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2017/02/12
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おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。
しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。
老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。
「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。



糖化.jpg

糖化の一般的な予防策として
・食事前に緑茶を飲む
低GI食品の活用
ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる)
 血糖値を急上昇させない食べ方になる
・精製された糖質を避ける
・糖質を摂り過ぎない
・緑の野菜をたくさん食べる
・食材の高温加熱は避ける
・よく噛む
・糖化した食品を摂りすぎない
・食後1時間以内に体を動かすようにする
などがあります。

遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。



私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。


食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。
厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。

日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。
日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。



日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると 健康管理は「何もしない」派が46% もいるそうで、 健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額 です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る 日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位 で、驚くほど低率です。

・人生で今日が一番若い。
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

健康投資.jpg



予防意識.JPG

機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg

世界23カ国の健康意識調査 で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の 健康オンチ国 で、野菜も食べていません。
一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べない そうで、主要国で日本だけが減っています。さらに 「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足 という残念な現実も浮き彫りになっています。

主要国野菜供給量.jpg

日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。
和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。


日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。
また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。

75年の食事一番ヘルシー河北130314.jpg

和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。
そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。

アメリカからパン食を餌付けされた 食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。

日本人は米国に餌付けされた.jpg

厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。

食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。

新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。


・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)
・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)

栄養摂取量の推移

脂質エネルギー比率推移.jpg

野菜摂取量2.jpg

菓子と米消費額推移.jpg

そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。

「家庭の味」遺産になる? 手作り減少

食外部化率推移産経130103.jpg

調理力と健康は強く相関していますので、 国民の健康状態が悪化の一途 の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。

調理力と健康.jpg

食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。

・食育の重要性は1985年頃に気づいた。
・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。
・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。
・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る
・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。


子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)
8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。

国民健康・栄養調査2011.jpg

2011年国民健康・栄養調査結果の概要


◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。
 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。
 ランセット2011年9月日本特集号
 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)


◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。
 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。
 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授


◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。
 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。
 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。
 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授

日本の健康寿命の危機.jpg

1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われている アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート) によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。


食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。
ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。

おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。

ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に
ご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に
た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取に
ち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取に
わ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に
や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に
さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に
し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に
い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に
さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着


食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会

**************************** 【以下転載】 ****************************

私たちを老化させる原因は「酸化」。つまり体のサビと理解している人は多いですよね。そのために抗酸化作用の高い栄養素を摂取し、酸化を促進させる過剰な日焼けやストレスなどを避けるのも正解。でも老化は酸化だけが原因ではないのです。老化を促進させる要素には「酸化」に加え、「糖化」と「炎症」があります。ここでは「酸化」「糖化」「炎症」について基礎知識をまとめました。


「糖化」は主に食事が原因で起こる

「酸化」は加齢でも起こりますので避けることができません。過度な紫外線、過度な運動、ストレス、喫煙などで体内には余計な活性酸素が生じ、その活性酸素が細胞を傷つけ酸化させます。活性酸素は日頃は体内で免疫に関わる必要かつ有効な存在ですが、増えすぎると細胞を傷つけたり錆びさせたりして老化を促進させます。

一方「糖化」は食事から摂取した糖分がたんぱく質と結びつき血管内で焦げを生じさせる現象です。食後の血糖値が150mg/dhを超えるとAGEsという焦げが生成され一度できたAGEsは除去できないと言われています。つまり、糖化は対策には「糖の摂り方」を考えることが重要で、活性酸素対策とは別物になります。


「炎症」と「酸化」は比例関係に

老化を促進させる原因の「炎症」は体内に入ってきた異物を除去する働きで、くしゃみや咳、発熱、腫れといった症状も炎症反応になります。ただし、体内の炎症レベルが高い人は酸化レベルも高いことがわかっていて、花粉症などのアレエルギーがある人や、風邪をひきやすい人などの方が老化速度も速いと言われているのです。


「酸化」「糖化」「炎症」を抑える食材は共通している

老化を促進させる3大要因である「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させるための「食材」は実は共通しています。どのような食事かといえば「オメガ3脂肪酸」「色の濃い葉野菜」「全粒粉などの未精製のもの」です。「オメガ3脂肪酸」はいわしやサバなどの魚に含まれる油として知られるほか、昨年大流行したアマニ油、シソ油なども「オメガ3脂肪酸」が豊富な油として知られていて、「オメガ3脂肪酸」は炎症を抑制する働きが認められています。

「色の濃い葉野菜」は「酸化」を抑制する抗酸化物質(ファイトケミカルやポリフェノール)が豊富に含まれているほか、炎症を起こす物質である「サイトカイン」を抑制するビタミン類を豊富に含みます。そして「全粒粉などの未精製のもの」は「糖化を促進させる血糖値の上昇を緩やかにする食べ物であるだけでなく、ビタミン類も豊富であるため「炎症」の抑制にも良い食品なのです。

本気でエイジングケアしたいのであれば、普段口にする食べ物に注意を払うことを怠ってはなりません。見た目が若い人に健康体な人が多いのは、体内の「酸化」「糖化」「炎症」のレベルが低いからで、それはその人たちの食べている食品のおかげであると言えそうです。

(出典:ガジェット通信)





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最終更新日  2017/02/12 02:07:05 PM
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