2014年03月22日
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ものをひっくり返した

という電話が義母からかかってきた。
行ってみると、
お仏壇の前の、お線香など乗せる机がひっくり返っていた。

お彼岸なのでお供えを乗せる机を置いていたのだが
その机を取り除いて、お線香道具を乗せる別の机を、
道具を載せたまま動かしたらしい。
足が抜けて線香立ての灰入れも転がっていた。

お灸の先生が来るのでと、仏壇御前においた椅子を動かすから、


そうしたら、机の脚が抜けて、倒れて台自体がバラバラになってしまった
というわけだ。

それを組み立てなおして、義母のお仏壇を買った時の話をきいた。

このお仏壇は、義母が12年間働いた時、
退職金としてもらったお金を全部使って買ったそうだ。

母親と妹の知っているお店があるというので
3人で行って買ったのだという。

この話は昨日3回聞いた話だけれど、
次にお姑さんの話になった。
これも何回も聞いているが・・・

義父の実家では幼子をもらって来ては3人も死なせていて、

義母が精神状態がおかしな時期があって、
お寺のお坊さんに、その供養をしていないからだ
と言われて、小さなお仏壇を買ったという。

義父が戦争から帰ってきたら、戦後すぐでみんな貧しいのに
突然お仏壇を背負った人がやってきて、


姑は亡くなる前年の暮に一緒に住みたいと、京都を引き払ってやってきた。
そして5月、義母が実家に用事で泊まりがけで帰ったその日
心筋梗塞で、「おかあちゃん(義母のこと)呼んで」と言いながら亡くなったそうだ。

長患いの面倒もかけずに子孝行な人だった、と義母は前に言っていた。

死ぬより少し前に、死んだらこれを着せてくれと頼まれていた物が有った。
それは白いドレスのような洋服で、天理教で使うものらしかった。

姑の実家は天理教教会で家族みんな天理教信者だったという。

考えて見るに、天理教なのに、嫁いできた先が仏教で、
仏壇とかの考えが合わなかったのだろう。

息子のところに引っ越してきたのも、
占い師に、「今引っ越したら、あんたポキンと折れまっせ!」
と言われてもなおやってきたのは、
自分でもう長くないと悟っていたのではないか
と私は思う。

義母の話では、姑さんは「おかず味噌」好きで
毎朝、小皿に山盛りの味噌を、ご飯二杯で食べて、
小さなツボいっぱいの味噌は、一ヶ月立たないうちになくなったという。

「味噌は塩気が多いから、体に悪かったんかなあ」
とは義母の言葉だ。

姑は夫が中学一年生の時に亡くなったと聞いている。






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最終更新日  2014年03月22日 13時56分58秒
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