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小雨降るなか、桑の巨木の向こうでは、ウシが一頭、のどかに寝そべっている。ウシは多分、自分の定めを知っている。川辺まで降りると、若者がひとりだけ、釣りをしていた。流れ速い濁流。ヤマメを釣っていた。あの、警戒心の強いヤマメを数匹。濁流で人影もわからず、餌があれば、何でも食つく。イワナも同じ。人はどうだろう。ウシもヤマメも人の手にかかる。罠だ。人を待ち受けている罠は、すでに、多くの人を引っ掛けた。神の罠。アマゾンでは、森が豊かだったころにはなかった集中豪雨が多発。旱魃さへ起きる。こんな山小屋で30度の夜も、珍しくはなくなった。メキシコ湾では、いま、ハリケーンが騒いでいる。どうであれ、ウシさんのように、長閑にできる日は、遠ざかるばかりだ。
2010.06.30
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跳んだね。ジャンプ。やれば、できる。
2010.06.29
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さあ、ジャンプ。
2010.06.28
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ジャンプするだけ。できる。
2010.06.27
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道を挟んで、考えごとか、うかがいあっているのか、すわって、にらめっこ。なんだろうと、少しだけ近づくと、右のネコの少し前に、ヘビが一匹、グロッキー。気温高く、地表温度はさらに高く、ばてたところを右手のネコに玩具にされたのかも知れない。そこに現れたのが、左のネコ。さあ、どうなるのだろう。ヘビはまだ、動いてはいたし。気にはなったが、先へ進んだ。去年の真夏は、グロッキーになったヘビが、木陰の潅木で、身動きもせず、休んでいたのを、思い出した。
2010.06.26
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晴れようが、曇ろうが、関係なし。釣り師は、ついに狂ったように、毎日、いない鮎を追って、釣りをしている。小鮒のような小さい鮎が、一日、3,4匹釣れれば、いいそうだ。写真の土手は、フィールドの終点だが、みんな桜並木の木陰を歩いている。ぐったりしている人もいる。これは、異様な、としかいえない。日差しあるところでは、遊ぶ姿はない。川で3人、釣れない鮎を、釣ってはいたが。昨日会った土地で生まれ育ったおじいさんは、川を見ながら、40年、釣りをしてきたが、今年のようなのは、初めてと、いっていた。草花の育成も様変わり。鹿児島あたりも、こんなの初めての豪雨に見舞われ、こんなの初めての桜島の噴火を体験しているのだ。メキシコ湾もまた、油を止める作業が失敗、こんなの初めてだろう。ただ、サッカーだけが、いくらか、スカッとした。
2010.06.25
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真夏日手前。体感、猛暑。山小屋のなかは、風があったせいか、涼しく、出るのやめたかった。ともかく、疲れている。だが、出た。写真のポイントまで来ると、汗だく。でも、こんなに那須岳が鮮明に見える日は、梅雨時では、めったにない。先日、一度、あったか。昨日は、水蒸気の上昇で、見えにくかった。今年は、月見草がない。群生している場所も、他の草に占拠されている。あるにはあっても、ところどころ、1本、2本と。気温も、100メートルで1度差という教科書も消えた。それでも、日々、一歩を進めなくてはいけない。
2010.06.24
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かつて、あり得なかった暑さの続いていた山小屋も、きょう一日は、しのぎ易い気温だった。フィールドのコースも同じで、だが、目にするのは、ため息の出る光景が増えるばかり。そういうのは、さておいて、終点まで降りると、少年たちが、子猫を囲んで撫でたり、おお喜びで、道草をしていた。写真は、その少年たち。笑顔キラキラで、ピース、ピース。ぼくも笑顔回復。しかし多分、明日からは、また猛暑になるんだよなあ。暑さも、標高差はなくなってきつつあるのだから。
2010.06.23
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読売新聞の記事だが、良い話だから、信じよう。ひさしぶり、心洗われる記事だった。夢や希望を失った大学生が、感じる閉塞感を打開するために、毎朝6時から、新宿駅でゴミ拾いを始めた。最初は奇異な目で見られ、脅されたりもしたが、ホームレスのおじさんが、手伝い始め、やがて、この運動が、全国で、10万人の運動になった、というもの。大学生も今は就職し、たまにしかできなくなった、というが、10万人は、さらに拡大するだろう、と、ぼくの胸も膨らんだ。新聞もテレビも、こういうことを、もっと、積極的に、報道して欲しい。美談というと、裏がありがちだが、これには、裏も表もない。単純に素晴らしい。一歩を踏み出す勇気を、そこから希望や夢が生まれる、そのことを、現実として、教えてくれる。若者は、その一歩を踏み出せばいい。ハードルなんか、跳べば、あとは、くじけさへしなければ、続く。夢も希望も、自ら掴む、いや、掴めるのだ。
2010.06.21
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小雨も混じる蒸し暑い午後。フィールドワークはやめて、山から街に出ると、高原の小・中生徒が、ウオーキング。毎年、やっているのだが、おとなに比べれば、元気な表情。大人はみんな、蒸し暑さに、うんざり顔だったが。街の喫茶店で、標高差、600メートルの黒羽の友人と会った。彼は、田んぼに挟まれた歩道もない、生活道路で、であったそうで、ぼくと違って、マナーがなってないと、怒っていた。ボートで水死した少女は、指揮者の、気象に対する無知さから生まれたものであり、山菜採りでなくなった少女は、毒ガスの出る場所を危険区域にできなかった行政が悪い、と、憤っていた。その通りだろう。クルマ社会で、ぼくが失ったものは、自然に対する心だった。新幹線が地方を無視するがように疾駆し、ジェット機に乗れば、眠っている間に、どこへでも、つれて行ってくれる。歩く基本を失うとき、人は、便利さのなかで、本当の自然を失っていくのだ。そして狂う。そんな会話になってしまった。バランスをとるためにも歩くのは大切だな。いうと、彼の、ウオーキングをしていた子どもたちや、教師たちへの怒りも、収まった。だが、歩くマナーだけは、しっかり教えなくては、クルマ社会、危険でならない。
2010.06.20
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関係ないね。桑の木のしたの、ウシさんは、つぶやいていた。まあ、どこが勝とうと、負けようと、おれにも関係ないよ。ぼくもつぶやいた。岡田ジャパン、ビリでもいいじゃないの。いえいえ、ビリから3番目くらいで。ベッカムが油の乗っていたWCは、ビデオに残してあるが、ああいう選手がいるとね。そろそろ始まる時間だなあ。
2010.06.19
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南アまで行かなくても、この若者、広い公園の一角で、実に楽しげに、サッカーの練習をしていた。フィーるルドを歩いていて出会う見知りの人も、休息で入った喫茶店のママさんも、暑さと、さほどでもないのだが、湿度なんかが入り混じって、からだが重いと、いっていたけど。ぼくもまた、からだの重さは感じていた。のんびりいきましょう。誰にもぼくは、そういった。サッカーの練習をしている若者は、元気だったが、相手をしている若者は、いささか、という表情。夕暮れ近くになって、小雨が降ってきた。ぼくはレストランに入り、食事をして、山小屋に戻った。小雨は降り続いている。さびしいのは、窓を開け放っても、虫が、ほとんど、入ってこないことだけ。梅雨時、無数に生まれていたあの虫たちは、数年前、忽然と姿を消して、どこへ行ってしまったのか。一匹でも入ってくると、その命が、どんな虫であれ、愛しく感じられ、這い回ったり、明かりの周りをとび回ったりしているのを、ぼくは結構、永い時間、眺めている。のんびりと。
2010.06.18
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こんな時間、パソコンを開くのも、珍しいのだが、あまりの暑さに、フィールドに出るのを、面倒に感じている自分がいる。ネットの新聞を流し読みすると、イライラして、刺す、という事件もある。イライラするときは、深呼吸したり、周囲の静かな、何かを見つけ、観察したりすると、いいかも知れない。イライラが人生を台無しにすることもある。静かに蜜を吸っている、ハチでも、少しはイライラを、和らげてくれれば、ありがたいのだが。やはり、ぼくは、出かけます。
2010.06.17
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終日快晴。日差しのなか、たまらぬ暑さ。ま、それでも、無事、帰ってきた。
2010.06.16
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フィールドワークで、体はともかく、心疲れたなあ、と感じるとき、癒してくれ場にいるときがある。きょうも立ち止まったとき、こんな緑の葉のなかに、白い葉が混じっていて、しばし、眺めた。癒しの葉だろう。半化粧でもないし、ましてや、ハンカチの木などではなく、ただ、葉である。癒されるだけで、十分。入梅とはいえ、日差し燦燦、気温は30度一歩手前。空には、入道雲があったが。タイミングは、すぐ目の前にあるはずだ。
2010.06.15
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だが、梅雨冷えの感触もなければ、湿度もさほど上がらない。きょうは、釣り師の誘いで、那須で、アユ釣りの一番のポイントへ、観察に行った。小雨のなか、福島から来た釣り人が二人。釣れない、と、あきらめ顔。福島の川も、どこも死んだ川になった、という。ここが、那珂川では、一番のポイントだが、川を見て驚いた。底が黒々としている。水は透明。釣り師が、川底から、藻を取り上げた(写真右下)。一昨年まではなかった藻で、去年のシーズンの終わりに発生し、今年は、最初からだという。これでは鮎が餌とする苔など、生まれようもない。20数年前、野田さんという優れたエッセイストが、世界中の川、日本のほとんどの川をカヌーで下り、川が死ぬ、川が死ぬ、と、エッセイで嘆いていたが、いま、確実に死につつある。甦らせる手立ては、難しい。嫌な気分で、釣り師と、街に来て、食事をして、別れた。普通なら美味しい食事だが、今夕は、不味い食事だった。今、小雨が降っている。窓は開けたまま。虫も入って来ない。
2010.06.14
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見知りの少女が二人、遊んでいた。葉っぱを岩に乗せ、それを、小石で叩いている。男の子の遊びは、分かりやすいのだが、女の子の遊びは、ぼくには、どこか、わかりにくい。訊くと、料理ごっこ。と、応えた。笑顔のとてもよい子で、笑顔が、ぼくの胸に、光をくれた。曇天だが、気温は夏日。蓮池の畔のアヤメは、真夏日が続いたせいか、みんな、花は枯れていた。蓮の花も、葉の陰に隠れ、木々も枯れが目立つ。去年以上に変だ。そんな事象を受け入れたあと、少女の笑顔に、光をもらった。子どもは大切にしなきゃあ、いけない。
2010.06.13
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フィールドワーク。いつもなら5キロ程度歩くのだが、きょうは、あまりの暑さにはしょり、歩いたのは、一キロ未満。体感温度は猛暑。山小屋でさへ、朝、すでに28度になっていた。川辺まで来たが、人影少ない。子どもらは、川に入ったり、出たり。ま、楽しそうではあった。
2010.06.12
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のんびり、並んで、おしゃべりしてた。夏日の畑は砂のよう。雉の姿を見ませんね。養殖雉は撃たれます。飛ぶことできず、撃たれます。ネコやイヌにも襲われます。川には育ったアユが放たれ自然と思う人たちが釣って食べて、すぐ消える都会に自然がないように田舎の自然も手作りで今夕暮れて 山小屋のどこかにある小鳥の巣からヒナのさえずり聴こえますこれはほんとの自然なのかこころは迷うこのごろの、ぼく
2010.06.11
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これから、何を、植えるのだろう。フィールドの途中で見た光景。
2010.06.10
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ウシさん3頭、食事をしてた。桑の巨木は、強いのだろう。弱い木、強い木、色々あって。弱い木、年々、枯れたり、倒れたり。強い木だって、年々、勢い、弱くなる。ウシさん3頭、食事をしてた。強い、強い、桑の巨木の、葉の下で。
2010.06.08
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かなり、気分が疲れている。ここ数日のこと。だが、こういう畑を見ると、こころは安らぐ。ジャガイモ畑。持ち主の農家の方も、ジャガイモの出荷で商売を考えているわけではなく、花の咲くままにしている。花が咲くと、そっちに栄養がいき、ジャガイモの育ちは、悪くなる。一向に気にしていない。そういう人を、ぼくは好きだ。道行く人は、野菜としか、見ず、興味もないようだが。フィールドの途中の安らぎの畑だ。書く気もなかったが、少しでも安らげる方がいれば、と。都会の人には、関係ないかな。そろそろ、ぼくの一日も、終わる。フィールドワークというのは、こういうことでも、安らげる。あとは自然破壊の、嫌な面ばかり観察しているので。グッナイト。
2010.06.07
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山小屋から下山して眺める山のように、世界に安定感が欲しいと、最近、思うようになった。きょうは、これだけ。
2010.06.07
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鮎はいない。空は暗雲垂れこめ、ザアッと雨が降ったり、止んで雲間から日がさしたり、忙しい空模様。川は危険でもあるが、好きなのだから、しようがない。この方、釣りをし続けていた。好きなことをするのが、一番だ。
2010.06.05
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ちゃんと見れば、こんなにも美しく、可憐なのに。ハルシオンと、いって欲しい。貧乏草と呼ぶのは、関東だけじゃあないのかな。ぼくの育った田舎では、そんな名前、聞いた記憶もない。高原も、まあ、数の変動はあるものの、今では、年中、咲いている。道端に、草むらに、空き地に。見向く人もいないようだ。でもぼくは、ときどき、手折って、持ち帰り、他の花と一緒に、花瓶に添えていた。やはり野の花のせいか、しおれるのが速い。したがって、今はフィールドを回るとき、観察というより、観賞するだけ。たまに、小さいハチが、蜜を吸っていたりすると、嬉しくて、しかたなくなる。
2010.06.03
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首相辞任の話ではない。政権を放り投げた首相は、自公で3人、今回で4人目。それも短期、続けてだ。さぞ、日本は奇異な国として、他国には見られるだろう。メディアが正確な報道をできないから、こんなことが起きる、ともいえる。坊やが二人、川で遊んでいた。むろん、両親も。鮎がいなくて、釣り人も来ないので、のびのびと遊べる。日中は夏日。いくつかの新聞は、那珂川で大勢の釣り人が、釣りをしている光景を載せ、ひとり、17、8匹を釣っていた、と、さも見てきたようなことを書いていた。実はいないのだから、釣れるわけもない。漁協からの、電話取材だ。漁協では、釣り人がこなければ、商売にならない。足を使うのを厭う記者は、それを信じて、記事に書く。写真だけは、撮るが、釣り人から、話を聞くわけでもない。そして、嘘の記事が生まれる。大量に。政治に関しても、同じこと。経済に関しても、やはり憶測で書く。国民は知らぬうちに、あらぬ方向へ、リードされいく。この怖さに、気がつかなくて、明日は暗い。
2010.06.02
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昨日までの数日とは、打って変わって、半袖日和。朝夕は別にして、夏日だった。毎年、きょうは、川辺は釣り人で、いっぱいになる。だが、きょうは。釣り人の姿は、ほとんどなかった。訊くと、朝はかなりいたけど、鮎がいないとわかって、みんな引き上げた。帰り支度をしていた釣り人だった。今は寒い。外は10度を切っている。
2010.06.01
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