音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2017年02月19日
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テーマ: 洋楽(3310)
最大のソロヒット作


 1980年代初頭に姿を現し、人気を博した女性バンド、ゴーゴーズ(The Go-Go’s)。そのヴォーカルを務め、解散後に出世頭となったのが、べリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)であった。

 1985年にゴーゴーズが解散した後、べリンダは翌86年にソロ第1作を発表する。アルバムも売れシングルヒットも飛ばす中、続く87年にはさらにセカンド作がリリースされる。それが本盤『ヘヴン・オン・アース(Heaven On Earth)』であった。

 人気は衰えるどころかとどまることを知らず、先行シングルとして発売された1. 「ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」 は全米1位のヒット、さらに、6.「アイ・ゲット・ウィーク」が同2位、2.「サークル・イン・ザ・サンド」も同7位といった具合で、都合3曲の全米トップ10ヒットを生み出した。

 これら以外の楽曲もキャッチーでこの女性ヴォーカルの良さが存分に発揮されている。例えば、3.「アイ・フィール・フリー」は、シングルとしてはヒットこそしなかったが、個人的には結構お気に入り。さらに、5. 「ワールド・ウィズアウト・ユー」 は、米国のシングル化はなかったが、イギリス・アイルランドでシングル化されたナンバーで、私的には1.と並ぶ本盤きっての好ナンバー。

別記事 にも書いたとおり、べリンダは決して特別に歌が上手いというわけではなく(もちろん下手だということはまったくないし、作品を重ねるごとに成長もしていったように思う)、、元々備わっていたこの声の魅力が、この時点のヒットの原動力だったように思う。随所に見られるハスキー・ヴォイス、所々で出てくる“太い”感じの節回しの部分。こういうのが相まって普通のありがちな女性ヴォーカルとは違う魅力につながり、ヒットを飛ばすことになったのではないだろうか。ともあれ、いつ聴いても心地よい女性ロック/ポップ・ヴォーカルで、30年後の今聴いても飽きることのない一枚だと思う。




1. Heaven Is a Place on Earth
2. Circle in the Sand
3. I Feel Free
4. Should I Let You in?
5. World Without You
6. I Get Weak
7. We Can Change
8. Fool for Love
9. Nobody Owns Me
10. Love Never Dies






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