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木曜、金曜と激務で連続3時間睡眠のまま週末になり、せめて土曜の朝ぐらいは幸せな気分で朝寝坊をと甘い夢をみていたら、朝の8時、ムスメにブリキのバケツで思い切り顔面を殴られて眼から火花を散らしながら起床。(なんで家の中にそんなものがあるのか?)5秒後に我に返り、寝起きの不機嫌に怒りがミックスしたワシは、そこに落ちていたスリッパで思いっきりムスメの頭を叩き返そうと振り上げるが、この一週間ロクに顔も合わせなかったことを瞬時に反省し、スリッパ握ったままとグッとこらえて一転「おはよう」と引き攣り笑顔でやさしく挨拶する。が、逃げ足の速いムスメはもう目の前にいなかった。昼間、ムスメが凧揚げをしたいというので近所のディスカウントストアとスーパーを2軒廻って懐かしの「ゲイラカイト」を探すが、いずれも「正月までしかない」とのことで、ガックリ。とりあえずクルマで5分の広い公園に出かけると、ムスメは何が面白いのか、園内の敷地に配置された大小100個ほどもある岩という岩に登っては降りるというのを延々と飽きもせず繰り返す。何度か滑り落ちて膝から血が出てもやめないので、一体何の影響でこんな気合の入ったロック・クライマー魂が芽生えたのかと少し心配になる。夕方、外食することにして妻子と3人で近所の駅前にある「中国家庭小皿料理」の店に行く。ハラペコだった我々は、ビール、紹興酒、ピータン豆腐の冷製、蒸し鶏の葱ソース、大海老のマヨネーズソース和え、五目おこげ(醤油風味)、鶏肉とカシューナッツの炒め、合鴨の燻製、小龍包子、杏仁豆腐などを、1時間足らずで一気に食べて店を出る。ここで、先日から妻が「温泉行きたい温泉行きたい温泉おんせん」とうわ言のようにリピートしていたのを思い出し、急遽駅前のタクシーに乗り込み「今から温泉に行くぞ!」と市内の「天然温泉・スーパー銭湯」という所に手ぶらで突入する。妻は「だからぁ、温泉ってこういうのじゃなくて」とやや遺憾の表情ながら、ワケのわかっていないムスメは「♪オンセン、オンセン」と踊り出す。到着し、中に入るとものすごい数のヒトでごった返している。なるほど、不景気な世の中の手近なリゾートとして、この手の施設の庶民の需要はすごいのだなと実感する。入り口にある自販機で入浴券やタオル券など一式購入し、妻を解放してやるため、ムスメを引き取って男湯に入る。脱衣所も洗い場も、おっさんや子供でパニックに近い状態である。混みあう屋内の洗い場で大急ぎでムスメと自分を丸洗いし、屋外の露天風呂に出る。ここは、この露天の岩風呂が名物らしく、なかなか開放感があって気持ち良い。真冬の外気の冷たさと岩風呂の暖かさのコントラストがカラダに心地良く、見上げると夜空が広がっていていい感じである。これで入浴料700円は値打ちあるなぁ。などとボンヤリしていたら、は!ムスメの姿が見えない。ま、まさか湯船に!と焦って周囲をキョロキョロ探すと、すぐ後ろの岩にムスメは必死でよじ登っていた。もう、ええっちゅうねん。※露天岩風呂の現場風景
2004年01月31日
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昨夜は仕事の後にやや飲みすぎたため、二日酔い気味の頭で、阪急梅田行きのいつもより遅い電車に乗り込んだ。いつもは本を読んでいるか寝ているのだが、今日はあいにく手持ちの本がなくさほど眠くもなかったので、乗客の人間観察をする。隣に座っているのは、ジーンズに革のジャケットにスニーカーという、ごく普通の若者のファッションの女の娘。彼女の名前は、樋口ユカリ(仮名)。美容専門学校に通う、どこにでもいそうな19才だが、首から上の様子が変だ。マフラーを頭の上でクルリと頬かむりのように巻き、その両端を顎の下でクロスさせる形で左右の手で持つという不思議なポーズをしているので、周囲の乗客の視線が集まっている。昨夜彼女は、今まで自分の両親だと思っていた人たちが実は赤の他人で、本当の両親は自分が生まれてすぐに自分を置いて、マダガスカルの奥地で猿のアイアイの研究をするために移住してしまったということを初めて聞かされたのだ。その理解不能な事実に対するショックとストレスのせいか、今朝駅に向かう途中で、頭に500円硬貨ぐらいの円形脱毛が3コもできていることに気付き、彼女は慌てて持っていたマフラーを被って隠している、というワケだ。ま、あくまでワシの想像だけど。向かいに座っている初老の男性は、日経新聞を広げ、何かリズムを取るように「タパタン、タパタン」と靴底で床を叩いている。彼は、大阪に本社のある大手商社の役員、大門敬ー(仮名)59才。さっきから眉間に皺を寄せて新聞の株式欄を見ているが、実は頭の中では、先日出会い系サイトで知り合い、今週ついにデートすることになった20才の女子大生のことでいっぱいなのだ。大門は読んでいた新聞をバサバサと畳むと、今度は膝の上の鞄の中を覗き込み、雑誌を一冊取り出して少し怪訝な顔つきになった。実は、女子大生との会話に困らないようにと、同じく女子大生である娘が居間に置いていた雑誌「ViVi」を鞄に入れてきたはずが、間違えて横にあった「すてきな奥さん」を入れてきてしまったのだ。特集は、「500円で作れる豆腐のおかず一週間」。ま、これもあくまでワシの想像だけど。ドアのすぐ横にすっくと立っているのは、 170センチ近い長身に茶髪でショートカットの女性。彼女は、おそらく宝塚歌劇団に所属する24才の山崎貴子(仮名)。座席はかなり空いているのに、あえてドア横に立っている。しかも、しきりに脚を組み替えたり、少し足を開いて立っているかと思えば、急に「気をつけ」の姿勢になったりして、なんだか落ち着きがないが、これには、ワケがあるのだ。宝塚は月給制で、もらえる給料は予想外に低く世間の一般的なOLとさほど変わらないレベルである。そのうえ、稽古事やメイクにかかる経費などはすべて自分持ちなので月末になると生活はかなりピンチの状態になってしまう。そこで、彼女は昨晩冷蔵庫に入っていた賞味期限切れのハムを「ま、いいか」と思って食べたのだが、これがいけなかった。朝から猛烈にお腹を下してしまったのだ。座席に座るとつい気が緩んで大変なことになりそうなので、気合を入れて、ああやって立っているのだ。ま、これもあくまでワシの妄想だけどな。一方、座席のちょうど真ん中付近に座り、キョロキョロと周囲の乗客の顔を眺めているかと思えば、何やら物思いにふけってニヤニヤしている挙動不審の男がひとりいる。サラリーマンにしてはネクタイもせず、見た目は結構若いが、中身は中年のオッサンだ。あくまで、ワシ自身のことだけどな。そして電車は行く。
2004年01月29日
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最近、コンビニに行くと「カテキン系」の飲料やお菓子がやたら流行っていて、棚がどんどん増えている。昨年の夏頃から、「カテキン効果」を売り物にした緑茶ドリンクがたくさん出てきたと思っていたら、秋頃からはカテキン4倍という花王の「ヘルシア緑茶」が売れまくっていたり、気が付けば最近は布団乾燥機やエアコンのフィルターにまでカテキンが入っていたりする。カテキンというのは、体脂肪を軽減させるダイエット効果や、細胞の酸化を抑える美肌効果などがあるということで人気があるようだが、本当のところ「カテキン」という単語そのものの語感による影響が大きいのではないかとワタシは睨んでいる。「カテキン」には「サラ金」とか「加トケン」などの日頃からなじみのある単語によく似た響きがあって、まずなんと言っても覚えやすい。しかも、「カテキン」にはなんとなく軽快で心地良い、ついカテキンカテキンと何度も口に出して言ってみたくなる雰囲気がある。これが仮にカテキンではなくて「ゲコポン」だったらどうか。「ゲコポン4倍入り緑茶」とか大きく書いてある商品に、ヒトは手を伸ばしたくなるだろうか。「ゲコポン効果であなたもすべすべ美肌!」とか言われてアナタは信用できるか。「いやぁ、今日ゲコポンドリンク2本も飲んじゃったよ」なんてヒトに話すだろうか。ま、そんなことはどうでも良いのだが、今日はコンビニで「カンロ カテキンのど飴」というのを見つけたので買ってみた。パク。ううう。これは、カンロさんには申し訳ないが、はっきり言って、とてもマズイ。最初は一瞬、緑茶っぽい味がするのだがそのうちどんどん味がなくなっていき、飴を舐めているというよりも小石かガラス玉でも舐めている感覚なのだ。ガマンして無味な固形物を舐めているうちに、映画「火垂の墓」で、死期の近づいた節っちゃんが朦朧とする意識の中で舐めていた「おはじき」のことを思い出し、なんだか切なくなって喉がつまってきた。
2004年01月26日
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朝から珍しく大粒の雪が降っている。本日中にどうしても書き上げなければいけない企画書があり、日曜というのに朝から吹雪の中をクルマで会社に行く。今日は「大阪国際女子マラソン」の日だが、ワタシの会社が入っているビルはちょうど大阪の御堂筋に面しているので、ちょっとビルから外に出ればすぐ前がマラソンコースなのだ。しかも、なぜか毎年この日は休日出勤しているので、有名選手が走り抜けていくのが目の前で観れるのだ。マラソンのテレビ中継は、前方の中継車から真正面で選手を映しているか、あるいは選手の横で同じ速度で移動しているので、テレビで見ている限りはさほどスピード感は感じないのだが、目の前で選手が実際に走り抜ける速さは、女子選手といえども世界のトップレベルのスピードになると、もう想像を超えて唖然とするぐらい速い。この日も、先頭集団が猛スピードで走り抜けるのを見て、夕方頃までオフィスで仕事をして帰る。しかしこちらはマラソンどころか万年運動不足でイスに座りっぱなしの生活で、特にここ3日間は企画書作業に追われていたので、昨日から腰痛がヒドい。あまりのツラサに我慢できず、帰りがけにドラッグストアに寄り、初めてモグサに火をつけて粘着テープで腰に貼るタイプのお灸「おきゅう博士 腰の灸 32壮入」というのを買ってみた。風呂上りに、早速ひとつライターで火をつけて腰に貼ってみた。うわ、スゴイ煙がモウモウと出てきて部屋中がめちゃクサイ。けど、次第に腰がジワ~と温かくなり、そのうちこれはヤケドするんではないか?と思うぐらい熱くなってきた。患部が熱くなるのは判るが、徐々に全身までがカッカしてきたぞ。う~む、これはなかなか効いてるかもしれない。が、妻が部屋に入ってくるなり、「うわー、クサイ」と驚く。確かに、煙とニオイはどうにもならんなコリャ。あまりのニオイのひどさに真冬の夜中だというのに、窓全開にして換気扇をかけたが、それでも部屋の臭さはとれない。お灸後のこの腰のラクさはかなり魅力的だが、もぐさの煙はちょっとヤバイなぁ。残りまだ30コもあるのだが、果たして使いきれるのだろうか。
2004年01月25日
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新年の1月も終わろうとしているが、昨年は我がマーケティング部はみんな忙しすぎて、忘年会もするヒマがなかったため、せめて新年会をやろう、ということで、珍しく部長以下全6名が揃って飲みに行った。最初は、最近のドラマの女優で誰が良いとか他愛もない話題だったが、徐々に社内の人事のことに話が及ぶ。この時期、会社としても東京の本社内、全国の各支社内、および本社-支社間での人事異動の調整が始まる頃で、水面下では様々なネゴシエーションや説得や脅迫などの活動が密かに動いている。その新年会の席で、部長は次年度の「各部員の配置・役割についての自分の考え」 「部員ひとりひとりに期待すること」を披露した。しかしその話を聞いて、正直なところガッカリした。なにがガッカリしたって、まぁ我が部長はマーケターとしては優秀なので、組織として人材をどう活用すれば会社の業績に貢献できるか、という仕組みを考えるのは得意なのだが、なんというか、発想に「血が通っていない」のだ。何を勘違いしてるのか、「今年は、キミ達全員にもっと仕事の負荷をかけます。それを乗り越えることによってさらに成長して欲しい」という主旨のことをおっしゃるのだが、一体何を見ているのか。すでに全員休日返上で必死でやっているではないか。部長とワシは20歳近く年が離れているのだが、部員の中では最年長の立場としてはさすがに聞き捨てならず「いやそうは言ってもみんな頑張りすぎて疲弊してますよ。負担を課すだけではなくて、個人のモチベーションをどうやって上げるかがアナタの仕事ですよ」と、穏健派のワシにしては珍しくイヤミを言ってしまった。そんなこんなで気が付くと、もう時計は午前1時近くで終電がない。誰かの携帯に電話がかかってきて、近くで会社の別のメンバーがまだ飲んでいるというので、そこへ全員で合流することに。店に入り、先着組とあわせて13名の大グループで1つのテーブルを囲む。すると、先着組の先輩の一人が、テーブルの上の1冊の分厚い本を取り上げた。「何ですか、ソレ?」と聞くと、「これはやな、何か悩み事や願い事を声に出して言いながら、この本の適当なページをパッと開くと、そこには今の自分に必要な言葉が書いてあるんや」とのこと。本のタイトルは『魔法の杖』。著者はジョージア・サバスという人で、いわゆる占い本の一種なのだが、名前とか生年月日で調べるのではなく、何も考えずに適当に開いたページに書いてあることを読むだけ、というアバウトさが面白い。ところがやってみると、不思議なことにコレが結構的を得た回答になっているのだ。例えば、Y君(子持ち既婚者)が「今年は彼女ができるでしょうか!」と言いながら本を開く。『・・・たいへんな危険を伴いますが、困難の後には希望があるでしょう。』 全員がどよめく。次に I 君が「ボクの株の値段が上がって儲かるでしょうか」と言って本を開く。『・・・そんなことは、今のあなたに重要ではありません。』 一堂、妙に納得。てな具合に、いちいちナルホド、と思う答えが出てくるのだ。ワシの番が回ってきた。そこで「ボクのことを期待している人を、裏切っても構わないでしょうか?」と言い、部長の顔をチラリと見ながら本を開く。『あなたの思った通りに行動しなさい。その先にはハッピーが待っています』 そうか。そうなのか。よし。よおし。
2004年01月23日
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前日3時間睡眠だったので早めに帰って寝ようかと思っていたところ、ネイティブ大阪人のI さんに食事に誘われたため、大阪の天満にある香港広東ベトナム料理店に行く。一見、何のジャンルかよくわからないが、要はチャイニーズ風のアレンジを加えたベトナム料理といった感じで、以前から非常にウマイと噂にも聞いていて、一度行ってみたかった店だ。この店を楽しみにしていた理由はもう一つあって、以前見たこの店を紹介しているHPによると、ベトナム人(?)の店員に何を聞いても求めたものと違う答えが返ってくる、という。たとえば、「ナイフください」 と頼むと「ナイフは要りません」と言って、そこにあるスプーンで料理を勝手に切ってくれる。 「サラダはありますか?」 と聞くと「これです」と、アサリ料理のメニューを指す。(「サ」だけはあっている)「あれは取り皿ですか?」 と聞くと「あれは鶏のサラダです。」 (たしかに、鶏のサラダもそこにある)といった具合らしい。駅から10分ほど商店街を歩いて店の前に立つと、なぜか電気が消えて店も閉まっている。「定休日か」。ショックで頭が真っ白になる(オーバーやな)。が、見ると何やら中国語で書かれたメモの張り紙があり、大学の第二外国語で中国語を履修した実力を駆使してなんとなく意味を読み取ったところ「やむを得ない用事で出かけてます。用のある方は携帯まで。090-××××・・・。20:30に戻ります」といったことが書かれているようだった(たぶん) 。待ち時間が長そうなので仕方なく諦めて帰ろうとすると、店をじっとみていたI さんが「オイ心斎橋(仮名)、これって・・・教会ちゃうんか?」というのでよく見ると、確かに2階の壁面には十字架らしきものがあり、英語と中国語で「ナントカ教会」みたいなことが書いてある。そこでフト後ろを振り返ると、目指す店はそこにあった。まだシラフなのに、オッサンふたりして教会とベトナム料理店を間違えるのなんてよっぽどどうかしているとは思うが、しかし教会にしては妙にエスニックっぽい建物だし、だいいちあの中国語の張り紙は何なんだ?しかも商店街に教会?わからないことだらけで首を傾げつつ、まぁええかと店に入る。50席ほどもある店内はガランとして誰もいない。再度不安になるが、見ると日本人ではないシェフ1名と女性店員2名がいたので、店は間違っていないらしい。席に座り、写真付きのメニューを見ると、なるほど、うまそうだ。生春巻、ベトナム風焼うどん、大エビ入り生帆立炒め、ベトナム風カニ揚げ(ソフトシェル)、黒味噌入りタコ炒め、などあれこれ注文するが、残念ながら彼らは日本語が上達してしまったのか、何を注文しても受け答えに間違いがない。スリリングなやりとりを期待していたのにガッカリである。しかし、運ばれてくる料理は噂にたがわずどれもかなり旨い。なかでも絶品だったのが、ベトナム風カニ揚げ(ソフトシェル)。レタスと大葉を広げた上にカラごと揚げたカニを乗せてくるりと巻き、ニョクマムの付けダレに付けていただくのだが、揚げたカラもホロホロと柔らかく、カニの香ばしさとタレの旨さのハーモニーが絶妙で、ちょっと感動的ですらある。写真で紹介できないのが残念だ。昨夜に続いて、また美食してしまった。
2004年01月20日
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夕方、制作プロダクションのオーナーであるI さんと、ショッピングセンターのWeb販促について打ち合わせをした後、営業担当のK先輩ともども食事に招待される。向かったのは、心斎橋にある明治14年創業という「すき焼き」専門店。外観からしていかにも老舗、という雰囲気の店構えで良い感じ。昨年の日記で「すき焼きを食いたい」と書いたことがあったが、1ヶ月越しで望みが叶った。暖簾をくぐって中に入ると玄関から奥へと続く土間の左右両サイドに個室がいくつもあり、そのうちの一室に通される。そこは床の間のある四畳半ほどのシブい和室の小部屋で、地元の土建屋とお役人なんかが「今度の公共工事の入札は、なんとかウチでよろしゅう頼みますわセンセイ」「わかってまんがな小池はん、その代わりあっちの方はあんじょうアレしといてや、ぐははは」みたいな裏取引に使いそうな感じの部屋である。直前で合流したデザイナーのFさんも加わり、やや照明を落とした和室に4人で瓶ビールを注いでいると、なんとなくそんな感じで、不思議と皆、腹黒そうな表情に見えてくる。和装の50代半ばと思しき仲居さんが具材一式を持って部屋にやって来た。さっそく、厚みのある完璧な霜降りの高級和牛ロースを鉄鍋で焼き始める。割り下を使わず、砂糖と醤油だけを溶きながら具材に絡めていく関西風の焼き方で仲居さんはせっせと肉を焼き、「ハイ、ドウゾ!」の合図で早速全員が箸を伸ばす。むむむ、これはうまい。なんというか、これはもう肉なのか何なのか。牛さんに、心の中ですまぬすまぬと言いながら口に中に入れた瞬間に、噛むというよりも舌の上でトロケテいく感じ、とでも言おうか。もうみんな馬鹿みたいに「ほほう」とか「うまいうまい」とか「あぁぁー」とか会話にならない。仲居さんは非常に仕事熱心で、次から次へと鍋の進行管理をしながら「ハイ、今です!」「ハイ、焼けてます!」「ハイ、ビールおかわりどうですか!」と全面的にハイハイ型の厳しい指示を飛ばし続け、我々に休むスキを与えない。一通り鍋の中身を食べ終わり、仲居さんも姿を消したところで我々もようやくくつろぎ、アレコレ談笑をしていると、ふすまがササーっと開いて今度はおひつを抱えた仲居さん、再び登場。「ハイ、ごはんどうですか!」「おかわりいいですか!」と攻めてくる。さすがに我々も満腹になり「本当にもういいですよ、後は勝手にやりますから」と言うと、仲居さんは突然ちょっと悲しそうな表情で部屋の隅っこに行き、下を向いたまま黙って座っている。食事も終わった狭い部屋に仲居さんがじっと一緒にいるのもなんとなく気まずい感じがしていたところ、陽気なK先輩が「ほら、仲居さんもトークの仲間に入りましょーよ」と声をかけると、仲居さんは声を出さずに少し笑った。が、よく見ると眼だけは全然笑っていなかったのを、ワシは見逃さなかった。なんだか少し怖くなり、背筋が寒くなった。翌日、どうしても気になってもう一度昨夜の店の前まで行ってみると、驚いたことにすき焼き屋なんかどこにもなく、そこには荒れ果てた墓地が広がっていて・・・なんてオチはないです。ごちそうさまでした。
2004年01月19日
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楽天仲間である郡山ハルジさんの薦めで、映画「フィアレス(1993米)」というビデオを観た。ジェフ・ブリッジス演じる主人公のマックスは、航空機墜落事故から奇跡的に軽傷だけで生還する。その墜落の直前に彼は「死の恐怖」を超越し、機内では他の乗客を励まし、墜落後も平然と乗客の救出活動を行う。彼は墜落事故を「至高の体験だった」と語り、元の生活に戻るものの、やがて普通の日常生活を送ることに破綻をきたし始める…といったストーリー展開。この映画は間違いなく、かつてニューエイジ思想の中で世界的に話題になった「臨死体験(Near Death Experience)」をテーマにしている。これは、主人公が墜落事故の最中に見る「光」の存在や、彼が事故後に描く「トンネル現象」のスケッチなどのモチーフなどからも明らかである。面白かったかどうかで言えば、なかなか面白かったのだが、ストーリーに「感動」する作品ではなかった。ただ、圧倒的に共感した点があり、その意味ではとても印象に残る作品になった。で、何に共感したかと言うと、「航空機墜落に至る機内の状況と、死を目前にした主人公マックスの態度」に、である。理由はこう。ワタシは今、自分の身の回りの人の死を受け入れる心構えというのはまったくできておらず、家族や親しい知人の突然の死に直面したりすればきっとうろたえるに違いないのだが、一方、「自分自身の死」を受け入れる心構えは、昔から不思議とできている気がする。わかりやすく言えば「死ぬことが、さほど怖いと思わない」のである。死にたいと言っているワケではない。むしろ、死の瞬間が迫って来れば、当然生きるための抵抗はするだろうとは思う。ただ、どこかの時点で「これは助からないな」と悟った瞬間に、あとは極めて冷静に状況に身を委ねる覚悟が出来ている気がするのだ。この映画では、その辺りの「惨事の中で静かに死を受け入れる瞬間」の情景描写がビックリするほど自分の想像するイメージに近い形で描かれていて、こんなことを映像化して観せてもらえるとは思いもしなかったので、非常に貴重な経験をさせてもらった、というのが一番の収穫だった。まぁ、いずれにしても不思議な映画ですなぁ。
2004年01月17日
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仕事で移動中、昼メシをどうしようかと考えた。時間がない。カレーにしよう。昨日の昼もカレーだけど。時間がない時の外での食事はたいていカレーだ。理由1:まず、カレー屋ならどこの街にも駅にもある。もしカレー屋がなくても、カレーは喫茶店にもある。理由2:メニューで迷わなくていい。まぁビーフカレーか、カツカレーか、チキンカレーか、という程度の判断は迫られるが、決断は1秒だ。理由3:注文してから出てくるまでの待ち時間が短い。ランチで待たされるほど最悪なことはないからなぁ。理由4:どこで食べても、味に大きなハズレがない。ま、そんなこんなで、今日もJR大阪駅に続く地下街にあるスタンドのカレー屋に入ったのだが、実はワタシにはある決まったカレーの作法というか、特定の食べ方がある。まず、ルーとライスが半々にかかっている場合は、必ずルーが左、ライスが右の向きに置く。反対向きで出てきた場合は、わざわざ正しい向き(あるのか?)に直す。で、ルーとライスを一緒に食べ進む、というのは基本的にヒトと同じだが、違うのは、皿の上の量が減るのに従い、右側のライスを徐々に左側に押していくのだ。すると、ライスが移動したあとの皿の上は、右側から次第に真っ白に。そのまま最後まで進んで行くと、これがもう、ホントにカレーを食べた皿なのか!と疑うぐらい皿ピカの状態で食べ終わるのだ。ただ、これはいつもできるワケではなくて、大きな皿に圧倒的にルーが広がっている場合はダメだし、高級店なんかでカレーポットにルーが入って出てくる場合は、ワタシはライスの上から一気にドバっとかけてしまうのでこれもダメ。さて、本日オーダーしたカキフライカレーは、ルーとライスが丁度半々で、理想の状態。順調にライスを移動させながら食べ進むと、白い皿が徐々に姿を見せ始め、ほぼ皿ピカ状態でついに完食。「お皿、おさげしまーす」と、若い店員の男が元気に近づいてくる。真っ白の皿を見て一瞬、「おぉっ」という表情をで足が止まる店員。その表情を確認し、「どうだ」と勝ち誇ったように席を立つワシ。・・・くだらん。
2004年01月14日
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本日は、銀座の本社で打ち合わせのため、東京出張。飛行機に乗り込み着席したが、予定の出発時刻を20分過ぎても一向に動く気配がないので、周囲の客が文句を言い出す。すると機長のアナウンスが入り、「乗り継ぎのお客様をお待ちしております」だと。結局、「乗り継ぎのお客様」は、ワシらのエコノミーのエリアには姿を見せなかったので、ファーストかビジネスクラスの、芸能人か何かVIPだろう。ワシの時には、絶対、待ってくれないクセに!と憤慨しながら、「マッハのスピードで、遅れを取り戻すように!」と、機長に電波で指令を送る。飛行中、機内誌を読んでいると「スウェーデン 北欧ファブリック紀行 ~自然のきらめきを布に映して」という特集があった。北欧で活躍する数人のテキスタイル・デザイナーへの取材と、彼(彼女)らの作品を通じて、北欧の人々と日本人の自然観には共通性があるのでは、という説を検証するような内容である。中でも面白かったのは、現在日本でも人気のあるスウェーデンのテキスタイル・ブランド「マリメッコ」の女性デザイナーへの取材で、彼女は北斎の浮世絵の自然描写にインスパイアされて、「TSUNAMI」というデザインの商品を作った、というお話。全体的に、北欧のゆったりしたライフスタイルが臨場感をもって伝わってくるなかなかウマイ文章だなぁ、と感心しながら最後にライターの名前を見たら、大学時代の同級の知人(女性)だった。彼女は、女性ファッション誌の編集者からフリーのライターになったという話を聞いていたのだが、思わぬところで再会した気分だ。ま、彼女の場合はプロのライターなので特殊な例かもしれないけれど、でも日頃から自分で情報発信をしていると、思いがけないところで誰かが見ていたり、応援してくれていたりするということですな。『縁』や『運』というものは、自分が動かないことには発生のしようがないので、広義の意味で『行動半径を広げる』というのは、やはり大事なことなんですよねぇ。←マリメッコの「TSUNAMI」
2004年01月13日
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久しぶりに、「ココロのベストテン」に入る映画を観た。アンドリュー・ニコル監督の98年公開作品『GATTACA(ガタカ)』。ずっと以前から、東京の出版社にいる知人に「絶対良い」と薦められていたのだが、レンタル店でパッケージを見ると単なる「B級・SFサスペンス」という感じがして、なんとなく今まで手を出す気にならなかったのだ。物語の舞台は「そう遠くない未来」。そこは、DNA繰作による優秀な遺伝子を持った「適正者」が、自然な出産で生まれた人間を「不適正者」として支配する世界。そんな時代に、主人公のビンセントは、自然受精で生まれ、産後すぐに行なわれたDNA検査で、「不適性者」の烙印を押される。ビンセントは幼い頃から宇宙に憧れ、宇宙飛行士を夢見ていたが、「不適性者」ではかなわない夢。彼は自分の意志で運命を変えようと、DNAブローカーの紹介で、エリートの適性者でありながら事故で両足の機能を失った青年と取引をする。そして彼になりすまし、宇宙ロケットを飛ばす宇宙局ガタカ(GATTACA)の局員に潜り込む。そこでビンセントは、涙ぐましい努力によって日々行なわれる数々の「不適正者チェック」のDNA検査をすり抜け、かつ優秀な成績を残して、タイタン探査船の航海士に選ばれる。けれど、ある事件がきっかけで、ついに身元発覚の危機に陥り次第に追い詰められていくビンセント。といった具合に、ストーリーは展開していく。いやぁ、ヨカッタよ。感動した。単なるB級SFなんかではなかった。まず、近未来の設定でありながらウソ臭い過剰な演出がなく、それでいて美術や衣装などの舞台装置もすごくセンスが良い。*ガタカ社にはフランク・ロイド・ライトが50年代にデザインしたサンフランシスコのマリン・カウンティ・シビック・センターが使われていて、現実のレトロ・フューチャー感が、いい味を出している。音楽はマイケル・ナイマンで、この叙情的なBGMが、淡々として抑制の効いた出演者の演技と相まって、実に効果的に胸に迫ってくる。ストーリーは、後半に適度にハラハラ感を高めながら、ラストの展開に入っていく。そこで、何かものスゴイ感動的なことがあるとか、誰もが納得するハッピーエンドが待っているとかいうワケではないが、人間の「寂しさ」とか「優しさ」とか「可能性」とかをアレコレ感じさせながら、ふいに静かに映画は終わる。最後のエンドロールを眺めながら、なんとも説明しがたい感動が胸にジワ~っと広がって、しばらく脱力してました。こんな映画がまだあったんだなぁ。ただし、この映画の批評をサイトで見ると、絶賛しているヒトとけなしているヒトの賛否が大きく別れるので、一概にオススメできないのかもしれない。興味があれば一度どうぞ。※ちなみに、作品名の「GATTACA」はDNAの塩基配列のようですが、何を表しているのかは不明。
2004年01月10日
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USJでの水浴びが体調の悪さに拍車をかけ、朝から咳と鼻水とくしゃみが激しい。夕方、南米帰りの師匠のUさんが来阪。宿泊先のウェスティンのルームを訪ねる。すごい部屋。上層階の角部屋で、大阪の夜景が一望である。Uさんに連れられてエグゼクティブラウンジに移動し、カクテルタイムで無料のドリンク&オードブルをいただきつつ、南米旅行の報告をあれこれ聞く。Uさんが南米に行くというのを聞いていたせいかどうかわからないが、この正月休みは、イグアスの滝とかアルゼンチンの氷河とか、やたらと南米もののドキュメンタリー番組が目に付いた。中でも印象的だったのは、NHKで南米を通り越して南極昭和基地の特集をやっていて、オーロラの映像を流していたのがすこぶる魅力的だった。まるで狂気の空だ。娘と一緒に見ていたのだが、娘もすっかりオーロラの魅力に魅了された様子で、それ以来「オーロラスゴイね、オーロラオーロラ」としきりに言っている。そうだなぁ。いつかは見に行きたいなあ、オーロラ。 それにしても、咳と鼻水とくしゃみが止まらない。珍しく7時半頃にはUさんと別れ、すぐに帰ってオーロラの夢をみながら寝た。
2004年01月07日
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年も明けて仕事も始まったのだが再び体調が優れず、午前中はなんとか打ち合わせをこなすものの、午後には気力が萎えてきたため、ネイティブ大阪人の先輩Iさんと、夕方から会社をサボってUSJに行く。Iさんはワタシ同様、USJの年間パスポートを購入しており、家も近いしフリーパスで入場できるため常連さんなのだ。前回来たときは人が多かったのと勝手が判らなかったのとでほとんどなにもできないまま帰ったのだが、今日は常連客のIさんが一緒なので心強い。平日の夕方とはいえ、場内はそこそこの人で結構賑わっている。平日のテーマパークにオッサン二人連れ客というのは見たところ我々だけで、外国だったら絶対ゲイのカップルだと思われてるだろうなぁ。隣の女子高生も変な目で見てるよ…。アトラクションはほとんど待ち時間なしでスイスイ。早速、Iさんのススメで「ETアドベンチャー」へ。入り口の所で係員に自分の名前を告げて登録すると、アトラクションのコースの一番最後にETが待っていて、カートに乗っているワタシに向かって「オカエリ、シンサイバシワタル!」と叫んで手を振ってくれるのだ。しまった!名前の登録のところで「キン○マ」とか放送禁止用語を登録しておけばヨカッタぜ。ETに「オカエリ、キン○マ!」とか叫んで欲しかったなぁ。続いて「バックドラフト」で火炎に炙られ、さらに「JAWS」では池の水を少々かぶる。それにしても、寒いぞ。1月の夜はさすがに冷え込みがキツイ。その次の「ジュラシックパーク・ザ・ライド」では、Iさんが搭乗辞退したため、カップルや親子連れに混じってひとりぼっちで乗り込む。なんだ、みんなカッパを着込んで完全防備だよ。濡れるんだなきっと。ボートに乗り込み、途中で「しゃーっ!」とか言って出てくる恐竜たちにビビらされながら進む。なんだあまり大したことないやと思いつつ、ラストで突如現れたティラノザウルスに気をとられている瞬間に、ボートのコースターが急降下!うわー、と叫ぶ間もなく水の中に突入し、カッパを着ていないワタシだけ頭から水をかぶって全身びしょ濡れに。寒いんですけど。 本日のシメは、会場中央の湖で花火とダンスのショーのフィナーレ。いやぁ、すごいすごい。満喫しました。それにしても、背中がゾクゾクする。寒いなぁ。やばいなぁ。
2004年01月06日
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正月休み最後の日である。妻子と一緒に神戸のハーバーランドに出かけ、海沿いの遊園地の観覧車に乗った。観覧車が特別好きなわけではないのだが、遊園地で2歳の子供が乗れるものといえば観覧車かメリーゴーラウンドぐらいしかないので、我が家では高所恐怖症の妻はメーリーゴーラウンドに、高所平気症のワシは観覧車に、それぞれ付き添って乗ることになっているのだ。この日もゆるゆると低速で移動するゴンドラに身をまかせながら頂上付近を通過し、「ほーら、うみにおふねがういてるね」なんてムスメに言いつつ、ふと窓の外を見るとゴンドラから50センチほどの距離に観覧車を支える鉄柱があり、そこに何やらペタペタ貼りついている。よく見ると、大小のプリクラの写真である。あらためてゴンドラの中を見ると上部に開閉式の小窓があり、そこから身を乗り出して鉄柱にシールを貼り付けたらしい。しかしいくら低速とはいえ、地上50mの観覧車の頂上付近でゴンドラから身を乗り出して鉄柱にシールを貼るというのはなかなか勇気がいるぞ。チャレンジ精神に拍手。しかし、これに似たことはどこかで見たことがあるな。そうだ、登山隊が登頂に成功した証として山頂に旗を立てるのとか、観光名所の石碑の裏なんかに「タナカミノル見参!」とか彫ってあったりするのと同じだ。おそらく人間には、到達した場所に何か痕跡を残したい、という本能のようなものがあるのかもしれない。そういえばこの楽天広場にも、訪問したHPにアクセスログで名前を残すというシステムがあるけれど、これもその辺りのユーザー心理に配慮して作られているのかもしれないなぁ。登頂の証に旗を立てるように、HP訪問の証に痕跡を残す発想。もしそうだとしたら、結構奥が深いなぁ、楽天広場。 それにしても、この楽天の「痕跡システム」は、くれぐれもネットの世界だけにして欲しいもんだ。だって、帰宅したら家のドアに知らない名前がいっぱい書いてあって、「♪面白そうなので遊びに来ちゃいました。byポムポムプリン1987」とか残されてたりしたら、怖くてしょうがないですから。*写真:地上50mのプリクラシール
2004年01月04日
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聞き手 心斎橋さん、あけましておめでとうございます。心斎橋 はい、どもども。おめでとうございます。聞き手 早速ですが心斎橋さん、お正月三が日はいかがでしたか。心斎橋 そうですねぇ。元日は神戸の実家に帰りまして、雑煮におせちと手巻き寿司と神戸牛のステーキでした。それにオトソにシャンパンにビールに日本酒に焼酎を飲みましたね。2日は東大阪で妻の方の親戚の集まりがあって、握り寿司とすき焼きが山ほど出てきて、ドンペリやビールもいただきました。今日は、両方の家で大量にもらったおせちとかハムとかを処理するのに一日がかりでようやく片付き、ホッとしてます。聞き手 食べてばっかりですね。聞いてるだけで気持ち悪くなってきました。何か、お正月らしいエピソードはないんですか。心斎橋 実家の近所で散歩してたら、ちょうど今年の干支の、大きなイノシシに追いかけられました。もう少しで尻を噛まれるところで、焦りましたよ、はっはっは(笑)聞き手 今年の干支はサルですよね。心斎橋 そうでしたね。聞き手 あと、何かお正月のニュースで心斎橋さんが気になった話題とかありましたか?心斎橋 やっぱアレですねぇ、今年もお約束のように餅を喉に詰まらせて窒息死するお年寄が続出してますよね。聞き手 昨日も千葉で3人亡くなってますね。聞いた話によると、高齢になると入れ歯に餅がくっつくのが嫌で、無理に飲み込もうとするから喉に詰まるそうですよ。心斎橋 うちの甥っ子も、こないだ両方の鼻の穴にビー玉が詰まって取れなくなり、病院に担ぎ込まれて大変だったそうですよ。はっはっは(笑)聞き手 それ、お正月の話題とは関係ないですね。心斎橋 そうですね。聞き手 ・・・。そういえば、今年からジョギングするとか言ってましたけど、どうなってるんですか?心斎橋 うぐ、ゲホゲホゲホ、餅が喉にモチが・・・。聞き手 嘘つけ。
2004年01月03日
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