会議所の会頭に就任して1年間、時間が許せば地元のイベントに参加させて頂き多くの事を学び、地域の可能性の高さも実感しています。地域ぐるみで学び、集団で行動できる手法が開発できれば大きな発展ができそうです。
2011.12.12
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平成21年12月4日に施行された「金融円滑化法」は、当初の期限であった平成23年31日を1年間延長して平成24年3月31日に期限切れとなる予定です。今年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所災害も原因として、中小企業の実態は疲弊の極限に達している現在です。こんな中で、金融円滑化法の期限が切れたら債務者区分下落の中小企業が多く再び不良債権が増加する懸念があります。5年程度の段階的緩和策が求められます。その間に中小企業経営者は抜本的経営改善策を実行しなければなりません。経営助言には、地域金融機関、商工会・商工会議所、税理士等専門職業集団が相互に連携して取り組む必要があります。「中小企業の発展がなければ、日本の財政再建は不可能である。」こんな思いで日常業務をこなしています。
2011.12.09
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中小企業が利益計上できる経営にしたい。その助言者として税理士事務所が活躍する役割を担えるようにしたい。税理士法が施行されてから60年、戦後の復興期であった東京オリンピック開催までの13年間、その後の経済成長期が25年、バブル経済がはじけて20年、日本は経済衰退期を経験しました。そしてこれからの5年先、10年先を予測すると、更に厳しい環境となりそうです。しかし、人間の知恵はそれ以上であり、必ず克服の手法があるはずです。その先頭に立つのが税理士及び税理士事務所職員であると思っています。一般社団法人資金調達支援センターでは、他の団体とも連携を深め、経営に関する研修も考え、資金調達、経営計画、新会計ルールの講座を計画しています。
2011.12.08
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世界の人口は70億人を超えています。日本の人口は、世界で10番目です。1位が中国で、インド、アメリカ、インドネシア、ブラジル、パキスタン、ナイジェリア、バングラデシュ、ロシア、日本の順になります。世界の人口は、これからも増加を続け2050年には93億人を超え、2090年には100億人を突破する状況になるそうです。2100年の日本の人口順位は17位に後退すると予測されています。アメリカの天文学者カール・セーガンの宇宙カレンダーによると、宇宙の始まりは今から137億年前で、地球の誕生が46億年前、宇宙の誕生から現在までを1年のカレンダーで表すと、人間の一生はわずか0.27秒にすぎないとされています。こんな夢のような世界だけでなく、現実の10年先を分野別に予測してみると「私たちが今やらなければならないこと」が頭に浮かびます。朝の1時間でこんな事を考えていました。
2011.12.07
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経営に役立つ「中小企業向け新会計ルール」(中小企業の会計に関する基本要領)案に対するパブリックコメントの締め切りが12月7日に迫っています。年内公表が見込まれていたようであるが、1月以降になるようです。いずれにしても、中小企業経営者、地域金融機関、商工会議所、税理士等の専門職業者にとって大きな影響があります。本日「中小企業向け新会計ルール」について、税理士会所沢支部狭山地区、狭山商工会議所経営指導員、狭山市内金融機関が連携して研修会を開催します。一般社団法人資金調達支援センターでは、全国の税理士及び税理士事務所職員を対象に、この新会計ルールの通信教育講座を開催予定です。当初は平成24年1月開講を見込んでいましたが、基本要領公表後の開講に変更し平成24年2月開講を予定しています。当センターで昨年12月に開講した「財務金融アドバイザー」講座も800名以上の受講申し込みがあり、好評を頂いています。当センターの通信教育講座は、何時でも、何処でも、誰でも、低廉な費用で手軽に研修できるシステムを開発し、コールセンターの機能を充実しています。
2011.12.06
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2日(金)~3日(土)は税理士法人SKJの社員旅行で箱根に泊まり鎌倉方面に出かけて来ました。行は全員が小田急ロマンスカー、箱根登山鉄道で、帰りは大型バス利用でした。鶴岡八幡宮と大仏様にお参りし一年の御礼と新年へのお願いもしてきました。昨日4日(日)は、「ふるさと応援チャリティーコンサート」地元の歌手と千昌夫のコンサートに出かけ3日間の休日を楽しみました。頭の中は白紙状態です。
2011.12.05
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「営業」職と聞くと多くの人が私は「事務」職だから、営業は苦手との回答です。営業とは何か、既存のお客様に毎月の注文を促し確認するのも営業であるが、本来の営業力は、新規のお客様に商品を説明し、関心を持って頂き、利用して頂き、代金の支払いを完了し、次の発注を促すまでの過程をお客様に満足感を与えられる事が必要です。当然ながら、商品開発力や時代の流れ、営業組織も重要な要素です。製品の発売日に購入希望者の長蛇の列ができて整理券を発行するような極めて優れた商品は別として、通常扱う商品は競争相手も価格競争もあり、簡単に売れるものばかりではありません。私は、比較的営業の業務が好きで、お客様にご理解頂けた快感を何度も味わっています。お客様の満足が継続して頂けるために「コールセンター」や「サポートセンター」の設置も重要です。何時でも、何処でも、誰でもの疑問を解決できるシステムが完成すれば、営業の後押しになり会社全体の営業力向上になります。
2011.12.02
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パソコンを利用している期間が永いのに満足な知識がありません。アイパッド(iPad)も2代目のiPad2を利用している割には知識不足です。自宅にMac(マック)のデスクトップPCを設置して、Mac OS X(テン)の勉強をしています。独学で利用するだけの姿勢を少し反省しています。インターネットでも教材は揃っているようなので、半年くらい過ぎればもう少し上達することを自分に期待しています。スマートフォンの利用者が増加して、いずれは無線の通信回線がパンクしてしまいそうです。これから2年~3年で新しい通信回線の普及が進むと思われます。商工会議所が中心となって先進情報都市を目指した事業を計画してみたいと思っています。
2011.12.01
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狭山青年会議所理事長の黒川進君が次年度公益社団法人日本青年会議所地域グループ「復興支援委員会」の委員長に就任する激励会に参加しました。青年の熱さ、行動力を強く感じ頼もしい限りです。青年会議所OBになって27年になります。JCの集まりに出ると青春の想い出がよみがえり元気を頂いてくる年齢になりました。年齢に拘わらずこれからやりたいことが沢山あり、毎日、飛び回っているのが現実です。最終的に会計参与の普及推進、中小企業に対する円滑な資金調達を支援するために設立した一般社団法人資金調達支援センターの業務も将来的に確実に成果が生まれると信じて取り組んでいます。経営に役立つ会計「中小企業の会計に関する基本要領」の通信教育講座の開講に向けて準備を進め、リーフレットが完成し全国の税理士会・支部に発送予定です。5年先、10年先の日本の経済状況、税理士業界の状態を想像してみて下さい。今、長期計画を策定して現実に行動を起こさなければ現在よりも悪化することが予想されます。
2011.11.30
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昨日の「経済研究会」はTPPについて立教大学山口義行教授からお聞きしました。山口先生の持論は「スモールサン」で詳しく読んでいましたが、TPP参加慎重派から参加反対色が強い論調でした。単一民族の日本は世界と比較して「超楽観主義」な国で、全ての事案を契約で取り決める国々とは根本的に異なるところがあります。TPPにしても、新聞・テレビは農業問題に特化して報道し、一般的な国民の判断が曲げられている懸念があります。TPP交渉は21分野に亘ります。1.物品市場アクセス2.原産地規則3.貿易円滑化4.SPS(衛生植物検疫)5.TBT(貿易の技術的障害)6.貿易救済(セーフガード等)7.政府調達8.知的財産9.競争政策10.越境サービス貿易11.商用関係者の移動12.金融サービス13.電気通信サービス14.電子商取引15.投資16.環境17.労働18.制度的事項19.紛争解決20.協力21.分野横断的事項この内容を見ても、司法制度、公認会計士、税理士制度、混合医療、損害保険分野などが大きな影響を受けるとは判断が付きません。地域振興のため国及び都道府県、市町村が地元企業を優先して発注する制度なども、国際的な障壁除外の名のもとに見直しを迫られることは間違いないでしょう。関税をなくして自由な貿易を促進するだけでなく、各国の利害が絡む重大な課題を、国民が正確な情報を知らないうちに拙速に進展することが無いようにしなければなりません。閉鎖より自由化を望むのは当然でありますが、TPPの意味するところは国益のぶつかり合いにあります。TPP問題は、一般国民の間で全く周知されていないのが現実です。
2011.11.29
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ブログ発信を開始したのが平成17年4月7日です。今日は記念すべき2,000回目の発信になります。よくもまぁ!継続してこられたと自分でも感心しています。今年3月31日に関東信越税理士会の会長を退任してストップを考えていました。一般社団法人資金調達支援センターの理事長を継続し、6月からは社団法人税理士事務所職員退職年金共済会の理事長に就任し、税理士会との関わりも継続しています。昨年11月に狭山商工会議所会頭にも就任し、地域の活性化に税理士事務所の果たす役割も真剣に考える機会を持ちました。何時まで継続できるか分かりませんが気軽に休みながらでも自分の考え方を公表して行きたいと思っています。このブログは、朝起きて頭に浮かんだことを素直に表現しています。よって、同じことを何度も発信しているような気もします。延べ80万を超えるアクセスも頂き感謝に堪えません。ブログ発信をしていると、新しいアイディアが次から次へと浮かんできて若返りの秘訣にもなっています
2011.11.28
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昨日の総会は全議案が承認可決され、社団法人税理士事務所職員退職年金共済から「一般社団法人ぜいたいきょう」への移行が決定して、申請書の提出をすることになりました。平成24年5月1日に移行登記をする予定です。昨日の決議は、特別決議のため4分の3以上の賛成が必要です。委任状の回収に事務局の努力が実って4,130人の会員の内80%近くの出席が得られました。多くの方々に深く感謝申し上げます。5年の会員増強計画を計画し、5年後には会員数1万人への拡大を見込んでいます。掛金残高も600億円程度に増加する計画です。税理士事務所の顧問先企業からも信頼される「ぜいたいきょう」とするため、長期安定した資産運用策を研究し、お手本となるような特定退職金共済会を目指します。職員の退職金準備は、高齢社会の中で経営者が考えなければならない優先順位上位の課題です。中小企業活性化のためにも不可欠な経営課題です。
2011.11.25
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今日は、税理士事務所職員等の退職金準備のため設立された「社団法人税理士事務所職員退職年金共済会」(税退共)の臨時総会が開催されます。公益法人改革により、公益社団継続か一般社団への移行の選択をしなければなりません。税退共は、設立目的が税理士事務所職員を中心としているため、公益認定が難しく、一般社団法人へ移行となります。今年の税制改正により、税退共のような「特定退職金共済事業」の運用益が従来通り非課税となりました。安心して一般社団法人への移行が可能となりました。名称も「一般社団法人ぜいたいきょう」に変更して、税理士事務所の顧問先従業員等も加入可能な共済会に生まれ変わります。「ぜいたいきょう」は、株式売買での運用が禁止され、公社債を中心とした運用ですが、資産運用委員会での協議により運用利回りが良いのが特徴です。可能な限り経費を削減して退職金テーブル(2%複利)を実行しています。最近の超円高により、毎決算期時点の評価損は発生しますが、長期資金でもあり比較的安定した運用をしています。一般社団法人移行を機会に、税理士事務所顧問先も含め、積極的な会員拡大を計画しています。長期に安定した資産運用も研究を進めています。
2011.11.24
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昨日は、風邪により声の調子が悪く午後は休養を取りました。体調で仕事をお休みしたのは10年以上も前の事で覚えていない程です。休養中はブログ発信も控えます。
2011.11.22
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11月17日から20日まで、風邪のため声が出し難く沈黙の時間が多かった。17日は商工会議所の正副会頭会議と市長さんとの懇談会があり、18日から20日までは異業種交流会「火曜会」の新潟出張懇談会でした。声が出ないので、聞き役専門で、特に火曜会は10人の会話を一人静かに聞いているだけで、ゴルフではクラブ選択の言葉も発せられず迷惑をかけてしまいました。話す時間30%、聞く時間70%が話し上手な人の割合だそうです。この4日間は話す時間5%、聞く時間95%の生活でした。聞く時間を多く持つと、様々な人間模様が分かります。普段は、多弁で強い調子で相手を説得する話し方である自分を反省する良い機会となりました。やっとあいさつ程度は普通にできる状態になってきました。
2011.11.21
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今日から3日間異業種交流会で、新潟に出張です。大宮駅の待合室からアイパッドでブログ発信しています。寒い中ですがゴルフも楽しむ予定です。
2011.11.18
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中小事業者の減少、赤字申告法人の増加、国際化の進展、情報通信技術の進歩、税理士の高齢化も加わり5年後、10年後の税理士業界の将来は決して明るいものではありません。TPPへの参加は、専門職業でも国際競争力が求められるようになりそうです。一般社団法人資金調達支援センターを設立して、税理士会では直接活動できない分野の研修を提唱していますが、全国への浸透はなかなか難しいのが現実です。中小企業向けしい会計基準「中小企業の会計に関する基本要領」(案)のパブコメが求められ今年中には公表の予定です。税理士と税理士事務所職員が率先して内容を理解し、新会計基準の推進役として活躍することを期待して、通信教育講座の開講に向けて準備を進めています。中小企業経営者が容易に理解して「経営に役立つ会計」を実行し、円滑な資金調達が可能になるよう側面的に万全の支援をする所存です。自分の事務所の経営だけを考えていれば、時間的にも余裕が取れるのに、40年以上お世話になり成長させて頂いた税理士業界の将来に少しでもお役に立ちたいと思って行動を起こしています。限界があることを知りながら。
2011.11.17
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アイパッド2(iPad2)がアメリカで発売されたのが、今年3月11日でした。3月25日に世界各国で販売開始され、日本は大震災の影響もあり4月28日に発売された。好奇心の強い私は、初代のアイパッドから利用して、アイパッド2も発売と同時に購入しました。昨日、放射線量を測定する器具をアイパッドに接続するデモを見ました。こんな事までタブレット型PCで可能なアプリが完成して驚きです。近くのお蕎麦屋さんに行くと、店主夫妻にお客様がアイパッドで、昔、店主が住んでいた住所の写真を見せて話に花が咲いていました。金融機関や生命保険会社でも、外回りの人にアイパッドを持たせる計画も聞きます。年初予測したタブレット型端末が生活の中にも普及する勢いです。計画しているアイパッドの研修プログラムを実行したいと考えています
2011.11.16
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