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2017.09.02
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カテゴリ: 宝石以外
徐々に涼しくなりつつある今日この頃


仙台はもはや寒いです・・・(体感


さてさて今日は石友さんの間で話題になっているローマングラスに焦点を当ててみたいと思います
ローマングラスとは古代ローマ帝国時代に作られたガラスが地中に埋もれている間に、
地中の成分とガラスの成分が結びつき、
表面が銀化して見事な虹色が現れたものを言います。
なので最古のものだとかるーく2000年経過したガラスとなるので、
正確には「古代ローマガラス」という意味でローマングラス なわけですが、

勝手に「浪漫硝子」などと呼んだりしています。(私の独自命名ですので、一般的には通じません)

そんなローマングラスですが、上で説明したように地中に長く埋もれていた為に、
一般的には割れた破片がほとんどですが、
ガラス食器として完全に姿を保ちつつ虹色が出てるものも存在します。
まーそんなのは博物館クラスになっちゃうのでおいそれと手を出せない高価なものですがw

さて私もこの虹色に見せられて2点所持しているのですが、
新規購入でさらっと掲載しただけなので、記憶に薄れてる人も多いようなので、
最撮影して掲載いたします。
蒼い方 アフガニスタン出土、3.00ct
無色ガラス アフガニスタン出土、2.46ct










やはり特筆すべきは蒼いほうでしょうか。

非常に綺麗です。
無色のほうは「元は何かの食器だったんだな」とはっきり分かる湾曲した形に魅入られました。
どちらもうすーい薄片なためにここから切り出してルースにするというのは相当難しいのが残念
まぁ薄片じゃなくても銀化している部分はほんの表面だけのうすーい膜なので、
磨く作業だけで虹色が消えちゃうわけですがw



蒼い方は光に透過させるとこんな感じで蒼ガラスの透明度も申し分ないですね。


本日のベストショット


ビスマスか!ってほど虹色でまくった様子を撮れましたw





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最終更新日  2017.09.02 06:13:59
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