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前日の日記の続きになります。(3)小鹿田焼きの技法(成形)特筆すべき技法としては、全ての陶工が電動ではなく蹴りロクロを使用して作成しているというのは日本ではこの小鹿田の里だけになっているそうです。※もっとも小鹿田焼きがメジャーになり数が増えてきた際に足を痛めてしまうという弊害が出て、小さな作品についてはモーターロクロを使用するという決まりも出来たそうですが、それ以外は蹴りロクロ使用とのことです。成形の行程としては・土練り・引き作り・玉作り・練り付け・削り仕上げ(取っ手付け)があります。この中でも「練り付け」は「紐作り」という技法で大物を作ります。電動式のロクロではちょっと出来ない微妙な職人技となっているそうで、蹴りロクロならではということですね。簡単に書くと、粘土を太い紐状にして、それを左手に練りつけながら高く積み上げていくという方法です。陶芸教室などで簡単な紐作りを行うことがよく有りますのでイメージはわくと思います。さて、形が出来たら天日干しです。いくつかの窯元で、庭一杯に天日干しをしているところでした。装飾前のこの状態もとても綺麗です。(4)小鹿田焼きの技法(装飾)化粧土を生かす技法として4種・打ち刷毛目・飛び鉋(かんな)・櫛描き・指描き釉薬による技法として2種・打ち掛け・流し掛け以上の6種類があります。私のような素人目には「ああ、小鹿田焼きだ!」と見てわかるのは・打ち刷毛目・飛び鉋の装飾が入っているものになります。というわけで、お楽しみのお土産選びです。最終的に選んだ窯元は最初に入ったところでした。飛び鉋のものを探したのですが、なかなか同じ色合いが揃わなかったので、打ち刷毛目の中皿と小皿を買いました。これで4000円しないというコストパフォーマンスの良さも、さすが民陶!といったところでしょうか。ちなみに、10月の11,12日に「民陶市」が開催されます。この民陶市には、全国からたくさんの陶器ファン?がつめかけるそうで、小さなこの山里は大混雑になる模様です。私もこの民陶市、一度行ってみたいと思いますが、でもやっぱり静かな時にゆっくり散策するほうがいいのかな?なんて思いますね。今回は知らなかったとはいえ、タイミング的に民陶市の半月ほど前に訪れたことが幸いして登り窯に火が入っているのを見られたので本当にラッキーでした。この小鹿田の里には2軒の民宿があるそうですので、一度宿泊してみるのも面白いかもしれません。夜はかなり静かになると思うのですが、夜でも唐臼の音は響いているのでしょうか?それとも夜は水の流れを変えて動かないようにしているのでしょうか。その辺りを聞いてくるのを忘れました。以上、久しぶりの楽天日記、長々と失礼しました。最後に唐臼の動画をアップしたかったのですが、容量が大きすぎて駄目みたいなので、少しは水の流れの分かる写真で終わります。
2008.09.27
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小鹿田焼の里、大分県日田市に行ってきました。小鹿田は「おんた」と読みます。「おんたやき」として、民芸好きの間では有名な焼き物です。日田市といっても、市街地からはかなり離れた山奥にひっそりとある山里です。アクセス方法としては、東の三和のあたりから入ってくる道が一番しっかりしている道のようです。僕は行きは、西側から入る山道(西善寺から入っていく道)を使ってしまい、ダートの狭く薄暗い山道を「対向車が来たら大変なことになりそうだなぁ」とドキドキしながら登っていきました。この道は車で行く人にはお勧めできませんのでお気をつけ下さい。■アクセス地図(マピオン)資料館のそばに数台分の駐車場があります。(1)皿山と呼ばれる小鹿田の山里この小さな集落には10戸の窯元があるようですが、それが集落の全てといっても良い状態のようです。完全に焼き物の里なのですね。周辺の人々は昔からこの山里のことを「皿山(さらやま)」と呼んでいるようで、これは昔から日本各地にある焼き物の里を指す呼称ですので、ここは昔から地元の人々にとっては焼き物の里として定着していたんでしょうね。この小鹿田の山里がメジャーになるのは、民芸活動家として有名な柳宗悦氏が昭和6年に「日田の皿山」として紀行文を紹介した頃からと言われておりますが、その時の柳宗悦氏の紹介文を読むと、この小鹿田焼きの素晴らしさというか素朴さというか、特異性がよく分かります。>>一部概要を引用私は久留米の一軒の陶器屋で不思議な品々を見つけた。それはどうしても今出来のものとは思えない。それほど手法が古く、形が良く色が美しい。あるものは、遠く唐宋の窯をさえ想起させた。心を惹かれそれらを棚から下ろすと全てが同じ一つの窯で焼かれているのを知った。そうしてその窯が日田郡の大鶴村(現在は合併して日田市です)にあることを聞いたのである。それ以来その窯のことが頭から離れなかった。文献を書物にあたったが、あらゆる努力は失敗であった。自ら土地を踏むより致し方ない。日田行きは私の果たさねばならない旅となった。>>以上引用※柳宗悦氏の紀行文はまだまだ続くので、是非興味のある人は読んでみて下さい。というわけで僕らもさっそく窯元を覗いて見ることにしました。色々な種類の焼き物が並んでいて自由に選べます。たくさんあるので、一軒目であっという間に10分以上経ってしまいました。他の窯元さんも見てみたいので、とりあえず店を出ます。すると、川向こうに登り窯の全景が見えました。私が登り窯を初めて見たのは沖縄の壺屋でしたが、あそこは既に住宅街となってしまっていて、現在は使われていない窯でした。その後読谷村で使用中の共同登り窯を見て感動しましたが、見学時に火は入っていませんでした。この小鹿田の里は、登り窯が全て現役です。しかも共同窯も含め、10軒の窯元に対して6本もの登り窯があります。これはすごい!しかし、登り窯に火が入るのは年に5,6回しかないと聞いていましたので、今回も登り窯に火が入っている姿を見ることは出来ないだろうと思っていました。しかし、なにやら黒い煙がもくもくと青空に流れていくのが見えます!まさか!と思い、足早に坂道を降りていくと、まさしく登り窯に火が入っているではありませんか!!煙突をアップで撮影してみました。いやぁ、すごいラッキーでした。この登り窯は共同窯で、8袋(焼成室)もある大きな窯です。話によると、この共同窯は昭和60年に築き直されたものだそうで、だんだん大きくなってきたそうです。さて、登り窯に火が入っているという素晴らしい瞬間に立ち会えたということで、今度は小鹿田焼きでもっとも有名な唐臼を見学してみようと歩を進めました。唐臼というのは、土を砕くのに使う大きな「獅子おどし」のようなものです。実は車を降りた瞬間から、唐臼の音が聞こえていました。ぎー ごっとんぎー ごっとん静かな山間の里ですので、鳥の声や木々の音、川のせせらぎ以外に聞こえてくる音はありませんが、耳を澄ますとどこからかこの音が規則正しく聞こえてきていたのでした。なんともゆっくりとした、心地よい音でした。ただし、唐臼というのはきっと、窯元の敷地内に設置されているだろうから陶工さんたちの邪魔をしないように、遠くからちらりとでも見えればいいなぁと思っていたのです。ですが、予想に反して普通に道から見える場所に唐臼はありました(笑)。それも3連式の大規模な唐臼が!この唐臼というのは・川の水を引いてくる・獅子おどしの原理で、片方に水が溜まるおけ、片方は杵になっている。・水が溜まると杵が持ち上がり、水が逃げると杵が落ちて、土を砕く。こんな簡単な原理のものです。ちょっとアップでも撮影してみました。ここに水が溜まります。こちら側が土を砕くところです。ちなみにこれが砕かれる前の陶土です。周辺の山に陶工全員で年に2回ほど採取に出るそうです。こんな風にして陶土を作ります。この唐臼、かのバーナード・リーチが「世界に2箇所しか存在しない」と驚嘆したそうですが、現在窯元の全てがこの唐臼で陶土を作っている皿山というのは、世界中でもここだけでしょう。そういえば、道ばたに古くなって引退した唐臼が置いてあったりもしました。どの位の寿命があるのだろう?と聞いてみたところ、10年ほどだそうです。結構短命ですね。やはり水を扱うということで腐ってしまうのでしょう。この唐臼を見学した後、おばあさんがなにやら黄色い水の貯まった四角い池?のような場所で水をくみ出している姿を見ました。仕事の邪魔をしてはいけないので声はかけませんでしたし写真も撮らなかったのですが、後から調べたところこの作業は「水渡し」という作業だと判明しました。水渡しとは、陶土を水につけ、泥水状態にしてから何度も撹拌、ふるいがけをしてごみを取り除き、使用できる状態の陶土を作るための手順のことです。このようにしてごみが取り除かれた陶土を水抜きするわけですが、ちょうどその状態のものが庭に出ていたので撮影してきました。正直に言うと、撮影したときはこれが何の状態なのか知りませんでした。何か粘土が山盛りだなぁくらいにしか(笑)。(2)小鹿田焼の種類小鹿田焼きは、色々な種類が焼かれています。柳宗悦氏も焼き物の種類がとても多いことに触れています。彼は山間僻地であったため、およそ考えられる全ての用途を満たす必要があったのではないかと考えています。美術品ではなく、民芸品。つまり日常の用途に使用する陶器ということですから、時代の移り変わりとともに、焼き物の種類も変わっていくのが自然だと私も思います。ここ小鹿田の窯元の店先を覗いてみると、「小さなコーヒーカップ」なども普通に並んでいます。昔はもちろんこんなものはなかったでしょう。逆に昔はあったけど、今はなくなってしまった種類の焼き物も多いでしょう。例えば大壷などは、美術館や料亭などで飾ってあるのは見かけますが、現在は家庭で醤油や油を保存するのに陶器の大壷を使う人はいないと思いますし。ですが、このような生活の用としては余り出番のなくなった大壷なども、焼き方の技法を承継するという目的で、数は少ないけれども職人の方々は焼き続けているそうです(作らなくなったものもあるようですが)。※文字数が楽天日記の容量を超えてしまったので、分割します。
2008.09.26
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連星は連星でも、めちゃくちゃ近く、そして互いが大きな恒星という連星が見つかったというニュースでにぎわっていますね。詳細は以下のサイトに。■オハイオ大学リサーチニュース(記事)The star system is unusual, because it’s what the astronomers have called a “yellow supergiant eclipsing binary” -- it contains two very bright, massive yellow stars that are very closely orbiting each other.yellow supergiant eclipsing binaryと呼ばれるらしいいので、直訳すると『黄色超巨大食連星』って呼ぶということかしら。binaryは天文の世界ではそのまま連星(binary star)ってことでOK。食連星ってのは1つにしか見えない星のこと。日食とかと同じ使われ方ですね。で、食連星のことをもう少し詳しくメモすると二つの星が公転しているわけですが、地球からは公転面が真横に見える角度に存在すると、二つの星同士で、お互いを隠しあってしまうとゆーわけで、これが食という現象なので食連星と呼ぶと。で、今回の食連星がなんでニュースになってるのかっていうと、その距離が非常に近いことです。In fact, the stars are so close together that a large amount of stellar material is shared between them, so that the shape of the system resembles a peanut.あまりにも近いので、stellar material(星物質?)を共有しているとまで書いてあります。星物質がなんなのかが私にはよく分かりませんが、とにかく非常に近いんだなあという感覚は分かりました(笑)。そして、形はピーナッツみたいに見えるよ。と。(参考画像はオハイオのサイトに動画があるのでそちらを。)で、これだけ大きな恒星が、めちゃくちゃ近くをぐるんぐるん連星として回っているってのは今まで発見したことがなかったわけで、これはもしかするとこの二つの恒星がぐんぐん近づいていって合体!超新星爆発どーん!ということも予想されるかもしれません。みたいなわくわくするニュースですね。もっとも星の時間軸だから、その超新星爆発どーん!が、いったい何年後、何億年後、何千億年後になるのかは私にはよく分からないです。
2008.04.03
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今年は月に何度かは楽天ブログも更新していこうと思うのでメモしておきます。さて、火星といえば昔から地球のお隣さんであり、「タコの火星人がいる」と噂の楽しげな惑星なわけですが、どうも最近の無粋な科学の発達で「タコの火星人なんていねぇよ、このタコ!」という風潮になってきていて、寂しいかぎりな昨今ですが、そんな火星については色々と調査も進んでおります。まぁ火星人はともかく、火星に氷の湖(とまでは言えない)が発見されたニュースは記憶に新しく、どきどきしたもんですしね。■ESA(欧州宇宙機関発表:2005年)このESAのサイトには昨年の12月11日に「今日の天気は嵐なのでコンタクトの方はお気をつけ下さいね。」みたいな感じの映像もアップされていたので、火星に行くときには是非新しいサングラスを買っていきたいと思ってます。てゆーか、サングラスならぬマーズストームグラスですか。うん、なかなかいい響きです。■嵐なんで気をつけてそれはさておき、氷もあるし、地球に近いし、生命体がいる可能性が高いってわけですが、そのあたり、実際のところはどうなのか?そのあたりが問題ですね。火星って正直どんな感じですか?今までの観測から、火星表面には液体の痕跡が見つかっています。これはほぼ間違いないですね。で、液体があるってことは、今とは違って昔の火星(初期)は比較的暖かかったんじゃないでしょうか?という仮説があったわけです。しかし初期の火星っていうのは、次のようなものだったのではないか?と考えられていたわけです。(1)地球と同じように、二酸化炭素を使い尽くして、炭酸塩岩を形成。~これが地球では地殻や表層のマントルになったってことでしょうか。(2)地球ではプレートテクトニクスの働きにより(たぶん)、二酸化炭素が大気中に戻っていくことが出来る。つまり二酸化炭素が循環するシステムがあったんで、大気中に二酸化炭素が常にある。イコール温室効果ガスの働きがある。イコール適度な地球温暖化。ってなわけでして、地球は現在も暖かい星ですもんね。(3)しかし、火星にはプレートテクトニクスは存在しない(らしい)。結果どうなるかというと、火星は使った二酸化炭素を大気中へ戻すことができない。イコール大気中に二酸化炭素がほとんどなくなる。イコール温室効果なし。ってなわけでして火星寒い。とまぁ、こんな風に火星ってば暖かくなりようがないんじゃね?おかしくね?というわけです。でも暖かかった痕跡はあるんだから、どうやって暖まったのだ?ということに目が向けられてきたということです。そこに今回のハーバードの発表ですよ!■ハーバードさいえんす記事(12月20日)>Sulfur dioxide may have helped maintain a warm early Marsなんと初期の火星は濃度の高い二酸化硫黄に覆われていた!という発表なんです。二酸化硫黄であれば、二酸化炭素と同じく温室効果が発生するから、火星温暖化(極限)だっておこるはずだし、二酸化炭素とは違って、炭酸塩鉱物が形成出来なくなるっていうんだから、プレートテクトニクスがないのも当然という話になってくるわけで、つじつまが合うんじゃね?というような話ですね。いやぁ、今後の研究に期待したいですね。がんばって!
2008.01.10
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明けまして6日目に入りましたので、久しぶりに楽天日記も更新しておきましょう。弊事務所も4日から仕事始めとなったわけですが、まだまだ静かな新宿二丁目に入ってくるニュースは株価の急落や円高ドル安の不安げなものばかり・・・。でもやっぱり新年最初の日記はやっぱり素敵なニュースからがいいなぁってことで、赤ちゃんが産まれました!!の報告メモでもしましょう。■ニューサイエンティスト記事(1月2日)記事によれば、今まで発見された中で一番若い惑星を発見したってことですね。想像を膨らませる為に、その惑星がどんなものかっていうのをメモすると>The planet, dubbed TW Hya b, appears to be quite massive, weighing in at nearly 10 Jupiters. It also orbits extremely close to the star 10 times closer than Mercury's distance from the Sun, within the inner rim of the star's dusty disc.・質量(重量でいいのかな)が木星の10倍。・太陽と水星の距離より10倍恒星に近い。ということなので、まず言えることはでかい!そして(恒星に)近い!ということですな。特にびっくりしちゃうのが、恒星からの距離です。水星と言えば我らが太陽系で一番太陽に近い惑星ってことでおなじみだけど、その距離は0.38AU。ちなみにAUってのはもちろん携帯電話じゃなくて距離もあらわせる天文単位で、1AUが地球から太陽の距離ってな寸法。もっとも地球と太陽の距離と言っても、地球は太陽の周りを楕円で周回してるんだから、その距離も一定じゃあない。なのでAUってのはなんだか複雑な計算式であらわされるんだけど、そんなことは新年だしどうでもいいですよね。で、今回発見された惑星は恒星からの距離が水星と太陽の距離の10分の1だってんだから、0.038AU位ってなわけで、それは距離にすると・・1AU=149,598,000km(地球と太陽の距離っていえばこの数字でお茶を濁す)0.038AU=5,983,920kmだいたい600万kmくらいってことです。これは近い!どれだけ近いか想像しやすくするために、月と地球の距離を考えると地球と月0.0026AU=388,955km39万kmくらいだから、この星と恒星の距離は、地球と月の15倍程度の距離しかないってわけだけど、こんな比較じゃいまいちその距離の近さが分からなかった・・・orz。まぁ、太陽と地球は月と地球の385倍離れてるって考えれば「いやぁそんなに恒星に近ければ住んでる人は熱くて大変だなぁ。」って感じに思えなくもなくも・・ない・・かな?てことで、この惑星のなんとなくの概要をイメージした上で、この惑星一番のポイントである【若さ】について。なんと100万歳程度ってことです。すげー若い!ぴちぴちだ!地球何歳ですか、46億歳?この星の100万歳を1歳とすると100万歳=1歳46億歳=4600歳どんだけ爺さんだよ地球!まぁ意味のない比較はともかく、この誕生後100万年しかたっていないこのガス型の惑星発見がどのような意味を持つのかっていうと今までの天文学の定説では、惑星の形成っていうのは「原始惑星系円盤(恒星の誕生初期に見られる)から、塵・ガスの供給を受けて形成されるんじゃないか?」って言われてきたワケで、今回の惑星はまさに、原始惑星系円盤にあってガス型惑星ってなわけで、もう教科書通りの惑星の赤ちゃんってなわけですね。だから、めでたいニュースだって話ですよ。大きく育ってね!(もう既に大きすぎるという話も・・・)
2008.01.06
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2年ほど前にセクハラ等に関する話題を取り上げたブログを書いていた影響で、そちら経由でいまだに相談メールが来ることがあります。で、ここ数ヶ月はセクハラに関する相談メールはいただいていなかったのですが、昨日今日と立て続けに8通の相談メールが来たのでちょっと驚きました。しかも内容が全て同じです。当たり障りなく内容を書くと「会社のメルアドで受信するスパムメール(男性向け風俗もの)が環境型セクハラに該当すると言うのは本当ですか?本当なら裁判でお金が取れるのですか?」というものです。みのも○た氏がそーいった事を朝ズバで言ったのかしら?とでも思いたいような反響の多さです(たった8通ですが)。で、今日になって某ニュース系ブログを読んでいたらその原因が分かりました。ITメディアというサイトに、そういった内容の記事が6月1日付で記載されていたのです。おそらくこれを読んだ人の何人かが、セクハラ関係の言葉で検索をかけて私のサイトにたどり着き、「お、無料相談があるのか」とメールを送ってきたのでしょう。■ITメディア記事詳細は上記リンク先を読んでいただければ分かりますが、記事では労働局に裏をとったということで、以下のように書かれています。「性的なスパムメールは、男女雇用機会均等法上で事業主が防止を義務づけられている『性的な言動』に当たり、受信を防止せずに放置した場合は「環境型セクハラ」とされる可能性が高いという。」このことから、記事では「スパムを放置した会社は損害賠償責任うんぬん」などと書かれていたりするので、これを読んだ一部の女性が「そっか、会社をセクハラで訴えればお金を取れるのかもしれないのね!」と短絡的に考えてしまったようです。記事では「可能性がある」と書かれているだけですし、こういった環境型のセクハラ問題は個々のケースによって判定もまちまちです。ですので現時点では、私にはこれが直ちに環境型セクハラに該当すると結論づけることは出来ません。(記事でも結論は出していません。)ただ、セクハラになろうとならなかろうと、スパムメール対策は会社側で行うべき措置だと思います。■スパム対策参考サイトhttp://k2net.hakuba.jp/rgrey/
2007.06.03
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このところ、4月からの法改正についての日記をメモ代わりに書いてます。さて今回は、女性にとってはとても大切な「出産手当金」について。健康保険には「出産手当金」というものがあります。一言で書くと『会社勤めの女性が出産をして会社を休まなくちゃならない場合にもらえるお金』です。・会社に行けないので、お給料がない。だけど・健康保険から給与の3分の2ほどのお金がもらえる。あぁ助かった。という制度です。ちなみに、支給期間は、出産の日(実際の出産が予定日後のときは出産の予定日)以前42日目(多胎妊娠の場合は98日目)から、出産の日の翌日以後56日目までの範囲内で、会社を休んだ期間になります。この制度、実は一部、会社を辞めた方も対象になっていました。「資格喪失後6ヶ月以内」に出産した方にも支給されていたのです。つまり「会社を退職して、健康保険の被保険者ではなくなっちゃった女性なんだけど、会社を辞めてから6ヶ月以内に出産をした女性には、出産手当金をあげますよ。」というものでした。この「資格喪失後6ヶ月以内に出産した女性への出産手当金」の支給が廃止になったのです。残念ですね。しかし、ここであきらめてはいけません!この法改正には、経過措置というものがあります。2007年3月31日の時点で・出産手当金の支給を「受けていたもの」または・出産手当金の支給を「受けられるもの」については、今までと同じように出産手当金が支給されます。分かりやすく言い換えると2007年3月31日の時点で、すでに「産前42日」である女性ということです。3月31日に産前42日になるということは、2007年5月11日までに出産すればオーケーです。5月11日までに出産する(予定の)女性は、たとえ会社を辞めてしまっていても、出産手当金が支給されることになります。※支給に関する要件は他にもありますので、ご自分の状況を社会保険事務所へ確認してみることをお勧めします。
2007.04.08
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4月に入りました。春は年金制度改正(改悪?)の季節です。なんて書くと無粋ですね・・・。今回は在職老齢年金制度にも変更がありますので、簡単にメモしておきたいと思います。まず、今までの在職老齢年金制度がなにかを簡単におさらい。60歳~69歳(70歳未満)までの働いている人は会社で厚生年金に加入します。つまり、厚生年金の保険料を支払ってます。同時にこの年代の方々は、60歳から厚生年金を受給している可能性もあります。【お給料】と【年金】を同時にもらう。【保険料】は払う。という状態です。【お給料】をもらいながら【年金】ももらえると、月々の収入がものすごく多くなります。そこで、国は『年金というのは多分に生活保障の意味合いもあるわけで、過剰に支払う必要はないね』といったかどうかは知りませんが、【お給料】+【年金】=【合計額】を見て、【合計額】が48万円(←年齢によって違います)を越えるようなら、年金の一部を支給しないことにするよ。という制度を作ったわけです。これが在職老齢年金という制度です。長くなりましたが、この在職老齢年金という制度は、今までは60歳~69歳(70歳未満)でした。これが、4月から70歳以上の方も対象となることになったのが今回の改正(改悪?)です。詳しい計算式などは社会保険庁のサイトを見ていただくとして■社会保険庁の解説最後にこの改正の対象となる人を箇条書きしておきましょう。(全てに当てはまると、年金が減る可能性があるってことです)・昭和12年4月2日以降に生まれた70歳以上の人・厚生年金に加入している会社に勤めている。・就業日数と就業時間が、普通の正社員の4分の3以上はある。・過去に厚生年金に加入して保険料を納めていたことがある。以上の要件に該当する人は、会社に手続きをしてもらうことになります。(たいてい会社が勝手にやっているはずです)■注意70歳以上で働いている人は、年金が減る可能性があるわけですが、今まで通り、70歳になってからは雇用保険の保険料を支払う必要はなくなりますので、そこは安心して下さいね。
2007.04.03
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狭い範囲では?話題になっていた4月からの雇用保険料率の改定の話です。 最近では珍しく『保険料の引き下げ?やったね!』という話題でしたが・・・。 ■雇用保険法改正延期に(毎日新聞記事)記事の内容を簡単に書きますと・・・ 普通の法案改正の流れだとこんな感じです。 (1)4月から保険料率の改定(引き下げ)が法案に盛り込まれた。 (2)3月29日の国会で法案成立。 (3)4月から、給与から控除される雇用保険料が安くなってて従業員も社長もよかったね。 これが、次のようになってしまいました。 (1)4月から保険料率の改定(引き下げ)が法案に盛り込まれた。 (2)3月28日に厚生労働省職員が「法案成立」という資料を前もって議員に配布した(明日成立予定なので、刷ってくのはわかるんですが、配るのは成立後じゃないとまずかったですねぇ)。 (3)3月29日の国会で野党がこの件を責めた。まぁハッキリ言って政争の具にされただけという感じがします(野党ももっと意味あることで主張していただければ・・)。 (4)法案見送りに。 (5)法案成立は4月1日には間に合わないので、今後成立したら4月1日に遡って料率を変更するということに。 というわけです。法案が成立していない以上、新しい料率は未定というのが公式見解になるわけでして、実務的には、4月の保険料は、古いままで計算するというのが正しいそうです。(明後日より4月ですので、今日行政に電話して聞いてみたところ、古いままでよろしくといわれました。) 報道記事では、「遡って適用になるので、影響はない」と書いてあるのですが、そんなのは最終的な結果だけであって、毎月の給与計算には確実に影響が出てきます。 給与計算ソフトを使っている会社では、既に4月1日より新料率になるように更新をしているところもあります。そこは、古い料率に戻さなくちゃなりません。 それに、古い(高い保険料)を控除しておくということは、今後法案が成立した際に、取り過ぎていた保険料を従業員に還付する手間もかかります。 ということで、「影響がない」というのはお気軽すぎる報道ではないでしょうか? まぁとにかく、こーゆーつまらない理由でドタバタするのは勘弁していただきたいものです。
2007.03.30
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本日、特定社会保険労務士の合格発表がありました。私が最初に【特定社会保険労務士】という言葉を聞いたときは、『社会保険労務士の業務の特定された一部のみが行える下位資格が出来たのかしら?』と思っちゃったのですが、さにあらず。普通の社会保険労務士では行えない特定業務も行える上位資格です。はっきり言って、名称にセンスないです(笑)。どのような業務が行えるようになったのかは下記厚生労働省のページを読むと分かりますので、ご興味のある方は読んでみてください。かなり読みづらいです。■厚生労働省のページというわけで、この特定社会保険労務士というものが昨年出来ましたので、受験してみたところ、本日合格通知が届きました。嬉しかったので放置気味の楽天日記を更新してみた次第です。これを機に、今後もより一層、社労士業務に精を出したいと思いますのでよろしくお願いいたします。■浅井事務所公式サイト
2007.03.23
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沖縄のホテルについてあくまでも個人的な感想をメモしてみました。人によって感想は異なるでしょうから、旅行の参考にはなさらないでください(笑)。ちなみにこの記事は後日削除する可能性が高いです。■宿泊経験なし ○宿泊経験あり まずはトップクラス ○ザ・ブセナテラス http://www.terrace.co.jp/busena/ →沖縄最高のリゾートホテル。つまり日本一のリゾートホテル。2000年の沖縄サミットの会場。プライベートビーチは何度か使ったことがありますが、ホテルに泊まったことはありませんでした。が、4月にようやく泊まることが出来ました。最高の一言ですね、もう他には泊まれないかも・・・。 ■カヌチャベイ ホテル&ヴィラズ http://www.kanucha.co.jp/ →珍しく東海岸にあります。大人の静かな隠れ家的なホテル。ここが最高だという評判も多いですね。 ■沖縄マリオットリゾート&スパ http://www.okinawa-marriott.com/ →かりゆしビーチリゾートの隣(山向こう)に2005年に出来たホテル。かりゆしが作りすぐにマリオットへ売却。プライベートビーチはかりゆしビーチを共同使用。値段はトップクラスですが、ビーチまで徒歩10分以上というのはいかがなものかしら?施設は最新だけあって素晴らしいと評判です。 ○ザ・ナハテラス那覇市内にあるブセナリゾートの系列ホテル。市内なのでビーチリゾートではありませんが、間違いなく那覇で最高のホテルです。国際通りまで歩いていけるギリギリの範囲内ですが、せっかくなのでタクシーを使いましょうね。ワンメーターですから。続いて高級リゾートホテルクラス ○ホテル日航アリビラ http://www.alivila.co.jp/index.html →嘉手納基地の割とそばにあります。プライベートビーチも綺麗ですし立地も便利。沖縄のJAL系では最高級だけあって、設備もいいです。地元タクシーの評判はブセナよりいいこともあります。 ○ルネッサンスリゾート オキナワ http://www.renaissance-okinawa.com/ →恩納村なので観光拠点として便利です。驚くべきことにプライベートビーチにイルカが飼われています。さらに沖縄では珍しい山田温泉を買収しました(ただし別料金)。 ○万座ビーチホテル http://www.anamanza.co.jp/ →万座毛から見えるホテルがこれです。沖縄ANA系で最高級だけあって広いです。古いですがまだまだ十分綺麗。プライベートビーチも広くて綺麗ですし、ここにしとけば沖縄に行ったんだなぁと満足出来るホテルです。 ○リザンシーパークホテル谷茶ベイ http://www.rizzan.co.jp/ →本島中央にあるので、観光には便利な立地(ムーンビーチ付近は夜でも賑やかなので恩納村のホテルは夜のドライブも楽しいです)。ちょっと古いですが十分綺麗。プライベートビーチが広いし、眺めも最高。不当に安い感じがしていますのでお得。 ○JALプライベートリゾートオクマ http://www.jalokuma.co.jp/ →ヴィラ形式で静かに過ごせますが圧倒的に不便な場所にあります。 ○ラグナガーデンホテル http://www.jalokuma.co.jp/ →那覇に近く南部観光しやすい立地ですね。確かプライベートビーチがないので冬場の拠点ならという感じでしょうか。 ○サンマリーナホテル http://www.ishinhotels.com/sunmarina-hotel/jp/ →本島中央にあるので、観光には便利です。プライベートビーチも綺麗。このホテルが「あぁ、リゾートホテルに来たな」って満足できる一応の基準になると思われます。 ○ホテルムーンビーチ http://www.moonbeach.co.jp/ →本島中央にあるので、観光には便利です。古いのでちょっとだけ暗い感じが否めません。プライベートビーチという雰囲気がないのも・・・(人が多く集まる場所にありすぎるのでしょうか)。 ○沖縄残波岬ロイヤルホテル http://www.daiwaresort.co.jp/okinawa/index.html →残波岬にあります。ひたすら寂しい立地です。プライベートビーチも狭めです。とにかく寂しいです(笑)。設備は良いので静かに過ごしたい方には? ■ザ・ビーチタワーオキナワ http://www.hotespa.net/hotels/okinawa/ →アメリカンビレッジにあるホテルです。よく知りません。 ○かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ http://www.kariyushi.co.jp/beach/index.html →とにかく広いです。プライベートビーチ自体も綺麗で広いのですが、そこまで徒歩15分程。シャトルバスがあるけど、ちょっと。選ぶ理由は値段が安いことでしょうか。 最後はシティホテル含む小型リゾートホテル ■ロワジールホテルオキナワ http://www.loisir.co.jp/pages/index2.html →那覇にある高級シティホテル。国際通りまで遠いのが欠点ですね。 ■ココガーデンリゾートオキナワ http://www.cocogarden.com/ →珍しく東海岸にあります。コテージ型式。 ○かりゆしアーバンリゾート・ナハ http://www.kariyushi.co.jp/urban/index.html →那覇の泊港にあります。「とまりん」のビルの上部という感じ?のシティホテルです。国際通りに出るにはちょっと遠いですが、潜水艦とまりんには便利(まだあるのでしょうか?)。 ○ホテルマハイナウェルネスリゾート http://www.mahaina.co.jp/ →美ら海水族館のある海洋博公園のほぼ向かい。観光の拠点にするにはちょっと不便な立地です。建物が古いしプライベートビーチも(たぶん)ないような覚えが?建物の作りがコの字型で海に向かっていない部屋もあり、オーシャンビューは期待薄かもしれません。 ■沖縄ロイヤルビューホテル http://www.royalview.com/top.html →美ら海水族館のある海洋博公園のちょっと先です。観光の拠点には不便ですね。マハイナよりは綺麗っぽいし、エメラルドビーチが近いぶんいいかもしれませんが。 ○ホテル日航那覇グランドキャッスル http://www.hotelnikkonaha.co.jp/ →首里城の近く。那覇の観光に便利そうで実は不便です。山の上ですから。 ○ホテルみゆきビーチ(本館) ○みゆきビーチアネックス ○みゆきハマバルリゾート http://www.hotel-miyuki.jp/miyuki_bech/index.html →みゆきグループまとめて。恩納村なので立地は便利です。今となっては修学旅行向けの古くて小さめのリゾートホテルという印象は否めません。プライベートビーチは綺麗です。 ■サザンリンクス http://www.southern-links.co.jp/hotel/index.html →知りません。 ○リゾートホテルベルパライソ http://www.belparaiso.jp/ →本部半島にありますがかなり遠く不便です。そして小さく古いです。プライベートビーチは本当に超綺麗なのですが。 ○恩納マリンビューパレス http://www.shj.kanehide.co.jp/mvp/top.html →ムーンビーチのソバにあるので観光拠点としては便利です。ただしビーチに面していないのでリゾートホテルって雰囲気ではありません。 ■喜瀬ビーチパレス http://www.kise-beachpalace.jp/top.html →観光には便利な立地ですね。ネットで調べると最安値だったりします。 ○ゆがふいん備瀬 http://www.bise.jp/ →マハイナ系列のコンドミニアム。美ら海水族館そばなので、観光拠点にするには不便です。静か。ビーチは海洋博公園のエメラルドビーチを。 ○沖縄都ホテル http://www.miyakohotels.ne.jp/okinawa/ →首里城そば。山の上。不便です。 ○コスタビスタ沖縄 http://www.costavista.jp/ →東海岸、というか中部。海から遠く静かですが、リゾートという雰囲気ではないです。設備は綺麗です。 ○南西観光ホテル http://nansei-kanko.com/ →国際通りのはじっこ牧志駅前にあります。旅行の最終日、おみやげを買ったり公設市場を歩いたりする観光には超便利ですね。ただし普通に古いビジネスホテルです。レンタカーの場合はどうすれば良いのでしょう? ■JALシティ那覇 http://naha.jalcity.co.jp/ →国際通り中央にあります。南西ホテルより綺麗ですが値段は高くなります。同じくレンタカーでは泊まりたくないですね。 ○エッカホテル沖縄 http://www.ekka-hotel.jp/ →国際通りまですぐのビジネスホテル。古いです。 ○ウェルサンピア沖縄 http://www.kjp.or.jp/hp_54/ →悪名高き厚生年金保険施設。リゾートホテルと呼ぶのも躊躇したくなる南部の山奥にあります。
2007.02.26
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昔は現像代のみで無料同時プリントというのが流行った時期がありましたが、デジカメ時代ではもっとビジネスライクな無料プリントがあるのですね。これは昨年11月頃に話題になっていたようですが、私はさきほど初めて知りました。■プリアこのサービスは一言で書くと「写真に広告が一緒にプリントされちゃうけど、値段は無料なのよ」 というものです。とゆーわけで早速注文してみました。 手順としては(1)メルアド、住所、氏名等を登録する私は、こういった登録の際には、名前の一部をひらがなにしてます。で、その後知らない企業からDMが届いた時に、名前の一部がひらがなになっていたりするのを見ると「あー、あそこの会社、情報売ってるな・・・」と分かったりします(笑)。(2)写真をアップロードする 容量は2Gまでしかありませんので、最近のデジカメだとちょっと辛いかもしれませんね。試していないのですが、この2Gというのは、例えば一度プリント注文したものは削除してやれば、無限に使い続けられるものなのかしら?それなら便利ですけど。(3)プリントする写真を30枚選ぶ 30枚にしないと注文できませんので、30枚もないよという場合は、1枚の写真を複数焼き増し注文してあげればよいわけです。(4)広告を15社選ぶ どのくらいの広告企業があるのか分かりませんが、今回試したところ20社ほどリストにあったように思います。このタイミングで、ロゴタイプの確認などが出来ますので、あまり派手なロゴであったり、写真に合わない会社はリストから外すことが出来て便利です。(5)ランダムで広告が配置される 30枚の写真に対して15社の広告が振り分けられます。各社、ハーフタイプとロゴタイプの各1枚ずつですね。これは、全部をロゴタイプにしたり、全部ハーフでということは出来ないようです。また、振り分けがランダムなので、「この会社のロゴは他の写真に入れて欲しいなぁ」という場合にはちょっと困ります。(やり直せば良いですが、それも面倒です。)※詳しく見ていないので、もしかすると選択できるのかも?■追記 各写真毎に広告を選ぶことが出来るようです。これならいいですね!(6)送付先を選ぶ 登録住所以外も選べますが、個人情報なので人様の住所を勝手に登録できませんよね。しかし、送料も無料というのはすごいと思います。手順はこんな感じです。実際にやってみるとわかりますが、非常に単純で分かりやすいユーザーインターフェースになっているので簡単です。1週間ほどで写真が届くようですので楽しみですね。
2007.02.03
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登下校時の児童の安全を守るシステムが続々と登場しています。昨年の岩手日日新聞サイトの記事を読んでみると仕組みは次のようになっています。(1)児童が住基カードを持って登校する。(2)教室(なのかしら?)にある端末に住基カードを置く。(3)自分で暗証番号を入力する。(4)その後、さらに静脈認証装置に手を載せる。(5)画面表示を確認してエンターキーを押す。(6)自動的に保護者にメールが送信される。住基カードの他に静脈認証装置も使って、2度本人確認を行うところがミソらしく、これによって「二重の本人確認でなりすましを防止する狙い」らしいですね。へぇー。■岩手日日新聞の記事また、二重認証をしていない例では宮崎県のものがあるようです。■宮崎県の例こちらは住基カードのみの仕組みですが、サイトを見ると、ランドセルにぶら下げたカードの写真まで出ています。「え、住基カードをランドセルにぶら下げて登下校するの!?」と思う人はこのシステムを考えた人にはいなかったのでしょうか?もちろんカードから個人情報を引き出すにはパスワードが必要ですが、それでも「住基カードを強奪するために生徒に忍び寄る人々」が出てきそうで不安です。だいたい、ランドセルって登校したら帰りまでは机の横に放置ですから学校内に入れる人なら簡単に盗難出来てしまいます。そんな悪意のある人ならパスワードだって、生徒が入力するところを盗み見することが出来ますよねぇ・・・。ぶっちゃけこのシステムで得られる結果というのは「(本人が装置を通過した)登下校時刻が管理出来る」という点くらいです。これなら、いちいち住基カードなんて使わずに担任の先生が朝の出席と帰りのHR時に本人確認した時に、「保護者へメール送信」だけで済むと思うのですが。まぁ、朝練習だとか放課後のクラブ活動などもあるわけで、そんな場合には担任による一斉確認が出来ないというのはありましょうが、それは各クラブの顧問などが管理すれば良いだけの話で、そこまで教師が管理するのは面倒だというのならそれまでですが・・・。登下校の安全っていうのは、ぶっちゃけ「学校に入るまで」と「学校を出た後」の問題ですので、学校に入った時刻と学校を出た時間が分かって一番嬉しいのは「既に学校の管理下を離れた時間に起きた事件なので管理責任がないですなぁ、遺憾ではありますが」と言える人々なのではないかなんて邪推したりする人たちもいそうです。こういう新しい仕組みというのは、なんかよく分からないけど安心感があったりするものなので、それによって「安心しちゃって、考えれば出来たであろう対策もやらなくなる」ということにもなりかねません。ぜひそうならないように、様々な議論を重ねて慎重に運用して頂きたいと思います。※記事の中にも「保護者による見守り隊活動などと合わせ・・」と記載されていますので、これらの町ではそんな危惧は不要なのかもしれませんけど。
2007.01.21
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某記事によると、ホワイトカラーエグゼンプション、結局選挙対策のため見送りになりそうですね。いつものことですが法案の必要性の可否を考える基準に、選挙に勝てるかどうかという判断があるうちはまともな法案は作れませんね。防衛省とか教育基本法とかはいつの間にか・・・以下略。記事はここです。■毎日新聞ニュース
2007.01.16
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ここのところ、趣味のブログと化していました。たまには真面目な話題も書かないといけませんね(笑)。というわけで、最近の相談でもっとも多い「ホワイトカラーエグゼンプション」についてちょっとだけ書いておきます。1日1回は必ずこの質問を受けます。まず「ホワイトカラーエグゼンプション」とはなにか?ですがホワイトカラー=事務職エグゼンプション=除外ですので、「事務職を除外する」という意味です。何から除外するのか?が重要なのですが、簡単に言ってしまうと「労働基準法における労働時間制限(=労働者を保護する為のもの)」から除外するということです。「労働者を保護する為の仕組みから、事務職を除外してしまえ!」というのはつまり「事務職の労働者は(ある一面において)法律で保護しないよ!」と言っているのに等しいわけですので、今世間が騒いでいるわけです。特にマスコミは大衆の味方路線を狙いますので、ここは煽れるだけ煽っておこうという感じがミエミエです(笑)。というわけで、言葉の意味は分かりました。週刊誌風に書くと「事務職から残業代が消える!」というルールです。これが本当なら、大変な法律の改悪と言えましょう。ですが、ちょっと冷静に現在の状況を考えると、現在でも「事務職で残業代が合法的に出ていない労働者」という層が存在しています。よくこんな話を聞きませんか?カボチャ「俺さぁ、今度係長に昇進したから残業代なくなるんだよね。手取りは下がっちゃうよ・・・とほほ」聞きますよね。これって、現在の法律でも認められているルールなんです。誤解を恐れず週刊誌風に書くと「管理監督者には残業代は払わなくて良いよ!」というルールです。もっとも「管理監督者」ってどういう人を指すのか?という点が難しく、本当は「管理監督者」には当たらないのに、会社が残業代を支払うのが嫌で無理矢理「カボチャ君は明日から管理監督者だから、残業代はなしだ!」と言ってしまっているケースが多いという問題点も見られます。ちょっと曖昧なんですよね(本当はそれほど曖昧ではないのですが、曖昧に取ってしまう傾向にあります)。という現在の状況を見た上で、今回の「ホワイトカラーエグゼンプション」に話を戻します。■現状管理監督者=残業代が支払われない一般の事務職=残業代が支払われる■ホワイトカラーエグゼンプション管理監督者=今まで通り残業代が支払われない一般の事務職=こっちも残業代が支払われない週刊誌「このような状況になってしまうのではないか!大変だ!」と騒いでいるわけです。しかし、昨年末の厚生労働省の考え方では■ホワイトカラーエグゼンプション管理監督者=今まで通り残業代が支払われない一般の事務職(年収800万以上)=残業代が支払われない一般の事務職(年収少ない人)=残業代が支払われるというものでした。※実際の発表資料では「相当程度高い」という表現でお茶を濁していますが、800~1000万を想定しているということが言われてきました。年収が800万もあるような(管理監督者ではない)一般の事務職がいるか?というと、いないでしょう。ですから、現在とそれほど大きな違いはないんです。ただし、厚生労働省ではなく、経団連の案ではこうなります。■ホワイトカラーエグゼンプション管理監督者=今まで通り残業代が支払われない一般の事務職(年収400万以上)=残業代が支払われない一般の事務職(年収少ない人)=残業代が支払われるどうでしょう?400万というと、今までは残業代が出ていた一般の事務職の人々も多数出てくることでしょう。こうなってしまうと、週刊誌などが騒いでいるように「事務職から残業代が消える日!!」なんていう表現もあながちオーバーではありません。ですので、責めるなら「厚生労働省」よりも「経団連」ということになりますね。というわけで、ホワイトカラーエグゼンプションについての記事を読むときは、それが適用になる事務職の年収がいくらなのか?ということに注意して読んでみて下さい。私見でしかありませんが、私は1000万以上のホワイトカラーにこの制度を適用するという案には賛成しています。というのは、ホワイトカラー=事務職と簡単に言ってしまうところに、この制度の本質を見誤ってしまう原因があると思っているからです。ここまで事務職と書いてきておいて、今更かもしれませんが、この制度が目的としているホワイトカラーは、一般的に事務をしている総務部や経理部の事務職の人たちを指すというよりは、・マーケット調査をする専門家・デザイナー・様々なクリエイターなどなどの、知的専門業務を行うホワイトカラーをターゲットにしているのだと思います。このような専門家達は、一般の事務職のように8時間働いたから一定の成果が上がるというものでもありません。喫茶店でボーっとしていることで良いアイディアが生まれるかもしれませんしね。もともと時間管理をする必要がそれほどない職務なのです。ですから、このような職務の人たちに今まで通り「8時間を超えたら残業代を支払う」という法律を適用するというのは、ちょっとナンセンスなのだと思うのです。そしてこのような専門家達は総じて年収が高い傾向にありますし、彼らには部下がいないことが多いですから管理監督者には当てはまりません。ですから、このような年収が一定以上の人たちで管理監督者ではない人たちにホワイトカラーエグゼンプションの制度を適用することは問題ないのではないかと思っています。※もちろん、その運用に当たっては、労働者のモチベーションの維持を考えてのきめ細かい配慮が必要になることは言うまでもありません。時間管理をしないという大前提が必要ですよ。参考資料■18年12月28日労働政策審議会(72回)労働契約法制及び労働時間法制の在り方について(案)■経団連の案「ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言」長くなりましたが、以上です。
2007.01.13
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上陸公開が本格的に始まるようですね。 ■マイタウン長崎記事 計画を箇条書き引用ししてみます。(そして基本的には反対のスタンスでコメントも) (1)既存の桟橋を船舶が接岸できるように改修。 これは今でも定期的に改修の行われている箇所ですし、どの程度の規模の桟橋になるのかが気になる程度です。 (2)岸壁近くには数百メートルの遊歩道も設ける。 この距離だと居留地側のみと思われるますが、遊歩道を作るとするとまぁ無難でしょうか。上陸してから1時間程度、ガイドの説明と自由見学の往復にするのでしょうね。ガイドの数を多めにして、しかも多少屈強な若者をガイドに入れておかないと、絶対に遊歩道を外れる不届き者が続出するでしょうね。寺社などで三脚禁止の場所へズカズカ入り込み苔を踏みつぶして桜などを撮影する不届きな中高年者たち(カメラ趣味)をよく見かけますが、あの程度の意識の観光客は上陸禁止ということで!あと間違っても仮設トイレや売店などは設置しないで欲しいです(笑)。 (3)廃虚となっている高層住宅群については、補修などはしない予定。 完全補修して住めるようにして軍艦島ニュータウン(公団)になっちゃえばいいじゃない!(笑)是非住みたいと思う人は・・・いませんね。(4)建物周辺は、がれきなどの崩落の危険があることから立ち入りを規制。 崩落の危険があるって認識はあるんですね。 (5)遊歩道も約50メートル離れた場所に整備。 崩落時に50mで安全かというと、それは違うと思います。たぶんこの数字は、建物から岸壁までその程度しか幅がないために、仕方なく出た数字なんでしょうけど、崩落ならまだしも、崩壊したら大惨事。てゆーか50mじゃ、上の「建物周辺は立ち入り規制」、の建物周辺に当たるんじゃないでしょうか・・・腐っても高層ビルなんですが。 (6)予算は数億円に上る見込み。 この微妙に予算に組み込める金額がいけなかった!私的には ・周遊船を増発するだけ。 ・私の参加したさるく博ツアーみたいな勉強形式のものがあれば、それが一番。という感じがします。「上陸してみたいなぁ・・・」ってウズウズ思わせといた方がいいですよ(笑)。■長崎軍艦島ツアーの様子
2007.01.08
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ここ最近急にペンづいてきているのですが、こういう流れの時は勝手にペンが手元にやってくるものです(不思議)。今日は友人のペンEE-3を預かってきました。正面。へこみなどもなく、革も破れていたりせずきれいなものです。背面。ペンに多い、プラ部分の破損もなく、丁寧に使われていた(あるいは使ってない・笑)と思われます。この固体はずいぶん昔から家に転がっていたもののようで、レンズがかびていたり、モルトが腐敗していたりしていますが、色々な人の手に渡っていない分、なんとか動くのではないかと期待しつつ。ですが、渡されたときに簡単にチェックしてみると・絞りは動いている。が・シャッターがおかしい。という状態でした。バルブになる場合もあり、2分の1秒程度のスピードで切れる場合もあり。切れない場合もあるといった具合。EE-3は1/40 or 1/200の二速切り替えですから、バルブだったり1/2だったりというのはありえません。ぶっちゃけ理由はまったく分かりませんが、手元にあるジャンクEE-3の動くシャッターユニットと交換してしまってもいいかなと思い、分解してみることにしました。まずは裏蓋を開けます。モルトは完全に腐敗していますが、きれいな残りかたをしているので、問題なしです。後で交換します。軍艦部を外すため、巻き戻しレバーを外します。汚いので各部品をベンジンで洗浄しました。軍艦部を外すと・・・ホコリだらけです。ブロアーでそっと吹いてから、綿棒で軽く掃除をしました。さて、レンズはどうでしょう。はい、カビカビ&ホコリだらけです(笑)。後ほど外して洗います。では、ファインダーはどうでしょう。はい、こちらも同様です(笑)。後ほど外して洗います。さて、まずはズイコーレンズの刻印のあるプラ部品をカニ目を回して外してから、下の画像のようにレンズとセレン部分を外します(順不同)。外したレンズ(前玉)はカビ落としがないので、とりあえずレンズクリーナーで洗浄しました。カビの菌床は根が深いので、この位ではまた発生する可能性が高いですが、とりあえずはこれで。で、セレン部を外すと、少しシャッターユニット等が顔を出します。ここも軽くブロアーを吹いて清掃します。この段階で、セレン露出計のチェックを行います。暗い状態では、センサー棒がこの位置にいます。次に、携帯電話のカメラのストロボ?をセレンに当てると・・・センサー棒が少し左に動きました。画像はありませんがもっと明るい蛍光灯に近づけるとぐぐっと左に振れましたので、セレン露出計は生きていると思われます。さて、セレンが生きていてもシャッターが動かないのでは仕方ありません。もう少し分解するために革を外します。おっと・・・画像右側のネジが一本なくなっています。革が貼ってある場所なので、このネジが自然に落ちてなくなるというのは考えられません。ということはもしかすると革を外したことがあるということですね。持ち主さんがそんなことをしたとはとても思えませんが、ネジがないというのは・・・それとも中古で購入したものだったのかも?とりあえず、ここが1本なくても問題ないので、そのまま進みます。4本(3本)のネジを外し、前面両サイドのパーツを外します。画像左側のパーツはストロボ接点のリード線が繋がっているので切らないように注意。この状態でシャッターの確認をしてみましたが、やはりバルブ・1/2程度のスローシャッターになってしまいます。各部の動きを見ても、私にはまったく分かりません(汗)。仕方ないので、シャッターユニット等を本体から外しましょう。裏蓋を開けて、4本のネジを外すとユニットごと外れます。で、次の画像がユニットが外れた本体。ホコリがたまっているので、ちょこっと清掃。で、次の画像がシャッター絞りユニット(ファインダー付き)。3本のネジを外して、ここからさらに絞りユニットを外します。次の画像は絞りユニットを外す前の状態の裏側です。で、シャッターユニットから絞りユニットを外すと、次の画像のように金ぴかのスペーサーが2枚ポロリと落ちるので、これも綺麗に洗浄しました。ここで、シャッターユニットを確認する前に、シャッターの上についているファインダー部を清掃することにします。3枚のガラスレンズが入っていますが、前後のレンズは外せましたので、レンズクリーナーでしっかり洗浄。中央のレンズは外せなかったので、ブロアーでまわりを吹いてから、軽くクリーナーで洗浄。視線入力側の一枚には、黒い額縁のような部品があるので、折らないように注意(次の画像)。さて、ファインダー部分を洗浄してさっぱりしたところで、次は絞りユニットに付属するレンズ(後玉)のかびを洗浄します。カニ目を回して、分離します。絞りは動いているのでこれ以上はいじらず、ブロアーで内部に付着していた細かいゴミだけ吹きました。そして、レンズクリーナーで後玉を綺麗に洗浄。さて、これでかびに関しては終了。いよいよシャッター部分のチェックです。この先は画像がありませんが、1時間ほどあーでもないこーでもないと動かし、分からないので1台のジャンクEE-3(シャッター動くやつ)を同じ状態に分解し、違いを調べてみたものの、やはりわからず・・・。むきゃー!とあきらめそうになった瞬間、動くようになりました。なぜかシャッタースピードが速くなっていたのです。2段階の自動調節も生きています。おー神様!ありがとうございます!ちょっと遅れたクリスマスプレゼントだったのかもしれません。あ、じゃあ神じゃなくてサンタさんですね(笑)。というわけで、無事に可動するようになったので、あとは組上げです。最後に腐食したモルトを根気よく落とし、新しいものに張り替えました。今回の固体は友人のカメラ。あまりいいかげんな作業は出来ませんでしたので、一つ一つの部品を綺麗にすることだけを心がけた感じでしたね。このカメラ、これを機会に再び使ってくれるようになったら、なんだかうれしいですね。まぁその前に早めに試写をして、写ることが確認出来たらの話ですが・・・。
2006.12.28
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コメントをいただいたページに紹介されていた面白いサイトを紹介いたします。私の人生で、佐賀の色が変わることがあるのだろうか?とちょっと思います(笑)。■生涯経県値
2006.12.27
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先日ジャンク市で500円で購入したオリンパスペンEE-3ですが、簡単にチェックしたところ・セレン露出計が死んでいる・絞り羽がまったく動かないという状態でした。この場合でも、シャッターは切れるので現在動かない状態の絞り値が16位と見て、シャッタースピード40分の1 & 絞り16のみ使えるマニュアルカメラとして使うことも可能です。感度400のフィルムを入れておけば、少し雲の出ているような日中でしたら問題なく写るでしょう。ですが、せっかくのジャンク品500円カメラですので、ちょっと分解してみたいと思います。まずは軍艦部を外します。おっと、EE-Sと違ってストロボ接点のコードが繋がっているので、気をつけましょう!完全には分離出来ません。分離したい人はハンダこてを使って外して下さいね。さて、軍艦部分は実はどうでもよくて。絞りユニットにたどり着きたいわけですので、まずはセレン周辺部分を外していきます。まず、下の画像右側のオリンパスズイコーレンズの刻印のあるレンズ周辺部分を反時計回しに回して外します。しかし、この固体にはカニ目の穴がなかったので、ゴム版などを使用して回すしかありません。(ちなみに同時に購入した後期型の固体にはカニ目の穴が開けられていました)私は輪ゴムを指に巻き付けて、えいやっと回しました(笑)。そしてカニ目の穴がしっかりついているレンズもついでに外します。次はレンズ絞りユニットを丸ごと外します下の画像にある3本のビスを外すと簡単にユニットは外れます。ユニットが外れると下の画像のように、本体シャッター羽部分が登場しますが、今回は放っておきます。動いているようなので。さて、外したレンズ絞りユニットの表側。そして裏側。裏側にあるカニ目を反時計回しに回して外すと、ようやく絞り羽部分が見えてきます。3本のビスを外して、絞り羽ユニットを上に引き抜きます。(下の画像左の3本のビスで止まっている板をごそっと上に引き抜く)この時、3本のビスには板の下側にスペーサーが組み込んであるので、それをなくさないように注意します。このスペーサーの厚さがないと、絞り羽は圧着されてしまい動きませんから一個でもなくしてしまうともうどうすることも出来ません。さて、この状態でレバーをカチャカチャ動かしてみるものの、全然動きません。絞り羽は板に留めてあり外せない構造になっていますので、これ以上の分解は私には出来ません。そこで、そうっと絞り羽をマイナスドライバーでめくり上げてみると、隙間に消しゴムのカスのようなゴミがちょこんとのっていました。これか!と思い、それを取り除いてやると・・・見事にスイスイと絞りが動くようになりました。おそらくゴミが侵入して、絞りを押さえつけてしまっていたんですねー。で、あとは組み上げるだけです。というわけで、絞りが動くようになったのでシャッタースピード40分の1絞り3.5~22まで自由に設定可能というマニュアルカメラの完成です。これならもうどこで撮影しても問題ありません。というわけで、めでたしめでたし!と組み上げていく途中であることに気がつきました。「あれ?セレンのセンサー棒が動いている・・・」なんでだか分かりませんが、セレンも生き返ったようです(笑)。(いじってる最中にどこかのコードの接点がくっついたのかも?)ためしに組み上げ後、自動露出が動くか試したところ問題なく動いていました!これは嬉しい!500円のカメラが元の状態にたぶん戻りました。というわけで、今度試し撮りをしてみたいと思います。
2006.12.24
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今日は都内でジャンクカメラワゴンを覗いてみました。オリンパスペンのEE-3が2台で1000円という破格値だったので、部品取りでも十分安いなと思って、ノーチェックで買ってきました(迷ってると他のお客さんに買われてしまうので)。ジャンクと言っても、フィルムがしっかりと巻き上げられてシャッターが切れればなんらかの像は写ります。※ちなみに中古カメラ店でむやみにシャッターを切りまくるのはマナー違反だと思います。ただでさえ調子の良くない中古カメラがどんどん摩耗してしまいます。しっかりとチェックするという気構えで、一回一回丁寧にシャッターを切りたいものです。ということで、家に帰る途中の車内で簡単にチェック。以下 OlympusPEN EE-3 簡単チェック手順EE-3は自動露出制御のカメラですので、まずは露出制御が動いているかどうかを確認します。(1)露出計であるセレン(レンズのまわりのキラキラしてる部分)を服に押しつけます(覆い隠すってことです)。(2)そのままシャッターを押してみます。(3)ファインダーに赤い警告が出て(赤ベロと呼ばれています)シャッターが切れないならば、第一段階クリアです。これで、「露出不足の場合はシャッターが切れない」という機能が働いていることが確認出来ます。次に(1)感度を400に設定します(この時代のカメラはISOではなくASA表記です)。(2)レンズを明るい方へ向けます(明るい電灯や、日中の外など)。太陽など明るすぎるものはNG。(3)シャッターを押してみます。(4)シャッターがカシャンと切れれば、第2段階クリアです。これで、「撮影に必要な明るさがある場合はシャッターが切れる」という機能が働いていることが確認出来ます。 この2つのチェックがすめば、露出が正確かどうかは別として、一応露出制御が動いていてシャッターが切れることが確認出来ますので、とりあえず撮影は出来ると思って問題ないでしょう。もっとも絞りがちゃんと動いてくれなければ、限りなく真っ白に近かったり真っ黒だったりする可能性はあるわけですが・・。というわけで、絞りが動くかどうかの確認もしてみます。ASAリングをぐるっと回すと、オレンジ色の絞り数字を設定できますので・・・(1)絞りを3.5に設定します。(2)裏蓋を開けておきます。(3)シャッターを切ります。(4)シャッターを切った瞬間、絞りが大きく開いていることを確認します。これで、解放絞りは使えることが確認出来ました。(1)絞りを22に設定します。(2)裏蓋を開けておきます。(3)シャッターを切ります。(4)シャッターを切った瞬間、絞りが最小になっていることを確認します。これでしっかり絞られていることを確認出来ました。心配なら途中の数字に設定して、絞りがその中間の広さになっているかの確認をすれば、絞りが固着している心配はありません。というわけで、今回手に入れたジャンク品のオリンパスペンEE-3の2台のチェック結果です。■一台目 No.3792736・セレン露出計死亡・絞り固着■二台目 No.6588059・セレン露出計死亡・絞り固着※ちなみにこちらの固体はシャッターボタンが黒いんです。これは仕様変更なのか前の所有者が変えたのか。とりあえず2台とも分解してみないことにはどうにもなりませんね。ちょっと時間が出来たら分解してみます。
2006.12.23
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先日までにアップしたジャンクカメラの分解記事ですが、「修理」という言葉を使っていた箇所があったために、実際に故障したカメラをお持ちの方からご連絡が何通か来ました。私の行った作業は、本来の修理ではありません。どちらかというと「壊す」作業です。ですので、「修理」と言う言葉を使ってしまったのは不適切であり、ここでお詫びと訂正をさせていただきます。修理ではなく破壊です。(元の機能を修復したわけではなく、元の機能を使えなくした上で、おもちゃのようなカメラに様変わりさせたわけですから。)私にとって「使えないもの」を「使えるようにした」という気持ちから簡単に「修理」という言葉を使ってしまいました。反省しております。というわけで、過去の記事の先頭に下記のコメントを載せておきました。この記事は修理ではありません。(絶対に真似しないで下さい。責任をとれません。)
2006.12.22
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この記事は修理ではありません。(絶対に真似しないで下さい。責任をとれません。)先日直したジャンクカメラのOLYMPUSPEN-EESですが、試し撮りをしていたら途中でシャッターが戻らなくなりました・・・orz。20枚ほど撮ったところで、にっちもさっちも行かなくなったので、とりあえずそのフィルムは巻き戻し、もう一度カメラを開けてみました。「この前セロテープで止めてたところがはがれちゃったのかなぁやっぱり。」なんて思って開けたところ、予想外にセロテープの箇所は問題なし。そして、色々な箇所をつっついたり引っ張ったりしていたら、とりあえずシャッターが切れるようになりました。で、20回ほどシャッターを切ったところで、また動かなくなる。その繰り返し。なんで20回でシャッターが動かなくなるのでしょう?私にはまったくわかりません。シャア「ジャンクだからさ・・・」そんな声も聞こえてきそうですが、置いといて。前回は触らなかったシャッター部をちょっと分解してみることに。本体裏側の4本のマイナスネジを外すと、レンズ・シャッター・ファインダー・露出計のユニットがごそっと外れます。本体表側はこんな感じです。(偽革をはがしたので、両面テープが汚いですね)次に、ユニットからレンズ部分を外しましょう。3本のネジで留まっています。はい取れました。下の写真左側の絞りを見てみると、だらしなく半開きで止まってしまっているのがわかりますね。20回シャッターを切るとこの状態になってしまうんです・・・。この状態だけでもシャッターを切ることは出来ますので、色々な部品を引っ張ったりつっついたりして、とりあえず動くようにしつつ、何度もトライ。しかしどの部品もしっかり動いているんです。で、唐突に20数回で止まる・・・。何が原因なのかさっぱりです。シャッターの可動部分には問題がないのかもしれません。仕方ないので、シャッター羽自体に問題があるのかも?(でも20数回という定期的に悪くなるというのは考えづらいですが)さらに奥地へ突入します。3本のネジで、さらに二つに分離させます。上記→の先にある半分隠れたネジは、上に覆い被さっているファインダー部(露出計部)を回転させるか外してしまわないと、緩めることが出来ないと思います(たぶん)。で、分離成功。2枚のシャッター羽が登場です。錆びてます・・・凸凹です。これはちゃんと動くはずがないなぁと、とりあえず、シャッター羽を外して洗浄。錆はマイナスドライバーで削り落とすという荒技で。(予想外に傷も付かず問題なしでした。)2枚のシャッター羽を元通りに組み直し、シャッターユニットを元に戻します。そして、シャッターが心なし前よりスムーズに動くようになったなぁなんて思いながらテスト。1回2回3回・・・・・・・・・15回・・・・・・・・・20回!よし、がんばれ!21回22回23回24回目で止まりました・・・orz。ぎゃぼー!その後1時間、あーでもないこーでもないとシャッターを押し続け、20数回目で止まる時のいつもとは違う動きをする場所を探しました。で、見つけました。この軸の動きが違う!ここはシャッターチャージする時と、切れて解放される時にくるっと回ります(一瞬なので何回転してるかは不明)。そして、いつもは切れ込みが垂直になる位置で止まります。これが、20数回目で止まってしまう時だけ、違う位置で止まっていました。斜めに。しかし、この軸を外す術が分からなかったので、内部のおそらくバネ?がどうなっているかとか調べることは出来ませんでした。そこで、この軸に注油してやってみると・・・直っちゃいました!いつまで持つか分かりませんが、とりあえずは問題なししょう。
2006.12.10
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この記事は修理ではありません。(絶対に真似しないで下さい。責任をとれません。)先日のオリンパスペンEES、フィルムを一本試し撮りしたところ、露出がめちゃくちゃでした。(ジャンク品ですので、仕方ありません。)が、気になるので少しだけチェックを。露出がおかしいということなので、絞りとシャッターを確認。(1)絞り2.8-22までありますが、全てしっかりと可動しています。(2)シャッターEESは1/30と1/250の自動二段階切り替え式ですが、音を聞く限り、早いのと遅いのとありますので、精度的にどうかは不明ですが、低速・高速の機能は生きています。絞りもシャッターも動くということは、その組み合わせが不正確になっているだけに思われます。このカメラは電池不要のセレン露出計を使って明るさを判断、シャッターと絞りを自動で制御するしかけになっています。従って、このセレンが死んでいるのかもしれません。でしたら、いっそのことマニュアルのカメラにしてしまえばいいのでは?と思って、ちょっと分解してみました。まず、軍艦部を外します(前回の日記参照)。ここまでだと、シャッターの動きがよくわからないため、レンズの周辺もばらしていきます。まず中心部の距離リングを外します。留めてある豆ネジ3本は、完全に外すとなくしそうなので、2回転ほど緩めるだけでOK。ちなみに精密ドライバーの0.8mmが必要なので、100円ショップの精密ドライバーセット(1.4mm)では無理でした。次にカニ目を回して、金色のリングとセレン部分をガバッと外します。セレン部は本体と二本のリード線で繋がっていますので、切らないように注意しましょう。これでシャッターの動きが少し見えるようになったので、ちょっと確認。(1)シャッター押す前(2)シャッター押したところ絞りの方はいいとして、シャッターの二段切り替えは、3枚(だったかな)の階段状の板が上に動いたときに、露出結果センサーの役目をする棒?がいる段によって、1/30と1/250のスピードを切り替える仕組みになっているようです。(2)の画像は部屋が暗い為、センサー棒が板の場所まで来ていない状態。この場合、板が一番上まで上がることになり、露出不足警告赤ベロが一緒に持ち上がり、ファインダーに登場します。しかもシャッターは切れません。では、明るくてシャッターが切れる場合には、どうなるのか?センサー棒の動きが分かるように、角度を変えて写真を撮りました。(3)少し明るい場合~セレンに携帯カメラの明かりを当ててみました。写真が撮れる明るさの場合、センサー棒が、この段まで動いてきます。この状態でシャッターを切ると、センサー棒が板の上昇を妨げるので、先ほどの露出不足警告赤ベロは上に上がってくることが出来ずに、シャッターを切ることが出来ます。(4)暗い場合~普通の部屋の中写真を撮れないほど暗くなると、センサー棒はファインダー方向へ戻っていきます。そして、1/30の段から外れてしまう状態まで暗い場合(この画像の状態)、板はセンサー棒に邪魔されず、一番上まで行ってしまいます(2の画像です)。その場合、板と一緒に赤ベロも上昇し、撮影は出来ません。(5)とても明るい場合~状況作れず写真は撮れませんでした(部屋が暗すぎて)が、センサー棒が(3)の画像よりも右に移動、板の階段の2段目まで進みます。センサー棒がこの段にいる時にシャッターを押すと、1/250のシャッターが切れることになります。さて、ここまで見てみると、明るい場合にしっかりセンサーが動いているのが分かります。なのになぜ撮った写真は露出がバラバラだったのか?原因はよくわかりませんが、このセンサー棒の動きも行ったり来たりふーらふらって感じでいまいち頼りないので、セレンが劣化して不正確に動いているのかもしれません。とにかく露出は私の場合だいたい分かりますので、マニュアルカメラにしてしまいます。ペンEESの素晴らしいところは、絞りリングがついていてマニュアルで選べるところです。ですので、一番簡単に出来るマニュアルカメラへの改造?はこの場合、1/30か1/250のどちらかに固定してしまうことです。それなら話は簡単です。センサー棒をどちらかの段の場所に固定してしまえば良いのです。そこで問題なのは一点だけ。1/30 or 1/2501/30なら暗いときでも撮れますが、ぶれる可能性があります。1/250ならぶれることはありませんが、かなり明るくないと撮れません。1分ほど悩んだ末、1/250で行くことに決めました(使いにくかったら変更すればいいのです)。なぜならマニュアルにする利点としてEESは自動モードだとIS200までしか対応していませんが、マニュアルなら関係ありません。ISO400でも800でもなんでも使えます。朝夕多少暗い場所でも、800を入れてやれば1/250でも問題ないでしょう。というわけで、1/250の場所でセンサー棒を止める方法はこのプレートに、つっかえ棒を貼る。単純明快なこの方法にしました。貼りました。セロテープで(笑)。使ったつっかえ棒は、薄くないとまずいので、机の上に落ちていた偽革(最後に登場します)の切れ端を1mmの太さに切ったものです。■追記(画像では1/30となっていますが、実際には1/250の場所に止めました。両方試したので。)これで後は組み直せば、シャッタースピード1/250固定のオリンパスペンEESの完成です。ぶっちゃけマニュアルなのでEEじゃなくなっていますが、そこはご愛敬。おまけで、ぼろぼろだった革を張り替えました。オリンパスペンが長年に渡って人気があるのは、この秀逸なデザインにも原因がありそうです。ペンのカラーはグレーと相場が決まっていますが、あえて今回ダークブラウンにしました。ペン愛好家には怒られそうですが、少し赤みのあるこの色はEF5861号機のカラーにも見えなくもないので、僕は好きです。まぁ、お遊びですから。
2006.12.08
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この記事は修理ではありません。(絶対に真似しないで下さい。責任をとれません。)ジャンク品として入手したカメラをちょこっと分解してみました。オリンパスのペンEESです。この固体、巻き戻しレバーが固くてほとんど回らない状態でしたので、とりあえず分解してみます。まずは軍艦部分を外しましょう。 最初に、巻き戻しレバーの中心部分にあるビスを外します。次に、レバーをなんとか回しながら、隠れた二本のビスを外します。すると巻き戻しレバーが外れて、下の画像のようになります。この時点で、(裏蓋は外してあるので、内側から)中心の軸を回してみると、すでにどこかに接触しているようで、ゴリゴリいいます。どうやら軸が曲がっているのか、あるいはボディがゆがんでいるのか、どちらかのようです。さて、次は反対側です。フィルムカウンターのある側は、まずカニ目ネジを外します。※カニ目とは、画像にあるように穴が二つあいているもので、そこへ同時に二本の棒をさして、同じ力を加えて回転させるネジです。専用工具が数千円から買えますが、カニ目の穴の大きさも幅もカメラによって様々で、全てに使えるわけでもないので、私はもっていません。今回は精密ドライバーのキリを二本使って、無理矢理回しました(もちろん、傷がつきます)。ここのカニ目。緩ませるためには、【右回し】でした。普通ネジは、左回しで緩むので、しばらく悩んでしまいました。とゆーか、力一杯左に回していたので、穴が大きくなってしまいました・・・orz。軍艦部を外すだけなら、次の画像の部分は外さなくてもOKですが、同じ右回しだった箇所として、一応記しておきます。さて、このようにフィルムカウンターのカニ目ネジを外すと、軍艦部分がパカっと外れました。※本当は、側面に、もう一本ビスが留めてあります。ですが、このカメラではただ穴が空いているだけ・・・。前に分解した人がなくしてしまったようですね。軍艦部分が外れると、シャッターボタンがぽろりと落ちてしまうので、なくさないように!また、組み上げるときにシャッターボタンの向きを間違えても一応動きますが、スムーズにボタンが戻らなくなるので注意しましょう。下の画像のような向きです。画像だとわかりにくいですが、実物を見ればわかると思います。ここで、懸念の巻き戻しレバーの軸をチェックしてみました。この状態では、軸がくるくるとなんの干渉もなく回ります。ということは、軸自体には問題なさそうです。軍艦部分が変形してしまっているのかもしれません。そういえば、軍艦部分がゆがんでいるような感じもします。というわけで、手でぐりぐりと力を入れてゆがみを取ってみたところ(おおざっぱですね)、軍艦部分をつけた状態でも巻き戻し軸がくるくる回るようになりました!ラッキーです。というわけで、一応カメラが使えるようになったはずです。(シャッターや絞りは問題なく可動しているようです)ついでに見てみると、ファインダー部分のモルトがはがれていますので、ここに新しいモルトを今度貼りましょう(今回はやりません)。ちなみに、慣れた方だと、5分とかからず出来てしまう作業ですが、私は手先が不器用なので、30分くらいかかりました(笑)。
2006.12.06
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年間パスポートを持っていくのを忘れた「美ら海水族館」にて。いくら世界最大(元)の大水槽とはいえ、この中を泳ぐ魚達にとっては狭すぎる世界でしょうねぇ。この水槽の前に来ると、本当の海を泳ぐ彼らの仲間の姿をいつか見てみたいなぁと思います。ダイビング怖いので潜水艦か?それじゃたぶん見えない。wさて、甚さんですが、彼は沖縄では「ミズサバ」と呼ばれています。なんで「ミズサバ」なのかというのは、ずっと疑問でした。サバなの?でかくない?って(笑)。島の方にうかがったところ「海の色をしているからじゃないか。」ということでした。サバなのかどうかはあいかわらず不明(笑)。サバっていうウチナー語があるのかも。それはともかく彼がクジラではなく、鮫=魚類である証拠としてもっとも分かりやすいのは(今更証拠なんていらないでしょうけど)、尾ビレが縦についていて、左右に振って泳ぐ姿から分かります。(クジラの場合は、尾ビレは水平なので、上下に振って泳ぎますよね。)※なんで、甚さんが魚であることを強調しているのかというと、この大水槽の前で、小さなお嬢さんが「ぱぱー、くじらおっきいねぇ!」と言っていて「あれはクジラじゃないんだよ~、さめなんだよ~」と説明するも「ぱぱー、大きいからクジラだよ~」と主張するお嬢さんに「・・・大きなさめもいるんだよ~」と言うぱぱ。「ぱぱ!さめはコッチ!」と、目の前を泳ぐネコザメ等を指さし、パパに説明するお嬢さん。「・・・」と、説明する言葉を探して悩むぱぱの姿を見たからです。なかなか難しいですよね~。私だったら、どうやって説明するかなと考えたところあさい「くじらってね、尻尾がこう縦に動かすルールがあるんだよね。さめはこう横に動くの。そうやって神様がルールを決めたんだよ。だから、この大きなジンベイさん、体はくじらみたいに大きいんだけど、尻尾を横に動かしちゃってるから、くじらの仲間に入れてもらえないんだってー。まったくせちがらい世の中だよね~。しょんぼり」というのは却下だなぁ、と思いますね。wさて、この大水槽では、15時よりジンベイザメへの餌やりショー(?)があります。実ははじめて見ました。巨大なジンベイザメが立ち泳ぎで餌を食べる(とゆーか吸い込む)姿は圧巻です。15時前になると水槽の前は超大混雑になります。(ただし、みなさんのマナーがよくて前の方の人は座っているのと、甚さんが水面(高い位置)で食事をするので、餌やりが見えないということはありません)私は横のカフェでお茶を飲みながら見ていたので、画像の通り、ぶっちゃけよくは見えなかったのですが、それでも甚さんがでっかい口を開けて泳ぐ姿を遠目に見るだけでも、大満足でした。そうそう、甚さんがクジラではない証拠として、餌を食べる際に、体の側面にあるエラから大量の海水を吐き出す姿が見られます。エラがあるんだから魚なんだよってことも言えますね。ちなみに・・・・この15時からの餌やりショーの後は、水槽が大量のサクラエビで白く濁ります。ですので、15時30分前後はあまりよく見えません!お気をつけ下さい。
2006.11.27
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守礼の門をくぐると左手に石門が見えます。 ですが、普通の観光客はそこに目を留めずに、そのまま右手に見える首里城への石畳の坂を上って行ってしまう悲しい場所でもあります。(朝夕には、この石門の前におばあさんがひざまづいてお祈りをしているので、「なんだ?」と目を留める可能性はあります。) ここは16世紀初めに作られた琉球国王の拝殿で「園比屋武御嶽」と言う場所の石門です。 ぶっちゃけ、私には読めませんでした(笑)。 「そのひやんうたき」と読むそうです。 武を「ん」と読めるなら、そのまま読めば良いわけです。沖縄には「金武」という町があり、それを「きん」と読むことを知っていてなお読めなかった僕がいるわけですけどね・・・。ちなみに、後ろに広がる森を含めて神聖な場所である御嶽になります。
2006.11.24
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23日まで沖縄へ行って来ましたので久しぶりに更新を。 首里城の石垣についてのメモ。世界遺産だと噂の首里城でありますが、こないだ復元されたばかりの首里城本殿はもちろん世界遺産ではないわけで、世界遺産なのは、城跡。つまりは石垣を主とする、城の構成自体が世界遺産なのでありますね。 しっかり見ないと見過ごすのですが、首里城の石垣はちょっと面白いです。 まずこの写真に見えるとおり、曲線美が素晴らしいのです。 城壁に曲線美が必要か?というと、答えはノーでしょう。 ですが、首里城は軍事上の城塞という観点よりも、見栄えを重視しているというその平和的余裕が素晴らしいじゃあないですか。 次に、四角い石積み。 この石積みは(たしか)切石積みといいます。有名なのは、僕の一押しのグスク「座喜味城」なのですが、首里城にも使われているのです。 このタイプの石積みは、石を切るので、捨てる部分が出てくるわけで・・・ちょっと贅沢な積み方でもあります。 あと、様々な形の石積み。 この石積みは相方積みと呼ばれています(たぶん)。これ、ほとんど石を切り出さずに、積み上げたそうです。なぜかというと、石がもったいないから。w様々な石の形を最大限有効に活用し、しかもほとんど隙間なく積み上げてここまで綺麗で優雅な城壁を築き上げた職人の技は、たぶん今はもうないでしょう(出来る職人さんがいたらすみません)。 首里城へお越しの際は、ぜひ石垣にも目を向けてみましょう。※携帯画像で失礼します。
2006.11.23
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■出島そばにて ■梅園通りにて ■梅園通りにて■梅園通りにて ■思案橋にて以上今回の長崎旅行で出会った猫のうち写真に残せたのは27匹。猫は逃げる子もいるので「見つけたら即シャッターを切る!」というスタンスで撮りました。初めて使ったオリンパスミュー720swは(たぶん)画面中央にしかピントスポットがないので、ほとんど真ん中に猫がいるという構図もなにもあったもんじゃない写真ばかりですが、こんなのも結構好きです。
2006.10.15
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猫つづき。 ■唐人町にて ■上の猫が道に出てきた■唐人町にて ■グラバー園そばにて ■マリア園そばにて ■マリア園そばにて ■中華街にて
2006.10.12
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ファインダーを除くと真っ暗でした。「あれ?」レンズを見ると、絞りが閉じたままです。「うーん。絞り羽に変な油でもついたのかしら?」キヤノンのEFレンズ。28mm f2.8という安いレンズで、7年位前に中古で買ったものですので寿命かもしれません。このレンズ、とても小さいのでスキーでの撮影に重宝していました。EOS55にこのレンズをつけている時には、躊躇せずジャンプ台に挑戦出来たものです。(そして派手に転倒しまくったものです。)そんなスキーの撮影でEOS-1Vは壊れましたが、EOS55が壊れなかったのは小ささ故でしょう。1Vは28万円で55は5万なのに酷い話です。そんな思い出はともかく。壊れてしまったのなら、分解してみよう!もしかすると直るかも。と、さっそく見える部分のネジを外していきます。矢印のネジはダミーでした。一応回るのですが、ネジは短く切られていましたし、なにより相手側にネジ穴がなかったです。(おそらく同じ部品を使う他のレンズでは4点使っているのでしょう。)で、金属マウント部分を外すと、見慣れない基盤が。さすがオートフォーカスのレンズですね。なんだか電子機器のようです(←電子機器です)。しかし、この基盤が外せないのです。矢印の箇所がくっついていて、どうあがこうと外せない。バキっと音がするまでがんばりましたが駄目でした。(←やめなさい)絞り羽が動くようにしたかったのですが、そこまでたどり着けませんでした。
2006.10.09
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猫つづき。 ■へふり坂上ため池にて ■26聖人殉教地にて ■26聖人殉教地にて ■大浦天主堂の裏にて ■唐人屋敷跡にて
2006.09.30
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長崎の町を歩いていると、よく猫に出会います。カメラを向けると逃げる猫も多かったのですが、なんとか撮れた猫たちを。(出会った順) ■風頭公園、龍馬の銅像の横にて ■亀山社中近くにて ■龍馬通りの坂にて ■龍馬通りの坂にて ■龍馬通りの坂にて ■諏訪神社にて ■諏訪神社にて ■日本銀行横にて ■へふり坂上ため池にて使用カメラ olympusミュー720sw ノートリミング
2006.09.27
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遅い夏休みを取って妻と長崎へ行って来ました。長崎と言えば『軍艦島』です。数年前の火事以来、不法上陸に対する監視も厳しくなったようですが、今は定期観光航路もあるので簡単に島を見ることが出来ます(もちろん上陸は出来ません)。初日、出島ワーフへ夕食を取りに行くと、いきなり目の前に軍艦島クルーズの看板をつけた船がありました。 ■軍艦島クルーズのマルベージャ号予想以上に大きな船です。「これなら船酔いも大丈夫そう!」と思ったのですが、私の申し込んだツアーは定員10名の小規模ツアーですので、この船じゃなさそうです。今回私は今年の春から10月まで開催中の『長崎さるく博』という長崎で大々的に行われているツアーに申し込みました。■長崎さるく博公式サイトで、翌日、集合場所に行ってみると船はこれでした。 ■竹島丸(撮影地は高島の港)この竹島丸は普段、長崎~伊王島・高島を結ぶ地元の方々の交通手段として使われている船で、今回のさるく博では、「軍艦島ツアー」として、一部時間貸し切りで使用とのこと。小さな船なので少し揺れますが、船酔いはしませんでした。船は伊王島を経由し、高島へ。まずはこの高島で、軍艦島(端島)について学びます。このツアーはさるく博の「学さるく」というコースの一つで、単なる「軍艦島を見る」ツアーではなくて、歴史的な背景などを学べる内容になっているのです。~高島についてちょっとメモ~現在は長崎に吸収されていますが、高島と端島(軍艦島)、中ノ島、飛島の4つの島からなる高島町は合併前は、日本で一番小さな町だったそうです。 ここはかつて炭坑の町で、1868年にグラバー氏(長崎の観光名所グラバー園のグラバー氏です)が炭鉱開発を始めました。最盛期には高島、端島合わせて約22000人が住んでいたそうですが、現在の高島の人口は760人ほど。典型的な過疎の島ですね。で、高島にある炭坑資料館で軍艦島の模型を見ながら各建物の細かい説明を受けました。 ■軍艦島の模型この説明がとても良かったです。現在軍艦島は海の上から眺めることしか出来ませんが、島の中の建物達がどのような繋がりを持って建てられているのか、こうしてレクチャーを受けることで深く軍艦島を知ることが出来たと思います。「ここの地下に市場があって~」「ここに住んでる人は雨が降るとここを通って~」「この螺旋階段の意味は~」「ここの穴は山向こうの炭坑からボタを運ぶベルトコンベアーが~」「屋上庭園が~」などなど軍艦島の建築物についての細かい説明ももちろんのこと、軍艦島の成り立ち、炭坑経済と世界経済の関係、戦争のこと、その他もろもろを学ばせていただきました。レクチャーが終わると、島に3件あるという食事処の一つ「小林食堂」で昼食です。ヒラメのお刺身定食で、こりこりしたエンガワなども美味しくいただきました。 ■小林食堂とガイドさんこの食堂で「軍艦島ストラップ」を発見!あさい「これはレアアイテムなのでは!?欲すぃ!」と反応したのは私だけで、一行12名は誰も反応しませんでした(笑)。「こ・・・これはどこで買えるのですか?」とガイドさんに聞くと、向こうのお土産屋さんにあるとのことで、急いで食事をしてダッシュで買いに走りました(ツアー中の単独行動は迷惑です)。 ■えびす屋ここが島で唯一のお土産屋、えびす屋さんです。最初思いっきり通り過ぎ、海沿いにある大きな温泉施設へ入ってしまいました。売っているのは・軍艦島ストラップ650円・軍艦島マウスパッド500円の二つ(笑)。ストラップとマウスパッドをセットで買うと、合わせて500円。危うくストラップだけ買ってしまうところでしたが、どんな値段設定かと(笑)。昼食が終わると、いよいよ軍艦島へ!と、その前に、もう一カ所だけ見学地があります。ここ高島は軍艦島と違って炭坑の閉鎖後も人々が住んでいましたので、当時の建物はほとんど取り壊されてなくなっていますが、軍艦島と同じ時期の建築物が三棟残っているそうです。そのうちの高層マンションの一棟を見学するわけです。 ■炭坑当時からあるマンション内部両側に部屋があります。軍艦島のマンションも同じ造りのものがあったそうです。スロープや階段の取り方など、軍艦島の内部は見られませんが、ここで雰囲気を味わえます。ちなみに、部屋に風呂はないので、ベランダに風呂をつけているところもあるようです(すごい)。さぁ、高島を出航すると割とすぐに軍艦島が視界に入ってきました。ちなみに、今回どの程度島に近づくのか不明でしたので、デジカメ(olympusミュー720sw)とは別に荷物にならないように小さめの一眼EOS7に300mmをつけて持っていきましたが、興奮してどっちのカメラで撮ればいいのかよく分からず、どっちのカメラも中途半端な結果に・・・orz※楽天日記の画像は全部デジカメです。 ■前方に軍艦島発見!「な・・なんじゃこりゃ!」写真では何度も見ている軍艦島ですが、実際に目にするとその異様な姿に驚きが隠せません。晴天で波も低かったので(とは言っても、床に置いたカメラがズリズリと動いたり、手すりにつかまらないと立っていることは出来ない程度には揺れていましたが)竹島丸は、割と島に接近。この竹島丸は小さな船なので遊覧デッキのようなものは後部に数名分の椅子しかありません。私は船の前方にいたので、ガラス越しにしか見えないかも・・と危惧していたのですが、船員さんがドアを開けてくれました。船員「ドア開けますけど、落ちないようにしてくださいね!」ドアにしがみつきつつ、デジカメと一眼で交互に写真を撮りまくりました。(今度行くときは自分の眼でゆっくり見ようと思います) ■69号棟等病院がある側から島のこちら側には病院などの施設が。またひときわ大きな高層ビル(屋上に角のようなブロックがある建物)には屋上幼稚園(植樹もされていた)があったそうです。そして、そのビルの屋上に見える角のような四角いブロックは、さらに上階を建て増しするためのもので、こうしたことからも、軍艦島の人口密度がいかに高かったのかが想像出来ます。 ■権力者は上へ、3号棟軍艦島で一番高いところにあるのが3号棟。ここは高級社員の為のアパートで、軍艦島のアパートでは唯一各部屋に内風呂がついていたそうです。確かに眺めも一番良さそうですね。ちなみに共同浴場は島に3カ所あったそうです(たった3カ所で5000人の人口・・・)。 ■中庭だってあるのよお洒落でしょ、最古の30号棟画像中央に見える茶色い建物が軍艦島でもっとも有名な30号棟で、これは1916年頃建設の、軍艦島最古の鉄筋コンクリートアパートです。これは軍艦島最古ってゆーか、日本で最初の鉄筋コンクリ高層建築物と言われています。口の字型の建物で中庭があったりするのでモダンな雰囲気もありますが、老朽化から生活環境は悪く主に朝鮮からの出稼ぎ労働者などが住む場所だったようです(最盛期の人口急増期には上位労働者も住んでいたということです)。 ■ベルトコンベアが通っていた31号棟赤い丸印のところ。これは建物が崩壊してこういう形になった訳ではなく、ここには元々ベルトコンベアーが海に突き出ていた場所です。山の反対側の炭坑からボタと呼ばれる廃棄炭坑物をここまで運んで海へ捨てていたわけですが、このコンベアの上下左右の部屋の住人って・・・振動と音に発狂しなかったのでしょうか?さて、「ボタ山」という黒い山が普通の炭坑では見かけられますが、そのボタ山が軍艦島にはありませんでした。狭い島にそんなスペースがなかったのが原因なのか、海に捨てた方が早かったのか?そこのところは私には分かりませんが、今だったら大問題でしょうね。 ■風雨に耐え続ける神社、1号棟ロケットのように突き出ているのが1号棟である神社です。耐え続けると書いてみたものの、これは昭和11年に立て直されたものだそうです。それでも長い年月をよく崩壊せずに残っているものです。軍艦島の名所の一つですね。 ■炭坑側より軍艦島は山を挟んで居留地側と炭坑側に分かれています。炭坑側の建物は三菱がきっちり撤去しているので、あまり面影がありません。煉瓦造りのアーチ型の橋桁跡が素敵です。写真中央のくの字に曲がった場所にある穴は、海と島をつなぐトンネルになっていますので角度によっては島の中の様子が見えます。■学校ももちろんあったよ、70号棟矢印の場所は、上陸するときの梯子がある場所。不法上陸する時はここからです(やめましょうね)。で、70号棟ですが、ここは海からの風をもろに受ける立地のため、ガラスなど全てなくなっていて反対側の空が見えます。小学校と中学校に使われていたようで、昭和45年頃で小学校15クラス、中学校6クラスとのことですから、かなり賑やかだったことでしょう。 ■さようなら軍艦島あっという間の軍艦島ツアーでしたが、晴天に恵まれたので割とゆっくり撮影出来たように感じます。また、単なるツアーではなく、高島のガイドさんがとても丁寧に詳しく様々なことを教えてくれたので、非常にためになったと思いました。また機会をつくって、行ってみたいと思います。
2006.09.25
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ボイジャーにのせたあのレコード。 夢をのせたあのレコード。 ■レコード(前半) ■レコード(後半) 冥王星が惑星かどうかは、この太陽系を検索する位置情報としての役割を考えると、まぁどっちでもいいとして。w 将来、銀河のどこかの星の小学生が... A「おい、夏休みの自由研究どうする?」 B「そうね、定番だけど、辺境銀河の原始文明を探すっていうのはどう?」 A「いいね、じゃあこないだ理科の時間に見た、あのレコードを送った星でも探し行こうか。」 B「OK!じゃあ、月曜日朝8時に宇宙港に集合ね。」 出発して5日目 A「もう5つも恒星系を回ったけど、なかなか、このレコードにある恒星系って見つからないね。このレンタルシップ、明日までにツタヤに返さないと延滞料取られるよ・・・。」 B「他の宿題もまだやってないしね~・・・。近くにもう一つだけ恒星系がある。あそこの恒星系を最後にしよう。」 A「お、なかなかいい感じじゃん?ほら、わっか付きの星もあるし!」 B「うん、期待できるね。」 A「全部の周回星のチェックしてみろよ。」 B「えっとね、恒星があそこにあるじゃない・・周回してる星が、 ひとつ、 ふたつ、 みっつ、 この三つ目に原始文明がありそうなんだよね。で、 よっつ、 いつつ、 むっつ・・ うん、六つ目がわっか付きだから、このレコードに書いてある通りだね!ここかなぁ?」 A「いいね、いいね!」 B「ななつ、 やっつ ・・・やっつ ・・・あれ?」 A「?」 B「九つ目がないな。」 A「なに?」 B「レコードには、九つの星があるって書いてあるんだよ。九つ目の星は、俺達の目的の三つ目の星よりもちょっと大きめってね。」 A「で、それがないのか?」 B「・・・いや、八つ目まではレコードの通りなんだけどさ、九つ目がないっていうよりは、あるんだけどすっごい小さな星なんだよね。3つ目の5分の1以下。」 A「え?そんな小さいの?じゃあ違うんじゃないのここ。」 B「うん。しかも、その先にもけっこう大き目の星がいくつもある・・・。」 A「うへ~、ここもアウトかよ!時間切れだな!」 B「残念だったね~、でも6つの恒星系を回ったんだから、一応自由研究は書けるよ。」 A「ま、いいか。レポート用紙2枚くらいで。」 B「じゃあ、帰ろう!」 こうして、小学生の二人は、地球を目前にしながらも、お家へ帰ってしまいました。 残念! こんな宇宙の小学生を増やさないためにも訂正版を送らないといけませんね。w
2006.08.26
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浅井事務所では夏休みというものは特にありませんでしたが、16日に日帰りで八ヶ岳をドライブしてきました。最初に行ったのは、サントリー白州蒸留所。■サントリー白州蒸留所のサイトここでは、無料で工場内の見学ツアーに参加できます。もちろんウィスキーの試飲もし放題です!おつまみも出ますので、お勧めです。(私は飲めないので、なっちゃんを頂きました)その後は定番の清泉寮でソフトクリームを食べるため、八ヶ岳高原道路をまったりと走行。清泉寮でソフトを食べたら、もうすることがないので(笑)、清泉寮をちょっと散歩。(逆光ですが)ポール・ラッシュ博士の胸像を発見しました。■ポール・ラッシュ博士清泉寮を開いたポール博士の歩みが書いてあります。上から3段目、昭和2年のところを読んでください。なんと、昭和2年という昔に、今流行のツンデレ同胞会を開いています!ポール「あ、あんたに美味しいソフトを食べさせるために始めたわけじゃないんだからね!!」■ツンデレとは(Wikipedia)※冗談です。というわけで、その後は泉郷のコテージへ移動。■泉郷のサイトここで温泉へ入りました。ここは天然温泉ではありますが、よそからタンク車で持ってきてる温泉です。だからかな、ちょっと温めでゆっくりと入れます。温泉でまったりとした後は、コテージでしゃぶしゃぶ。仲間達はそのままお泊りということなので、私は一人寂しく家路に着きました。別荘街を出るまでは街灯もなく真っ暗で、めっちゃ怖かったです。
2006.08.22
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個人用としてso-netのメールを使っていますが、久しぶりのスパムメールの嵐で驚きました。 なんじゃこりゃ~!と思い検索してみると、みんな同じみたいですね。 so-netではまだ告知していなかったのだけど、BIGLOBEは大々的にお詫び告知をしていたので、なんとなく原因が分かりました。 ■お詫び告知http://security.at.webry.info/200608/article_3.html■ビグローブ、クラウドマーク社を採用のニュース http://journal.mycom.co.jp/news/2005/03/07/001.html このクラウドマーク社ってのが原因ですか。 調べてみると、so-netやOCNでもここのフィルタを使っているので、多くの人が同じ状態になっているのでしょう。 今は持っているアドレス全てのメールをGmailに転送しているので、とりあえず自分のPCからは全消去ってことで避難。※それにしてもso-netの告知が遅いのは・・・まさか夏休み?(笑)
2006.08.20
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タイのタクシン首相が、MITのノートパソコン(100ドルパソコンっていう俗称もある)を小学生に配るという政策を掲げているそうです。■ITmedeaのニュース記事100万台を配布予定とのことですが、まぁタクシン首相のことだから本気じゃないとは思うんです。それはともかく・・wこれ日本で配ったらいくらかかるんだろう?100ドル(11,400円/1ドル114円で試算)として、小学生の一学年(10歳)の人口が大体120万人ほどだとしたら、137億円。※人口統計を見に、総務省のサイトへ行ったのですが分かりにくいですね。せっかくの調査結果なのですから、小学生でも簡単に検索出来るようなサイトにしていただきたい。で、137億円かぁ・・・、政策予算のどこかに入れらんないものでしょうか。と思い、予算を。■内閣府科学技術政策資料。18年度予算(pdf)4兆円弱もあるのは予想外でしたが、さてどこを削ろうと思い、下に読み進むうちに、あさい「子供にPC配るのは科学技術政策じゃないんじゃないかしら?」と思い直し、やめました。wてゆーか、今の日本だったら1万円出せば中古ノート買える気もするし・・・『自分でそれを買っていただく』ということで、いいですか?(←小学生のみなさまへ)とゆーわけで、記事の下のほうにインド政府とも交渉中って書いてあるのですが、下のサイトによると見出し「India rejects One Laptop Per Child」インドはこのMITのPC、いらないってさ。w■海外のニュースhttp://www.theregister.co.uk/2006/07/26/india_says_no_to_olpc/
2006.08.19
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あまりの酷評に観に行く勇気がないゲド戦記ですが。 原作者の声が翻訳されてたので読んだら、さらに行けなくなりました・・。 ■ゲド戦記wikiページ
2006.08.17
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作家や学者というのは様々なメディアで識者?として様々な発言をしますが、最近はブログがあるせいか、非常に勘違いをしたことを書くケースが多いですね。■たとえば渡辺淳一氏のブログゴネ得と呼ぶのもオコガマシイ酷い行為なのに、恥ずかしげに公開していますね。これじゃ、万引きしたことがあります!って自慢気にコメントして話題になったなんとか優ってアイドルと一緒ですね。(満車の談合坂SAにて仮眠中のあさいより)
2006.08.16
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全然更新していないので、携帯画像をここに保存しつつメモ。先週、日光江戸村(現在は江戸ワンダーワールド)へ向かう途中、今市市の杉並木公園へ寄りました。杉並木公園には、世界の様々な水車が保存されています。(説明では14基)中でも一番かっこいいのはこれ。■重連水車 東武上今市駅前の入り口付近にあります。杉並木公園は杉並木に沿って数百メートルにわたり細長く広がっているため、全体はまわりませんでしたが、世界の水車ゾーンには■フランスのペンダント水車■アメリカのインディアン水車■デンマークのアルパイン水車~土台しかなかった■案内板消滅~小さな重連水車だったなどが展示されていて、ちょっといい感じでした。(画像なし)是非次回は、公園の反対側にある日本の水車ゾーンにも行ってみたいところです。(直径10mの大水車があるらしい)
2006.08.13
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2ヶ月ぶりに日本民藝館に行って来ました。 柳宋悦邸の修復工事を担当した建築家、瀧下嘉弘氏の解説を聞きながら宋悦邸を見学出来るという稀有な会があるとのことで。 建物自体も素晴らしいものでしたが、なにより建築家の瀧下嘉弘氏が素敵でした。 日本民家に使われている様々な技術もすごいのですが、やはりそれを継承することが難しい。どこの職人の世界も同じですが、技術を持つ親方がいても、それを伝える弟子がいない・・・。 仮に弟子がいたとしても、それを伝える現場がない(仕事がない)。 そんな中で、この柳邸修復工事のような仕事は非常に価値のあるものだったんだと思います。(もちろんこの現場だけで何か解決するわけではありません。)例えば工芸品の職人さんであれば、お客がいなくても弟子を取り、作り続けることは出来るかもしれません(経済的に難しいとは思いますが)。 ですが、建築の場合はお客はいないけど、修練しなくちゃいけないのでちょっと造ってみようか!というわけにもいきませんものね。不勉強なことに、私は瀧下嘉弘氏を今日はじめて知ったのですが、合掌造りの日本民家の修復や移築などを専門に手がけている有名な建築家のようですね。 帰ってきてネットで検索してみると、彼の鎌倉の自宅(合掌造りの移築した民家)には、ヒラリー大統領夫人なんかも来たことがあるほどということで、そりゃあすげぇな~としみじみと思いました。 こんな本も書いていますね。 http://www.kodansha-intl.com/books/html/jp/4770027613.html (画像)柳宋悦邸~駐車場より撮影(中は撮影禁止なので)
2006.07.23
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の衛星画像が更新されたとのニュースがありました。■参考サイトhttp://googlejapan.blogspot.com/2006/07/google-earth.htmlさっそく自宅付近を見てみましたところ、青いミニがぽつんと写っていました。・・・ここ数ヶ月は赤いビートのはずなので、所沢周辺は古いままなんですね。残念。で、せっかくなので(?)子供の頃から気になっていた世田谷の某警備会社社長の自宅を見てみました。外から見ると壁しか見えないもので、いったい中はどうなっているのか?と。建物の形。庭の形。木の植え込み方。警備会社社長というイロメガネで見てしまうからでしょうが、なるほどすごい作りだなぁ~っと見惚れてしまいました。それにしてもグーグルアース。恐ろしい(笑)。
2006.07.20
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このところ、メール相談含め、パートさんの労働社会保険への加入の相談が多いです。時期的なものがあるのでしょうか。(それなら4月が多そうに感じますが、なぜこの時期?)まず、パートタイマーでもアルバイトでも正社員でも準社員でも、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の適用に関しては名称に関係はないってことが大前提で、実際に働いている時間が問題になります。なので『どのくらいの時間働いたら、社会保険に加入させなくちゃイケナイの?』ということを知っていれば間違いありません。で、さくっと答えですが『一般社員の所定労働時間の4分の3以上働いている人は、社会保険に加入させてね。』具体的に書いてみますと正社員の所定労働時間が8時間(一般的ですね)の会社ですと8時間×3/4=6時間ですので、6時間以上働いているパートさんは、社会保険への加入義務が生じます。次に考えていただきたいのが、労働保険です。労働保険といっても、労災保険は従業員一人一人で加入するものではないので考えないことにして、ここでは雇用保険のことを考えてください。先ほどの社会保険とは異なり、雇用保険では3/4なんて曖昧なことを言わずに、ズバッと時間数が決まっています。『週の所定労働時間が30時間以上ある人は、パートさんと言えども正社員と同じ扱いです。加入させてくださいね。』さらに『週の所定労働時間が20時間以上あって(30時間未満)、かつ1年以上引き続いて雇用される見込みがある人も、加入させてくださいね。』ということになっています。雇用保険の場合には、このように、20時間~30時間未満という人たちを短時間労働者として別枠で加入させるので注意が必要です。忘れずに加入させてあげてくださいね。また、パートやアルバイトの労働条件ということでは、上に書いたような労働社会保険についてだけでなく、有給休暇についても違いがありますので、ご注意を!そのあたりの話はまた今度。ちょっとだけ時間が合ったので(30分)久しぶりに真面目な話を書いて見ました。=== 公式サイト ===■社会保険労務士浅井事務所公式サイト浅井事務所公式サイトにおける情報ページ■36協定について■36協定の記入方法について
2006.07.05
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先月末、旭山動物園へ初めて行って来ました。まずはペンギン。ものすごい速さで泳ぐ飛ぶので、携帯電話のカメラではなかなか追いきれませんでした。ほとんど足しか写っていなかったり・・・。ペンギンって速いんですね~。続いて白熊。この子、営業熱心なのか、私達に向かって何度も何度もダイビングしてくれました。(画像の下の部分が水槽になってます)雄叫び?をあげてから、ガルルァ!って感じで飛び込んでくるので結構な迫力です。なんでここまでサービスしてくれるんだろう?と思って、係の人に尋ねてみましたら係「白熊ってアザラシを食べるでしょ。あそこから見ると、水槽の下にいる私達人間の影がアザラシに見えてしまうので、反射的に飛び込んでしまうのよ(笑)。」ぎゃぼー!襲って来てたのかっ!!そしてタイガー。寝てました(笑)。ほかにもたくさんの動物達の面白い生態が見られます。今までは旭川ってラーメン食べるか、旭川空港を使うときしか寄らなかったのだけど、今後の立ち寄りスポットになりそうです。年間パスポートも買いました。
2006.07.05
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いつ来ても存在感のなさに泣けます。ビルとビルの隙間にちょこんと保存されている時計台。 旧県庁の敷地にでも移転したら見栄えもよくなりそうなのになぁとも思いますが、そうすると小ささが際立ちますかね。今のままがいいのかもしれません。というわけで、小樽に出ました。 快速に揺られて30分ほど。小樽につくと、どしゃぶりの雨・・。 運河まで歩いても10分ほどだけど、傘が小さいのでタクシーに乗りました。 小さい町だから、どこに向かったってワンメーターに毛が生えた程度だろうに、あからさまに嫌な顔をした運転手さん。 「運河まで」と告げた時に「・・ちっ」と舌打ちされてからおりる時まで、こっちから小樽のことを質問しても頑なに口を閉じ、なにも答えてくれませんでした。 おりる時、初めて開いたクチから出た言葉は『ありがとう』ではなく『濡れるのでドア半分しか空けないから、うまくおりて』でした。 京都のタクシーの運転手さんに昔きいたことがあります。 『近くてすんません、なんて言うお客さんもいはりますけど、そりゃ違いますよ。私らプロなんやから、近こうが遠かろうが関係なくお客さんはありがたいんですわ。プロってもんを侮蔑せんといてな。』と。 それを聞いてから、ワンメーターでもタクシーに乗るようになったんですけど、小樽は違うんだなぁと思いました。 個人タクシー組合、あyみタクシーのf井運転手さんにはがっかりです。小樽は好きな町です。
2006.06.27
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どちらかというと、宅急便よりもゆうパックを使うことが多いです。理由は、【集配局】が近所だからなんとなく確実な感じがするので。もしもクロネコの集配所が近くにあったら宅急便だったかも・・という程度ですね。責任感のなさそうなバイトさんがいることのあるコンビニに大事な荷物を預ける気にはならないので直配希望なわけです。もちろんしっかりしたバイトさんがほとんどだとは思います。で、出張の際は、着替えなどの荷物はあらかじめホテルへ送っておくわけですが、安心したいので前日に集配状況のチェックをウェブで行うことにしているのです。最近はゆうパックでも、追跡サービスがあるので便利になりましたね(昔は宅急便だけだったと記憶しております)。というわけで、先ほど明日札幌のホテルに到着予定のゆうパックを追跡してみました。明日の午前中に到着予定だから、いつも通りならこの時間は【札幌中央局 通過】という段階まで出るはずです。ところが、【所沢西局 引受】の表示しかない!【所沢西局 発送】と【東京・・局 通過】という表示すらない。これはまだ所沢に荷物があるってことでしょうか?とりあえず、問い合わせセンターへ電話をして、聞いてみました。センター「ああ、なんらかの理由で所沢で止まっているか、戻ってしまった可能性もありますので、所沢西局へ直接お問い合わせ下さい」とのこと。急いで車を飛ばし、所沢西局へ。22時30分で、もう窓口は開いていないのでゆうゆう窓口にて。局員「・・・(伝票を見て、一瞬ちらりとあたりを見回して)23日に受け付けてますので、24日未明には発送しています。たぶんネットに表示されていないだけですよ。」と軽く返事。そっか~、よかったよかった。って、おい!もしかしたら、どっかに置いてあるかもしれないじゃないか!ちゃんと探してくれよ~。ってゆーか、郵便局には荷物が現在どこにあるかチェックする端末とかないのか?一般の人がネットで追跡できるシステムと同じものしかないのか?という数々の不安をしっかりとぶつけると、奥に消えしばらく探した(ような)素振りを見せた後、なにやらコンピュータをいじり始めました。局員「やはり24日に出ています。この局にはないですね。現在どこにあるかの確認は取れませんが、おそらくこの時間ですと札幌中央には届いていますので、明日の朝5時ごろにもう一度ネットで追跡してみてもらえますか?たぶん札幌中央通過って出ると思います。」おそらくとかたぶんとか言う言葉が気にはなるけど、ここにないのなら仕方ないですね。最悪荷物が届かないことを考えて、急いで荷物をまとめて手荷物で持って行かねばなりません・・・。あ~、めんどくさい。早く寝たいです~!(こんな日記書いている暇はない・笑)
2006.06.25
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にて、遅い昼食を取っています。が、なんという接客の悪さでしょうか。観光客がけっこう入っていますが、空席もちらほら。これなら休めるかな?と店内に入ると、お姉さんが『喫煙禁煙どちらで?』とたずねます。私が一人だったのでカウンター席(喫煙)に座らせたかったのか、禁煙で、と答えると、あり得ないことに、アゴで禁煙席を指し、『お好きなとこで・・』と言ったではありませんか。アゴで接客されたことなんて、ドトールでだってありませんよ(笑)。その場で店を出ようかとも思ったのですが疲れていたので、席につくと。50代くらいの男性が注文を取りにきました。無言でメニューを置き、すっと去りました。席についた客への第一声にも『いらっしゃいませ』くらいは欲しいところですが、まぁいいとして。注文を決めて彼を呼ぶと、テーブル脇まで来て、無言で入り口の方を見つめています。『注文、いいですか?』なんか入り口に心配事でもあるのかと思い念のため声をかけると、無言でうなづきました。『ショートケーキ、セットでコーヒーをお願いします』『ショートケーキは今ないんです。』『ああ、そうですか。では・・チーズケーキ(名前忘れました)で。』『それもないんです。』・・・じゃあどれがあるのでしょう?とは聞かずに、次のケーキを選びました。別に、彼がいつ【売り切れのケーキの種類】を前もって教えてくれる気になるのだろうか実験したい!って思ったわけではなくて、私が売り切れのケーキを引き当てるかんの強さを試したい!って思ったわけでももちろんなくて、もうどうでもよくなってたので不毛なメニュー選びを続けました。といっても、次に頼んだチョコケーキはあったんですけどね。で、ケーキが出されたときにももちろん無言。コーヒーが出されたときにももちろん無言。なんだこの店?ちなみに遠く喫煙席の方にいる女性の店員さんはきちんとしたあいさつをしているようで、その方の声だけが店内の清涼剤となっております。てことで、こうして楽天日記の更新をして長居をしているのは、お店に対する嫌がらせではもちろんありませんよ(笑)。
2006.06.17
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ぎゃぼー!でおなじみの、のだめカンタービレの15巻が本屋さんに並んでいますが。限定版には【マングース】が付いて来るそうです!そしてそのマングースはお腹を押すと『ぎゃぼ!』って鳴くそうです!すっごい欲し~です(笑)。予約販売とのことでしたが、楽天で「在庫有り」になってますね。これは、まだ買えるのかもしれませんね。(参考URL楽天市場)★★★ のだめカンタービレ15巻 限定版
2006.06.15
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今では数少なくなった初期の頃からの楽天仲間(笑)であるお菓子職人のさいしょさんから、お城が届きました!お城って言ってもレゴじゃなくて美味しく食べられるケーキです。どーん!いやー、すっごい嬉しいですね~!!さいしょさん、どうもありがとうございました!
2006.06.12
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先月末の京都出張中、哲学の道を銀閣まで朝散歩しました。子猫が顔を出しました。
2006.06.03
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