2024年08月18日
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カテゴリ: 企画 [特集]
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​​​『Wikiの写真で一言』
​-第16回-
■なぜトランプが
大統領選候補に上がる?
そして押されてる?
日本人には見えない米国事情





■もくじ■
​​​​​​​■

『Wikiの写真で一言』
2024年2月掲載
■夏の終わりのスペシャル・コント■



『ガンダム45周年記念:特別解説』
■解説:砂漠のレストラン


■ランバ・ラルはなぜ自爆したのか?■

​■■
●​​​​​​米国大統領選解説●
『なぜ又トランプが大統領候補に上がる? そしてなぜ押されてる?』​​​ ​​

​​■1.再びトランプ出馬となる米国事情■​

​■2.差別問題に疲れてトランプに乗り換える米国民


​​​​■3.妊娠中絶問題が大統領選の柱に?■
​​​





ものすごくお久しぶりですw


さて、これまでTOPページを飾ってきた
Wikipediaの写真に一言添えて掲載する小ネタを改めて紹介する

『Wikiの写真で一言』
その16回目。

今回はガンダム45周年との事でちょっとしたコントに添えて
場面で使われたセリフに付いての解説と

現在大統領予備選挙で沸く米国で
再選に挑む アノ人物 に付いての話題です


まずはコチラのコーナーからw

▲目次へ▲
​■2024年2月掲載■
​​​​『wiki の写真で一言
■夏の終わりのスペシャルコント■​​​

Engin Umut Akkaya - In the Lab
Engin Umut Akkaya is one of the leading scientists
in molecular fluorescence and molecular logic gates.
In this photo you can see him in his lab with his PhD students
in the Bilkent University UNAM, Ankara, Turkey, in 2010.
(画像参照:wikimedia)



(腕を組む博士に向かって)

職員『 ​​​​​​​​​​​​​​ 博士

出資者 研究 進行 に付いて​​
説明 を求めています​。



​​・・・せん越ながら博士


博士は 何と言うか・・・

研究以外 の事に対しても
多大な興味 をお持ちの ですが


それは 一向 に構いません・・・​


しかしそれが
研究の 遅延 に繋がるというのであれば

話は別
です


出資者はそれを
問題視 しているのです。』​​​​​​​​​​​​

































​博士『 ​​​ ったぞ 小僧 っつ!!!​​​​​
​それだけ はっきりものを言う とはなW​ 』​​​



















​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​職員『(一瞬眉間にシワが入るが気を取り直し、
眼鏡のブリッジを中指で持ち上げる)
​​​​​​​
​​​​​​​​​​・・・それは違います
むしろ です


・・・実は博士は研究に ​入 って ない​ ・・・
などという理由で遅延しているなんて

私は出資者の前で
​​口 けても 言いませんので』​​








博士『 ほうw 思い切 りの良い イ​ ロ・・・
職員だな っつ

手強い・・・しかし











職員『(真っ直ぐ見据えて)
​​​ では博士・・・

一体 今度
研究に身が入らない程の

​何​ 興味 をもたれたのですかっつ​​​​​​​​​​​​​​

























博士『 ​​​​​​・・・いい をしているな、だが ​っ つ ​ ・・・
場​ ではそうはいかんぞっつ!!!』​​​​​​














職員『(博士のペースにのまれない様
あくまで会話に徹する様に切り出す)
​​​​
・・・そんな事はありません

もし最初から分かっていたら
絶対 阻止 していました




(間を置いて)


また 夜通 パソコン で​​​​

​動画​ を観てましたねっつ!!!​




















博士『(動揺する) ​せ・・・ 正確 な射撃だ

​​それゆえ コンピューター には
予想 しやすい・・・
(パソコンに映るAm◯z◯n◯rimeのアニメ画面を隠す)​​












職員『 ​​ 博士 行動 は​​
​全 お見通し ​なんですよっつ!!!​









博士『 ​​それにしても いい 度胸 だ​​
ますます ​​ ​気 ったよっつ!!!WWW​​​














職員『(ワナワナと眉間にシワを寄せ) ・・・毎回毎回
​それで ごまかせる と思ったら​

大間違い ですよっつ!!!​














博士『 ​​​ これは一本取られた
なっつ!!!WWW
​​​




​​​​ ン・・・ だけの おごり ではない​​​​
​​わしからも
おごらせて もらうよっつ!!!​
​​





それなら
​​​ 喰って行けるだろうっつ!!!
WWWWWWWWWW
​(お皿に沢山のお菓子を乗せて出す)​
​​​















職員『(お皿に出されたお菓子を見て)
・・・ 又そんなっつ


​​​仕事中に 甘いもの
沢山 買って 食べてっつ!!! ​​​



​​
​​​​ 奥様 言い付けますよ っつ!!! ​​​​
















博士『 ​​(動揺)・・・ 作戦 失敗 だっつ・・・​​(落胆) ​』​
(パソコンを操作してリモートを自宅に繋げると
部屋で片付けをしている妻が出る)










パソコン画面の博士の妻『 ・・・ ​あなた?​










博士『 ​​​ハ ・・・ すまぬ​
​​

​​​​ 木馬 ギャロップ ​破​ し て ・・・
​​​​

​​​​ ​チョコバー​ ​シロップ​
​激甘​ してくれ ​​​​





ランバ・ ​​ラ ​​
​戦いの中で戦いを忘れた・・・​












パソコン画面の博士の妻『 ・・・どう
なさったのです?



​​又 スランプ ストレス で​​
​​​アニメの マネ ごとですか?




もう・・・研究室の方々もいらっしゃるのに
だけにして下さらな・・・​​​


(机の上のお菓子の山に気付く)


​​! まあ っつ!!! あなた ったら!!!​​

​​たまには サラダ 食べて 下さいって​​
言いませんでしたかっつ!!!







博士『(小声で)・・・あ・・・甘いものは頭に良いのだっつ
分かったなっつ・・・もう切るぞっつ


(自宅のリモートを切ると振り返り
固まったまま博士を見ている研究員達に向かって)





​​君たちは 立派 ってきたっつ​​






​​​​・・・だが 士っつ・・・ 博士 めが
どういうものか
​​​​

​​良 見ておくのだなっつ!!!​​
​​​​​​ うわあああああああああ
ああああああ
ああ ああ ​​ああ ああ あああ っつ!!!
​​​​​​

(机にあった甘い瓶ジュースを一気飲みし
溜まったストレスで叫びながら研究室を走って出て行く)』

























職員『 ​​・・・ ​​​​ ガン ダム ​の ランバ・ラル
​は・・・

(眼鏡のブリッジを中指で上げながら)

多分
ヤマト ​の ​デスラー​ だな・・・​ ​​​
』​​
​​​​​​​​​​​​​​






(※よもやと思い、念の為に書いておきますが、
コレはフィクションのネタで
写真と、台詞と、Engin Umut Akkayaと、ガンダムとは
一切関わりはありませんのでご注意を・・・w)





▲目次へ▲

『ガンダム45周年記念:特別解説』
■解説:砂漠のレストラン
:なぜランバ・ラルは自爆したのか?■


ガンダムシリーズ45周年との事で
ちょっとしたコントを作ってみましたw

・・・只、このままだと、色々 大人の事情でマズイ事にならない様に

作品解説の「引用」としての使用なら問題は無いという
ネットの常識に倣いまして


ドラマ仕立てでガンダムのセリフを
「引用」紹介 した後は(ココ重要w)

この場面のセリフの解説をしようと思いますw

■解説:砂漠のレストラン■

これらは
『機動戦士ガンダム』の 第19話「ランバ・ラル特攻」
同じく 第20話「死闘!ホワイトベース」 での
ランバ・ラルの名言 を抜粋した

ガンダムファンにはおなじみのセリフです

ランバ・ラル とは
ゲリラ戦専門部隊の隊長であり、

シャアとセイラの父親でジオンの初代指導者だった
ジオン・ズム・ダイクンに仕えていた職業軍人という

訳ありな複雑な経歴の持ち主です


ここで紹介したセリフは主に
第19話で砂漠のレストランで食事を取っていた アムロ の前に
ランバ・ラル隊が 食事休憩 に店に入って来た時のものですが

この時のアムロに対するランバ・ラルの態度は
アムロを気に入ったのは本当だとしても

現在追っている連邦の最新戦艦ホワイトベースの
手がかりになるとにらんで泳がせる為

という意味もありました

只、任務の手がかりを得る という事なら
むしろアムロに毛取られない様にするべきなのですが


アムロをやたらと気に入って目を細めるハモンや
見込みのある新兵に対する教官の様に接するラルなどは

まるで「嫁の両親」みたいなw

そんな肉親の様に接するラル達から
アムロも惹かれるものを感じるという

敵味方を越えた
不思議で奇妙な縁が生まれたドラマチックな場面でもあります

例えば
ラルの部下に捕まったフラウ・ボウを牽制しようと
懐の銃に手をやるアムロを看破し

『いい目をしているな』 と言うラルのセリフですが

今のアニメではよく観られる
当たり前な受け答えでも

放送当時の1979年はまだまだアニメは子供が観るもので
アニメもまだ 「テレビまんが」 と呼ばれていた時代に

それまでの昭和の勧善懲悪なアニメには無かった
「リスペクト」という概念が持ち込まれた

ガンダムの中でも特別な場面だと言えます


そしてガンダムは
深い心理描写 に特徴がある作品でもあります


この場面でのフラウ・ボウが捕まった時も
じつは見逃しがちになる細かいやり取りがありました

まず、

『ハモンだけのおごりじゃない
わしからもおごらせてもらうよ
それなら食って行けるだろう』

までのやり取りを解説します


これはハモンがアムロに「只者じゃない」何かを感じた事が起因
という印象があります

食事をしているアムロを最初に目をかけたハモンですが
「気に入ったから」 というセリフの意味を信じれば


中立地帯での砂漠の民の様な戦争をしない一般人であれば
軍人を見れば、関わりたくないものなので
目をそらすのが「普通」な所を

フードをかぶり一般人に成り済ましたアムロは
兵士の習性からなのか、
店に入って来るラル隊を注意深く観察し
部下らしい兵士との会話から

隊長の名が「ランバ・ラル」だと突き止めて
ハモンの注意を引いてしまいます

そんな様々な場所に潜入して諜報活動をする密偵が取る様な
おおよそ普通の子供らしからぬ行動を取っていたことが
ハモンの眼鏡に適うわけです

という訳で、いよいよ

こんな砂漠の真ん中には似つかわしくない
妖艶な切れ長の美女が、ゆっくりとフードを取りながら
気品ある足取りで店に入って来る

そんなハモンの姿に若いアムロ少年はつい
吸い込まれる様に目を奪われてしまいます

砂漠のど真ん中で砂漠の民にはとても見えない様な
フードの下は中々なアーバンウェアを身に付けた育ちの良さそうな少年が
大人の引率なしに一人で食事をして
情報収集までしているという

そんな違和感丸出しなアムロ少年は
男には海千山千のハモンと目が合ってしまい

息を潜めて敵を観察しながら身を隠す兵士の様な気概を
ハモンに気付かれてしまいます

それでもアムロは食事を続けながら
ラル隊の会話から「作戦」のワードが出る度反応し
情報を得ようと耳を傾けていると

そんなアムロの行動をとうに見抜いていたハモンは
アムロの分までランチを注文します

ハモンはどうしてランチを奢ったのか ですが

アムロを気に入ったからというのは本当だとして

既に少年兵だとバレている事を
あからさまにアムロに知らせて
薄っすらと笑顔を見せて
どうするか様子を伺う という

イニシアチブを取った事をアムロに知らせる 意味と

子供の身空で向こう見ずにも
ジオンのゲリラ部隊を「監視」するという
そんな身の程知らずなアムロに

中々の器量と度量を見て

「今回は見逃してあげるから
ゴハンを食べたら帰りなさい」

という

オイタをした子供に罰を与える様に
屈強の兵士達と同席させ食事をさせて

チョッと怖い目に遭わせて帰らせたかった
という事だったのかもしれません


ラルは 「あんな子が欲しいのか?」 と聞いた時
ハモンはTV版では 「そうね」 と言いますが

映画版では 「まさか」 と言うので

その会話の意味ですが

ラルの方もまたアムロを
少年兵の「スパイ」と思っていたとして
少年兵が敵地で情報収集するのは珍しもくない
よくある話で、

こんな公共の場所で堂々と食事休憩を取るラルとしては
別にどーでも良い、情報を収集したければすればよいと

無視している様な印象があるので

あんな健気な子が息子なら
父親としても鼻が高いかもなと思ったラルが

ハモンの男の好みを察して
そういう子が欲しいのかと

聞いたと考えられ

安彦良和作の「ORIGIN」では
普段は場末のバーのマダムで
男相手の商売で 海千山千の魔性の女であると共に
ラル達レジスタンスの拠点を守る裏の顔を持つ

軍事作戦にも同行する男勝りな活動家として描かれ
それでいていつも夫のそばに居る
女性としての普通の幸せを望んでいるハモンは

それもあるけれど、どうする?
分かるでしょあの子は兵士よw と

ラルハモンはと内々でアムロをどうするか
阿吽の呼吸でコンタクトを取っている

という事でしょうか

という訳で
海千山千な美女が大人気もなく
少年を相手に弄んでいる

そんな場面の筈でしたが

アムロはアムロで考え抜いたのか

普通なら素直に申し出を受けて
目立たない様にする所を

こういう時 自分なら普通に取る行動を取らないと
怪しまれると思ったのか

大胆にもハモンの申し出を断りにラル隊の所にやって来るのでした

この斜め上を行くアムロの行動に

ラルはやられたと痛快に笑い
ハモン同様 興味を持つのでした


この場面は普通に観ていると
そのままの、セリフ通りのやり取りに見えるのですが

実は水面下では相手がどう出るかを探り合うという
火花を散らす戦いが繰り広げられていた訳です


そんな時に フラウ・ボウ が部下に連行されてきます

この時ラルが 「スパイか?」 とすぐに聞き返したのは
アムロを使って諜報活動をしている兵士が近くにいて
それが捕まったと思った という事なのか

ラルがアムロをスパイの手下だと思っていた
現れかもしれません

部下に連行されたのがフラウだと知って
迂闊にもアムロはフラウの名前を口走ってしまい

ハモンの知る所となります

「あなたのお友達ね?」
睨んだ通りという顔をされ

先ほどハモンから一本取ったアムロでしたが
一枚上手なハモンにチェックメイトされた様に観念して

「ええ」 と答えてしまいます

部下はフラウの着ている服が連邦の服だと告げました

つまりフラウの友達であるアムロは
連邦の兵士 だと言う意味になるので

それでアムロは ハッ とします

ラルは部下の指摘に対して「少し違うと思うが」とうそぶきます

先ほども言った様にラルは
こんな食堂で子供が情報収集をしている事に
チマチマ気を回す程
ケ◯の穴の小さい男では 無く

目的は部下の生活の為で
そのための作戦を遂行する事だけに命を張る

立派な男らしい大人の男で
真面目な鉄壁な職人軍人なので

子供を手にかけたくはない訳です

しかし真面目な上官を持つ部下も真面目なのか
「間違いありません」 と言ってしまうので

2つの意味でフラウを処分したくないラルはハモンに向かって
「そうなのか?」 とこの場の判断を任せます

「そうらしいけど
その子この子のガールフレンドですって」

ハモンはラルにもアムロにも分かる様に答えます

この時点でアムロの運命はハモン達に握られた訳ですが

ラルは 「ほう」
兵士として何かをしようとするアムロを意識して
短く了解すると

「離してやれ」 と言います

「いやしかし」 と言う部下を制して
後で部下につけさせて木馬に案内させるハラで
アムロとフラウを泳がせるつもりのラルは
「いいから」 と言いますが

それは
追い詰められた若い兵士が何をしでかすかを考慮して
懐に銃を忍ばせるアムロを牽制し

自分を撃つ気なのか、最悪ハモンに銃を突き付け
発砲する可能性を考えての事だとも言えます


その全てを看破した上で 「いい目をしているな」 と言い
アムロに全ての注意を自分に引かせてから

銃を撃つチャンスを奪う様に懐のアムロの銃を確認して
ラルはこの場のイニシアチブを取ります

懐に銃を忍ばせている事はお見通しだったラルも
まさか本当に少年が銃を持って発砲しようとしていた事に
改めて驚いたラルは

「それにしてもいい度胸だ益々気に入ったよ」 と評価し
名を覚えておこうか と
「アムロとか言ったな」 と言うラルに

アムロは 「はい」 と答え
もう戦意の無い事を告げます

一触即発の場面で、懐に銃を持った兵士を
通常ならそのままにしておかない所ですが

「しかし戦場ではこうはいかんぞ」 と先にラルが切り出し
無かった事にしてあげます

そして新兵を試す教官の様な口調で
ここで起こった事は新兵を鍛える良い勉強だった
という空気に変えて

「頑張れよアムロくん」 と言って開放の意思を告げます

当初は「小僧」と言っていたラルが
アムロを名前で呼んだ事で

これがこの場の危機を切り抜けるテストで
「合格」の採点を付けた事が分かります

ハモンも同じ気持ちだったのか
笑顔でいるわけですが

こんな戦場の砂漠での思わぬ出会いに
愉しんだ様でもあったのでしょう

アムロは 「はい ランバ・ラルさんもハモンさんも
ありがとうございました」

この「ありがとうございました」には
見逃してくれて感謝しますという意味と
ご教授感謝しますという意味と

次に戦場で会ったら僕も敵としてお相手します
という意味もあったのでしょうか

ハモンは フッと笑いバイバイ しますが

あれは 「行こう」 と言ってフラウの手を引くアムロだけでは無く
フラウ に対しても あったのでしょうか

ハモンは
まだ大人の恋も何も知らない子供のフラウを見て
私もそういう無垢な娘時代もあったかなと

気が付いたら私は汚い大人になってしまいました
みたいなw

あなたもそうならない様
せいぜい今を愉しみなさいという含みで
手を振ったのかもしれません

ハモンの過去と今の黒さを一瞬垣間見る
怖い場面 だった訳なのでした



先ほども言った様にラル達がアムロを見逃したのは
木馬発見のために泳がせる為 でしたが

ラルがアムロを気に入ったのは
ガンダムを盗み出して脱走という重罪を犯して逃亡中の身の
無軌道な青春を現在進行中のアムロに対して

さんざん無茶をやった
自分の若い頃を見る様な思いがあり

ハモンにしてもアムロの中にラルの若き姿を重ねたのか
自分と同じものを見たのか

それに免じて開放したかったという事も
あったのかもしれません

又、
ハモンはこの後ガンダムを追い詰めて
パイロットがアムロだと知ったうえで
殺そうとする様な人ですので

もしアムロがハモンを人質に取る様な事でもしたら
ハモンの手にかかっていかたもという

​一歩間違えばどうなったか分からない
緊張感あるやりとりだった訳です

同時に
これは敵を憎んで無くても殺生するのが兵士の仕事という
戦争の本当の恐ろしさを垣間見る場面でもあったという訳です


▲目次へ▲
■何故ランバ・ラルは自爆したのか■

そうしてラルは 第20話『死闘!ホワイト・ベース』

ホワイト・ベースを占拠しようと乗り込んだときに
新兵と少年ばかりの艦内の状況に驚き

更にはかつて仕えたダイクンの娘、
セイラことアルテイシアにばったりと会って動揺し

戦場で戦闘中だった事がどこかに飛んで
リュウ達少年兵に撃たれてしまいます

負傷して任務実行が困難になり死を覚悟したラルは
最期はハモンに連絡を取り短い会話を果たしますが

自分ごと木馬を叩けと指示した後
占拠した艦橋ごと破壊するガンダムの攻撃を受けて
ラル隊の全ての兵が吹き飛び

立つ事もやっとの瀕死のラルだけが生きているという
状態になります

そうしてラルはここでも
ホワイトベースの少年兵達に向かって
新兵を実戦で鍛える教官の様な口調で

「君たちは立派に戦ってきた」 と規律をして語ると

「だが兵士の定めがどういうものか
よく見ておくのだな」 と言い放つと

手に持っていた手榴弾を、ブライト達に投げないで
懐に抱いたまま艦橋から飛び降りて

何を破壊する事も無く、自ら玉砕を果たします


この時ラルはなぜこんな事をしたのかは・・・
これは想像ですが

まずラルは絵面的にも
そんなに負傷している様に見えないので

なぜ死ななければならなかったの?と
放送当時は思ったものでした


R指定レイティングとかまだ無かった頃の
昭和のテレビマンガの時代のアニメは

子供には見せられないどぎつい描写を軽減して
「子供に考慮した絵」で描くという
配慮がある事をよく理解して無かった当時は


ガンダムの攻撃で粉砕骨折と内臓破裂をし
立っているのも奇跡という状態だった

という事が分かって無かったので

普通に「何も死ぬこと無いのになぜ?」 と
素朴な疑問を持っていました


これは第28話『大西洋、血に染めて』で
ガンペリーでミサイル発射の衝撃で海に吹き飛ばされたミハルが

見た目はフワッと空に飛んだ様に描かれていても
実は粉砕骨折と内蔵破裂で即死していた

というのと同じです

従って あの時のラルはもう助からない状態で
あの様な玉砕を果たした事が分かります


ではなぜ兵士として最期まで戦い
たとえ僅かな被害しか出せなくとも
持っていた手榴弾を敵に向けて投げながら
絶命するまで戦おうとはしなかったのか

手にした手榴弾を懐にして飛び降り
自爆する事をなぜ選んだのか

という疑問が残ります


ラルは直前に規律をして
教官の様な態度でホワイトベースのクルーに
「立派に戦ってきた」 と告げて

その場にいるホワイトベースのクルーの注意を
自分に向けたので

自爆する自分の姿 をホワイトベースの少年兵達に
見せたかった のでは

という事が分かります


本来兵士とは、十分な訓練と実戦を終え
一人前となった後、前線に送られる所を

十分な訓練も、何の実戦も、ましてや兵士としての心構えも
何も持たないまま

最新鋭の兵器を使い戦闘を続け
何のために戦うのかも
人を殺傷する事がどういうものなのかも
何も知らないまま、銃を持ち敵兵を殺生し
命を落としている

そんなホワイトベースの少年兵達を見て
そんな少年兵達が立ち向かって来て
無為に命を落として行くのを見て

動揺して戦いを忘れて負傷してしまい
ガンダムの一撃によって作戦部隊を全滅させられたラルが

瀕死の重傷を負う中で

セイラに出会った事で
かつてセイラ、シャア達を守る立場で
ザビ家と敵対してきた自分の役割を思い出し

そして
ホワイトベースの少年兵達がまるで素人の戦いをしていた事から
まともな訓練も無しに前線に送られている事に気付き

このままでは木馬の少年兵達は
自分たちの力で勝利したと思うかもしれない と

これからもこの様な素人の様な戦いを続けながら
戦いを甘く見てしまうかも知れない と

そしていつか酷い死に方をして全滅するかもしれない と
そんな風に考えて


敵味方の立場を忘れた上で
最期にそれを伝えるのが 大人としての義務
自分の努め だと考えて

兵士の教訓の中で最も熾烈な 「誇り」 とは何かを
教えようとして行動して見せたのではないかと

考えられます

つまりラルが「君たちは立派に戦ってきた」と言ったのは
アムロに「ガンダムの性能のおかげで勝ったのを忘れるな」
と言ったのと同じで

戦闘に勝てたのはホワイトベースの力では無く
ラルが自分に負けたから勝ちを譲っただけの事で
戦闘の点数は45点で 本来なら赤点だと

告げた訳です

その後に「兵士の定めがどういうものか良く見ておくのだな」と
ブライト、セイラ、ハヤト、ミライが見ている前で
自爆したのは

兵士が 敵を殺せる のは兵士の 「誇り」 をもっているからだ と
それは逆に言えば 自分も殺せる 程のものなんだ と

真の兵士はいつでも自決出来る
いざとなれば自爆してしまえる

それは作戦の為とか国家の為とか
理由があるだけで

敵兵の命を奪うのが兵士の役目で、それに「誇り」を持つ

つまりは 「誇り」 というものを 借り なければ
役目が遂げられない様な事をやっている

それが 「兵士」 であり

いつか「兵士」である事を辞めた時に
借りたものは返さなければならないので

兵士で無くなった時に人の命を奪った 罪の重み を思い知る
それが 「定め」 だと

今だって前途ある若者達を
大勢手にかけてしまっている

爆死してしまわなければならない程の
数え切れない人の命を奪った
おおよそ一人の人間が耐えきれない程の 苦しみを背負う のが

兵士の末路 というものであり

そんな責め苦を負いながら生きながらえるより

戦闘中の 「誇り」の中で死にたい と思うのが
「兵士の定め」 で  悲しい性 なんだと

それを、
兵士としての何たるかをまともに教わっていない様な
眼の前の若い兵士達に伝えて
自分の死を少しでも 役立てたい

そんな事を思いながら自決したのかもしれません

そんなラルの、兵士としての性をまだ知るよしもないアムロは
思わずラルを受け止めて救おうとしまい

ガンダムの手のひらの中で爆死するという
敵に救われかけながらの哀れな最期を目撃してしまい

ラルを知るセイラは目を背ける訳です



戦場に出れば、兵士であれば
作戦を遂行する為に敵兵は排除しなければならず

時には何百、何千、何万もの命を奪うのが
兵士の努めであり、それが戦争だと

​​
年端も行かないホワイトベースの少年兵達を手にかけて
動揺したラルが

兵士の努めを忘れ、戦いを忘れたら
人を殺せば只の 「殺人」 になると

それを戒める為に、殺人の罪を償うかの様に
爆死して見せたのかもしれないとも

思うのでした




YouTubeの 岡田斗司夫 のチャンネルで
『機動戦士ガンダム完全講座』 というのがあって

一部 無料で観覧出来て 富野由悠季演出の極意を
学ぶことが出来て
この回の解説も一部無料で見る事が出来ます

・・・今回の記事ですが、
ガンダムもそうですが、

どんな作品も自分なりの解釈を考えながら観ているので
岡田斗司夫の解説は正解を見る様で

ウチ的には 観るのが 嫌で・・・w
観ると、違っていたら落ち込むのでww

ウチは意図的に観ない様にしているのですがw


これに限っては2300円払ってチャンネルに入会しないと
完全な解説が観られないシステムの関係で

​​無料動画には、ランバ・ラル爆死の解説がありません


あの富野由悠季監督が岡田斗司夫を「弟子」とよんでいる事から
入会すればおそらく 「正解」 が観られると思うのですが

ウチとしてはラルの死の意味の正解は知りたかったので
入ろうかとも思ったのですが

どうしても2300円出すのが惜しくて
自分で考える事にしまして

記事にしました が

そもそも2300円出して観覧して正解を知っていたら
こんな記事は書いていません~wwwww

という訳で岡田斗司夫チャンネルに入会した人が
既に答えを知っていて

この記事を読み とんだ見当違いだと
鼻でせせら笑うのは仕方無くても

これでも一生懸命考えて書いたものなので

「君たちは立派に戦ったと」思って
どうか責めないでやって下さいW


▲目次へ▲


​​​​米国大統領選解説
『なぜ又トランプが出馬するの?そしてなぜ押されてるの?』​​​
​​■再びトランプ出馬となる米国事情■​


さて本題ですw

現在アメリカ大統領選挙は
大本命だったドナルド・トランプ元大統領が
ダークホースとなったカマラ・ハリス現副大統領に

接戦州と言われる中西部のミシガン州とウィスコンシン州
東部ペンシルベニア州で共にリードを奪われ

世論調査でもハリス氏を推す声が50%に達し

「もしトラ」におののき、返り咲きに危機を感じていた世界にとって
思いも寄らない事態になってきました


元々は再選に向ける バイデン大統領
こちらも再選に向ける共和党から出馬したドナルド・トランプとの

2020年の大統領選から4年越しとなる
因縁の一騎打ちとなる筈でしたが

共に年齢と心身の衰えに不安視する声が上がりながら
日本では早くから「もしトラ」「ほぼトラ」というワードが
SNSのトレンドに上がる程

トランプを推す時流の勢いには圧倒的なものがあり
7月21日にバイデン大統領は大統領選からの撤退を表明し

これにより事実上の決着が付いたかに見えました


変わって民主党は現副大統領のカマラ・ハリス氏を候補に立て
巻き返しを図りますが

銃撃事件にも屈せず血を流しながら果敢に民主主義を訴え団結する様
集まった支持者達を鼓舞したトランプの返り咲きは

もはや確実なものになったと
誰もが思っていました


しかし
打倒バイデンで押してきたトランプ陣営にとっては
ハリス氏の出馬そのものが 全ての攻撃材料を無力化される

予期しないものとなるのでした



それはひとまず置いておき・・・
そもそもなぜ今再びトランプだったのでしょうか






2年位前に放送していた菅田将暉演じる安楽椅子探偵ミステリードラマ
『ミステリと言う勿れ』

「メジャーリーガーが子どもの成長に立ち会う事は父親の 権利
日本の解説者達は 義務 だと思っている
そこには 天と地ほどの差 がある」

という主人公のセリフが
話題になった事がありました


これは、欧米人が子育てで
仕事が忙しい中運動会に行ったり参観日に出たりするのを
「権利」と感じるのは
それらをする事が 「喜び」 だからであり

人生で大事なのは「家族」で「自分自身」の幸せであると
考えている事の現れだと分かります


対して日本人が子供の催事に出る事を「義務」だと感じているのは
家庭よりも仕事、自分の事よりも周りの事を考える

「責任感」 あっての事であり「生真面目」の現れであって
別段わるくない事の様に思われます


ではなぜ「天と地程の差がある」になるのか ですが


「権利」 とは元々持っているものなので
それはとどのつまりは自分の 「幸福」 に繋がるもの

になる事に対して

「義務」 とは「自分に課す事」なので
「義務感」を持つ事とは


・・・家族の事、他人の事、仕事の事、
そして忙しい中出る子供の催事・・・など

それら諸々 どんどん背負っていく事に繋がるという


「負担」 になるものを持つ事だと言えます



とはいえ「負担」も又結果次第では
「幸福」に繋がるものだと言えます

しかし、
幸福とは 安楽に訪れるべき定め であると捉えて
世の現実に 「変化」 を求めてそのために行動する
欧米人に対して


幸福とは 苦労して得るべき努め であると考えて
世の平穏を 「維持」 する事に終止してその為には甘受すらする
日本人という所に


天と地程の差がある と言っている訳です


このドラマではもう一つ

「欧米ではいじめをしている方が 病んでいる と考える
癒すべきはいじめてる方で隔離してカウンセリングをする
日本は逆でいじめられている方が学校を休んだり転校したり
損なことばかり」

というのがありまして
これに関しては

宗教国とそうではない国との差が出たというか
「義務感」の 「裏の顔」 が出たというか

加害の問題の 核心 を突いて
具体的に 「処置」 する欧米に対して

被害の問題を 無かった事 にして
秘密裏に 「処理」 しようとする日本という


世界の常識は日本の非常識とは良く言ったものだと
思える訳ですが・・・w


そんな欧米人は常識ある人の集まりかと思えば・・・


セクシータレントと浮気した挙げ句口止めし
議会を襲撃させ 民主主義を否定し
国の利益と称して支持者を募る目的で
イスラエルの宗教問題に口出しして
中東情勢を悪化させ・・・ と

現在も大統領時代も
余りにも品性に問題があるとしか思えない

周りに混乱を招く様な行動をし続けてきた
ドナルド・トランプの様な人物を

なぜ又支持して
大統領選に出馬させるのか


素朴な疑問が沸く所です


これにはアメリカならではの 2つの理由
それがトランプの支持へと向かう 構造

理由があったわけです

▲目次へ▲




■差別問題に疲れてトランプに乗り換える米国民


その一つが
『人種差別問題の加熱による差別問題疲れ』 です


2006年にセクハラや性的暴行などの
性犯罪被害を受けた女性たちが連携する為のハッシュタグ

『#MeToo』 キャンペーンが
世界的規模で流行した事がありましたが

「あなたは一人ではない」という連帯感で勇気づけるという
『#MeToo』に込められた想いを 曲解し逸脱 した様な
便乗行為や公開処刑ばかりが加熱して

フェアな社会を目指す為の 運動 そのものが
フェアとは言えない 状況になり


米国では運動そのものに疑問視する声も
同時に広がる事になりました


そうして世の中の「差別」というワードが
ひとり歩きした事によって

「言論の自由」が弾圧され「自由な考え」が統制されて
「全体主義」の様になっている事に違和感を感じた層が

逆に「◯◯が嫌い」と
本当にそう思っているのであれば

当然「リスク」はあるとしても

「自由」にそう言える 社会が
本当の「差別の無い社会」なのではないかと思い始めた時


自身の品性を隠さず開け広げに示し
思っている事を堂々と自由に発言するトランプに
期待が集まる様になって行き

支持される流れが生まれた事 が一つ



もう一つは 『民主党支持者の乗り換え』 現象です


ヒスパニック系の人口が多い
アリゾナ州のメキシコ国境に近い地区は

民主党の地盤が強いとされてますが

不法移民を救済する政策を取る
バイデン政権になってからは

仕事を安く受けるメキシコ移民や不法入国者達に
仕事を取られて生活が脅かされる様になった為

不法移民に容赦のないトランプに
期待がかかる様になって行き

共和党支持に鞍替えするヒスパニック系有権者が
激増する現象が起きていると言います


こうした現象が全米で起きていて
民主党の地盤が揺らいでいる所に

トランプが再び支持される様になった
大きな理由がある訳です



加えて最近、
ホリエモンこと堀江貴文氏が興味深い発言をしてまして

「トランプ支持者は保守系のメディアやSNSしか見ないため
トランプの正義しか見えていない」と説明し

これを 「SNSの分断」 と称する持論を展開していました


つまりトランプ支持者が トランプを選ぶ理由 には

自分たちの権利を不法移民に不当に侵される事への危惧と
それによる 生活の不満

きっと 解消 してもらえるという 「期待」 があって

それが白人富裕層だけでは無く
移民系低所得層にも 広がっている 所に

日本人が理解できない、米国ならではの
トランプが再び大統領候補に上がる事情があったわけです

▲目次へ▲

​​​​■妊娠中絶問題が大統領選の柱に?■


では民主党の候補がハリス氏に変わった事で
なぜトランプが押されたのか


結局は「本当はトランプに入れたくなかったから」
というのが「理由」なのですが

それは良いとして・・・w

現在全米で大きな社会問題になっている
女性の 妊娠中絶禁止 を巡る問題があって

それは
自然の流れに反している、人道的に許されない、などの
主に宗教上の理由で

胎児の命を尊重すべきという考えを持つ
キリスト教福音派と呼ばれる層の支持で

大統領時代のトランプが
独自の 州法 「中絶禁止」 ができる様にした

というのが発端になっているのですが

1820年に「人口中絶規制」の歴史が始まり
1973年の「ロー対ウェイド」事件の判決後

女性の中絶権が認められる様になった
米国憲法の歴史に対して

48年経った2022年6月に
合衆国最高裁はトランプが立てた州法に則って
あの判決は間違いであると、

「ロー対ウェイド判決」を否定する騒動が起こりました


これを皮切りに様々な州で
「中絶禁止」を認める流れが生まれ

大勢の国民がそれに反発しているという
全米を二分する 「対立」 問題が勃発します


所で、一見この問題となる 「核」
特定の宗教感 を法律に持ち込んだ 是非 にあるかに見えますが

「問題」は当時 大統領だったトランプが

全米で大多数を占める カトリック層
自分の 支持者 として取り込もうとして

国益 を盾に
「中絶禁止」を支持した点にあるので


その様な、
なりふり構わないトランプ陣営の
支持率アップの目論見が

国民に国を分断させる程の「対立」をもたらした所に
「真の問題」があると言えます


しかもトランプ陣営は
中絶禁止に反対する大多数の層の反発を恐れて

この問題を炎上させた張本人でありながら
長い間この件には触れない様にしていたのです


そんな折に

当初から女性の権利を掲げて
中絶の権利を臆せず発言し

この問題は 全てトランプに責任がある と公言した
ハリス氏が出てきた事によって


これまで大統領選の大きな柱となっていた
「人種差別問題」「不法移民保護問題」が

どこかに飛んで

現在全米を二分する「中絶禁止問題」の方を
米国全ての女性の権利が問われる差し迫った大問題として

今や大統領選の「柱」となり

ハリス氏が当選すれば中絶禁止は確実に撤回されるとして

女性の権利を守ろうとする大勢の層が
ハリス氏の支持に回った事が


女性の健康と権利に大打撃を与えたトランプ陣営を
押す様な結果となった訳です


以前にもトランプは
ユダヤ教、キリスト教福音派の支持を得る為
イスラエルの首都をエルサレムに認定し

世界を騒然とさせる騒動を起こしましたが

この時は、イスラエルの内政を悪化させ
世界に混乱をもたらしたものの

大半の米国人の生活には直接関係ない事だった為
政権に打撃をくらう程の反感が生まれる事はありませんでした

しかし今回は
同じ キリスト教福音派の支持に関わる事ではあっても

米国民の半数を占める「女性」の「権利」に
直接関わる案件であった為

自分達の生活が脅かされる 事を許さない
米国民の反発は

凄まじいものがあったのでした




「妊娠中絶禁止」の立場にあるトランプ陣営にとっては
この件に少しでも触れたら確実に反感を買う、
これまで言及を避けてきた懸案事項だっただけに

後にトランプは2022年6月の最高裁の判決を
「行き過ぎだ」と批判をして
国民の反感をそらそうとしましたが

自分が支持した法案を自ら批判する竜頭蛇尾ぶりに
世間の顔色を伺いながら発言するトランプの姿が浮き彫りとなり


そんなトランプに「幻滅」した層が
目を覚ました様にハリス氏の支持に回ったのが

トランプが押される様になった
本当の理由なのかもしれません


自分を支持する票欲しさにイスラム世界まで敵に回し
どんなに批判されようとも、襲撃され負傷しようとも

それら全てを「追い風」へと還元してきたトランプでしたが

今回は
宗教、哲学、倫理、思想、人道・・・
それら全てを駆使しても語り尽くせない

「人類の命題」 に等しい

1800年代から100年以上もかけて
何百、何千、何万もの人間が関わり

ようやく暫定的条件付きで一度は答えを導き出した

「堕胎の是非」に再び触れるというのは

おおよそ一人の人間が言及するべきで事ではない
「パンドラの箱」 を開けるに等しい行為だった事を

読み違え た代償とも
取れるものがあったのかもしれません

何よりも、
これまで資本主義的白人至上主義のトップに君臨して
自身の品性を隠さず開け広げに示し

思っている事を堂々と自由に発言する 所が支持され
評価されてきたトランプの

良くも悪くもその 「看板に偽りあり」 な態度にこそ
本当の問題があったのではと

思うのでした☆





という所で終了です。
次回は何が更新されるでしょうかw

それでは良い一日をお過ごしください☆



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最終更新日  2024年08月21日 19時33分53秒
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