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以前にレンタカーのお話をしました(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200812180001/)。レンタカーの利点は、気ままな旅が楽しめることです。どの道を通ってもいいし、好きな所で休憩。写真を撮るのも自由。好きな音楽でもかければ、本当にウキウキと楽しいです。 車を止めてパチリもちろん日本とは違ってみんなのマナーはなっていませんし、はっきり言って「ファウダ」(混乱)です。でももっとひどい国もあるそうで、まだまだヨルダンはマシだという意見も聞きます。さらに、トロトロ走っている分には事故に遭わないのです。みんな避けて通りますから(笑)。慣れた頃にご用心!アンマン市内を走るのは確かに慣れるまでちょっと怖いのですが、アンマンを出てしまうと車の数はすごく少なく、スイスイ走れます。ただしヨルダンの道路はデコボコで、スピードが出ないようにわざと段差が作ってあります。スピードを緩めないと、運転手自身も座席から飛び上がって、天井に頭をぶつけてしまいます。この凹凸に慣れるのにちょっと時間がかかります。アンマンからペトラなどへ南下するには、3本の道があります。Desert Highway、King's Highway、それから死海沿いの道です。Desert Highway は本当に砂漠の一本道。眼前に広がるのは砂、砂、砂。一番面白くない道です。おススメの道は King's Highway。世界最古の道といわれていて、いろいろな景色が楽しめます。くねくねとしていて、Highway には思えませんが…。ここは、聖書時代からたくさんの人々が行き来していました。歴史の息遣いを感じることができます。仕事用のホームページで、ヨルダンでのレンタカー情報を更新しました。料金や車種など、ご参考になさってくださいね。時間に余裕のある方や気ままな旅が楽しみたい方は、ぜひレンタカーでどうぞ。運転手つきのレンタカーも可能ですので、ご相談ください。http://picturesque-jordan.jp/rentalcar.aspx英語版は、http://picturesque-jordan.jp/hiredcar.aspx からどうぞ
2009.05.31

最近のアンマンでは、風がさわやかな気持ちのいいお天気が続きます。一時の熱波は影をひそめ、夕方には肌寒いくらいになる時もあります。先日訪れたペトラもワディラムも暑すぎず、意外なほどさわやかでした。「今年はちょっとおかしいのよね。普段の年とは違う!」と言うのはペトラで働く私の友達。これも異常気象の一端でしょうか。さて、気持ちのいいお天気に誘われて街を歩くと、花々が相変わらず美しいです。特に今の盛りはブーゲンビリア。この花、あちこちで木のように生い茂っています。日本ではなかなか育ちにくいですよね。私の実家にもありましたが、短期間で花を落としてしまい、結局育ちませんでした。ブーゲンビリアは、こちらでは俗語で「マジュヌーネ」と呼ばれています。直訳は「クレイジー(気違い)」・・・・。え~? なんで? と思われるかもしれませんが、それには訳があります。ブーゲンビリアが花を咲かせるときは、まるで“気違い”のように次から次へと花をつけるからだそうです。でも本当に、枝もたわわに(?)花をつけていますよね。このブーゲンビリア、ヨルダンではかなり長い間楽しむことができます。真っ青な空とギラギラの太陽には、ブーゲンビリアの情熱的な色が本当によく似合うのです。中東観光のことなら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.05.29

2泊3日の小旅行から無事に (?) 帰って来ました。「?」が付くのは、実は旅行の初日にヨルダンで初の交通事故に遭ったからです。とはいえ双方に怪我は全くなく、車だけがベコンとへこみました。相手の車はもうちょっと重症で、ドカンとへこんでいましたが。この事故が起きたそもそもの原因は、相手が携帯電話をしながらトロトロと横から出てきた上に、道の中央付近で止まっていたからです。そういうわけで、私たちのペナルティは取られませんでした。いやいや、携帯電話の取り締まりをしてほしいものです。さて、そんなこんなで予想外に出遅れた今回の旅。急きょ予定を変更することになりました。ペトラへ下る途中で立ち寄ったのはカラック城。ここは12世紀の十字軍の城として知られています。 かなりの高台にあります。 城から見下ろす風景カラック城は、オーランド・ブルーム主演の映画「キングダムオブヘブン」の撮影でも有名です。数多くのシーンがカラック城やその周辺を舞台にしているということです(撮影では実際の城は使用されていないそうです)。 ↑ お城には弓を射るための場所がたくさんあります ↑お城の中。どこからともなく現れたベドウィンが案内してくれました。聖書に造詣が深い方は、カラック城の観光をまた別の観点から楽しまれることでしょう。というのも、実はカラックは「キル・ハセレト」という名で聖書に出てくるからです。キル・ハセレトは、モアブ人の重要な都市であったと考えられています。聖書の列王第二3章の記述には、イスラエル,ユダ,エドムの連合軍がキル・ハレセトを攻撃した時のことが記されています。事前に列王記第二3章の記述を読んでおかれると、興味深いと思いますヨ。このカラック城、中世と現代が混在した不思議な街です。観光に来られる際は、ちょっと立ち寄ってみてくださいね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←応援して下さる方はクリックしてくださいね。
2009.05.27

昨日、「熱波到来」などというタイトルを付けた割りに今日は風が気持ちの良い過ごしやすい一日でした。 今日はサロンに行ったあと、ヨルダンに初進出のダイソーに行ってまいりました。このお店の情報は、ブログを読んでくださっているアンマン在住の方から掲示板で教えていただきました。ダイソーはサウジには10店舗、レバノンには3店舗など、かなり中東に進出しているようです。でもヨルダンでは今年になって初めて。しかも場所が Istaklal Mall というかなりマイナーな庶民向けモール。客層も地元のムスリムがほとんどという、条件的にはちょっと(かなり?)キビしい場所です。 リピーターや新しい客層を増やしてヨルダンで生き残れるか? 見守るしかありません。 お店の入口 ↑ ダイソーの宣伝看板。 ↑ これは日本のダイソーにないだろうという商品。ありますか?品揃えとしては、日本のダイソーで見かける懐かしい商品がほとんど。日本で手に入るダイソー商品がここで手に入るとは! 値段はというと、日本の2倍から3倍。日本だと100円で手に入るのに...と思うとなかなか踏み切れないのですが、でも日本から送ってもらう送料を考えると、たとえ2倍3倍高くても、結果的には安いかもしれません。さらにダイソーの文房具はかなりお得。ヨルダンの文房具は、まったく! 可愛くなく、機能性からはほど遠く、デザインも限られるうえに高い! のです。なので、ダイソーの文房具はかなり嬉しい。でも・・・ヨルダンへのお土産に100円ショップで大量購入していたのに、それができなくなってしまいます。友達に日本で買ったダイソー商品がチラホラ見つかり、ぎくっ。値段がばれてしまうではないか。ダイソーではアラビックの音楽が流れています。さらに頭にかぶり物をしたムスリム女性たちがほとんど。まぁ・・・お客さん自体、それほど多くありませんでしたが。日本の音楽もあるのだけど、ヨルダン人には人気がないそうです(笑)。便利な日本製品がたくさんありましたが、説明が日本語だけだったりして、ヨルダン人には良さが伝わりにくい様子。スタッフの女の子が個人的にアラビア語の説明文を付けたりいましたが、スタッフ自身もよく分からない商品がたくさんあるようです。翻訳を頼まれたので、少しお手伝いをすることになりました。ヨルダン人は全体として「安けりゃいい」という考え方。細やかで繊細な便利品がどこまでウケるのでしょうか。お店の人によると「なんでこんなに高いの?」という意見もたびたび聞くそうです。さらにタッパーなどは「なんでこんなに小さいの?」という意見もあるそうな。でっかけりゃいい、というのもヨルダン流? さ~て、本当にこのダイソー、どないなるんでしょうね。
2009.05.20

とうとうヨルダンに本格的な夏が到来しました。連日の熱波です。この時期からは、暑さを表現するときに「ショーブ(暑い)」ではなく、「ナール(火)」を使うようになります。しかし、暑い!! です。夜も窓全開で眠ります。つい最近まで使っていた毛布は、いきなりお役目御免となり、厄介者扱い・・・。アンマン市の今日の気温は、夕方6時の時点で37度。ってことは昼間は40度近かったってことでしょうか・・・。夜7時ごろからようやく風がスーッと涼しくなり、過ごしやすくなります。昼間に灼熱の太陽の下に出ていくのには、相当の勇気が要ります。。。。でもこんなのは序の口。これからは灼熱の日々が続きます。やがて水道をひねると生ぬるい、もしくは熱い水が出てくるようになります。なんせ水のタンクが屋上にあるので、タンクの水は沸騰しているのかと思うくらい熱くなることがあるのです。観光地の死海やアカバも灼熱の時期に入りました。この時期からのペトラやワディラムも暑そうだなぁ・・・・私もまた来週、ペトラとワディラムに行ってまいります。ステイされている留学生の女の子をお連れするため。今回は総勢4名の旅。もちろんレンタカーです。 まだ見たことがありません。今回の旅ではトカゲに会いたい!お客様のために旅行をアレンジするのは大変ですが、自分のためにアレンジするのは簡単。レンタカーがやはり便利です。というのもヨルダン旅行で高くつくのは交通費です。交通網が発達していないので、観光地の中にもアクセスしにくい場所がいっぱい。どうしてもお金がかかってしまいます。バックパッカーなど、どうしても予算を抑えたいと思っておられるお客様には、レンタカー代とガソリン代を出していただいて、私が運転するサービスもしようかなぁと考え中。さて今回の旅ではどんな楽しいことが起こるでしょう。またご報告しますね。 ビジネス用オフィシャル・ホームページ: http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2009.05.18

ヨルダンに恋をした場所を2年ぶりに訪ねてきました。これはアンマン市内の観光地に必ずといっていいほど含まれる城砦跡です。前にもご紹介しましたが(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200810130004/)、ここは高台になっており、アンマン市全体を見渡すことができます。またヘラクレス神殿跡や教会跡などローマ時代の数々の遺跡が残っています。観光客の入場料は2JD。バスやタクシーなどで観光に訪れる人が多いですが、私は家から歩いていきました。 ヘラクレス神殿跡 教会跡です。城砦跡は2年前より少し発掘作業が進み、きれいに整備されていたような気がしますが、丘の上から見渡すアンマン市は2年前と変わっていません。右も左も知らなかった2年前と比べて、今ではどこに何があるか大体の方向が分かるようになっているのが個人的な進歩。2年前にタイムスリップして懐かしさを感じるとともに、月日の経つ早さを改めてかみしめました。観光では、この城砦跡にほんのちょっぴり立ち寄る程度の方が多いと思うのですが、私はこの場所で何時間も過ごすのが好き。何があるってわけでもないのですが、アンマン市全体をボケっと見渡しながら、風に吹かれていたい場所です。太陽からの光がかなりきついのが多少つらいのですが。次回はお弁当を持ってこようかなぁ~。生活の忙しさに追われて走りまわっていますが、たまにはこの場所でゆ~っくり自分と対峙するのも必要かなぁと思います。観光で来られる皆さまも時間が許すなら、この城砦跡でちょっとゆっくり風に吹かれてみてくださいね。 ヨルダン旅行なら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.05.16

今日は用事で、友達とアブドゥーン地区へ出かけました。今日のアンマンは天気が非常によく、気温は25度くらいでしょうか。とても気持ちが良かったです。今年初めてのアイスクリームを外で食べました^^アブドゥーン地区の家々はとても大きく、いわゆる富裕層の住宅地です。ほとんどの家に庭があり、きれいに管理されています。ここはヨルダン? と思うほど緑も多いのです。ヨルダンは不毛だと思われがちですが、実は土がすっごく肥沃で、植物が元気に育ちます。特にバラ。本当にきれいですよ。乾燥しているので、虫も付きにくいのだと思います。 真紅のバラってなぜこんなに美しいのでしょう!タクシーでの帰り道、ドライバーが突然車を急停車させます。なんと羊たちの大群が道路を横断してきました。ペトラなどでは車での移動中にこうした光景を見かけるのは珍しくありませんが、アンマン市内で、それも高級住宅地から程近い場所でこうした光景に出くわすのは、何だか不思議な感じ。さすがヨルダン、ベドウィンの国!アブドゥーンの薬局では、日本製のものを発見。日本製といえば車やコンピュータなどの電気機器で知られていますが、生活用品で日本製を見かけることはほとんどありません。サロンパスや冷えピタなど(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200901050000/) が薬局にときどき置いてある程度です。今日見つけたのは、お風呂で使うナイロンタオル。あの、体をごしごし洗うタオルです。 左から455円、280円。日本円にして、300円から400円くらい。"New Product" などと書いてありましたが、どう見ても20年-30年前のでしょ?? 今時こんなの日本で売ってないような・・・。パッケージがどうも古くさい。こんな風に時々みかける日本製の生活用品グッズは、どう見ても「昭和」の時代のものばかり。日本で売れ残ったのもや廃番になったものがここヨルダンに回ってきているような気がしてなりません。というか、そうなんだと思います。ヨルダンに来て購入したスプーンやフォークも日本製です。数多くある中国製品の中で、ステンレス製の日本製を見つけたときは嬉しくて早速購入。でも、これは絶対「昭和」の時代のだなというデザイン。私が幼稚園くらいの時に家にあったフォークやスプーンそのものです。 まぁ懐かしくっていいのですが(笑)。創意工夫を凝らした日本製の「平成」の生活便利品、ヨルダンにはまだまだ届かないようです。中東への旅をお考えなら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx までどうぞ。
2009.05.12

先日、友達の家で"寿司パーティ"なるものをしました。とても仲の良いフランス人の友達で、このブログにもしばしば登場します。彼らは、とにかくお寿司が大好き! 一度作って持っていった時に、「お金払うから定期的に寿司を配達して!」と言われました。そんな彼らのリクエストに応えて、寿司の実習授業を行いました。実は私、日本ではお寿司を作ったことがなかったんです。でもここでは誰も代わりに作ってくれず(当たり前)、日本を代表する身としてはやらざるを得ない、というわけでこっそり(?)練習。その成果あって、今ではきちんと美味しいお寿司が作れるようになりました。お寿司をたらふく食べた後、友達が妙なものを持ち出してきました。耳掃除グッズ。フランスから買ってきたものだそう。何でも、火を付けて耳垢を取るのだとか。 火をつけることで耳垢が吸い上げられます ご存知の方もおられると思いますが、この耳掃除グッズは円柱状になっていて、先っぽにマッチで火をつけます。中は密ロウでできているのだとか。火をつけると、熱い空気が円柱状の入れ物の上にあがり、耳垢が吸い上げられる仕組みだそうです。 短くなると熱さをジンワリ感じます ↑こんなに耳垢が出てきました。ちなみに私のではありません。 ↑この耳掃除グッズのパッケージ私のアラブの友達の耳からは、ドサッと耳垢が出てきました。インターネットなどで見ると、中には、単に燃えカスじゃないの? という疑いの声もあるようですが、そうではないと思います。というのも、私も両耳してもらったのですが、燃えカスどころか何一つ出てきませんでした。実は私の隠れ趣味は、耳掃除(笑)。毎日机に向かう度に、耳かきでごそごそ耳をほじるのが習慣になっていまして・・・・気持ち良いんですよね~。特に耳の掃除がしたくなるのが読書をしているとき。なので、この燃やすタイプの耳掃除で出てくるものは、正真正銘の「耳垢」だと思います! 日本のスプーン型の耳かき、こっちにはないんですよね。みんな綿棒で掃除するらしいです。でも綿棒だとかえって奥に耳垢が押し込まれそう・・・耳かき、お土産に良いと思います。今度日本に帰ったら絶対に大量購入して、ヨルダンへの日本土産にします!皆さまも、外国人の友達へのちょっとしたプレゼントに耳かきはどうでしょう?ヨルダン旅行のことなら何でもご相談ください。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2009.05.11

ヨルダンでフリーランスとして活動し始めてからまだそれほど日が経っていませんが、自由を満喫しています。何が一番いいって、「アナ、アナ、アナ」(俺、俺、俺) といつも自分のことばかり考えているジコチューな"オレオレ上司"と付き合わなくていいこと。持ち上げるのに大変です。それからお客様第一に考えられること。会社勤務の時はどうしても会社という看板を背負っているので、「あれ、この見積もりおかしいな」とか「もっと値段を下げられるはずだ」と心で思っても、何とかかんとか苦しみのうちに会社をフォローしなければなりません。こうした葛藤から解放されたことが夢のよう ! 今日はこのヨルダンで横行している間違ったビジネス・ビジョンをご紹介。ヨルダンでは「値段が高い」=「質が良い」「値段が安い」=「質が悪い」とアラブは自動的に考えています。まぁ確かにそうでしょう。安い中国製品は1年も経たないうちに壊れます。フランスやイタリア輸入の質の良いものは何でもとにかく高い! そういうわけで旅行業界でも、値段を下げることを恐れる動きがあるように感じます。下げれるのに下げない。安くすることによって「質が悪い」と思われるのを恐れているのです。でも日本には「値段が安い」けれども「質が良い」ものがたくさんあります。なので、上のような方程式 (「値段が高い」=「質が良い」 または 「値段が安い」=「質が悪い」) はすでに時代遅れだと思います。かつてはそういう時代もあったかもしれませんが…。旅行業界の人は声をそろえて、自分たちのところは値段は高いかもしれないけど、質はピカイチなんだ! といいますが、質が良い・悪いを論じるのはハッキリ言ってナンセンス。質が良いのは必要最低条件なので、あえて論じる必要すらないと思います。上質をキープしつついかに安く提供するか、が問題なのです。アラブの人ににこうした点を分かってもらうのは一苦労。一回では通じません。話しても通じてるんだか・・・・はぁ 。それでもビジネス・パートナーには必ず自分のポリシーを話すようにしています。これは会社にいたら決してできなかったことです。アラブの人は一般的に先行投資という考え方を持ちません。たった今! お金が手に入ったらいい、という非常に近視眼的な「その日暮らし主義」。もちろんすべての人がそうではありませんが、一般的にこうした考え方がとても多いと思います。もちろんアラブ流のビジネスもそんな感じ。こうした点では、日本人と対極です。アラブと日本人と似ている部分もいっぱいあるんですけれどね~。こんなアラブ社会での活動ですが、でもたくさんのいい人たちに恵まれ、助けられています。一般的なアラブの「その日暮らし主義」とは一線を画す旅行会社を発掘していきたいと思っています**当方のブログ及び当方の活動は東京池袋にあるヨルダン人のレストランとは何の関係もありません。ご注意くださいませ。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2009.05.11

アンマンの Shmesani (シメサニ) 地区にはよく足を運びます。夜10時ごろにいつも見かけるのが馬に乗った警察官たち。2頭ひと組でポッカポッカと歩いています。初めて見たときは「え?」! だって Shmesani (シメサニ) 地区はアンマン市の中でも商業の中心地。銀行たちが立ち並ぶビジネスエリアなのです。そんな中を馬が歩いているのですから・・・。とある情報源によると、この馬によるパトロールは2年前から始まったのだそう。馬は車と違って体高が高いので、確かに車でパトロールするより効果的かもしれません。闇夜に紛れてしのびこむドロちゃんもすぐに発見できちゃう…? さて先日、この警察官とお話しする機会がありました。写真を撮らせて! というと嬉しそうにOK してくれました。さすがヨルダン人ですねぇ。「写真を送ってくれ」とまで注文をつけられました。でもうまく撮れなかったです。警察官の服がやたら光って、カメラのフラッシュに反応してしまいました。残念! 馬に乗ってのパトロールは楽しそう! ちょっと雰囲気伝わるかなここアンマンでは、警察によるパトロールがかなり頻繁になされています。特に夜間。これって、私たち外国人にとってはかなり安心。とはいえ、何かあっても言葉が通じないのですが・・・(笑)。前にも書いたとおり、肝心の警察官や政府関係の人ほどどうあがいてもさっぱり英語が通じません。まぁ、それでもやはり警察官たちは外国人にとっては心強い存在。ここヨルダンの警察官たちはよく訓練されています。警察自体が腐敗しているような国もたくさんあると聞きますが、ここヨルダンではそういう心配はありません。何かあれば助けてくれると分かっているので、とりわけ夜間には姿を見かけるとホッとします。観光で Shmesani (シメサニ) 地区に滞在される機会があれば、夜にちょっと散歩してみてくださいね。優雅に馬に乗るパトロール隊を見かけられるかもしれませんよヨルダン旅行のお問い合わせは http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで!
2009.05.10

ニキビ肌に朗報のアラブ式美容パックをご紹介します。え? ほんまに~? と一瞬思うのですが、効果は実証済みなんですよ。方法も材料も手間要らず。準備するものはアスピリン錠、重層、ヨーグルトです。 パックに使うのはこの材料だけ 混ぜ合わせます。重曹を入れるとじゅわじゅ~と少し膨張。分量は、小さめのアスピリン錠2錠(大きめなら1錠または半錠)、ヨーグルト小さじ半分、重層小さじ4分の1 です。まずアスピリン錠を細かく砕いて粉末状にします。それからヨーグルトと重曹を入れるだけ。よく混ぜ合わせます。すごく少なく感じますが、重層のおかげでジュワジュワ~~と少し膨張します。さてこれをお肌に乗せます。ニキビがある場所には少し多めに。目の周りは避けてくださいね。10分から20分ほど経つとパリッと乾いてきます。乾いたら、ぬるま湯で流して後は通常のお手入れ。この方法で、ニキビが治ったという人、すごく多いんですよ。騙されたと思って試してみてください。ただし1回ですっきり治るわけではありません。週に2回など根気強く続けてみてくださいね。この方法は、友達の友達(レバノン人)から習ったもの。このレバノン人女性とは実際にお会いしたことはありませんが、自分でクリームなどを作って販売されているのだそう。このニキビ撃退法は、かなり効果的だそうです。私の友達も、結婚式前にこのパックでお肌をしっかり整えて本番にのぞんだのだそう。私も1回友達の家でやってもらいました。フム。確かにお肌がきれいになったような気がします。早速アスピリン錠や重曹を購入し、今日は2回目のパックに挑戦。ここ最近ヨルダンは砂がビュンビュン舞う天気。肌にとっても過酷です。このパックでキレイを目指します!中東への旅を創作しませんか? http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.05.09

先日久しぶりに City Mall でお買い物。もしかして日本から帰ってきて以来、初めてかも・・・。この City Mall には Carrefour なども入っています(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200901010001/)。今日は友達につきあって、お皿の品定め。City Mall には Zara Home が入っているのですが、この Zara Home の品物はすべてスペインからの輸入だそうで、友達はここの食器がお気に入りなのです。この Zara Home ではオンラインでの注文もでき、注文した品物をここ City Mall まで取りに来ることができるのだそう。便利な世の中ですね~。しかもヨルダンでこんなハイテクが利用できるのかぁ。感心感心。さて食器を購入した後は、PAUL というカフェで軽食を取りました。前から「お洒落だな、どんな店かな」と気になっていたのですが、ついに入ることができました! フランス系の店だそうで、パンがとぉっても美味しいのです。 今回注文したターキーのサンドウィッチ ↑ ランチョンマットが可愛い ↑ フランス人の友達がお気に入りのフランスパンホテル並みにサービス料とかが取られますが、店内も感じがよく、たくさんのお客さんが入っていました。天気のいい時には外でもお茶ができるようになっています。ここもヨルダンらしさを感じさせない空間。ちょっと疲れた時などにホッと一息できそうです。もちろん従業員はヨルダン人ですが。話変わって、ここヨルダンでは、ほとんどのものが中国製です。安いのですが、品質は日本にある中国製よりかなり悪いです。日本でも中国製品はあふれていますが、それでも一応 品質管理はされていますもんね・・・。私の日本人の友達は日本製品の輸入がしたい! と意気込んでいます。生活用品に日本製のものが少ないので、確かにウケるかもしれません。さてこの構想はどうなる事やら・・・。
2009.05.08

昨日のアンマンはびゅんびゅんと風が吹き、砂塵が舞う一日。アンマン市内もかすんで見えました。今日はそのせいか、朝からぐっと冷え込んでいます。アンマンの春は花盛り。街角からはローズの香りやシトラスの香りが漂ってきます。 それから今日は、私のアイドル? オリビアのご紹介。ヨルダン人の可愛い女の子です。一緒に街を散歩しているときに撮りました。ちゃんとカメラ目線でポーズまで決めています。子供って本当に可愛いですね~。でもこのオリビア、実はとても凶暴です・・・。抱っこすると、その時の機嫌に応じて爪を立ててきたりします(笑)。ママも振り回されてちょっと困り気味。顔は可愛いんですけれど。一般にアラブは子育てが上手ではないと言われます。放任傾向が強く、子供はやりたい放題。もちろんすべての家庭ではありませんが。そんなわけでこのオリビアも、わがままを言ってキーキー騒いでもお尻ペンとされることはありません。ただやはり、お父さんは怖いみたいで、お父さんの言うことならきちんと聞いています。 オリビア 春のガーデンは見ているだけで幸せになります。去年は3月の半ば以降、9月頃まで雨が一滴も降りませんでした。今年は雨がぱらつく日もあり、去年より雨量はちょっとだけ多そうです。早いもので5月! 日本の皆さまはゴールデンウィークを楽しんでおられることでしょうね。5月病にはご用心。かくいう私も、アラビア語の5月病かも・・・・。最近、勉強の意欲が減退気味であります。いかんなぁ~と思いつつ、のらりくらり。春って眠たいんですよねぇ ヨルダン旅行については http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで
2009.05.05

新鮮な野菜が安価で手に入るヨルダン。それでも最近は、一時より値段が上がっているかなぁ・・・・。20-30%くらいは値上げしているかもしれませんね。といっても、日本と比べるとかなり安く手に入る野菜が多いです。トマト、ズッキーニ、ポテト、玉ねぎ、にんにく などなど・・・・とりあえず基本的なものは安いので、毎回同じものばかり買っています(笑)そんな私の最近のブームは、「生で食べるブロッコリー」です。日本では、ブロッコリーを生で食べたことがありませんでした。ブロッコリーは茹でてから食べるもの、という固定観念があったのです。とはいえ、クタクタに茹でたブロッコリーはもともと苦手でした。コリコリとした食感が残るくらいにさっと茹でていたのです。ところが、この私の固定観念を打ち破ったのが私の友達。スパゲッティとブロッコリーのサラダをご馳走になったとき、ブロッコリーは生なのよ~と説明してくれました。でも全然違和感なし。言われるまで生だとは気付きませんでしたし、何より美味しかった!その後、生のブロッコリーを体が要求するようになり、せっせとスークで買ってはモリモリ食べています。一人でひと房は一回にペロリです。。。もちろん茎の部分は残しておき、後日たまった茎をニンニクと一緒に炒めたりします。このブロッコリー、野菜の中でもかなり優秀で、含まれるビタミンCはレモンの約2倍だとか。ビタミンCの他にもさまざまな栄養素が大量に含まれているのだそうです。 レモンをたっぷりかけ、オリーブ油と塩コショウで仕上げます。以前に"ヨルダン的"野菜の消毒方法についてレポートしました(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200810280001/)。この方法をブロッコリーにも適用。しっかりとビネガー水に付け込んで洗います。その後、細かく切り裂いて、生のトマトやキュウリと一緒にレモンドレッシングで和えます。美味しいですよ~。もしまだ体験しておられなければ、この生のブロッコリー、ぜひお試しくださいね^^
2009.05.02

夏が近づいて、にわかにパーティの招待が増えてきました。今日は Faheis というところに住む友達からお昼のお食事会に誘われて出かけてきました。Faheis (ファヒス) はアンマンから北西に約20キロ離れた場所にあるクリスチャンの町。アンマンからはバスが出ていて、30分くらい揺られると着きます。ここは緑が多く、アンマンとは別世界。眼前には緩やかな丘と緑が広がり、まさに"雄大"という描写がぴったりの場所。友達はアンマンでピザ屋さんを営んでいます。長年イタリアに住んでいたこの友達、ピザもイタリア仕込みで、毎日たくさんのお客さんが食べに来ます。美味しいと評判。それもそのはず、このお店で使われている野菜はほとんど自家製。Faheis で育てています。それから、この友達は5,6頭の牛を所有していまして、ミルクも朝晩搾ります。搾りたての牛乳を熱湯消毒したものを時々分けてくれますが、とても美味しいです。牛たちは毛並みもよく、世話がとても行き届いています。この友達の家には住み込みのエジプト人やらフィリピン人やらがいて、彼らが家事全般、家畜の世話などを受け持っています。 今日はこの Faheis の雄大な自然のなかで、昼食会。タブレから始まり、マンサフ、そしてスイーツ、締めくくりはカフエアラビーヤ。たくさんの人が集まりました。友達には合計4人の子供がいますが、こんな自然の中でのびのび育つなんて理想的ですよね。アンマンではあり得ない生活です。 お食事会の様子。本当にたくさんいただきました! そうそう、忘れてはならないのがポーク。この Faheis を走り回っていた野生のブタが仕留められ、ポークのローズマリー焼(?)として振舞われました。いやいや、久しぶりのポークです。美味しかった! でも野生って・・・・豚インフルエンザは大丈夫かしら?この Faheis は、外国人にはあまり知られておらず、観光地としては有名ではありません。ヨルダン人が休日に家族でピクニックに訪れるような場所です。でも私としては、ここもおススメの観光スポットです。アンマンからちょっと足を延ばせば、こんな素敵な自然が楽しめます。自然愛好家には外せないスポットですよね。もし機会があれば、皆さまもぜひどうぞ!
2009.05.02

先日、友達と共にダンス鑑賞に行って参りました。ここヨルダンは文化的な環境に乏しく、映画、美術、音楽(オペラやミュージカルなど)に触れる機会がすごく少ないです。イギリスに住んでいた時は、ミュージカル鑑賞に足しげく通ったものです。好きなものは何度見ても飽きませんので、何回も何回も続けて鑑賞しました。そんな環境と比べると、ヨルダンではそういった意味での"潤い"が生活にありません。子供たちもそうした文化的なものに触れる機会がすごく少ないです。体育や音楽といった授業がない学校もあるのです。子供にはとりわけ文化的環境を整えてあげることが大切だと思うのですが・・・一般的にイスラムの国々では難しいかもしれません。さて、今回鑑賞したのは City Dance Ensemble というアメリカの会社のツアー。中東地域やイスラエルを巡回公演しているとのこと。ここヨルダンでは無料で鑑賞できました。たまたま立ち寄ったカフェで広告を見かけ、文化的なものに飢えていた私はさっそく出かけることに。場所は、Al-Hussein Royal Culture Center という最近建てられた新しい会館です。ここでは色々な催し物が頻繁に行われています。 鑑賞後の感想ですが・・・、きっとたくさんのメッセージが込められていたのでしょうが、全体的に何を伝えたかったのか分かりにくかった、というのが正直なところ。ダンス自体は、アクロバティックな要素もあり、とことん鍛えた肉体美を際立たせたものでした。鑑賞に来ていたのがほとんど外国人。200人から300人は集まっていたでしょうか。でも頭にかぶり物をしたムスリムの女性たちは10人にも満たなかったと思います。中東公演といっても外国人が楽しんで、当のムスリムたちはこうしたものがあることすら知らないのでしょう。これはとても残念です。このカルチャーセンターではこれから夏にかけてもいろいろな催し物がなされるようです。私の自宅からも近い場所にあるので、これからもチェックして出かけたいです。なんせ無料ですから^^
2009.05.01
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