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夏の時期は日本からのお客さんが増えます。ところがヨーロッパなどからのお客さまはぐっと減り、ヨルダンでは7月8月は観光のローシーズン。ホテルなどのお値段も比較的安くなります。さて観光の時にガイドを付けるべきか? というご質問をよくいただきます。ヨーロッパ圏の私の友達などは「ガイド料金が高くても、ガイドは一度はつけた方がいい」といいます。 でもこれはあくまで欧米人の意見であって、日本人とはそもそも観光の着眼点が違うのです。まず日本人には、歴史に関心のある人が少ない。とりあえずカメラに収めればいい、という日本人独特の観光は今でも健在。それから個人旅行で来られるお客様にとって、ガイド料金はバカになりません。ただ、私の個人的な意見では、確かにガイドを付けていただいた方がより興味深く観光していただけると思います。じゃあやっぱりガイドをお勧めするの? と聞かれると・・・答えは NO です。というのも、ガイドには「質」があり、どのガイドに当たるかで興味深くなりもすれば、まったく意味がない場合もあるからです。ペトラを例にとりますと、ぺトラのガイドは地元のベドウィンたちです。もちろんガイドになるためのコースを履修しています。とはいえ英語が下手なガイドに当たれば最悪。聞き取りにくく、疲れるだけ。高い値段を払っても意味がありません。でもいいガイドに当たれば何とも興味深い! 単に一人でテクテク歩くよりずっとたくさんのことを知ることができます。私は何度かお客様のアテンドをしましたので、ぺトラのガイドにはかなりの「質の差」があると感じています。ジェラシュも同様です。 やっぱりガイドの説明は興味深い。事前にインターネットで調査していても、実際に現地で遺跡を前にして説明されると、ナルホドぉ! と感心します。でも絶対にお勧めかというと、ペトラと同様に ??? といった感じです。やはりお客さま次第でしょうかね~。ただ、ガイドには「質」があることを是非覚えていただけたらと思います。それにしてもガイド料金、高すぎです。何でそんなに取るんでしょうね。 というわけで今日は、ジェラシュの地図をアップしてみました。ガイドがいなくても地図を頼りに、ご自分で観光されるのも手です。ペトラ遺跡の地図もあり、現在編集中です。将来的には、地図に詳しい説明を加えたものを日本語訳にして、ご希望の方にはお渡しできたらいいなと思っています。ジェラシュに来られることがありましたら、ぜひご参考になさってくださいね。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/ にほんブログ村←応援して下さる方はクリックしてくださいね。
2009.07.31

7月が終わりました。何と早いことか! 今日から8月です。8月といえば、今年のラマダン月。20日位から始まるようです。今年のラマダンは夏真っ盛りの時期ですから、大変でしょうねぇ。この時期、昼間に飲まず食わずは相当きついのではないでしょうか。さて今年のラマダン、一体どんなことが起きるのでしょうか。戦々恐々? …いや、かなり楽しみだったりして(笑)。今日は私の知り合いのシルバー・アクセサリーのお店をご紹介。前にこのブログに登場した”砂漠の花屋さん”のライーダ嬢の従弟(いとこ)が店主です。砂漠の花屋さんについては、http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200811130000/ をご覧くださいね。このシルバー・アクセサリーのお店も Sweifieh (スゥエフィーエ) 地区にあります。 指輪のコレクションの一部アラブはアクセサリーが大好き。しかも「これでもか!」というほど大きいのをじゃらじゃらつけるのがアラブ流。アラブ・ファッションに「清楚」という言葉はまず当てはまりません。指輪も大きいのがたくさん。でも見慣れると素敵に見えてきちゃうんですよね。日本でつけてたら、かなり浮くと思いますが・・・。アラブは基本的にゴールドが大好きなので、シルバーはそれほど人気がありません。シルバーの値段もゴールドと違って変動しないそうです。1グラム=2JD が相場だそう。お店では量り売りをします。 ウィンドウ・ケースの様子。 シルバーは人気がないと書きましたが、それはゴールドと比べた話であって、お店にはけっこう人が入って来ます。手軽なプレゼントとしてもシルバーは買いやすいようです。このお店、店主が正直な人なので安心して買うことができます。ヨルダンに来てまでシルバーを買うお客さまは少ないかもしれませんが、もし機会があれば覗いてみてくださいね。 レンタカーでヨルダンの King's Highway (王の道) をドライブしませんか? http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.07.31

アラブ世界に来られたら、必ずと言っていいほど味わわれるのが「フンムス」かもしれません。前にもご紹介済みですが(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200810050002/)、これはゆでたひよこ豆に、にんにくやオリーブオイル、レモンなどをたっぷり加えてペースト状にしたもの。ホテルのビュッフェスタイルの朝食にも並べられていると思います。 お店で注文するとこんな風に出てきます。 で、このフンムスがとても美味しい。アラブはみんな大好きですし、日本人の口にも合います。でも作るとなると…相当の手間。そこで役立つ助っ人が缶詰のフンムスです。缶詰でもたくさん売られています。いろんなブランドがありますが、どのお店でも必ず置いています。缶詰だけではなく紙のパックのもあります。 初めてヨルダンに来た時にお土産にして持って帰ったのですが、いまいち味がよくありません。お店で食べたときには感動したのに…と悲しく思ったものです。ところがコツがあったんです! 美味しく食べるコツをアラブの友達に教えてもらいました。この缶詰だけでは、やはり美味しくないのです。そこで準備していただきたいのがオリーブ油、にんにく、レモン。缶詰をお皿にあけてから、すりつぶしたニンニク、オリーブ油、レモンを混ぜ込みます。よくかきまぜたら、あとはパンに乗せるだけ。驚くほど美味しくなります。そうそう、この味! と思わず嬉しくなります :)ちなみにアラブ世界では、どの家庭でも上のような小さな鉢(はち)を常備しています。ゴマ用のすり鉢に似ていますが、同じではありません。これはニンニクをつぶすためのものなんです。皮をむいたニンニクを入れて、ぐりぐりっとつぶすとあっという間にニンニクがペースト状になります。これは便利。こうしてペースト状にしたニンニクをホンムスの缶詰に混ぜ込むわけです。紙パックのフンムスはとても小ぶりです。お値段も 300 フィルスと手頃なり。試しに一つ、お土産にされるのはいかがでしょうか? 連休をヨルダンで過ごされませんか? http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.07.27

夏に雨が一滴も降らないヨルダンでは、この時期になると野菜の値段が上昇します。種類も少なくなり、スークに並ぶ野菜たちはクッタリとして元気がありません。姿を消したのがレタスやブロッコリー。野菜も果物もイキイキ・ピチピチしたのを探すのが大変。特に私が買い物に行くスークは、採れたて野菜を売る場所で、モールなど品質管理された商品が並ぶマーケットとは違うからです。 それでもお店のお兄ちゃんは、私が新鮮な野菜を欲しがっているのを知っているので、どこからともなくゴソゴソと箱に入った新鮮な野菜を出して来てくれます。たぶん採れたて、でもスークに並べるのは古いのが売れてから、なのでしょう。たくさん買い込んでさっそく消毒に取り掛かります。いつものように酢のお水につけるだけ。前は徹底的に消毒していましたが、最近はけっこう手抜き。さっと付けて終わりです。 ところで、ここのピーマンはどでかい! どれくらいの大きさかを見ていただくために、普通サイズのリンゴと一緒に並べてみました。日本のと比べてずっと肉厚で、シャリシャリと食べごたえがあります。これを生で食べるのがこちら流。洗った後は、切りもせずそのままガブリ。美味しいですよ :)昨日は今年初めてマンゴーを買いました。春の時期からスークに行くたびに「1キロいくら?」と聞き続けて、「3 JD」…「2.5 JD」…「2 JD」と少しずつ下がり、1キロ2 JD にしてくれた今日は買うことに。マンゴーって、ビタミンが体にたっくさん吸収される感じがして食べると幸せになります。カラカラに乾いているヨルダン。次に雨が降るのは秋以降・・・かなぁ。 ヨルダン・シリアのツアー手配は http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx で。
2009.07.24

こちらの旅行仲間の募集は8月末で締め切らせていただきました。3人様がお申し込み下さり、4人でのツアーとなります。お問い合わせして下さった皆さま、ありがとうございました! 旅のお仲間を募集しておられるお客様がおられますので、今日はツアー情報をお伝えいたします。 9月19日から22日までの日程でお一人ツアーを申し込んでおられる女性の方がおられます。ただ、お一人での専用車手配ですとどうしてもお値段が高くなるため、同じ日程で動いてくださる旅仲間を募集しておられます。 ご関心のある方はぜひお知らせくださいね。 日程は以下の通りです。 9/19 (土) 9:20 アンマン着→マダバ・ネボ→カラック→ペトラ (ペトラ泊)9/20 (日) 終日ペトラ観光→ワディラム (ワディラム泊)9/21 (月) ワディラム・ジープツアー→死海 →アンマン (アンマン泊)≪旅行会社のサービスは終了≫9/22 (火) アンマンにてご出発までフリー(ご帰国) 旅行会社の専用車でのご移動になります。途中までご一緒で、その後は違う日程にされても良いですし、例えばアンマン泊を死海泊に変更されることも可能です。 ご関心のある方は http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx のお問い合わせフォームをご利用下さるか、http://plaza.rakuten.co.jp/naoko_kimura@picturesque-Jordan.jp までメールにてお知らせくださいませ。ツアー料金等の詳細は、http://picturesque-jordan.jp/tourinformation.aspx に載せられています。
2009.07.22

旅の必需品の一つに良い地図が挙げられるかもしれません。良い地図があればリラックスでき、かなり安心。え? 自分は今どこにいるんだろう、この方向であっているんだろうか...などという不安から解放されます。私がロンドンに住んでいた時は、カバンの中に A - Z という地図を必ず入れていました。この地図は本当に便利。道路の名前がすべて懇切丁寧に書いてあるのです。自分がどこにいるか一目瞭然。本当に重宝しました。所変わって、ヨルダンには良い地図というものがありません。ヨルダン人の中には地図が読めない人も多いのです。道行く人に目的地を聞いても、あっちだのこっちだのとかなり適当。鵜呑みにしているととんでもない目に遭ったりします。基本的にアラブは、何か聞かれたときに「知らない」と答えることを嫌います。何か言わなきゃ、という勝手な(?)使命感に燃え、堂々と間違った情報を伝えます。そこでアンマン市の地図をアップしてみました。とはいえ、この地図も完璧からはほど遠く、アンマン市全体を網羅しているわけでもありません。インターネットで入手したものに少し手を加えたもの。が、アンマン市の全体像を何となくでもつかんでいただけたらと思っております。前にも書きましたが、アンマン市は、ざっと分けて「ニューエリア」と「オールドエリア」に分類できます。 オールドエリアの特徴は、ごちゃごちゃとした古い町並み。今どきのヨルダン人の若者たちはニューエリアを好みますが、今でもこのオールドエリアは観光客や庶民でにぎわっています。 地図の右側のオレンジ色をした四角で囲んである部分が、"ダウンタウン"と呼ばれる地区です。ダウンタウン周辺はヨルダン建国当時に発展した、いわゆるオールドエリアです。アンマン市はその後、西へ西へと拡大を続け、高級住宅街も西にかたまっています。以前はアンマン市の中心地であったダウンタウンですが、開発の進むニューエリアへと人々は移動しています。このいわゆるニューエリアがスゥエフィーエ(Sweifiyeh)やアブドゥーン(Abdoun)と呼ばれる場所。アブドゥーン地区は開発が特に最近進む地区。ダウンタウンなんかに足を運ぶことのない富裕階級の人々が住んでいます。この地区の家々は大きく、庭も広く、必ずと言っていいほどメイドさんが雇われています。ここは若者たちのナイトスポットとしても人気の場所です。シメサニ(Shimeisani)と呼ばれる地区は、いわゆる商業の中心地。銀行が立ち並び、ホテルもたくさん軒を連ねています。水色の丸が道路に沿って8個ありますが、これはアンマン市を東西に横断するザハラン・ストリート (Zaharan Street) に設けられたラウンドアバウト (サークル) です。 お土産などをまとめて購入されるときには CITY MALL や MECCA MALL がお勧め。地図上の左側にあります。ぜひこの地図を参考に、アンマンのオールドエリアとニューエリアをお楽しみくださいね。仕事用のホームページにも同じ地図をアップしています。ブログより少し大きめなので、分かりやすいかもしれません。http://picturesque-jordan.jp/ammancitymap.aspx になります。必要な方にはファイルでお送りすることもできますので、お申し付けください。それにしても、こうした地図をもっとうまく編集する方法があるのでしょうか? もしご存知の方がおられましたら、教えてくださいね
2009.07.19

ツアーコーディネーターとして活動を始めてから2か月が経過しました。とっても幸せ! 会社勤めでは考えられない解放感です。前にも書きましたが、一つの会社に縛られていると、お客様のことを第一に考えることができません。金(カネ)、カネ主義のヨルダンでは特にそうです。けれどフリーなりの大変さもあります。すべて自分の足で確かめなければなりません。旅行会社に勤めていた時は、いちいち上司に確認。こう書け、こう言え、と言われた通りにお客様に情報を提供していました。ラクチンでしたけど、「本当はこのお客様、違うことを知りたいんだろうなぁ・・・。これを言ったら助かるだろうなぁ」などと心がチクッ、ズキッとしたり。今は問い合わせに対して、自分の足と目で確認したことを伝えるように心掛けています。た~くさんのお問い合わせが毎日来るのですが、内容が千差万別。私の想像を超えたあらゆる問い合わせをいただきます。へっ? というようなものもありますが、面白い。とても勉強になりますし、楽しませていただいています。提携会社もいろいろ試し、それぞれの会社のキャラクターをつかむように努めました。(*2012年5月現在、提携先はヨルダンのみならずイスラエルやレバノン、オマーンにまで広がりました。これからも皆様のお問い合わせに誠実にお答えしていきたいと思っています :) どしどしお寄せ下さいね。 **当方のブログ及び当方の活動は東京池袋にあるヨルダン人のレストランとは何の関係もありません。ご注意くださいませ。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2009.07.17

日本語に「怪我の功名」という言葉がありますね。失敗??? と思ったことが思わぬ良い結末を生むこと。ちょっと意味は違うかもしれませんが、変わったタクシーの運転手に遭遇したお陰で、初めてサボテンの実を味わうことができたのは「怪我の功名」とでも言うべきか?というわけで、今回はサボテンの実のご紹介。 外見と中身この時期になると中東の道端でよく売られているのが、このサボテンの実です。トゲがあるので、買うと皮をむいてくれます。サボテンの実といってもいろいろな種類があるようですが、ヨルダンで一般的に見かけるのはこのグリーンのタイプ。アラビア語ではこのサボテンの実のことを「サビル」といいます。これは訳すと「Patience」(忍耐) という意味。何でこんな名前がついたんでしょうね。トゲがあるせいでしょうか。中は黄色で、まったりとした甘さです。小さな種がたくさんあって取り出せないので、種は食べてしまいます。でも種がどうしても口の中に残ってしまうので、汚いのですが、噛み砕かれた種の固まりをペッと吐き出してはタクシーの窓から投げ捨てておりました(笑)。中東の夏の風物詩とも言われるサボテンの実。皆様もお試しあれ。"忍耐強く"(サビル)食べてくださいね。レンタカーの空港での引き渡し・引き取りは、無料でサービスしております。 http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2009.07.15

先日、とても不思議な(?)タクシーの運転手に出会いました。一人だったら乗ってるのが恐かったと思いますが、友達のご主人さんと一緒だったので笑って済んだのですけれど…。何が変わっているかって、この運ちゃん、異常なまでにフレンドリー。約束の時間に少し遅れそうで急いでタクシーに乗り込んだ私たちを相手に、すっごくハイテンションで、こっちが引くくらいウキウキ、ノリノリ状態。突然車を道端に寄せたかと思うと、窓から外に向かって叫んでいます。何だろう、と思ってみると、ダウンタウンの道端でサボテンの実を売っているのでした。「一個いくら? まけてよ」などと叫んだかと思うと、「ちょっと待ってて」と飛び出していき、サボテンの実を5個購入。食べろ、食べろと何とも親切。 左側の白いシャツのお兄ちゃんが運転手 車内に持ち込まれたサボテンの実その後、ハイテンションのまま携帯電話を突然かけ始め「今、フランス人(友達のご主人のこと)を乗せているんだ。アラビア語がむっちゃ上手なんだぜ」などと説明しています。さらに、「ローマの円形競技場に行ったことはあるか? いい場所知っているんだ」などと言い始め、友達のご主人が「行ったことはないけど・・・今行きたいのはアシュラフィーエなんだ」と言っているにもかかわらず、グルグルグルッと坂をすっ飛ばして、なぜか円形競技場の上にあるレストランまで私たちを連行(笑)。レストランの駐車場へキキーーッと車を停めると、警備員や警察官のお兄ちゃん達がいぶかしげに近寄って来ます。「円形競技場をここから見るのは違反だよ。下でチケットを買わなきゃ」となぜか私たちが注意されます。「なんでここに来たか分からない。彼が勝手に連れてきたんだ」と友達のご主人。結局、この運ちゃん、ペナルティを支払う結末に・・・・。その後も目的地になかなか連れて行ってくれず、親切なんだかよく分からない。でも変わっている。終始ハイテンションで話し続けます。「こっちに曲がって」と指示しても「いや、こっちこっち」ってな具合。結局、友達のご主人が切れて、途中でタクシーを降りる羽目に。一人だったら絶対 ヒエエエ~~、という感じですよ。というか、一人だったら「おや、怪しいな」と思った時点でとっくに降りているか。でもサボテンの実を食べれたのは嬉しかった。サボテンの実については、またご紹介したいと思います。 ヨルダンやシリアのツアーなら http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.07.15

レバノン人の友だちが、休暇から帰って来ました。お土産に生のアーモンドをいっぱい持ちかえって来ました。前にご紹介したのは生のアーモンドに塩を振りかけて丸ごと食べる方法(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200903310000/)。これはアーモンドが出始めのころ。今はすっかり成長したアーモンド。もう果肉は食べれません。3月頃のアーモンドは種が成長しておらず、と~っても柔らかかったのですが、今の時期のアーモンドは種がすっかり大きくなり果肉がとても薄くなっています。大きくなった種はとても固く、ナイフでこじ開けるしかありません。さて、この時期のアーモンドをどうやって食べるかというと…。 ナイフでこじ開けます。薄い果肉に包まれている固くて大きな種子をナイフでこじ開けます。すると、あれ不思議。種の中にはまた種が。これは「仁(じん)」と呼ばれる部分で、うすい皮で覆われています。この皮をペロッとむくと中から真っ白で柔らかい仁が現れました。私たちは、実はこの仁の部分をナッツとして食べているのです。新鮮で柔らかい仁(じん)。乾燥させたアーモンドナッツとは全然違う味です。コリコリッとした歯ごたえがあります。取り立てて印象的な味ではありませんが、栄養素がたっぷり詰まった味です。季節によって食べ方が違うアーモンド。時の移り変わりを肌で感じる (口で味わう?) ことができます。皆様も機会があればこの栄養たっぷり「生の仁(なまのじん)」、ぜひ味わってみてくださいね。中東と日本をつなぎます。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx まで。
2009.07.13

今日は日本から到着されたばかりの JICA の方たちの家探しをお手伝いしました。ヨルダンへ赴任してこられたばかりの皆さん、様々な年齢の方がおられますが、とてもフレッシュです。でも海外での生活は、慣れるまでの数か月が本当に大変。ヨルダンでの最初の難関は家探し。強欲大家であふれかえるヨルダン・・・JICA 関連の方たちは格好の餌食になります。あり得ない値段を提示して、ぼろ儲け。日本政府もなぁ・・・・強欲で商魂たくましい一部のヨルダン人を日本国民の税金でここまで富ませていいのだろうか、と私はかなり胸中複雑です。コネがないと中東で実際に暮らすのは大変です。私は現在のアパートに入る時にコネで話を付けてもらったので、家賃は“外国人料金”ではなく“地元料金”。それでも地元の人からすると「安いね」という値段では決してありません。その数倍以上を月々支払っておられる JICA の方って・・・なんだかもったいなくて悔しいのは私だけ?前にも書きましたが、ヨルダン人のビジネス感覚は「今すぐ金が手に入りゃ、それでいい」という風に非常に近視眼的。いわゆる“一攫千金”に賭けます。長い目で見れば失うものの方が多いような気が…。思わずため息が出てしまいます。はぁぁぁぁ。家探しは一日では終了しません。何件か見ましたが、これといった良い物件に巡り合わずにひとまず終了。最後の家から近かった City Mall でお食事をご馳走していただきました。今日入ったのは FRIDAY というアメリカ系のレストラン。アラブの世界とは全くかけ離れた空間です。古き良き時代のアメリカを再現したかのような店内。その割にビーフもアルコールもない! とコメントするのは JICA の日本庭園担当の某氏。 結局、シーフードをたくさんいただきました。どれも美味しかったです。写真に載っているどのお食事も大体 10JD 前後。それからとっても気に入ったのは、フルーツのミックスジュースです。ストロベリー、バナナ、ココナッツ、チェリーなどがミックスしてギュッと詰まった飲みごたえのあるジュースでした。さてこの家探し・・・皆さん、お気に入りの家を見つけて Happy End となる日が来るのでしょうか。引き続き情報を集めながら、地道に探すしかありません。皆さま、いい情報があれば教えてください…な~んて、日本の皆さまにお聞きしても意味がないのですが(笑)。中東の小王国ヨルダンの情報は http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx で。
2009.07.07

私の友達のお店(花屋さん)には、とても印象的な絵がドンと飾ってあります。典型的なアラブ女性の瞳。初めて見た時から「素敵な絵だなぁ」と思っていました。アラブ女性は概して、本当に大きくて印象的な目をしています。もともと大きいのに、目の周りをくっきりと黒く縁取ります。もともと長くてクリンとカールしているまつげにもばっちりとマスカラ。この絵のように顔全体を覆って目だけ出していても、十分に魅力的です。アイメイクはアラブ女性にとって本当に重要。パーティの時などはさらにパワーアップ。長いまつげに、さらに付けまつげをしたりしますし、アイメイクは炎のよう(笑)。服ではなく、顔だけで十分着飾っています。日本人は元々の顔の造りからして、とうてい太刀打ちできません。私も結婚式に招待されたときに友達に少しメークしてもらいましたが、彫りの浅いアジア人の顔に慣れていないらしく、出来上がりはいまいち不満足でした。しかも、アイライン ペンシル(リキッド)が時間の経過とともに乾いてきて、ひっきりなしに鏡の前に行ってはダマができていないか確認しなければなりませんでした・・・。日本では「大きい目ですね」と言われていた私ですが、こちらの人からすると典型的な「日本人の目」らしいです。「どの国籍?」「日本」「やっぱりね。目が日本人だよね」な~んて感じです。 さようですか。でもアジアにはアジアの顔の良さがある! 無理にアラブ流に合わせなくとも。・・・なんて思いますが、それでもやっぱりアラブ女性の大きな瞳には魅せられてしまいます。素敵ですよね~。ヨルダン観光・中近東の絶景ツアーは - Picturesque Levant - 中近東の絵のような風景を探して (https://www.picturesque-jordan.com)まで。
2009.07.04
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