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ムスメ1号の小学校生活が始まって3ヶ月経つが、とにかく忘れ物がひどい。学校に持っていくものを家に忘れるのは、親が気が付くのでまだ防げているが、学校から家に持って帰るべきものを、毎日のように忘れてくる。特に宿題のプリントや教科書などを頻繁に忘れて帰ってくるので宿題もできず、毎日家で叱られてばっかりである。(朝、授業前に必死で宿題をやっているらしい)だいたい最近、予定の時間をかなり過ぎてもいっこうに家に帰ってこないのでどうしたのかと思っていると、下校途中の道路脇の溝でタニシを獲っていたとか、坂道でスモモを転がすのに夢中になっていたとか言って、肝心の宿題はほったらかしのくせに、毎日大量のタニシとかダンゴムシとか、気持ち悪いものばかりせっせと持って帰ってくる。ムスメ1号の頭の中には、教科書とか宿題などは微塵も存在していないと思われる。先日、学校に持っていったはずの補助カバンを持って帰ってこなかった。どこかに捨ててきたのか置き忘れてきたのか問いただしていると、ムスメの友達の母親から「うちの娘がおたくのムスメ1号の補助カバンを持って帰ってるんですけど」と電話があったらしい。なぜそういうことになったのかムスメの記憶を紐解いていると、ようやく事実が判明。ムスメ1号が帰り道で歩いていると、それを見つけた友達が寄ってきて、その補助カバンを持った方の手を握ってくるので、そのまま手をつないで歩いていたそうだ。で、別れ際に手を離してバイバーイと手を振ったときには、友達の手に補助カバンが移っていて、お互いに気づかないまま(というか友達は両手に補助カバン持って)家に帰ったということである。 …手品か。 もはや叱るというより、ただオモロイ。
2007年06月28日
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本日の昼飯はミャンマー料理の店に「モヒンガ」を食いにいった。モヒンガというのはミャンマーで最もポピュラーな料理のひとつで、モモンガとは全然別のものである。モモンガは食わない。モヒンガは麺料理であり、ナマズとタマネギを思い切り煮込んだ濃厚スープの中に、ビーフンをもう少し太くした感じの米の麺を入れ、その上から好みの具材をトッピングして食べるのである。注文して運ばれてきたプレートには、スープ、米の麺、トッピングの具材がそれぞれ別の皿に盛られており、トッピングの皿にはゆで卵、エビ天、タコ天、蒸し鶏、パクチー、焦がしネギ、レモンなどが乗っている。店員のミャンマー人姉妹は「ミンガラーバー(コンニチハ)」と微笑むのみで特に盛り付けの指導もないようなので、自分で適当にやってみる。米の麺がダンゴ状態でほぐそうとするとビヨンビヨンに伸びまくってかなり苦労したが、まあまあそれっぽい感じになった。ナマズの煮込みということで、ある種ゲテモノ料理っぽい予想もしていたのだが、実際食べてみると、なかなかどうして、ちゃんと「あり」な味である。スープはややピリ辛で思ったほどしつこい感じではなく、ブイヤベースによく似ている。昔フランスの港町の有名店で食べたブイヤベースよりも美味しい気がする。あっさりした米の麺とよくマッチしていてい、トッピングの感じからは中国方面の朝粥とも近いものがある。実際、このモヒンガも現地では屋台の朝食メニューとして食べられるのが一般的のようである。さすがに日本で何度も食べたいとは思わないが、やはり現地の屋台をプラプラしながらできたてアツアツをいただくのが、正しいモヒンガの食べ方であろう。モヒンガの作り方。 ←これ見て実行に移す率0%の予想
2007年06月27日
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我々の仕事でも昔からよく「商品のCMを大量投下して主婦層のクチコミを促し、市場の話題を独占しましょう!」みたいな調子のいい提案はあったが、実際のところ世間でクチコミがどんな風に起こっているのかなんて、いちいち主婦の井戸端会議に顔を出すわけにもいかないので、かつては知る由もなかった。それがいまやインターネットのおかげで、まったくもって便利な世の中になったもので、あくまでネットの世界に限れば、どんなヒトが、いつ、どこで、何を話題にしているかが瞬時にわかってしまう時代である。ワタシ自身も、企画をたてる際に時々やるのが、本格的な市場調査の前の「なんとなくの仮説づくり」のヒントとして、クライアントおよび競合他社の商品や広告が、世間でどう受け止められ、何が話題になっているのか(いないのか)をチェックするために、ブログやミクシィなどのいわゆるCGM(Consumer Generated Media=消費者生成メディア)を中心に、ネット上でのカキコミ(クチコミ)をざっと俯瞰してみるのである。このとき、ふだんワタシが身近で便利に使っているのが、 『テクノラティ』。知りたいキーワードを入れて検索するだけで、数多あるブログ上に存在する、キーワードの関連記事をまとめて引っ張ってこれる。実際、全部に目を通すのはアナログ作業なのでとても骨が折れるが、ちょうどアンケート調査のFA(フリーアンサー)の回答をビュンビュン読んでいる感覚で、その商品やブランドについての大雑把な評価の傾向を把握するには十分重宝している。例えば、最近深夜の通販番組で話題のエクササイズ商品『ビリーズ・ブートキャンプ』の場合、本日時点で8万4千件あまりの記事がヒット。ここには、記事数の推移を時系列でグラフ化できる機能がついていて、これを見ると春先からジワジワ話題が盛り上がってきていたところ、この直近の一週間で爆発的に話題が増えていることがわかる。※グラフ参照 その理由を知るために、ちょうど話題が急増する6/20前後の記事をピックアップして読んでみると、ちょうどその境目が、商品の考案者であり教材の中でも強烈なパフォーマンスを見せるビリー・ブランクス氏(51)本人が宣伝のために来日するタイミングであることがわかる。つまり、本人の来日のタイミングを軸にした各種イベントや広告投下などのプロモーションが爆発的なクチコミ効果を生んでいるというのが、カンタンに見て取れるわけである。また、各ブログ記事の中身を丁寧に読み解いていけば、商品の何が(ビリーのキャラクター/音楽/価格の値頃感/タレントが使用している事実/実際のダイエット効果などなど)話題に結びついているのかも掴む事ができる。さらにこの機能を進化させたもので、本格的に企業のマーケティングに使うシステムもある。しかしブログの記事といっても、好意的なものからクレーマーのたわごとみたいなものまであるし、また実際は企業が自ら「仕込み」として書かせているものもあったり、単なるニュース記事も引っかかってくるので、このあたりの選別から論調分析までを精緻にやらないと、なかなかデータとしての信憑性が疑わしいので、信頼に足るプロユースのシステムはそれなりに結構費用もかかるのが現状である。てなわけでビリーの話題、今はめちゃめちゃ盛り上がってますが、逆にテクノラティで見れば衰退の足跡もくっきりわかるので、熱しやすく醒めやすい日本人の中でこの話題がどこまで持続しているか、3ヶ月後に結果を見てみたい。「ビクトリー!」 あぁ、アメリカやなぁ・・・。YouTubeへGO!
2007年06月26日
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数ヶ月前にWeb上の記事で知って興味を持ったのが、カネボウフーズから発売されている『オトコ香る』というガム。発売された途端、あっという間に10億円の売上を記録したとかいうヒット商品で、当初は関東限定でしか売られていなかったのだが、最近になってようやく関西でも店頭に並び始めた。この商品の何が画期的かというと、「食べると、体からニオイが出る」という機能である。つまり、このガムを噛んで2時間ほど経つと、ガムに添加されているゲラニオールというバラの香りの香気成分が皮膚から放出され、カラダ全体からいいニオイがする、というのである。もともとモノのニオイに敏感でイヌ並みの嗅覚を自負するワタシとしては、これは試さないわけにはいかんと使命感に駆られて早速入手したのであった。開発の経緯は、こちら『尼崎太郎氏の取材レポート』に詳しい解説が載っているが、華麗なる加齢臭が気になる中年男性だけでなく、美容師さん、看護士さん、介護士さんなどの密着型の接客業でキツい香水などがつけられないヒトたちからの評価が特に高かったようである。取材レポートでの報告にもあるように、確かにアンモニアやアルコールなどは汗とともに臭いとして放出されるのは経験上わかるが、意図的に摂取したニオイの成分が体内で分解されずにきれいに放出されるというのは、なかなか大変なようである。商品開発の目のつけどころがもはや食品の域を超えていて、開発者と研究者の一途な思いってすごいなぁとあらためて感じさせられる。ちなみに、ワタシは出勤途中にコンビニで購入(まぁいやらしいデザインのパッケージやね)。オフィスでさんざん噛みまくった後で1時間ほど経ってから自分の腕をくんくん嗅いでみると、きたきた。おぉぉ、確かにほのかになんだかいいニオイがしてきたぞ。うーむ、通りすがりにゲラニオールの香りをふわりと漂わせたりなんかして、加齢なるワシらもモテモテ(死語)か?ただ、残念ながら印象としては、やはりお菓子の香料の延長線上という感は否めず、どちらかというとちょっと「甘い」。「オトコの色香」というよりも、「よい子のにおいだよん」という感じである。若い娘の気でも惹こうと思って必死でこのガムを噛んだ結果、若い娘ではなくてアリとかハチとかが大量に寄ってくるのではちょっと困るのであるよ。惜しい。
2007年06月20日
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警官の後を追って1ブロック先の角を曲がると、十数メートル前方の路上で、警官たちが男を取り囲んでいる光景が目に入った。男は刺身包丁を握ったまま、仁王立ちで身構えている。「包丁を下に置けー!」と叫ぶ声。動かない男。「下に落とせー!」と再度叫ぶ声。「ガチャーン」という音がして、男が固まった姿勢のまま包丁だけを道路に落としたのが見えた。直後、大柄な警官のひとりがものすごい勢いで男に飛びかかり背後から羽交い絞めにしたかと思うと、そのまま柔道の投げを打つような感じで思い切り地面に叩き付けた。それが合図のように、残りの警官たちも一斉に男の上に倒れこむ。影になってよく見えないが、ボコボコにされているようである。そのまま、1台のパトカーの後部座席に男は無理やり押し込まれ、警官たちもぎゅうぎゅう詰めで乗り込んだ。なんだ意外とあっけなく終わったなと思いながら走り出すパトカーを見送ろうとしていると、中から再びひとりの警官がこちらに走ってきて「ご主人たちー、名前を連絡先を教えてもらえませんかー。詳しい話を聞かせてもらいたいんやけど、いまちょっとバタバタしてて!」と叫んだ。いまちょっとバタバタってアンタ、他所事みたいに言わんでもわかってるよ。ともかく、我々ふたりの名前と電話番号を教えると、「後日また状況きかせてもらいますんでー」と言って、警官はパトカーに飛び乗り、ケタタマシくサイレンを鳴らして走り去った。【その後立ち寄った、近所のコンビニ店員の証言】店員:いらっしゃいませー。我々:あのさあ、さっきのこのすぐ前の道路で包丁持った男がふらふら歩いてたの知ってる?店員:えーマジですか。あ、もしかしてそのヒト、上下黒の半そで半ズボンじゃなかったですか?我々:え、そうそう。なに、知ってるの?店員:そのヒトうちの常連さんですよ。すぐ向こうの雑居ビルの2階に住んでるんですよ。実はさっきもお店に来てたんですけどね、あのヒト、睡眠薬中毒なんですよ。さっきも、ほとんどまともに歩けない状態で「うー、わし何しに来たんやったかなー、うー」とか言って困ってるんで「あんたもう帰りー」って帰らせたんですよ。我々:刺身包丁持ってなかった?刃渡り30センチぐらいの。店員:いやあそのときは、たぶん手ぶらでしたよ。我々:じゃ、その後一旦家に戻って、包丁持ち出したんやなあ。店員:うーんあのヒト、ふだんは悪いヒトじゃないんだけど、一応、元コレですからねぇ(と頬を斜めに切るジェスチャー)。けど、奥さんもいるんだけどなあ、どうしたんかなぁ。我々も重度の仕事中毒患者なので、最近特に疲れ気味の同僚のMさんなんかは、つい気がゆるんで深夜の路上で刃渡り20センチ程度の暴れん坊将軍を露出したり振り回したりする危険性があるので気をつけなければいけないよと厳しく注意を促したのであった。
2007年06月18日
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プレゼン前なので土日連続の休日出勤で打合せも連日深夜に及び、さすがに寝不足もピーク。この日も明け方2時間寝ただけで、早朝からムスメ1号の父親参観に行き、そのまま午後から出社していた。作業と打合せがようやく一段落ついたのが午前1時過ぎで、同僚のMさんと一緒にビルの裏にある通用口から、裏通りに出た。人気もなく薄暗いオフィス街の裏道には、小雨が落ちてきていた。疲労困憊で、はやくタクシーを拾おうとMさんに続いて通用口のドアをくぐったその瞬間、数歩前にいるMさんが「あ、あぶないわ」と小声で呟いた。何かと思って顔を上げて前方を見ると、暗がりに何かが鈍くギラリと光った。「あかん、包丁持ってるわ」と、Mさん。眼を凝らしてよく見ると、ビルの通用口からほんの数メートル前の通りを、あきらかに眼つきのおかしな男がひとり、刃渡り30センチほどもある刺身包丁を右手に握り締め、傘もささずにこちらに向かって歩いて来る。推定年齢60歳。背格好は中肉中背だが、丸刈り頭に、上下とも黒の半袖、短パン姿。深夜のオフィス街に、異様な風体である。男はかなり足取りがおぼつかない様子で、酒に酔って千鳥足というよりも、間違いなく薬物中毒患者のラリった状態であると思われた。一体何やこのおっさんは?ビル街のどこから出てきた?シャブ中か?など、疲れた頭の割には瞬時にいろいろと想像が巡る。見ると、いつの間にか男はMさんの側を通り過ぎていて、ゆっくりとではあるが確実にこちらに近づいてくる。こんな所で刺されてはタマランと思う反面、刺されたら仕事しばらく休めるかしらとか、ボケた想像もしながら路上駐車の車一台分を間に挟む形で、向き合う状態に。いや~ん、ヤバイわヤバイわ、と焦っていたら、どうやらワタシの自意識過剰だったようで、眼の虚ろな男は刺身包丁握り締めたまま、ワタシには目も合わせずにクルマの横を通り越し、そのまま通りの端までふらりふらりと歩いていく。突き当たりのT字路まで行った男は、そこで急に包丁を振り回して激しく暴れだした。石壁に向かって切りつけたり、ゴミ箱を蹴り倒したり。すぐ近くに停まっていたタクシーが、慌てて急発進で走り出す。男はそのままクルリと180度方向転換し、再びよろめきながらこちらに向かって歩いてくる。ふらつきながらも包丁のスイングはさらに大きくなり、歩道脇の植え込みの木々をバッサバッサと勢いよく切り落としたかと思うと、横にある自転車を蹴り倒す。「おいおい、またこっちきたよ」と言っていると、Mさんが携帯でオフィスに電話を入れる。この調子で男がいつまでも包丁振り回していると、そのうちまたうちの残りの社員が通用口からぞろぞろ出てきてしまうので「とりあえず今出てくるな」と残りのメンバーに警告。そのまま今度は、警察に電話。「あのーうちの会社の前の路上で包丁持った男が暴れてるんですけど」。さすがMさん、頭の回らないワタシと違って正義感が強いというか、機転が利いて偉い。男は、相変わらずふらふらと歩きながら、時々思い出したように刺身包丁を振り回しつつ、どんどんこちらに向かってくる。裏通りから御堂筋に出ると、ちょうどさっき呼んだパトカーがサイレンを消して目の前を走り過ぎる。ワタシは急いで車道に飛び出し、後ろからパトカーを追いかける。ちょうど信号待ちで停まったところに追いつき、窓を叩いてお巡りさんを呼ぶ。「さっき通報した者です、あっちにいますよ」ともと来た方向を指して教える。そこにパトカーがもう一台急行してくる。計5名の警官が飛び出し、ジュラルミンの盾、木刀のような長い警棒、長い取っ手の先にクワガタのおばけみたいな二股がついた武器を持って、男のいた方に向かって走り出す。「ご主人たちも一緒に来て!」というのでワタシとMさんも全力で後を追いかける。※写真は実際の風景(次号に続く)
2007年06月17日
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先日、某百貨店の企画の打合せをしているテーブルの上に、メンバーのひとりである装飾デザイン会社の女社長Nさんが、バラバラとサイコロを振った。何事かと思ってよくみるとそれはサイコロではなくて、「チロルチョコ」であった。しかもこれは、新製品の「塩バニラ」!ちょうどタイムリーなことに、近頃コンビニのレジ横に積まれているのを横目で見ながら、チョコレートジャンキーのワタシとしては、少々気になっていたところだ。四角いホワイトチョコを噛むと、ジャリジャリと確かに塩の粒の食感が。しょっぱいけど、甘い。いわゆる「対比効果」というやつで、スイカに塩をかけるとより甘く感じるのとまったく同じ原理であるが、人工的な甘さのチョコレートに塩というのは、ひと際甘さが引き立つ感がある。そのうえこちらは「塩バニラ」、バニラもどきのマシュマロというか白いグミのようなものが中に入っていて、これがまたグニュニュと不思議な食感である。その後、この妙な食感に味を占めたワタシは、オフィスの近所のコンビニ店で見かけるたびに大量に買い占めているので、その店だけ局地的に「塩バニラ」の売上が突出していてPOSデータに異変が起きているに違いない。袋で買うと100円で10個入りなのだが、バラ売りで買うと1個20円と倍の値段。チロルチョコは10円じゃないのか?それにしても、最近はお昼時のOLさんが買っていく姿もよく見かけるようになった。バニラソフトの周囲を塩粒の結晶がまるでスワロフスキーのクリスタルのようにキラキラ光るイラストで、オフィス街のOLの心をくすぐるのである。ふたつに切ると、中からこのように純白のマシュマロが顔を出す。ちなみにこの商品、西日本のみ先行発売。東日本は、7月に入らないと発売しないようである。詳しくは、チロルチョコ株式会社
2007年06月15日
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