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Amazon FinTechの衝撃/城田真琴FinTechの衝撃 [ 城田 真琴 ]価格:1944円(税込、送料無料) (2016/10/30時点)はじめに□ 銀行の機能は今後も必要となることは間違いない。しかし、その機能を実現するおは果たして誰が適切なのか第1章 なぜ今、フィンテックなのか?□ ミレニアム世代は、既存の銀行に多くを期待しておらず、銀行業界ではない、外部からのイノベーションがもたらせることを期待している。第2章 フィンテックサービスの実際□ フィンテックサービスの分類 (1)新サービス (New Service) 従来の金融サービスには存在しなかった新サービス (2)代替サービス(Alternative Service) 既存の金融サービスに新技術を適用することによって、使いやすく安価なサービスとして生まれ変われさせたサービス (3)補完サービス(Complement Service) 既存の金融サービスのインフラを利用して、より便利なサービスへと転換するサービス□ マーケットプレイス・レンディング(P2Pレンディング) フィンテックベンダーが構築するインターネット上のプラットフォームを融資のマーケットプレース(市場)として、資金が必要な借り手と投資家をマッチングさせる融資サービスである。□ マーケットプレース・レンディングの特徴 (1)低コストのオペレーションが可能 (2)金融規制への対応が不要 (3)資本準備金が不要□ バランスシート・レンディングの推進要因 (1)中小企業によるSaas利用の拡大 (2)アカウント・アグリケーションサービスの浸透 (3)ビッグデータ分析基礎の進化 (4)人工知能技術の進展□ 日本企業が見習うべき点は、ECサイトやクラウド会計、あるいはアカウント・アグリゲーションサービスなどと連携し、ビッグデータを活用した与信審査の仕組みを作りあげる点であろう。□ ロボ・アドバイザーは、2015年5月にエイト証券が「エイトナウ」を投入したのを皮切りに、国内でも市場に参入する企業が増えている□ ロボ・アドバイザーの特徴 (1)人の関与を極力削減 (2)自動リバランス付き資産運用 (3)安価な手数料 (4)最低預かり資産額 (5)使いやすいユーザーインターフェースとアプリ提供□ 従量制自動車保険のメトロマイル第3章 フィンテックの革新技術「ブロックチェーン」□ 全取引履歴を記録した台帳(データベース)を「ブロックチェーン」と呼ぶ□ ブロックチェーンの特徴:耐障害性、透明性が高い (1)耐障害性 (2)透明性が高い (3)改ざんできない (4)事後に書き換えができない (5)中間業者の排除第4章 金融機関のフィンテック戦略□ 既存の金融機関はフィンテック企業との提携によって、次のようなメリットが期待できる (1)レガシーシステムの制約を受けることなく、新しいアイディアを試すことができる (2)ビッグデータや人工知能ばど先端技術を活用したサービスを顧客に提供できる (3)融資などのサービスを従来よりも低コストで素早く顧客に提供できる (4)今まで手が回らなかったややニッチな領域のサービスも提供できる (5)カスタマーエクスペリエンスを改善し、ミレニアル世代など、新規の顧客層の開拓が期待できる□ コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)設立による「出資」 一般事業会社が自己資金を用いて、ベンチャー企業へ直接投資する活動である。□ サンタンデール銀行の「サンタンデール・イノベンチャーズ」 投資対象としているスタートアップは以下の5つの分野である (1)決済 (2)マーケットプレース・レンディング (3)オンライン投資アドバイザー (4)顧客&リスク分野 (5)金融サービスのデジタル・デリバリ□ デザインやUXを「おまけ」程度に考えていては、時代に取り残されることになるだろう。□ キャピタルワンでは、ラボの目的を次のように設定している (1)全社横断のデジタル化を加速させること (2)デザインシンキングやリーンスタートアップの考えかたを全社に浸透させること (3)先端技術やコンシューマトレンドの研究 (4)破壊的なアイディアの種まきをおこなうこと (5)迅速なプロトタイプ開発とパイロットテストの実行 (6)外部の研究者やベンチャーキャピタル、起業家などのコラボレーション□ 一番厳しい環境に置かれるのは、フィンテック企業から突き上げに遭い、大手金融機関ほどリソースのない中小規模の金融機関なのかもしれない。第5章 モジュール化する金融サービス□ 「土管化」を避けたい既存金融機関□ 銀行の業務が口座の維持管理に限定されてしまうことを意味する□ 金融APIも5年後には「APIを公開していない金融機関を探す方が難し」という状況になっているはずだ□ もはや、銀行機能のすべてを自前で提供する時代ではない□ 銀行員が設計したアプリケーションは、銀行員が想像できる範囲のものしかならない第6章 日本におけるフィンテックの方向性□ 「複数の金融機関が参加する、携帯電話を利用した送金サービスの提供」「ブロックチェーン技術の活用」「オープンAPIのあり方を銀行界において検討」□ 仮想通貨が、貨幣や銀行券と同様の「通貨」や「法貨」と認められているわけではない□ ユーザーにそれを使いこなすだけの金融、およびITリテラシーび底上げが伴わなけば、「笛ふけど踊らず」という状態に陥ってしまう恐れがある☆彡 城田真琴さんの本はこちらです。クラウドの衝撃/城田真琴今さら聞けないクラウドの常識・非常識/城田真琴ビッグデータの衝撃/城田真琴パーソナルデータの衝撃/城田真琴Fin Techの衝撃/城田真琴大予測 次に来るキーテクノロジー2018-2019/城田真琴デス・バイ・アマゾン テクノロジーが変える流通の未来/城田真琴
2016/10/30
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一流役員が実践している仕事の哲学 [ 安田正 ]価格:1,078円(税込、送料無料) (2024/3/10時点)楽天で購入amazon第1章 平社員と部長と役員の違い□ スピードこそ仕事の段取りの肝になる□ 自分が当たり前だと思うところに強みがある□ 「行きつけ」の5軒□ 自己抑制には真の勇気が必要だ□ 大局観を持たないと一つひとつの意味が薄れる□ 一流の凛とした所作があなたを印象づける□ 周りの期待に応える責任感が物の選択に表れる□ 自分のこだわりをつらぬくと個性的になる□ 一度緊張を失えばながれがそこで止まる第2章 三流の仕事 二流の仕事 一流の仕事□ 「言い訳をしない」ということを実践している□ 普通なことが最大な武器と気づくと人生の満足度が変わる□ 継続はその人の精神力を如実に体現する□ 一流というのは、ただ仕事ができる、というのではなく、「人の良さ」「品格は人格」というものも兼ね備えていないとなれないのだ□ 無意識は意識の継続の先にある□ 面白いことに「できそう」と思ってやる方が実現の可能性が高いのです□ 「あの人に追いつこう」とがんばっているうちに、追いつくどころか、追い越してしまった□ 理屈を超えた成功をなしえた者だけが他人を魅了する□ 割り切ると案外素直に従えます第3章 平社員で終わる人 部長止まりの人 役員まで行く人□ コンプレックスは上に行けば行くほど生まれる□ 執着心の差が成功の確率を変える□ 自分の魅力、表し方をよく知っている□ 最先端の情報を持っている人は行動や価値観が変わる□ 自分でも「あり得ないだろう」と思う事柄を「でも自分だったらできるだろう」と信じながら達成する□ 腹をくくってみると、皆ができていて自分でできなくても、皆がこだわっていることでも案外気にしなくなるのです。⭐️ こちらもどうぞ超一流の雑談力/安田正
2016/10/25
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