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お疲れです。。。今日はわんこと一緒におでかけわんこにとっては災難な日だったに違いないですね。洗って予防接種して帰ってきた時は元気なかったですww今日はその後ぼうっとアニメ見てました。夏目友人帳とか、何か色々。こうしていると、現実世界から逃避したくなりますne(殴…………あ、今度新しいプーリップの子をお迎えしようと思います。。。早く届くといいなぁ………。
May 30, 2010
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「葵、使い魔を連れてきた。コレと契約を交せ」絶対的な言葉に、機械的に頷く。食えない笑みを顔に湛えた女性は、まるで他人のようにそのやり取りを面白そうに眺めていた。契約を交わせば、人間という醜悪な生き物に仕え、従わなくてはいけないというのに……。「………名前は?」契約を交した後、部屋に二人きりになった時に葵はその使い魔に尋ねた。「名前? 何でそんなコト聞くワケ? アンタ………御主人がテキトーにつければいいんじゃない?」面倒そうな顔をして、使い魔はそう言う。一応契約を交した後だったらか、アンタという言葉は訂正して、でも絶対に主とは認めていないような言い様だった。「何で名乗らない?」自分の名前で呼ばれる方がいいだろうと考えながら、葵はそう問いかけた。「………御主人は、買ってきたペットに名前を聞くワケ? それと同じでしょ。テキトーにニンゲン流の、キャサリンとかエリザベスとか、和名で言えば花子でも何でもつけたら良い」大して興味も無さそうにそう言う使い魔。「…………」「何、オイとかオマエとかポチとかタマとかでも良いケド?」黙り込んでしまう葵に、使い魔は肩を竦めて見せるとそう言った。「それは嫌だから聞いた。私は誠士葵。貴女の名前は?」そう言うと、紅亜は露骨に面倒くさそうな顔をして溜息をつく。「ニンゲンってのはこんなヤツじゃなかったと思ったケドね」そう呟きながら、葵をちらと見た使い魔がもう一度溜息をついた。「紅亜」「くれあ? 苗字は?」女性、紅亜の言葉に葵が再び聞く。「苗字なんて使い魔には無いよ。呼び名が色々増えるだけで何の意味も無い」紅亜はそう答えて軽く笑った。「御主人、アンタ人形かロボットみたいな顔してるね。誰かに操られて従って、それだけで生きてる。馬鹿みたいだと思うよ」そう言われて、葵は目を瞬かせた。自分でもそう思っていた。けれど、他人にそう言われたのは初めてだった。親の言うことをよく聞いて良い子ね、とか、良くできた子ね、そんな言葉を口にする人は居れど、否定する人などいなかったから。だから、笑った。紅亜は不振そうな目つきで葵を見てくる。「私も、そう思う」「ふぅん。ま、いいや。とりあえず宜しくってコトで、一応使い魔だから、命令されれば聞かないワケにもいかないし」葵の返答に少し驚いたように目を見張り、その後ニヤリと笑ってそう言ってきた。変わらず食えない態度と表情。けれど葵は、親が決めたこの使い魔と一緒に居る事を初めて自分自身で肯定できた気がした。
May 28, 2010
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願い、祈り何度も叫んだだけど声は届かない...「天音、何やってるんだ?」「えへへっ。お花の冠」陽だまりの中で、描いていた夢。壊れるなんて思わなかった。ずっと続く幸せだと疑わなかった。どうしようもなく子供だったから。「天音、雲空っ、早く……逃げろ!」炎の中に消えていった。大切な、たいせつなものたち。「あ、ぁ………」「天音、逃げるぞ!!」足が動かない自分を引っ張って、走っていた彼はきっと同じように怖かっただろうに「おにぃ……やだ、やだぁぁぁっ。おかあさ……っ」「天音!!」動けない自分を叱咤した、必死な声。耳の奥にこびり付いて剥がれない。「――っ!」「おにぃ、やだ……っ!!」炎の影から、一人の影。恐怖以外の何物でもなかった。動かない兄に縋りついた。「天音、逃げろ。オマエだけでも……」「やだっ、やだよぉぉぉ!!!」叫ぶ声が、煙と熱で掠れる。「早く……いけっ………大丈夫、おまえなら……できるよ」頭を撫でられて記憶が無くなった。兄が強制転移魔法を使った事に、何年も経って気付いた。魔法なんて全然使った所を見たことなど無かったのに、魔力だって全然強くなかったくせに、そういう時だけ、いつもそうだった。そういう時だけは強くなるんだ。誰かを助ける為に、いつもは全然ダメなのに、いくらだって自分を犠牲にする。残された人の気持ちも考えずに「………ばか」花の冠を手に、空を見上げて呟いた。そんな兄に憧れ、同じ道を歩もうとする自身に向けて
May 27, 2010
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未来が見えません。はい。将来って、何。。。早くも後悔←大学に、ね保育士なんて本当はやりたいワケじゃないなんて半分ぐらいの嘘で誤魔化してただけだってなーんかなー………。だるーってなってるのw大人になったら忘れるんだろうか失っていたものを取り戻せたと思ったのにそれさえ幻だったんだまあ、がんばりますよ資格は取っといて損ゎ無いしね
May 27, 2010
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梅の木になりたい。めんどくさくなってます。何かいろいろ。5月病です←だから5月が過ぎればきっと回復するんだ。そうだ。全部5月のせいにしてやるんだ。今の企画~色々擬人化しよう~最近流行ってるみたいです、擬人化。なので乗ってみました。手始めに電化製品とか擬人化してみたりして(何で)後は楽器とか、色々楽しいです。。。咳が止まりません。ここ最近。喉の奥から何かが溢れだすような咳が出ます。風邪でしょうか。夏風邪は馬鹿がひくので、風邪の可能性大ですね……;どーせ馬鹿だもーん
May 26, 2010
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自分のキャラクターにやらせよう!と思いつきましてこのキャラならこの選択支かな~と考えながらやってみましたSM診断 疾風が攻撃力100破壊力100の生まれつきのドSって結果(・A・;)ポカーン……「疾風、どう思う?」「………我は知らない」次、人魚姫診断 凜ちゃんは恋に走る人魚姫タイプでした。「やったね、恋愛第一だね!」「ふふっ、ありがとうございます」そして、アリス診断を、あえての紅亜に……。ハートの女王タイプでした。「どう思う?」「それってアタシが我儘ってコト?」天音ちゃんは寂しがり屋度診断*んで、寂しがり屋を通り越したヤンデレタイプでした(何だ、私の選択肢が間違っていたのか?)「…………(汗)」「僕、そんなに寂しがり屋? 確かに、みんな居た方が楽しいけどぉ」千歳は、我儘診断←我儘を言えない根っからの僕タイプ。「たまには我儘も言っていいと思うよ……?」「…………ちとせ、いい子?」蜻羅ちゃんは、お嬢様度診断。気品で可憐な由緒正しきお嬢様。「やっぱりねー。お嬢様だよね」「そ、そうでしょうか……? 有難う御座います」ちせちゃんでツンデレ診断やったら、ツンデレ度50%ですた。。。複雑や、もっとツンデレでいてほしかった。とか、暇すぎて遊んでました。雨脚が強くなってまいりましたね。タルトでも作ろうかな……。
May 23, 2010
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しました。4時に起きました。何かやる事あったようななかったような。。。今日の授業は情報。まあ、パソコン。今回もSとれるよう頑張りますよー><今日のお洋服は黒カラス☆コルネットのゴシックロリータなお洋服にします♪んで、今日は早いから帰り漫喫行こうかなーとか考え中。。。とにかく進まない原稿をさっさと進めたいのでネタ探してこようかと……っ此処で小説少し上げて反応見たいけどここじゃ反応無いから、ダメなんですよね;完成した後友達に批評頼むしかないかなぁ。。。
May 22, 2010
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もそもそとフリーページに書き途中。。。楽しいね。バラの花を一本持った見目麗しい二人の少女が、車に揺られておりました……。「随分と長い道程で御座いましたね」ほぅ、と息をついた銀髪の少女、蜻羅がそう呟く。「ああ、でももうすぐ着くみたいですよ?」その隣にいた金髪の少女、凜が笑顔でそう言った時、「あれ、この道って行けやすかぃ?」運転をしていた少女達の父、るかが突然そう声をあげた。「えぇ~。道ひとつ間違えたんじゃないのぉ?」助手席に座っていた少女達の母、苺夢も困ったような声をあげる。「取り合えず進んでみましょーや」そう言った父が、突然アクセルを踏み切った。ガクン、と車が大きく揺れたかと思うと窓の外の景色が進み出す。「わっちょ、ちょっとぉ~! と、と止まってよぅ~!!」「御母様、近くの物に御掴まり下さい!」悲鳴を上げる母に、蜻羅が近くの物に掴まりながらそう言った。ぐんぐんとスピードを上げる車と、容赦なく揺れる車。そんな中、凜の視界の端に奇妙なものが映った。「蜻羅、あれ……」凜がそのカエルのような形をした岩を指差してそう言いかけた瞬間、「トンネルっ!?」るかの声と共に、車が突然物凄い勢いで止まった。反動で吹っ飛ばされそうになりながらも何とか踏みとどまった二人が、目をぱちぱちと瞬かせる。「な、何? ここ……」母が怖々と車から降りながら、その巨大で真っ赤なトンネルを見上げた。「行ってみやしょーか」「え、えぇ!? ボク行きたくないよぅ」父の言葉に半泣きになっている母と、その隣で黙ってトンネルを見上げる凜と蜻羅。「では、お母さまはここで待っていて下さいね」既に歩き始めている父を追うように、凜が母にそう言い残して蜻羅と共に歩き出す。「ちょっとぉ~。みんなが行くならボクもいくぅ~!!」どんどんと先に進んで行ってしまう三人を追って、母(苺夢)もトンネルの中へと消えていった……。*「わぁ、キレー」トンネルを抜けると、そこには一面青い草原が広がっていた。歓声を上げる苺夢と、ただっ広い草原を見渡す二人。「この先は、何があるんですかね?」笑顔でそう言った凜に、るかが更に足を進めていく。「はっ! こ、これは!!」歩いている途中で、るかがピタリと足を止めて叫んだ。「何か御座いましたか?」「た、食べ物の匂いじゃあぁぁぁぁ!!」蜻羅の問いかけにそう叫んだるかが、たたっと駆け出す。「えぇっ! 食べ物!?」慌てたように一緒に駆け出す苺夢。残された二人は、きょとんとして顔を見合わせた後、るかと苺夢を追った。そして二人が追いついた頃には、既に食べ始めている苺夢とるか。「あ、あの……御店の方は……?」どこにも見えない店員の姿に、蜻羅がおずおずとそう尋ねる。「いなかったのぉ~」暢気にそう返してくる苺夢に、凜と蜻羅が固まる。「そ、それマズくないですか? お金とか」「大丈夫! カードもサイフもありやすぜぃ」慌てる凜に、るかが自信満々にそう言う。「ですが、何処か偉い御方に出す御食事とか、1つで十万単位の食べ物とか……」困ったようにそう説明する蜻羅だが、るか達は聞いちゃいない。「蜻羅、少し辺りの様子を見てみましょう」そう囁いてきた凜に頷いて、二人は手を取るとその場を離れた。少し進むと、『湯』と書かれた巨大な建物が見えた。「橋の下に線路がありますよ」赤い欄干に手を置いてそう言う凜。「電車の音が致しますね。生きているのでしょうか……」そう呟く蜻羅の目の前で、電車がガタガタと走ってきたかと思うと橋の下を通り過ぎた。それをじっと見送ってふと顔を上げると……、長い髪を一本に結い上げた表情の乏しい男性と、その肩にちょこんと乗っている黒髪の少女がいた。「貴方は……?」唖然としている蜻羅と凜を見つめて、男性がはっとしたように目を見開いた。「此処で何をしている!」「え、あの」少し語調を強めて近づいてくる男性(+千歳)に、うろたえる二人。「直に夜になる! その前に早く戻れ!」そう言い募る男性の後ろで、どんどんと日が沈んでゆく。そうして、湯屋の入り口の明りがポウ…と灯った。「っ、もう灯りが……千歳!」男性に千歳と呼ばれた少女は、その言葉を受けて男性の肩からぴょんっと飛び降りる。「千歳が時間を稼ぐ、その間に早く戻れ!」そう言われて駆け出す二人の耳に、リィィン……という鈴の音が響いた。*男性(+千歳)に言われるがまま走ってきた二人が、一つの店の前で立ち止まった。既に日は落ち、店には明りが灯り、そして影のような人形のような奇怪なものがうようよとあちこちに蠢いている。そして二人が立っている店。父と母がいたはずの席には、2匹のミニブタが黙々と食事を平らげていた。「御父様と、御母様……?」茫然とそれを見て呟く蜻羅。店の者であろう影にフライ返しで叩かれながらもめげずに食べている。「この食欲っぷりはまさしくお父さまとお母さま! 蜻羅、この場は逃げましょう!」凜が無駄にキリッとした表情でそう言った。「え、しかし……」「蜻羅!」まだ戸惑っている蜻羅の肩をがしっと掴み、凜が諭すように名を呼ぶ。「飛べない豚はただの豚です! つまり……」凜の言葉で蜻羅がはっとしたように二匹のミニブタを見ると、言った。「……唯の豚!」それにこっくりと頷いた凜が、蜻羅の手を取って走り出す。迷いがなくなったのか、蜻羅も共に走り出した。そうして来た道を戻ってゆくと、階段を下りようとした瞬間、ジャバっという音と共に足に冷たい感触が走る。「水……っ!?」驚いたように慌てて水から上がる。トンネルまで続いていた草原は、一面湖のように水が広がっていた。「……如何致しましょうか、凜」「そうですねぇ。むしろ全部夢でキレイさっぱり消えてくれるといいんですけどね」蜻羅の言葉に、凜が困ったように微笑んでそう言った。その時だった「凜、何か……透けておりませんか?」蜻羅が口元に手を当てて驚いたようにそう言う。「そう言う蜻羅も……」互いが互いを見つめて目を丸くする。と、その時、ゴォォ…ンという音と共に、すぐ近くに船が止まった。「………」唖然としている二人が見つめる中、船からは体が無かったり頭が無かったりする人(?)達が降りてくる。「移動しましょう」凜の言葉に頷いて、蜻羅と凜は家の影の方へと隠れた。「あ、あの……」きょろきょろと辺りを見渡す凜に、不意に蜻羅の声がかかった。「何ですか?」そう言って振り返った凜が見たのは、蜻羅と手を繋ごうと差し出していた自分の手が、蜻羅の腹の辺りを突き抜けているという光景。「透けて、る?」凜がそっとその手を動かし、蜻羅の手を掴もうとする。しかしそれは叶わず、すうっと突き抜けてゆくばかり「すごいですねぇ」「本当に」感心したようにそう言った二人が、互いに互いの手を合わせて遊ぶ。「(*^ー^)メ(^o^*)タァッチ♪」と、そんな二人の前に先程の男性(+千歳)が現れた。「あ、先程の」「その説はありがとうございます」二人が半分以上透けたまま笑顔でそう礼を述べる。「こ、れ……」「これは?」千歳が二人に渡したものは、丸薬のようなそれ。「この世界の食糧だ。これを口にしないと貴様等は直に消えてなくなる。よく噛んで飲み込め」疾風が淡々とそう説明すると、ガリッという、音がした。『よく噛んで』の言葉をどうとったのか、凜の口からガリガリガリ……と、よく噛んでいる音が聞こえてくる。「千歳、何を持ってきた?」「……に、く」疾風の問いに、肩の上の千歳がそう答えた。「そうか、随分と固い肉だな」「ちと、せ……かみ、きれない……」疾風の言葉に、千歳がこっくりと頷いてそう呟く。やがて段々と二人の姿がはっきりしてきた時「っ、まずいな」少し焦ったように、疾風が凜と蜻羅を覆い隠すように壁に押し付けた。「な……?」「あの、何か?」慌てる蜻羅と、きょとんとする凜。「オマエ等を探している。紅亜の、手先だ」低い声でそう言った疾風が、空に飛ぶ一羽の紅い鳥を睨んだ。「………派手ですね」ぽつり、凜がそう呟いた。
May 21, 2010
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婀娜(アダ)は仇(アダ)となり徒(アダ)として空(アダ)に帰る。つまり、アダ。言ってるこっつさっぱ意味わからんと思った人はその通りです。意味なんてないのです。突き進んでるのです。どこでも無い場所に、一番行っちゃいけない場所に、今はパソコンもそもそしてます。教室私しかいなかったのにいつの間にかごっさ増えてます。残念(- -;)そういえば、情報っていうパソコンの授業があって10分で900文字打ち込んで何文字打てたか、ミスはあったかみたいなのを競うものでSランクとりましたー*やっとノーミスで全部打てた;テストもできるといいな★
May 20, 2010
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ひょっこりと失礼するです♪最近ちょいちょい日記サボり気味になってきていてカウンター大変なコトになってます(・∀・;)一昨日ゎみんなでカラオケ行ってきましたよっ*念願の歌南ちゃんとの双子ちゃんもできて、満足ですです(-∀-)もう5月。大学に慣れて・・・ってワケじゃないけど5月病(笑)まあ、やる気起きないのはいつものコトですけどね^^;いろいろ模索中なのでまあ、やる気が出た時にがんばってみようと思います。。
May 18, 2010
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おはようございますぅ。。。今日は大学がのんびりなので、少しまたーりとしておりますよ(笑)ろりぃた服に紅茶とまかろんのティータイムなんて嬉しくてどきどきしますw今日の大学は2限だけなんです><パソコンなので、まあいいかなーって感じ*それしか授業無いからロリィタも派手なのん着てけるしね☆明日はカラオケ歌南ちゃんと双子ちゃんがやっとできますよー(笑)歌南ちゃんと、墨涙お姉様と、苺夢ちゃん。あともしかしたら葵さんが来るかもって感じです^^残念ながらせつこさんと雷琉さんは、用事があってこれないみたいです(- -。)あ、カラオケはアルツファイマー防止とかにもなるんですよ!みなさんもいっぱい歌いましょw
May 15, 2010
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書き半端の小説がアリエナイくらい溜まってて;コレどーしよーみたいな事になってます^^;はい、おはようございます。ハクちゃんが行方不明になって早ヶ月(かな?)今日は大学4限まであるのですーあー、めんどくs(ryしかもピアノ><練習してへんしー(いつもしてない)英語verの本が訳すのに時間かかって全然進みません、先生。今日は大学に暇つぶしようの本を持っていこーと思ってますわぁ。
May 12, 2010
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「ねぇねぇ、みんなの初恋っていつだった?」突然時歌が、そう声を上げた。その場にいた皆が一瞬固まる。「初恋か~。幼稚園の時かな」「幼稚園! いいなー、一回行ってみたかった!!」葵の言葉に、時歌がキランと目を輝かせる。「幼稚園ですかぃ。この学園確か幼等部までありやしたね」るかが思い出したようにそう言った。「え? あったっけ?」「さぁ……?」きょっとーんとした苺夢の言葉に、藾琉が軽く首を傾げる。「で、他のみんなの初恋っていつ?」「そんなのあったっけー? いや、無いかなー」時歌が改めて問いかけたのに、藾琉があっさりとそう返した。「えっとねぇ~。ボクも幼稚園の時だったよぉ~」「ウチもそんぐらいでしたね」苺夢の言葉に、るかもうんうんと頷く。「私は、いつだっけ? 多分幼稚園じゃない?」「みーんな幼稚園なのね。いいなぁ、幼稚園は出会いの場なのか」沙ゞの言葉に、時歌がズレた感想を述べる。「いやいや。あ、そういえば使い魔のみんなの初恋って?」時歌の言葉に訂正を入れていた沙ゞが、思い出したように蜻羅達を振り返ってそう言った。「え?」「わぁ~ボクも知りたい~」きょとんとしている使い魔に、苺夢がキラキラとした瞳を向ける。「初恋………?」「あはは、僕は5歳くらいの時だったっけ」考え込む使い魔達の中で、天音が朗らかに笑ってそう言った。「5歳?」「うん。確か幼馴染の男の子だったよ」聞き返す苺夢に、天音が小さく笑ってそう言う。「アタシは14の時だったかな」面白そうに、紅亜も会話に参加する。「へー。紅亜にも純情な時代があったんだな」「あのね……ヒドいね、御主人」感心したような葵の言葉に、紅亜があきれたような表情でため息をついた。「凜と蜻羅は?」「私は……多分、10歳の頃ですね」振り返って尋ねてきた天音に、凜がにっこり笑ってそう言う。「へぇ~。みんなの初恋なんて、可愛いね。見たかったー」「あははっ。ところで蜻羅は?」楽しそうにそう言って、皆が蜻羅を振り返る。と、蜻羅はベッドに座ったまま固まっていた。「はーい。蜻羅の初恋が誰か! ズバリ、『疾風』なんじゃない?」「まっさかー。いくら蜻羅でも初恋が疾風って……」時歌がにんまりと笑ってそう言うのを、葵が笑って否定する。「ねー、蜻羅の初恋は誰だったの?」笑顔で振り返ると、蜻羅は固まったまま、顔を真っ赤に染めた。「…………え?」「まさか、ホントに疾風?」きょっとーんとして首を傾げる皆に、蜻羅はますます顔を赤くする。その行為が、むしろ肯定していた。「わー可愛いー。純情なんだねー」「で、その疾風は初恋いつなの?」きゃいきゃいと声を上げる女の子達に見つめられ、1人輪の中から外れていた疾風が顔を上げた。「…………我の、初恋?」「そう。初恋」不審な目で聞き返した疾風に、皆がこくこくと頷く。そしてそんな中で、頬を染めた蜻羅が若干の涙目で疾風の事を見つめていた。「………我も、蜻羅………だと思う」「マジで!? どんだけすごいのこのカップル! いいねーラブラブで」何故か若干空を見ながら答えた疾風に、その場に居た皆が盛り上がる。そんな中、蜻羅がようやく安堵の表情を浮かべたのに、疾風も息をついた。「………で?」「は?」いつの間にか疾風の後ろに回った時歌が、小さく囁いた。「疾風の初恋、ホントはいつなワケ?」紅亜もにやにやしながら面白そうにそう聞いてくる。「い、いや……だから蜻羅だと言っただろう」「ほんとにぃ~? ま、いいけどね。それよりみんなの初恋話聞きたいよー」しどろもどろになる疾風ににやりと笑ってみせると、時歌は何事も無かったようにそう言って葵達ときゃいきゃい話し始めた。「ふぅ……。千歳は、恋はした事が?」みんなの輪の中から外れて疾風の隣にちょこんと座っている千歳をちらりと見て、疾風がそう問いかける。「………みんな。おともだち、だよ?」「そうか。それもいいな」千歳の返答に小さく笑って、疾風は千歳の頭をくしゃくしゃと撫でた。*あとがき*不意に思いついた。そう、初恋ってイイヨネ☆ちなみに疾風の初恋は蜻羅で無い事は確かだけど、本人もほんとに初恋だったのか若干疑問。お相手は凪ちゃんでしょう。そういや時歌さんの初恋だけ書くの忘れてたけど、まあいいでしょう。藾琉さんはいないのかなーw
May 11, 2010
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ある穏やかな昼下がりの時だった。街の中で、不意に声をかけられた。「よう、久しぶりだな」「シャリアテールか?」薄氷のような笑いを浮かべて声をかけてきた男に、疾風がそう返す。黒い髪に銀の瞳、全身は黒を基調とした上品な服に包まれている。「疾風の、友達?」皆がきょとんとしてそう聞いてきた。「ほう。今は疾風と呼ばれているのか。で、そのぞろぞろ連れた奴等は何だ?」相変わらず冷たい笑みを絶やさずにそう聞いてくる。「我の主とその友人だ」疾風が簡潔にそれだけを言うと、今まで表情の変わらなかったシャリアテールと呼ばれた男性が一瞬面食らったような表情をした。「はっ、その馬鹿みたいな小娘にこき使われてるってわけか? ザマねぇなぁ、あのオマエが」「……我が主を悪く言うのはやめてもらおうか」嘲笑ともつかない笑いを浮かべるシャリアテールに、疾風が剣呑な目つきでそう言う。「ほう? 忠実な僕って訳か? 楽だろうなぁ、そのニンゲンも」気にもせずにそう言葉を続ける。冷たい目の、不思議な男性。美しさで見れば疾風と負けず劣らず。しかしその表情や艶やかな瞳は、その場にいる誰もを魅了するようなそんな雰囲気を醸し出していた。「貴様は今は?」「俺もどこぞのお嬢様なニンゲンの配下さ」疾風の問いに、シャリアテールはそう言って肩を竦める。その時だった「シャル! 何をしているの!」甲高い女性の声が響いた。美しい服に身を包んだ女性は、高飛車そうな目でシャリアテールを見下げるように見た。「ああ、申し訳ない」全く悪いと思っていなさそうな目つきと態度で、シャルはそう言う。すると女性はぐっと唇を噛んだ後、懐から契約書を取り出した。それに今度は葵達が驚いたような表情をする。「契約書! 肌身離さず持ってるなんて……何する気だ?」契約書とは、使い魔と空の民が契約を結んだ時に生まれるものだ。それがある限り、使い魔は基本空の民に逆らう事ができなくなる。「私(われ)、使い魔シャルを使役する者。主、リリアの名において命じる。“キリィア”(苦しめ)!」呆気にとられている皆の前で、女性、リリアがそう言った。瞬間、シャルが小さく呻いた。体を抱えるようにして強張らせ、歯を食いしばっている。そのままガクリと膝をついたシャルの額から、冷や汗が流れ出た。「っ止めて!!」ほぼ同時に、その場にいたニンゲンが叫んだ。瞬間、リリアの気がそれたのかシャルの顔から苦痛が消える。肩で息をしているシャルを冷たい目で見つめて、リリアは次に葵達の方を見た。「何かしら? 貴方達」「おいっ! 自分の使い魔に何してんだ!!」さらりとわざとらしく尋ねてきたリリアに、葵がそう怒鳴る。「何って、ただの躾よ。使い魔の分際で私に生意気な態度を取るからよ」さらりとそう言ったリリアに、皆が不服そうな顔で黙り込む。そんな考えを持つ者等めずらしくもない。言うことを聞かなければ罰する。恐怖によって支配することで、使い魔を使役すると考える者。「それより、ウチのシャルが迷惑をかけたわね。お礼ぐらいするわ。付いてらっしゃいな」つんとした態度でそれだけ言うと、リリアはシャルに向けて買い物袋らしきものを大量に押し付けて歩き出した。ふらふらと立ち上がったシャルが、その荷物を抱えてリリアの後についてゆく。「っ! 持つの手伝う!!」よほど気に入らなかったのだろう、葵と籟琉がつっけんどんにそう言ってシャルに手を差し出した。「あのな、何言ってんだ? 第一量はあるが、このぐらいなら重くは……」「いいからっ! 少し渡す!!」きょとんとしているシャルから半分むりやり買い物袋をひったくる二人。そしてそのまま歩き出すのを、シャルが茫然と眺める。「私も持つの手伝おうか? お洋服でしょ? 軽いから苺夢でも持てるよ~♪」「いや、軽いから俺一人で大丈夫なんだが……何なんだアイツ等は、何で怒ってるんだ?」時歌の申し出を断った後、ぷりぷりと先を歩く二人を見つめてシャルが驚いたままにそうぼやく。「あははっ。同じ空の民として嫌だったんじゃん?」沙ゞが軽い笑いをあげるとそう言った。「ふうん。変な奴等だ」まるで意味が分からないというように顔を顰めて、シャルはそう呟くと再び歩き出した。*ちょっと前に思いつきで書いたネタ。うん。疾風の悪友のお話。なんとなくねー浮かびましたヨ*
May 10, 2010
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授業予定書いてある紙忘れてきました;あー今日の授業なんだっけー部屋どこだっけーばかすwww朝カバンから出して確認なんかしちゃってそのまま家置いてきたとかorzもうねーだめですねー。。。2限目はなかったハズ!と信じてこうしてパソコンぽちぽちしてます近くにいる大学生の話し声がうるさくて一体誰に向けて喋ってるんだ!全国中継か!みたいに思います^^;ハイ。そんなこんなであ、風邪だいぶよくなってまいりましたよー明日から校外学習なので元気になってるといいなぁとか思います(- -;追記調べてみたら2限目授業あった!;15分以上経ってるし、部屋どこかわかんないので(コラ今日はサボりでー^^;あ、授業無いのは3限目でした(汗
May 6, 2010
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熱が上がってきましたー><だるい辛いしんどいよー。。。。元々平熱低いので上がると辛いです;38まで行かないといいなー……明日大学とか、ムリっす;;明後日からは校外学習orzあーコメレスはまた今度でー(汗)
May 5, 2010
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今日はーしなと一緒にカラオケ行って漫喫行って帰ってきました!カラオケ効果か、喉の痛みが軽減しましてwwんで熱はかったらあら、重症wwってなもんで食欲全くないのでーレモンティー飲んで寝ます☆明日は大学だーピアノ練習してへんしw
May 4, 2010
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おはようございます。ハイ……。風邪引きましたよー体だるいし喉痛いし頭痛いしで死にますwそんなこんなで今日はしなとカラオケ行ってきます(何故いやー誘われたら断らない主義なんですよてことで行ってきます!声出るかなぁ。。。。;
May 4, 2010
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涙なんて、なんて――何の為に泣くの?涙はね、女の子の武器なんだよなんて、それじゃ女の子の涙は“嘘”みたいじゃないか……。*「ねえ、綺砂。あそぼーよ」ぷうっと頬を膨らませてそう言った嘩音は、本日何度目かのため息をついた。「ごめん。もう少し待ってて」「そのセリフ8回目~」つれない綺砂が夢中なのは、手元の本の物語(ストーリー)。それが面白くなくて、ついに嘩音はその場から立ち上がった。「今日はもう1人で遊んでくるっ」「………うん。気を付けて」嘩音の言葉に、返事など来ないかと思ったが、上の空の心配の言葉がかかる。「っ、心配なんかしてないクセに」小声でそう言うと、嘩音はさっさと歩き出した。「泣いたら、一緒に来てくれたかな」ペロっと舌を出して、嘩音は悪戯っぽくそう呟く。そう、紅亜の涙を一度だけ見た時に言われた言葉――涙はね、女の武器なんだよ悪戯っぽく、そう言ってみせた紅亜は今泣いていたのが嘘のように綺麗で多分、アコガレだ。そう思って嘩音は唇を固く結んで足を進める。「あの涙は、ホンキだったのかな」ぽつり、呟いた。その涙さえ、嘘にしてしまう強さがどうしようもなくアコガレた。「よし、お買いものしよっ! やけ食いしてやるんだから!!」1人でそう言うと、嘩音は足どり強く町へと向かった。*「きさ、ら………」もう日の傾いた頃に、千歳の言葉で我に返った。「あ、千歳。どうかした?」「かのん。みなかった………?」開いていた本を閉じて尋ねると、千歳は少し困惑した表情でそう聞いてくる。「………え?」「いない、の………かのん」一瞬、千歳の声が遠のいた。トクン、心臓の鼓動が速くなる。「自分が………、っ探して来る」今朝のやりとりを思い出して、綺砂が慌てたように立ち上がると走り出した。「………もう、遅いよ」1人になった千歳がポツリそう呟いて遠くなってゆく綺砂の背を見送る。冷たい風が、千歳の黒い髪を攫っていった。*ふと、思いついた横道に逸れた話。ならそうと思って書いたのに、残念な結果に終わった。。。いや、アレだ今頭沸いてるせいなんだ。うん。
May 3, 2010
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映画で、アリスインワンダーランドを見てきましたっ♪↓感想です(ネタバレ含みます)とりあえずまあまあ面白かったです。内容としては主人公のアリスが難しい年頃の中で成長してゆくお話なのですが主人公の成長があまりにも早すぎて、もう少し時間が無いと感慨が無いな~って思いますね^^;あとは、白の女王。設定では、誰からも愛される心優しく美しい人。という事でしたがぶっちゃけ物凄く微妙すぎるww私は好きになれないタイプかと……「私は殺生はしない事にしました」とか言って危険で嫌な役柄を全部アリスに押し付けてるようにしか見えないし化粧が濃くて美しいかもあまり分からないし(これは個人差かもしれませんが)むしろ本当は赤の女王の方が優しいんじゃないかって思いますね。赤の女王は寂しいだけで、本当は優しい。ってイメージがもてます。白の女王はむしろ冷たい感じに見えたし、「闘いはしたくない」っていいつつ地位は欲しいから返せみたいな言い方で、あまり平和主義にも見えない。アリスの成長は描けていたけど、他のキャラクター構成が曖昧なのか分からないが他のキャラクターのそれぞれ思う事などがさっぱり分からなかった。帽子屋の演技は最高でした!wあと3Dにする必要は特に無いし、メガネ外した方が色が鮮やかに見えてよかった気がしますね;と、まあそんな感じでまあまあって感じ。私が期待してたのかしら?もう少し物語構成がキチンとしていればいいかなって思いましたね><でも面白かったですよ♪
May 1, 2010
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