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孫たちと行く予定だったのが日程が合わず、今日ひとりで行って来た美術展が深堀隆介展。神戸ファッション美術館で11月7日までやってます。この美術館は名前を聞くのも初めて、そもそも所在地のアイランドセンターに行く六甲アイランド線に乗るのも初めて。運転手が居ない電車というだけでワクワクしました。最近見るもの聞くものがみな新しく、昭和の時代から二、三十年タイムスリップしてきたみたいな状況になっております。年寄呼ばわりされても仕方ありませんなあ、されてませんが。実は一駅手前に一度行ってみたかった小磯記念美術館があることを知り、先にそこを訪れました。「住友コレクション名品選―フランスと日本近代洋画―」という特別展をやっておりました。ルノワールやモネやピカソのこじんまりした絵も展示されていて、皮肉でなく肩がこらなくて良かったです。これだけで帰るのなら、ちょっと物足りない感じですが、なんせ連チャンなもんで^^;お腹がへってきたけど適当な店がなく、ホテルに飛び込んでケーキセットをいただきました。これ何?というような濃厚なチーズケーキ。さてお目当ての金魚の絵! リアルな金魚の絵というのを超えたところに、この作家さんの金魚に対するとてつもない愛情をひしひしと感じました。もっと知りたい方は、上の深堀隆介展をポッチしてみて下さい。
2021年09月30日
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大家と言えば親同然、店子と言えば子も同然などと申しますが、何を隠そう私も大家の端くれでして。落語に出てくるような半分崩れかけたオンボロ長屋でございましてな。昨日のことでございますよ。長屋のお咲さんからの通報で、最近喜ぃさんの姿が見えないし、自転車に蔦が巻き付いてんだけど、大家さん、知らないか?って。そういや、最近姿見てないし、家賃も半年近く滞ってますなぁ、なんて呑気な大家もあったもんで。電話しても繋がらないし、夜は真っ暗だし。あいにく合鍵が出てこないので、中を覗くわけにもいかない。老人の孤独死、コロナで重体、自殺、他殺?もし中でお陀仏してんなら、どっちみち警察呼ばなきゃなんねえから、いっそ警察に来てもらって戸を開けてもらうか、と長屋の衆との相談あいまとまりまして。ずっと胃がチクチクして食欲もないまま、翌朝もう一度念のために電話してみるも、やはり出ない。警察から、なぜ毎月家賃を貰わないんだとか、大家がどうして合鍵持ってないんだとか、緊急の連絡先をなぜ聞いておかないんだとか、いろいろ不審がられるな、こりゃあ。大家の仕事はずっと老母がやってたので、あたしゃやむを得ず引き継いだまで。母の杜撰さが恨めしい。もし中に死体があったら、あたしが一番に容疑者にされてしまうんじゃないの?などといらぬ事まであれこれ考えているところへ、当の本人から電話。いつもの大きな声で近況を語り出した。7月末に病院に運ばれ、ずっと入院しているのだとか。生きてたのでひとまず安心。警察呼ばなくて良かった!隣近所の付き合いとプライバシー重視の風潮との兼ね合い、再考しなきゃいけませんかな。
2021年09月14日
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