やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2023/04/19
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カテゴリ: 登山


各社から色んなキックスケーターが出ているが,
「SUNPIE」なるブランドのもの。


車体重量は5.6kg、耐荷重は100kgである。
自分の体重と雪山装備を担いでも耐えられる仕様だ。

車輪は直径20センチと大きく、安定感がある。
多少小石を踏んだり溝を越えても、ハンドルが取られる
ことは少ないだろう。

早月川右岸河川敷は車の往来が少なく、かつ平坦だ。


河川敷なので当たり前だが上流に向けて緩やかに
登っている。一蹴りでそれなりに進むが、蹴る回数は
多いと感じる。

中腰体勢で蹴り続けるので、身体を支える方の脚が
疲れてくる。適度に蹴る脚を交替することになる。

やまやろうは左脚で蹴る方が力強かった。効き脚には
個人差があるだろう。

自動車が二速で上がるような坂は、蹴って進むことは
できない。大人しく押して歩こう。

どこまでの斜度なら蹴って進めるかは、色んな道を
走ってみないと現時点では分からない。


感じだ。これなら下り坂で速度制御不能になることは
ないのではないか。


650mくらい走ってみると、5km/分のペースだ。
自分のジョギングペースよりかは早い。
とっても早く移動できるわけではないことが分かった。


蹴っても蹴っても前に進まないのではなかろうか。

その代わり、緩い下りであってもほぼ漕ぎが不要な
くらい車輪が転がってくれた。

キックスケーターの真の使い方は、下りの移動時間を
早くすることなのだ。

乗る位置によっても身体への負担が異なる。
ハンドルに重心を近づけた方が、蹴り出す脚が軽い。

腰は落とした方が足裏が長く地面と接触するので
蹴り出し効率が良くなる。

片手運転は結構怖い。顔をちょっと触りたくても、
ハンドルを取られる可能性があって全く手放せ
なかった。

サスペンション付きだが地面の振動は掌にモロに響く。
グローブ着用を推奨する。


路面の状態は乗り心地に大きく影響する。

砂利が含まれる白っぽいアスファルトは(写真の左側)、
サスペンション付きでありながらかなり振動を感じる。

砂利の少ない黒っぽいアスファルト(写真の右側)なら
問題なく走行できる。

林道では砂利が多い路面が多いのではないか、だったら
移動が辛いかもしれない。

(゚∀゚)


結論。キックスケーターは、ジョギング以上自転車以下の
何とも微妙なポジションである。

バックパックを背負ってジョギングすると荷物が揺れて
不快だが、キックスケーターならそれが緩和される
(そして少しスピードアップ可能)。

そこはメリットになる。ただし疲れ具合は変わらない。

下りは時間短縮に大きく貢献するだろう。黒っぽい
アスファルト路面かつ緩い林道の場合は、徒歩との差は
拡大するはずだ。

急坂や砂利道では危険なので使用すべきではない。
使う林道を選ぶ乗り物だ。

大きいクルマを持っている人なら、始めから自転車を
選んだ方がよろしい。





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Last updated  2023/04/19 09:11:00 PM


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