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先月5月中旬から所用で札幌市内に度々訪れる。5月、6月、札幌に限らず北海道は花の季節だ。大通公園では、多くのテントが設営され「花の祭典」が開催されていた。近くのホテルに宿泊したので、公園内を散歩する。 大通公園の5丁目と6丁目は、「さっぽろライラック祭り」(5月15日から5月26日)で盛り上がっていた。香水の原料ともなるライラックは、キンモクセン科で香りがいいとされる。しかしイベント用に並ぶ屋台から醸し出す匂いが勝っている。大勢の人達が滞留し、飲食するので独特の匂いの空間だ。 6丁目会場では、「ラーメンショー」(各店一律980円)が開催。全国有名店が勢揃いしている。共通チケット売り場には行列ができ、各店の前にも行列ができる。諦めた。小生らは、ライラックワインガーデンで、ニセコピザを頂いた。焼きたてのピザは美味であった。写真1 札幌大通公園のライラック祭り。写真2 ライラックは、札幌市の市木。写真3 ライラックワインカーデン会場。写真4 四丁目のライラック。写真5 ラーメンショー会場とテントの灯り。写真6 ライラック祭りの案内看板等。
2024年06月05日
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北流山の物流タウンの散歩道沿いには、若い路樹が植栽されている。西寄りの県道側にメタセコイアが並んでいる。但し、まだスリムなので、いわゆるメタセコイア並木とは言い難い。新緑の葉に纏われ、風に揺れる。カナメの赤色が際立つ。[撮り溜めた写真から] メタセコイアと対で植栽されていのはクスノキ。若葉にクリーム色の小さな花を付けていた。近づかなければ見逃してしまう大きさだ。クスノキの葉は、昔から樟脳の独特の香りある。「薬の木」とも呼ばれ、殺虫剤、防虫材に原料に利用されてきた。 低木のツツジ花が終われると、白いシャリンバイが咲き始める。枝葉が車輪状に生じるため、「車輪梅」と名付けられた。大気汚染に強い常緑樹とされ、道路沿いの植木や公園の植木に植栽される。但し、小さな白い花は、周囲の車輪葉に埋まれて、目立たない。写真1 カナメ柵が伸びる散歩道。写真2 メタセコイアとクスノキの新緑風景。写真3 カナメとメタセコイアの若葉。写真4 クスノキの小さな花。写真5 シャリンバイの植木。写真6 車輪梅の白花。
2024年06月02日
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北流山の物流タウン(大型物流施設が12棟が直列に並ぶ)の周囲には、遊歩道が整備されている。5月中旬になると一斉にツツジが咲く。歩道端の低木の躑躅を見ながら散歩できるので、この時期が楽しみだ。この花歩道の途中に石ベンチがあり、ひと休みできる。[撮り溜めた写真から] 道路沿いのツツジは、日当りが良く土壌の水分が少ないので、色あせが早い。見頃は1週間程度だろうか。躑躅の花が枯れると、暑い日が続く。春の終わりを告げているようだ。写真1 流通タウンのツツジ。写真2 DPLの花歩道。写真3 GLPの花歩道。写真4 ツツジ花壇と花階段。写真5 石ベンチを囲むツツジ。写真6 色とりどりのツツジ。
2024年05月30日
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清水公園にある花ファンダジアを訪れ、園内を花散歩する。美しい花に囲まれた春華の花園は、敷地面積7万m2。遊歩道の順路に沿って、ゆっくりと観て歩く。花ファンダジアは、年間500種類の花々が咲き誇る。 遊水池周囲の藤棚は、見頃終盤を向かえていた。一方、白藤はこれからのようだ。池の水面には、沢山のスイレンが浮かんでいた。レストハウス前に広がる花畑のネモフィラは、ペット連れが多かった。写真1 花畑ネモフィラ。写真2 遊水池と藤棚。写真3 藤壁と白フジ。写真4 華やかな牡丹。写真5 テモリカンボクとカナメ。写真6 紅色主体のスイレン。
2024年05月26日
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5月初旬、清水公園を花散歩する。サクラからツツジへと花バトンが渡った頃。訪れた日、キリシマツツジの見頃を過ぎ、オオムラサキツツジが主体となっていた。公園内には100品種2万株の色とりどりのツツジが点在している。「つつじまつり」の期間は、4月20日から5月6日。[撮り溜めた写真から] フィールドアスレチックの西丘陵に、ツツジ園がある。頭上を覆うほどの高さがあり、自然つつじトンネルが形成される。樹齢100年を超えるつつじが数多くある。昔からの躑躅の名所だ。以前あった木製観望台は、老朽化のため撤去されていた。 気温が上昇したこの日、水上アスレチックが人気。少し前まで静かな池と森が子どもの声で賑やかになる。アスレチック傍の藤の老木は、日陰を提供する休憩所になっている。写真1 清水公園つつじ園。写真2 つつじトンネル。写真3 色とりどりのツツジ。写真4 階段口の2種類のツツジ。写真5 新緑に映える色鮮やかな躑躅。写真6 水上アスレチックの藤棚。写真7 2024年の桜・つつじまつりポスター。
2024年05月20日
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ひたち海浜公園の「水のステージ」南側に広がる「たまごの森」。例年並みに色とりどりのチューリップが植えられている。多くの人々は、ネモフィラの丘を上った後に、日陰を求めて森を訪れる。たまごの森フラワーガーデンのチューリップは、約280品種26万本。30以上のエリアに分けられている。 チューリップの開花期間は、一般に1週間程度。公園スタッフは、早咲きと遅咲きの品種を混栽して、長期間楽しめるよう工夫している。見どころエリアとしては3つ、(1)風車オブジェエリア:風車への水路をイメージさせるムスカリの帯、(2)スイーフルーツエリア:「はちみつミルク」、「イチゴスター」などの美味しそうな品種、(3)モノトーンエリア:黒(濃い紫)と白系でまとめている。 9つの卵オブジェが点在するたまごの森。「ぴょんぴょんたまご」などのように、遊べるたまご形の遊戯施設もある。アートペインティングされた「たまご」は、森の中で異彩を放っていた・・。写真1 たまごの森フラワーガーデン。写真2 森の木陰に広がるチューリップ。写真3 オランダ風車オブジェの付近。写真4 川の流れをイメージしたムスカリ。写真5 ピンクの「楊貴妃」とムスカリ(マノン)が美しい。写真6 アート卵のオブジェ。
2024年05月13日
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春のひたち海浜公園は、ネモフィラの「みはらしの丘」が絶景を創り出す。その前景に黄色の絨毯が敷かけており、訪れる人々をウキウキさせる効果がある。一般に菜の花は、時期的に終わっている。ひたち海浜公園は、ネモフィラと菜の花が同時に見頃を迎えるように調整しているのだろう。 丘の麓「みはらしの里」は、菜の花、松の木、そして古民家を配し、日本の里の雰囲気がある。茅葺の古民家は、風景づくりと体験型施設だという。公園内に点在する松は、春らしく新芽が伸びている。この後、芽摘み(みどり摘み)が行われる。菜花と青花で、ウクライナの国旗を連想した。かの国に春はあるのだろうか。 みはらしの丘・里には、日差しを遮るものがほとんどない。晴れると紫外線と暑さ対策が必要。麓の屋台では、涼しげな「ババヘラアイス」やソフトクリームが良く売れていた。昼を過ぎる頃には、売れ切れるようだ。それだけ人出が多い・・。写真1 ひたち海浜公園のみはらしの里。写真2 みはらしの里に広がる花の花畑。写真3 黄色と青色は、ウクライナ国旗に使用。写真4 茅葺の古民家。とハナモモ。写真5 ハナモモ樹と松の新芽。写真6 暑い日には、アイスが欠かせない。
2024年05月09日
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今年もネモフィラを見に、「ひたち海浜公園」に出かけた。自宅から近い高速道路が常磐道なので・・。しかしガソリン代などの交通費が大きな負担となる。公共交通での「お出かけ」も検討したが、普通車4名ならば、往復2200円/人で済む。また開園早々に入園するには、やはり自動車とならざるを得ない。 標高58mの「みはらしの丘」が530万本のネモフィラに覆われると、丘が空になる。大勢の人々が空中を歩いているように感じる。訪れ日、青い丘と空は、白い竪雲によりアクセントがあった。アルパカのような動物の形から温泉から立ち上る湯煙に変化した。 1991年の開園以来、入園者が累計4000万人を超えた。2002年建設土の盛土山に、200万本のネモフィラを植えたのが始まり。雑草駆除、霜除対策を重ねて、年間230万人が訪れる春の観光地となった。今年は歴史的な「円安」で、外国人観光客の増加が見込まれている。観光バスが着く度に、日本語以外の言語が飛び交っていた・・。写真1 青いネモフィラ丘の上を歩くアルパカのよう。写真2 噴煙を上げる青い丘。写真3 青丘と空と雲と。写真4 人はみはらしの丘頂上をめざす。写真5 太平洋を望む。写真6 ネモフィラの和名は、瑠璃唐草。
2024年05月06日
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薄ピンク色に飾られた枝の花量が減り、やがて葉が主役になってくる。花は一斉に咲き誇るが、散り際は様々だ。はらはらと舞い落ちる、または風で飛ばされて花吹雪となる。そんな花びらが作った惜桜の小径を散策した。 近隣には桜を植えた公園や緑地がある。樹間に作られた散策の径(みち)が散った花びらでピンク色になっていた。例年と異なり、花絨毯というまで敷きつめられていない。桜模様の日本手拭の上を歩く感覚だ。 桜、梅、モクレンなど春先に花を咲かせる樹は、まず花を咲かせ、そのあと葉が出てくる。花が散るのを待って、若葉がバトンを受け取る。葉は、枝や幹に緑の美しさと豊かさを、鳥や虫たちに提供してくれる。夏場、人間は木陰下で寛ぎ、或いは日陰を歩いて緑の恩恵をうけている。写真1 惜桜の小径、深緑の始まり。写真2 ふれあいの森と散策路。写真3 におどり公園の小径。写真4 葉桜の小径。写真5 河口公園の四阿と残桜花。写真6 花模様の地面。
2024年05月01日
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例年、サクラとほぼ同時に咲くハクモクレン。今年は、東京のソメイヨシノの開花が3月29日にずれ込こむ。昨年は3月14日だったが、一足先に木蓮が満開となった。ホワイトのモクレンは、上向きに咲き、咲き始めは卵のように見える。満開になると、遠くからでもその存在が分かる。 辛夷(コブシ)に似ているが、花びらに厚みあり、花びらは9枚だ。日当りの加減で花つきが異なり、しばらく花見をすることが出来る。気温が上ると、花びらの縁から褐色にくすみ始める。地面に落花すると土色に変色する。この点が桜の散り際と散後と異なる。しかし、大きな葉っぱは、夏に葉陰を提供してくれる落葉樹だ。写真1 菜の花と白木蓮。写真2 散ってゆくハクモクレン。写真3 花曇りの白木蓮。写真4 満開のハクモクレン。写真4 満開のハクモクレン。写真5 春雨に濡れて。写真6 鱗片葉の蕾と夏時期の葉。
2024年03月30日
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東京浅草から少し足を伸ばして、満開となったモミザと早咲きのサクラを観に行った。ビル等に囲まれた一画に、ひっそり佇む蔵前神社。その小さな境内に、鮮やかな黄色のモミザと蔵前桜と紅色の寒緋桜が植えてある。ふんわりとし香りを楽しんだ。 明るい黄色のふあふぁした花を枝先に房状に咲かせるミモザ(Mimosa)。枝にまとわりつく羽毛にも見える。ちいさなポンポンとも。ミモザは、マメ科アカシア属。日本にはギンヨウアカシアやフサアカシアがある。ヨーロッパでは、春を告げる花として女性に人気で、「ミモザ祭」がある。花言葉に「思いやり」、「秘密の愛」などある。 蔵前神社は、5代将軍徳川綱吉によって創建された。江戸城からみて北東方向 当時「石清水八幡宮」と呼ばれ、広い敷地を有していた。勧進相撲がしばしば行われたという。関東大震災や東京大空襲により、焼失し現在に至る。写真1 ミモザと早咲きサクラの競演。写真2 蔵前神社鳥居のサクラ。写真3 境内を彩るミモザと桜。写真4 春を告げる黄色小花。写真5 蔵前桜と寒緋桜。写真6 元犬像と相撲碑。
2024年03月20日
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日本百名山・筑波山(標高877m)の南西斜面に梅の名所がある。斜面に広がる4.5ヘクタールの梅林に、約1000本の梅が植えられている。白梅と紅梅の比率は4:1ほど。筑波山梅林の最大の特徴は、黒っぽい岩石が点在する岩場の梅園だ。天然の大きな箱庭のようだ。 斜面梅林の標高差70mほど。梅林の中央には、雨が降れば流れる渓流があり、木橋が架かっている。園内の随所に展望ベンチや見晴し台が整備されている。自分の体力に合わせて上ることが出来る。途中、縁結びスポットとて、「福来梅の木」があった。以前は無かったと思う。小生は、「登山路」を2往復した。翌日筋肉痛を予想。 園内各所に点在する大きな岩石は、筑波石と呼ばれる。地下深い所でマグマが冷固まった岩石で、亀裂が少なく、耐久性があり風化に強い。庭石、墓石、記念碑石などに使用されている。女体山には、「弁慶七戻り」などの奇岩・怪石が多くある。登山者の目を楽しませてくれる。写真1 見返し縁台から筑波山梅林を望む。写真2 南西斜面に咲く梅。写真3 筑波石と梅。写真3 筑波石と梅。写真5 「福来梅の木」と蝋梅。写真6 筑波山の梅種類。写真7 梅林の案内図。
2024年03月02日
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7年ぶりに筑波山の梅まつりへ出かけた。今年で51回目の梅まつりは、例年より早い。2月17日から3月17日の期間。土日休日の渋滞等を避けて、平日の午前中に訪れた。訪れ日の天気は曇りだったが、夕方から雨の予想。 梅林の下の駐車場ではなく、市営第3駐車場(筑波山神社寄り)から森林遊歩道を歩いて、梅林へ向かう。約500m歩くと、上部の展望四阿に到る。茅葺屋根の四阿からは、梅林を一望することが出来る。つくば市および筑西市の田園風景を望むことが出来る。天気が良ければ、富士山やスカイツリーも望める。 標高270mの展望四阿付近には、早咲きの紅梅が多い。斜面上に多い白梅の見頃はこれからだ。つくば山を彩る春の訪れを眺めた・・。2017年3月上旬に訪れ日には富士山が観られた。写真1 斜面梅林頂部からの眺め。写真2 笠雲の筑波山。写真3 第3駐車場から森林遊歩道を経て梅林頂部へ。写真4 紅梅が咲く展望四阿付近。写真5 展望台と梅林。写真6 眼下の梅とポスター。写真7 七年前の富士見景。
2024年02月28日
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清水公園入口に、丹塗の仁王門があり、その脇に枝垂れ梅が立っている。白い花をつけて風に揺れる。幹が少し曲がっている。見る位置によっては、優雅に腰を曲げている美人のように・・。慈光山に春を告げる枝垂れ美人だ。 清水公園は、もとは金乗院の寺領だったこともあり、寺境内と公園との境は特段にない。1398年(応永5年)に開山され、醍醐派の修行僧が鍛錬した場所。慈光山(能延寺)金乗院。現在は真言宗豊山派のお寺。仁王門は、開基600年(平成10年)に塗り替えられた。25年が経過しているが、朱色の山門は存在がある。その脇に佇む枝垂れ梅は、ゆっくりと成長していた。写真1 慈光山仁王門の枝垂れ梅。写真2 慈光山の「枝垂れ美人」。写真3 10年前と比較。幹枝の太さと山門の色合いに違いあり。写真4 可憐な梅の花びら。写真5 金乗院境内の様子。写真6 山門前の道路沿いのロウバイ。
2024年02月18日
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小春日和に誘われて、東武線清水公園駅から西へ歩いて15分の梅園を散歩する。散歩道の両脇に100本程度の梅の木植えられている。紅、ピンク、白色の梅が植えられている。訪れた2/12日は、4から5分咲きですこし早かった。 今年の「清水公園梅まつり」は、2月10日から3月3日まで。コロナ前の2019年の梅まつりは、2月16日から3月3日だった。例年より約1週間早いことになる。 旧聚楽館の南側に広がる梅園は、古木が多い。ユニークな幹・枝ぶりで、病気にならずに咲き続けている。梅まつり期間は、第1公園広場に屋台が出店する。旧聚楽館は、土日に限って「梅見茶屋」になる。枝垂れ紅梅を観ながら抹茶をいただける。写真1 清水公園の小梅園。写真2 見頃はこれから・・。写真3 古木の梅を見上げる。写真4 紅梅と白梅。写真5 聚楽館の枝垂れ梅。写真6 公園脇から富士を望む。園内案内看板。
2024年02月15日
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今年の梅開花は、各地で早いようだ。梅が咲き始めた柏の葉公園を散歩する。公園のボート池畔に紅梅と白梅がある。青い空に紅梅が映えて、季節が進んだことを実感する。早咲きの紅梅は満開、白梅は2分から3分咲の開花状況。 立春頃に咲く梅は、春の訪れをつげる花で「春告花」とも呼ばれる。厳しい寒さを乗り越えて、様々な生命が新に息吹を営み始める頃が立春と言える。地球からみて太陽が冬至と春分の中間地点にある。今後の降雪は、春の雪となる。写真1 柏の葉公園のミニ梅園。写真2 池畔の紅白梅。写真3 立春に咲く梅。写真4 池畔の紅梅。写真5 梅の匂いを・・。写真6 紅梅と白梅。
2024年02月04日
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近隣のお寺の境内に、イチョウとムクロジの大樹が立っている。今年も黄金色に黄葉した。すこし前に撮影したもの。銀杏と無患子が番いのような佇まいだ。良く晴れた日には、輝いて見える。[撮り溜めた写真から]写真1 銀杏と無患子の巨木。写真1 銀杏と無患子の巨木。写真3 黄金色のイチョウが青空に映える。写真4 ムクロジの葉が黄葉になり始めた。写真5 イチョウの葉と無患子の実。写真6 浄信寺のイチョウ樹。
2023年12月24日
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早起きして自転車に乗り、利根運河経由で「あけぼの山農業公園」へ行く。利根川の方から昇る朝日が良く見える公園。日の出前から多くの人出ある。日の出とコスモスを撮影できる公園として知られている。明け方の気温は、10度程度なのでウィンドブレーカーで十分。 千葉県で花の名所のひとつ、「あけぼの山農業公園」。約100万本のコスモスが咲き誇る。風車前の花畑は、ピンク色の「コスモス・センセーション」が満開になると、ピンク色になる。11/1から11/5の期間、コスモスの摘み取りが自由となる。そして春の花植栽の準備のため、11月6日(月)から刈取作業が始まる。写真1 オレンジ色の朝陽とコスモス。写真2 あけぼの山農業公園の日の出。写真3 撮影ポイント。写真4 早朝の「コスモス・センセーション」写真5 百万本のコスモスたち。写真6 ピンク色とホワイトのコスモス。
2023年10月31日
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遅れていた金木犀が近隣で咲いた。小さい花だが、強い香り発するハナだ。都会で秋を実感できる香の風物詩。小さい十字のオレンジ色からは、ふんわりとした甘い香りがする。リラックス効果もあり、好む人が多い一方、トイレの芳香剤を連想させるので好まない人もいる。 小生の散歩範囲では、お寺や小公園の片隅に、必ずといいほどキンモクセイが植えてある。丈夫で病害虫の被害に遭いにくい植物とされる。香りに害虫を寄せつけない成分があるのだろう。但し、ハダニやカビには要注意だという。近くに銀木犀に似た、薄黄木犀(ウスギモクセイ)が弱い香りを発していた。写真1 金木犀の巨木。写真2 強い香りが遠くまで届く。写真3 お寺の生垣のキンモクセイ。写真4 金木犀と柿。写真5 薄黄木犀(ウスギモクセイ)。写真6 小さな花たちを集めてみた。
2023年10月28日
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ことしコスモスと彼岸花の開花ピークが重なり、双方の秋花を観るみことができた。コスモスは、数多く花をつけるので2週間以上鑑賞できる。一方彼岸花は、満開になると3日ないし4日ほどで萎れてゆく。雨風に強いのは、コスモス。花びらが軽いので、強風で倒れても、翌日には立ち直っている。生命力の強い花だ。 彼岸花の開花が遅れたのは、9月の気温とされる。ことしの9月を振り返ると、観測史上月平均気温が全国的に高かった。東京都心では、3.4度も高かったようだ。その原因として、偏西風が北に偏り、太平洋高気圧が日本の東に居座ったためとされる。9月の台風が2個と少ない。日本近海の海水温度もかなり高い。おかげで、漁業関係者が苦境に立たされている。写真1 あけぼの山農業公園のコスモス。写真2 どこでもドアとコスモス。写真3 桜樹の下の彼岸花。写真4 斜面の彼岸花。写真5 小さな祠と彼岸花。写真6 曼珠沙華と石榴の実。
2023年10月17日
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住宅街を通す道路の街路樹に、百日紅が植えられている。色彩の乏しい夏季において、三色のサルスベリは、道路に華やかさをもたらしてくれる。歩道を歩く人と運転する人それぞれが、赤い並木を観て通り過ぎてゆく。「百日紅ロード」と呼び人もいる。 歩道と車道は、縁石で仕切られている。歩道を利用する通学生徒や通勤者に対する安全が配慮されている。昔から街路樹にイチョウやケヤキが多く採用されてきた。近年、ミズキやサルスベリも植えられている。延焼対策より、都市景観が重視される。暑さや乾燥に強いことも選定条件のひとつ。写真1 夏季を彩る街路樹。写真2 赤い百日紅の並木。写真3 三色(赤、ピンク、白)の街路樹。写真4 電柱が無ければ、景観アップするのだが。写真5 紅色のサルスベリ。写真6 ピンク色と白色のサルスベリ花。
2023年09月13日
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地元愛宕神社の下に、緩やかな勾配に造られた「ふれあい広場」がある。春はミニ花見も可能な場所。広場の一画にオレンジ色の花がひっそりと立っていた。ヒガンバナ科のキツネノカミソリ(狐の剃刀)が約40本自生している。3から5枚の花弁で、夏咲の花。色褪せてくると、狐色のように見える。 キツネノカミソリは、真っ直ぐの茎の姿や突然美しい花が咲くので、まるで狐が化けるように感じる。また花の形が剃刀に似ていることなどが花名の由来とされる。妖狐を連想し、美しい女性をイメージさせるので、花言葉に「妖艶」がある。 血のような赤いヒガンバナを夜見かけると気持ちが悪いが、キツネノカミソリの場合は妖艶な女性が立っているようにも見える。もう暫くすると彼岸花が咲く。写真1 妖艶なキツネノカミソリ。写真2 愛宕神社下の「ふれあい広場」。写真3 群生する「狐の剃刀」。写真4 夏にオレンジ色の花。写真5 緑と木陰でひと休み。写真6 小さな森の社・愛宕神社。
2023年09月05日
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1週間に4回程度横断する踏切がある。平均10間隔で、警報音と遮断機が下りる。運悪く横断する直前で、遮断機が降りてくることがある。上下線が重なると、遮断機の前で1分以上待たされることになる。そんな暑い夏、連日紫外線に晒されている百日紅の強さに感心する。 踏切の不自由さに慣れた街。しかし2021年、少し離れた野田市駅付近の路線約3kmが高架になった。これにより踏切が11箇所廃止されたという。少し羨ましい・・。東武アーバンパークライン・江戸川台駅沿線は、踏切がやたらと多い。線路近くまで住宅が迫っているので、踏切の立体交差化は難しそうだ。写真1 踏切西側の百日紅。写真2 踏切東側の百日紅。写真3 木陰を提供してくれる樹木。写真4 柏行の電車が通過。写真5 60000系電車とサルスベリ。写真6 鮮やかなサルスベリの花。
2023年09月04日
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近隣のお寺に立ち寄ると、サルスベリをよく見かける。浄信寺や浄観寺の境内にも植えられている。サルスベリの樹も高さ4mを超えると、見上げるようになる。また、剪定などの手入に手間がかかりそうだ。身長より少し高い位置で、穂状小花を身近で観たい花だ。 お寺の境内にサルスベリが植えられる理由として、以下のものがあるという。(1)中国で仏教を学んだ僧が日本に持ち帰った。(2)お釈迦様が誕生した際に咲いていたとされる無憂樹(むゆうじゅ)に似ているから・・。蛇足ですが、仏教三大聖樹とは、無憂樹(生)、印度菩提樹(悟)および沙羅双樹(亡)。写真1 お寺の境内を彩るサルスベリ。写真2 東深井・浄信寺のサルスベリ。写真3 高さ8mを超えるサルスベリ樹。写真4 西深井・浄観寺のサルスベリ。写真5 百日紅を仰ぎ見る。写真6 三大聖樹の無憂樹・菩提樹・沙羅双樹の花。
2023年09月01日
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公園の一画の白い樹にリョウブが咲いていた。雪が積もった枝振りで、夏空に伸びている。沢山の小さな花とツルツルした木肌なので、白いサルスベリに似ている。サルスベリの花のつき方は「円錐花序」。リョウブは、一つの茎に下から順々に花をつける「総状花序」とされる。 リョウブの和名は「令法」。若葉が山菜として食べられることから、その昔、飢饉に備える「救荒植物」として植えることを法で定められた。その際に令法の文字があてられたらしい。盛夏に花をつける丈夫な樹だ。ジョウブな花として覚えておこう・・。写真1 公園のリョウブ。写真2 盛夏に咲く、タフな小花。写真3 総状花序の花姿。写真4 夏空に飛行機と残月。写真5 滑らか木肌の幹。写真6 公園の主、大きな桜樹。
2023年08月23日
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小中学校が夏休みに入った。静かな通学路を歩くと、ボリュームあるサルスベリが歩行きを止める。夏の強烈な日差しを浴びても、ひと晩休むと、翌日には元気な姿を見せてくれる。この繰り返しで、100日のあいだ紅い花をつける。和名を百日紅(ひゃくじつこう)。 酷暑にも負けないサルスベリ。どこにそんなパワーを秘めているのだろうか。小さな花を沢山つけて、長期間次から次へと開花し続ける。縮れた小さな花が纏まり房状になると、豪華な姿に見える。小さい花に着目して、花言葉に「愛嬌」がある。写真1 通学路の柳と百日紅。写真2 板石塔婆とサルスベリ。写真3 通学路のサルスベリ。写真4 縮れた小さな花の集まり。写真5 校門のサルスベリ。写真6 炎暑に負けない紅い花。
2023年08月14日
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りんかい線・東京テレポート駅からセンタープロムナード(あおみ区間)を歩く。ブロックで舗装された道路から、花壇の花や高層ビルを眺めながら歩く。この区間は日陰がほとんどない。日差しがキツイので、マイ日傘を使用する。 夢の大橋から出会い橋の間は、花と緑とが多い。プロムナードの幅は80m近くもある。プロムナードとは、散歩道または遊歩道を意味するが、これだけ広いと各種イベントを開催できる広場だ。脇道にピンク色のアナベルが並んで咲いていた。 東京テレポート駅の東側に長く伸びる「テレポートブリッジ」が架っている。お台場地区と青海地区を結ぶ歩行者専用橋。橋長341m×幅員9mの斜張橋。この橋桁を支える主塔は、背が高く、身体を傾けるように立っている。国道357号と首都高の横切って造られた(1996年完成)。写真1 センタープロムナード緑地。後方にダイバーシティ東京オフィスビル。写真2 ペチュニアポットによる壁と柱そして白いヤマボウシ。写真3 プロムナード脇の花壇。写真4 ピンクアナベルの坂道。写真5 東京テレポート駅とバクのオブジェ(夢の広場)。写真6 橋長341mのテレポートブリッジ。
2023年07月05日
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あじさい時期が終盤に入った頃、幸手権現堂桜堤のあじさい祭りに出かけた。権現堂桜堤は、桜並木と菜の花で知られたところ。初夏の季節に、桜の終わった桜堤(さくらつつみ)に彩をと考えて、紫陽花を植えたのが始まり。今やその数が約1.6万株となり、あじさいの名所のひとつになっている。 県道下吉羽幸手線に面する第一駐車場では、約3000株のアナベルアジサイが出迎えてくれる。堤の斜面に真白に咲く。さながら雪山のようにみえる。「あじさいの坂」をゆっくり上ると、峠の茶屋があり、ひと息つける。 権現堂は、昭和初期に廃止になった権現堂川の堤防。戦後伐採されていた桜を再植樹して、1kmの桜並木と公園が出来た。春に桜まつり、初夏にあじさい祭り、秋に曼珠沙華まつり、そして冬に水仙まつり開催される。埼玉県内では、花の名所のひとつになっている。写真1 権現堂桜堤の桜樹と紫陽花。写真2 権現堂公園の入口と坂道のアジサイ。写真3 あじさい祭りと峠の茶屋と巡礼の碑。写真4 桜堤西斜面のアナベル。写真5 雪山のような景色。写真6 権現堂公園の種々のアジサイ
2023年07月03日
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散歩すると色々な草花に出会う。初夏の街角を彩ってくれる花たち。写真をメモ替わりにアップしておく。数年後には、街角からこれらの草花が消えているかもしれない。少子高齢化により、町並みも徐々に変容している。最近、朽ちた空き家が目につくようになって来た・・。[撮り溜めた写真より]写真1 線路脇の枇杷の実。写真2 石榴(ざくろ)の花と実。写真3 街角で見られるホタルブクロ。写真4 鮮やかな紫、カンパニュラとデラフィニウム。写真5 線路沿いの花壇とユリの花。写真6 ピンクが眩しい、マツバギクとフロックス。
2023年07月02日
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お台場・シンボルプロムナード公園に、アジサイの観スポットがある。当該プロムナードは、臨海副都心の台場、青海、そして有明を結ぶ細長い公園。延長約4km×幅80mの帯状遊歩道で、東・中央・西の3つのエリアに分かれている。 西エリアの出会い橋東詰から交差点に下りる階段は、曲線で勾配が緩やかだ。その階段の両側と橋台盛土斜面が白いアナベルで埋まっている。ダイバーシティ東京に近いので、訪れる観光客も多い。一方、出会い橋西詰の階段は急勾配なので人気がないが、もうひとつアナベルの階段がある。 シンボルプロムナード公園内の、臨海線テレポート駅よりに、「生きものの谷」があり、青色の西洋アジサイが多く植えられている。こちらにも階段の両脇にアジサイ咲いている。花の付きがあまり良くなかったが、青アジサイの階段と呼ばれている。出会い橋の白い階段と併せて上り下りする・・。写真1 お台場・出会い橋東詰め斜面のアナベル。写真2 白いアナベルの階段。写真3 出会い橋から白いアジサイを観る。写真4 純白のアナベル。写真5 出会い橋西詰め斜面のアナベル。写真6 生きものの谷の青アジサイの階段他。
2023年07月01日
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散歩すると、よく紫陽花を見かける。公園や広場そして畑の縁などで・・。そこで梅雨時期の六月は「あじさい月」との異名をつけたくなる。古くから水無月とも呼ばれる。この場合「無」は「の」という意味もあるので、「水の月」も良いかも知れない。 英語名「ハイドランジア」は、「水の器」との意味がある。アジサイは、葉が大きく茎が太く、水を蓄える植物とされる。従って雨をとくに好むので、雨上りにより美しく見える。花の色によって印象が変わる。青色は、冷淡・無情。ピンク色は元気な女性を連想させる。 紫陽花は、原産国は日本。海外で品種改良されて逆輸入されて人気花。その品種は3000種類を超える。大まかな分類として、も(1)ガクアジサイ:日本固有の品種。(2)西洋アジサイ:手まりのような花姿で多種。(3)ヤマアジサイ:ガクアジサイに似ているが花や葉が小ぶり。(4)北米アジサイ:アナベル、カシワバアなど。 外国では「東洋のバラ」ともてはやされたというアジサイ。また紫陽花の漢字名は、唐の詩人「白居易」が命名したという。身近な花ではあるが、世界的な花でもある。写真1 壺垣と西洋アジサイ。写真2 青紫色のガクアジサイ。写真3 白ブチのガクアジサイ。写真4 カシワバアアジサイ他。写真5 ピンク色のガクアジサイとヤマアジサイ。写真6 青紫色系のアジサイとウズアジサイ。
2023年06月29日
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ゆりかもめ・青海(あおみ)駅の南側に、海の広場公園が整備されている。この時期、純白のアナベルが一面に咲き誇る。のり面が段々畑になっており、日差しを浴びて輝いている。都内では、白いアジサイの名所のひとつ。 アナベルは、北米原産のアジサイとされる。白い小さな花が密に集まった集合体。手毬から蹴鞠ぐらいの花姿。咲き始め淡い緑色から純白に変化してゆく。ウエディングドレスを連想させる美しさがある。またアナベルは、西洋アジサイより日差しに強いようだ。日光を反射させるのだろう。 青海駅の西側に、パレットタウンや大観覧車はない。造成工事が進められていた。南側では港湾景色の一部を楽しめる。広場からは、10号地埠頭に停泊する貨物船、ゲートブリッジ、羽田空港に着陸する旅客機などを望むことができる。日傘をさして、暫し海景色眺めた。写真1 青海(あおみ)のアナベル。写真2 南に面する海の広場。写真3 純白の斜面。写真4 アナベル以外のアジサイ。写真5 大きい白鞠と小さな桃鞠。写真6 海の広場公園の海景色。
2023年06月28日
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梅雨時期、鉄道沿いのアジサイ小径を散歩することが多い。東武鉄道線路の西側に設けられた緩衝緑地。100mほどの区間に、本アジサイやガクアジサイが植えられている。狭い小径に迫る花を、近くで観察できる。 アジサイの手入れは、近くの住民をおこなっているようだ。今年も花つきが良く、奇麗に咲きほこる。電車が頻繁に通過する通勤時間帯。江戸川台駅に近いので、電車の速度は遅い。アジサイに電車を添えて撮影した。写真1 鉄道沿いのアジサイ小径。写真2 100mほど続くアジサイの散歩道。写真3 色付くアジサイと上り電車。写真4 アーバンパーク線の電車とアジサイ。写真5 西洋アジサイ。写真6 赤紫と青紫色のガクアジサイ。
2023年06月27日
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本土寺像師堂へ向かう参道の途中に瑞鳳門ある。その右側にミニ弁天池があり、浮島に弁財天が祀られている。フジ鞘が垂れ下がる藤棚越に、池を見るとスイレンが浮かんでいた。 以前、この弁天池でカワセミを見かけた。ここ数年飛来していないようだ。多くの人間が訪れるようになったので、引越をしたのだろうか。天敵の蛇やイタチが現れたのだろうか。カワセミは、えさ場の近くに巣をつくりという。漢字で「翡翠」と書くように、「飛ぶ宝石」とも呼ばれている。写真1 藤の額縁と本土寺弁天池。写真2 瑞鳳門の右側に弁天池がある。写真3 弁天池のスイレン。写真4 弁天池のカワセミ[2013年撮影]。写真5 睡蓮と翡翠。写真6 像師堂と「お願い地蔵」と「銭洗い弁才天」。
2023年06月21日
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散歩の際に立ち寄ることが多い浄信寺境内。地元では、「花のお寺」とも称されている。雨が降った後のアジサイは、特に美しい。また、品種により、開花時期がずれるので、長い間楽しめる。また、サルスベリの樹に、青色と紫色の紫陽花が寄りかかるように咲いていた。 旧街道に面した山門を潜り、本堂へ続く石畳みを進む。参道には石仏とアジサイが配置され、「アジサイ寺」の雰囲気がある。石仏は、如意輪観音像が多く、地蔵像や石燈篭もある。 深井山浄信寺は、戦国時代に創建された浄土宗の寺院。本尊の阿弥陀如来像が本堂に安置されている。拝殿の扉越しに拝むことができる。無事平穏な日常に感謝する。ロシアのウクライナ侵略のさなか、巨大貯水量を誇るカホフカダムが破壊された。人々の生活と地球環境が壊れてゆく・・。祈りだけでは戦争は終わらない。しかし早期の戦争集結を願うばかりだ・・。写真1 深井山浄観寺の山門。写真2 門から本堂を望む。御本尊は阿弥陀如来像。写真3 石畳参道と紫陽花。写真4 如意輪観音像などの石仏。写真5 社務所玄関と鐘楼堂とアジサイ写真6 色々な紫陽花景。
2023年06月20日
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今年関東の梅雨入りは、6月8日だった。晴れ間が出るが、曇と雨が主体の空模様が続く。北小金駅近くの本土寺は、花しょうぶと紫陽花が同時に観ることができる場所。但し、花菖蒲が早く見頃を迎える。境内奥の菖蒲池には、約5万株の花菖蒲が植栽されている。 花菖蒲は、江戸時代から庶民に親しまれてきた。その品種は、5000品種にもなるという。歌川広重も、名所江戸百景「堀切の花菖蒲」に描いている。花菖蒲は大きく3つに分類される。(1)江戸系・茎が真っ直で多彩、(2)伊勢系・花弁が垂れ下がっている、(3)肥後系・花びらが6枚。本土寺は、やはり江戸系が主体のようだ。写真1 本土寺の菖蒲池。写真2 色豊かな花菖蒲田。写真3 花菖蒲と紫陽花。写真4 江戸系の紫花しょうぶ。写真5 江戸系と肥後系の花しょうぶ。写真6 歌川広重・名所江戸百景「堀切の花菖蒲」。
2023年06月18日
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柏の葉ボート池の西縁に植えられているアジサイが見頃になった。第二調整池へ排水する水路を跨ぐようにアジサイ田が造られている。大雨の影響なのか、例年見られた水路のスイレンがいなかった。 この日ボート池の水位がやや高く、池縁が広がっていたようだ。池に棲む鯉は、人が近づくと水際に寄って来る。餌を求めていかのように・・。総合競技場から歓声が聞こえたので、帰り際に覗いてみる。中学生の記録会のようだった。中学生から本格的な競技場でプレーすることができる。設備が整っているので、安全なのかも知れない。写真1 柏の葉・ボート池畔。写真2 ボート池西縁のアジサイ。写真3 水辺の紫陽花。写真4 涼しげなブルーなアジサイ。写真5 池に浮かぶ「スワン」と餌を求める鯉。写真6 総合競技場の空と陸上トラック。
2023年06月17日
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ツツジが終わり、暫くするとサツキが花をつなぐ。約1ヶ月後に、赤紫色の小さな花が密に咲く。公園や住宅の生垣を彩る。 ツツジ(躑躅)とサツキ(皐月)は、花や葉などが良く似ている。その主な違いは、花の大きさと色だろうか。サツキの花の大きさは約4cm、ツツジは6cmほど。サツキの花の色は、赤紫色が一般的。ツツジは色彩豊かな品種だ。旧暦の5月に咲くツツジと言われ、花名に「皐月」が転用された。 柏の葉公園の管理棟とボート池の間にある、四季の広場に、大きなヒノキとクスノキの樹が立っている。そのうちクスノキの新緑の葉が太陽光を浴びて輝いていた。南の木と画いて、クスノキになる。北海道では見られず、西日本でよくみられる樹。寺院などの御神木になっているケースが多い。九州らには樹齢千年を超えるものもある。写真1 柏の葉公園の大クスノキ。写真2 サツキと新緑のクスノキ。写真3 絨毯のような密なるサツキ花。写真4 緑輝く楠木の葉と花。写真5 四季の広場の主役、樟と欅の樹。写真6 ボート池からクスノキとビルを望む。
2023年06月11日
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ツツジが咲き誇る「流通タウン」の緑道(つつじロード)から富士を眺めた。しかし春霞がかかり、冠雪している山頂のみが浮かんで見えた。[撮り溜めた写真から] つつじロードから利根運河左岸の「におどり公園」を通ると、光沢のある黄色い花が地面に這っていた。5弁の小さな花で、妙に艶がある山野草だ。花名は、ハイキンポウゲ(這金鳳花)のようだ。花言葉に「毒舌」がある。花の汁液に触れると皮膚がただれる。まして口にすることはNGである。写真1 ツツジ散歩道から富士山を。写真2 江戸川越の淡い浮き富士。写真3 紅白のツツジ。写真4 緑地にツツジが咲きほこる。写真5 流通タウンのツツジを遠くから眺める。写真6 利根運河のハイキンポウゲ(這金鳳花)。
2023年06月03日
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大型物流施設周り、新しく造成された緑地道に、躑躅の帯ができていた。流山市の「市の花」がツツジなので、大量に植樹された。かなり密に植えられている。今後、維持費が掛かりそうだ。五月晴れの下、ツツジを観ながら散歩すると、歩数の割に時間を要する。 先月(2023年4月下旬)、4棟目の施設DPL流山Ⅱが竣功した。約7年間におよぶダイワハウスの「流山プロジェクト」が完工した。計4棟のマルチテナント型物流施設(テナント企業が複数入居可能)の規模は、総敷地面積32万m2×総床面積74万m2(東京ドーム15個分)の「物流タウン」。 県道5号線沿いに縦に配置され、江戸川上流から流山1、2、3、4と番号が付けられている。施設を取り囲むように、並木ゾーンが配置されている。西側に「ツツジ・メタセコイヤ並木」、東側に「クスノキ並木」、施設の間を抜ける東西道路沿いには「サクラ並木」を配置。周辺環境の配慮と防災対応をコンセプトにしているという。写真1 DPL流山Ⅳの南側の道路とツツジの帯。写真2 物流タウンのツツジ。写真3 流山の「市の花」は、ツツジ。写真4 DPL流山Ⅳの西側の散歩道とツツジの帯。写真5 DPL流山Ⅳの北側道路の躑躅帯と石のベンチ。写真6 DPL流山Ⅳの西側の散歩道とツツジ。
2023年05月17日
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JR札幌駅の北口側に、ホテルを予約して宿泊する。北海道大学が近いので、北大キャンパス内を朝散歩する。早春の空気中を歩くと、身体にエネルギーをもらえる。ランナーが駆け抜けるメインストリートで、2020東京オリンピックのキロ・ポイントプレートを探した。 構内道路近くの大野池にミズバショウが咲いていた。大野池に流れ込む小川が湿地帯を形成しているため、水芭蕉が群生地するという。都会の札幌中心部でも、水芭蕉が見られる。北大構内は、多様な植物が棲み付いている。 「夏の思い出」の唄に出て来るミズバショウ。尾瀬の美しいし自然を連想させる。花言葉に「美しい思い出」、「変わらぬ美しさ」がある。また、「カンノンバス(観音蓮)」との異名もある。白くて神々しい、たたずまいから名付けられた。白い葉は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、仏像の光背をイメージさせる。写真1 北大構内で見られるミズバショウの群生地。写真2 北大構内の大野池。写真3 「美しい思い出」の花言葉を持つ水芭蕉。写真4 北大構内に咲く早春の桜(エゾヤマザクラ)。写真5 ポプラ並木と手稲山。写真6 北大構内道路とマラソン記念キロプレート。
2023年05月14日
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古くて広い清水公園(28万m2)の一角に、「花ファンタジア」カーデンがある。平成14年にオープン。花を愛でる市民の憩いの場として整備された。花ファンタジア内は、ゆっくり回って約1時間コース。レストハウス前のメインカーデンには、春にネモフィラ、秋にコキアが植えられる。 ペット同伴の入園者が最近目立つ。愛犬と花を写真に撮り、SNSにアップしているようだ。ネモフィラの花は、輪郭が青く、中心部が白いので、英語で「赤ちゃんの青い瞳(Baby blue eye)」と呼ばれる。和名として、瑠璃色で唐草模様なので、「瑠璃唐草」がある。 ネモフィア・ガーデンの東側に、低木を刈り込み立体的に仕上げて造形物「トピアリー」がいる。ゾウさん、おウマさん、クマさんの3体。更に奥に進むと、休憩所のカフェがあり、藤が見頃を迎えていた。写真1 清水公園の花ファンタジア。写真2 レフトハウス前にネモフィラが広がる。写真3 「赤ちゃんの青い瞳」の名前もあるネモフィラ。写真4 馬さんと象さんのトピアリー。写真5 藤棚と池の藤。写真6 フラワータワー「ピンクパンサー」とハス池。
2023年05月06日
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清水公園を散歩し、ツツジとボタンを見て回る。園内には2万株の色とりどりのツツジが植えられている。牡丹は金乗院の境内に植えられている。清水公園は、梅から桜、そして躑躅に花のバトンを繫いでる。躑躅と牡丹そして藤を同時楽しめる。 和製トランプ「花札」では、3月弥生の「桜と幕」、4月卯月の「藤と不如帰」、6月水無月の「牡丹と蝶」と描かれている。躑躅は花札の絵柄に採用されていない。紫色が格式高かったためだろうか。旧暦の4月は、現在の5月頃に相当する。昨今の桜の開花時期を見ていると、旧暦と新暦に差か無くなって来た。 躑躅は、日本の四季を代表する花になっている。ツツジの漢字名は、何と難しい文字で表記するのだろう。「躑」と「躅」には、共に足へんが宛がわれ、「見る人が足をとめるほど美しい」との意味が込められている。赤色、ピンク色、白色の花が密に咲くと、つい立ち止まって見とれてしまう・・。写真1 清水公園・ツツジトンネルを潜る。写真2 花の散策路を巡る。新緑の中の躑躅。写真3 躑躅の花々。写真4 金乗院の牡丹。写真5 手水舎回りのボタン花。写真6 藤棚は日除け処。
2023年05月03日
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江戸川の土手を散歩する。堤防法面の一部が「お花畑」のように見える景色に出会う。流水側の法面は、緩い勾配に造られているので、斜面を歩くことができる。そのため、近くで花を観察できる。 花畑に見えたのは、薄紫とオレンジ色が織りなす山野草。群落化していた。昨年、堤防補強工事が行われた法面区間。その際に、生芝を張った斜面だ。生芝に種が混入していたのだろう。来年になると、他の雑草が活発になり、この光景は見ることはできない・・。 薄紫色の細い花は、マツバウンラン(松葉海蘭)で、オレンジ色のポピーのような花はナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)か・・。ポピーの和名はヒナゲシ。ナガミヒナゲシもケシ科の花であるはあるが、外来種で繁殖力が強い。この時期、道端でよく見かける山野草だ。写真1 江戸川表法面の「ミニ花畑」。写真2 爽やかさを感じさせる薄紫色の山野草花。写真3 堤防法面に広がるウンラン(海蘭)。写真4 薄紫色とオレンジ色の法面。写真5 ナガミヒナゲシが優勢な群落。写真6 長実雛罌粟と白い雲。
2023年04月30日
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東武線・藤の牛島駅から徒歩10分の住宅街に「藤花園」がある。藤花園には、樹齢1200年の九尺藤(ノダフジ)があり、花房の長さは最も長いもので2mになる。藤棚の面積は700m2に及ぶ。ミニ見晴し台があり、撮影スポットとなっている。風にそよぐ紫と甘い香りとで、訪れたひとを癒す。 藤花園には、他に藤棚が2か所ある。樹齢800年、樹齢600年の大藤で、歴史を感じる。昭和30年に、国の自然記念物から「特別天然記念物」に昇格した。牛島の藤は、日本で最古級の樹齢とされ、藤では唯一の特別天然記念物。福山市にも樹齢1200年のヤマフジ(京都府の天然記念物)がある。 牛島の藤の活力源と長寿の秘訣は、「酒粕」にあり・・。毎年、幹の根元付近に酒粕を追肥するという。県内外から酒粕の寄贈がある。酒粕は、人間にとっても夏バテ、熱中症対策に効用があると言われている。藤の樹に与えると、土壌を豊かにして、樹の成長を促進させるという・・。根を張る地盤へ栄養補給が大切・・。写真1 樹齢1200年の牛島の藤。特別天然記念物に指定。写真2 花壇の花と牛島藤。写真3 甘い香りが漂う野田藤。写真4 酒粕で長寿パワーを吸収する大藤。写真5 樹齢600年の藤棚と薄桃色ダルマフジ。写真6 「牛島の藤」の由来を刻む石碑。
2023年04月23日
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近所を「徘徊」していると、モクレンをよく見かける。ハクモクレン(白木蓮)とシモクレン(紫木蓮)の紅白の花が咲き誇る春。樹木が温かい春を歓んでいるようだ。葉の色には、白、ピンク、紫、紅紫とある。夏に咲く蓮(ハス)に似ているので、「木蓮」の漢字を当てている。 白色と紫色のモクレンの花言葉は、それぞれ「気高さ」と「自然への愛」とされる。ハクモクレンと同時期に咲くコブシ(辛夷)は、似ている。花びら9枚のモクレン、花びら6枚のコブシ。蕾が「拳」のように見えるので、コブシと名付たという。コブシには、「信頼」という花言葉がある。写真1 ハクレンの通り。写真2 ハクモクレン(白木蓮)。写真3 紅紫色のモクレン。写真4 シモクレンの花びら。写真5 空に伸びるコブシ。写真6 花びら6枚と全開のコブシ。
2023年03月26日
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ソメイヨシノよりも一足先に公園を彩る椿寒桜(ツバキカンザクラ)を柏の葉公園で楽しむ。淡紅色の花が密に咲き、その咲姿が華麗なので「初美人」とも呼ばれる。花言葉として、優れた美人とある。また「雪割桜」との異名もあるようだ。 雪割桜と言えば、雪割草が連想される。以前川口市・道の駅に立ち寄った際、緑化センター内で「雪割草」を観賞した。種類が多くて可愛い花だ。我が家の庭に植えたが、今はもういない。三角草(ミスミソウ)は、色が豊富なため、園芸では人気の花だ。写真1 柏の葉公園の椿寒桜。写真2 華麗な姿のツバキカンザクラ。写真3 密なる淡紅色の花。写真4 さくら広場の初美人。写真5 雪割桜の異名を持つ椿寒桜。写真6 緑化センターの雪割草(ミスミソウ)。
2023年03月23日
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近くの柏の葉公園にも河津桜20本が植えられている。コミュニティ体育館横の芝生公園の一画。植樹されて7年が過ぎた。まだ小さくて、「可愛い桜」だ。少しずつ大きくなっている。 芝生公園の東側に植えられた河津桜には、記念碑が立っている。第27回(平成28年6月)の全国「みどりの愛護」のつどいが柏の葉公園で開催された。その際当時、皇太子ご夫妻が出席されて記念植樹したもの。河津桜と近くの園児のピンク帽子が可愛らしかった・・。写真1 柏の葉公園の河津桜と記念石碑。写真2 体育館横の芝生広場を走り回る園児。写真3 桜樹の下で木の実を拾う。写真4 記念植樹して7年が過ぎた河津桜。写真5 二列に植えられ、これから幹が太くなるだろう。写真6 青空に映えるピンク色のサクラ。
2023年03月18日
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利根運河の右岸側に静かな市街地が広がっている。野田市山崎地区で、梅園がある。梅園を通り抜ける道路から紅色と白色の梅花を観ることができる。通りかかった日、すでに紅梅は大半が散っていた。散るのが1週間ほど早い。白梅は見頃を迎えていた。写真1 運河右岸側の市街地・山崎地区。写真2 山崎の紅梅通り。写真3 紅と白が並ぶ梅樹。写真4 山崎の白梅通り。写真5 山崎の梅畑。写真6 白梅の中にピンク色の梅。
2023年03月17日
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利根運河と理窓記念自然公園近くに白梅の樹がある。管理された小さな草原(くさはら)の「地主」のような佇まいだ。枝いっぱいに咲いた花は、沢山の虫を寄せ集める。青空に映える白い花塊・・。 自然公園と運河土手の境目に、メタセコイア2本が聳えている。その後に杉の樹が続いている。よく観ると、今にも花粉を飛ばしそうなスギ雄花が穂状に垂れ下がっている。雄花1個で約40万の花粉をつくり出すという。メタセコイアも雄花を付けているが、スギより密集度はかなり小さい。写真1 草はらの運河ウメ。写真2 桐の花芽と運河梅。写真3 密なる花に鳥や虫たちが集まる。写真4 桐の枝の花芽と殻実。写真5 運河沿いのスギとその雄花。写真6 メタセコイア樹形とその雄花。
2023年03月14日
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