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ダウンタウンに程近い Jabal Amman という地区の一画は、とてもお洒落な場所です。Jabal Amman といっても広いのですが、このお洒落な一画は、第一サークルから程近い“レインボー通り”と呼ばれる道に沿ったところ。アンマン市の中でもとりわけ初期に発展した場所で、家々は古いのですが、その古さがアンマンの良き時代を偲(しの)ばせます。外国人にも人気の場所です。レインボー通りは、石畳の道路にきれいに舗装されています。さて、ここに「ジョルダン・リバー」と呼ばれるお土産物屋さんがあります。ここは地球の歩き方にも載せられています。書かれている通り、値段はかなり高めですが、品質は保証済み。 お店の外観も素敵です。 上の写真のように、モザイク画や刺繍による伝統工芸品などが売られています。あとは、せっけんやロウソクなども。値段が張るので、買うのはちょっと…と思ってしまうかもしれませんが、見ているだけでも楽しいです。店員さんもやる気がなく(? 笑)、付いて回られることがないので、気楽にブラブラ店内を回ることができます。 緑が多く、ほっとする空間。このレインボー通りには、他にも伝統工芸を扱ったお土産物屋さんが幾つか並んでいます。アンマン市を一望できる場所にお洒落なカフェもあり、観光客にとっては足を休めるいい空間となっています。観光で来られる方々は、アンマン市をゆっくり歩く時間がないかもしれませんが、もしお時間があればぜひこの地区へも足を延ばしてみてくださいね。
2009.04.29

ヨルダン生活2年目の私は、アラブ世界について語るにはまだまだ新米です。でもあえて今日はヨルダン人の国民性について語りたいと思います。とはいえ注意を一言。ヨルダン人=アラブではありません。中東と一くくりにされがちですが、実はかなり広く、同じアラブ人といっても国によって国民性に違いがあります。私はヨルダンにしか住んでいませんので、例えばカタールやモロッコの人々がどういう気質を持っているのか分かりません。 さてヨルダン人をひとことで表すと・・・・「自己中心的」でしょう。失礼だと思うけど、事実ですから(笑)。このブログを読んでくださっている方の中にはヨルダン人もおられるようですが、ここはハッキリと言っちゃいます。ただし、すべてのヨルダン人がそうであるというわけではありません。あくまで全体的に見て・・・ということです。自分は誠実ではないけれど、相手には誠実さを求める、自分は信頼に値しないけど、相手には信頼に値することを求める・・・・つまり自己中心的です。例えばこんなこともありました。私が日本に帰国する時、近所のお兄ちゃんが私を空港まで送ると申し出てくれました。この青年 Asraf (アシュラフ)は、最近ブログに登場したラジャおばさまの息子さんで、私には何かとよくしてくれます。私が会社勤めの時は、自分の職場が近いこともあって毎朝送って行ってくれていました。さて、アシュラフ青年、私を空港まで送っていくと言って聞きません。「でも仕事でしょ。本当に大丈夫だよ。タクシーで行くから」と何度も言ったのですが「大丈夫、大丈夫。仕事の休み時間は1時間あるし」とのこと。ふ~~ん。でも職場からいったん帰ってきて、私を空港まで送っていくのに1時間で足りるんだろうか・・・などと少し不安もあったのですが、絶対に送っていくというので、じゃあお願いするねという話になっていました。帰国の前日も「本当に大丈夫なの?」と確認。これまでに何度もヨルダン人からは安請け合いされて、ドタキャンもしくはノーショウ(姿すら見せないこと・・・)されているので、ここはかなり慎重になっています。「No problem」だと自信満々。まぁここまで確認したから大丈夫だろう、と帰国当日を迎えました。約束の時間の1時間前。アシュラフ青年のママから電話です。「アシュラフが行けないって言ってるんだけど」「え?」「昼休みが1時間しかないのよ~」・・・・あのね~昼休みが1時間しかないことくらい分かってるわい。だから、1時間で足りないんじゃないかって何度も確認したのに!! 無理だったら無理って早めに言ってくれたら、こっちもタクシーの手配など打つ手もいろいろあったものを。それに別の友達からのオファーも断ってたんです。やっぱりこれか。ほんまにもう! とかなりブチ切れ 。 でも心のどこかでは、こうなることも予期していたんです。これは1年間のヨルダン生活の成果。人の言うことを鵜呑みにしない、必ずセカンド・オプションを用意しておく。そういうわけで、すぐに別の友達に電話して急きょ車の手配をしてもらい、事なきを得ました。さてこんな風に、人のことを考えずまったくもって自分中心に行動する人が多いです。ただし自分では自己中心的とは思っていません。それなりの理由があるわけで、言い訳には事欠きません。でも自分が同じことをされたらかなりブチ切れます。誰が何といおうとやっぱり「自己中心的」ですよね。でも、こうした矛盾を指摘してはいけません。とにかく責めない、きれいさっぱり忘れる、水に流すことが必要です。相手は不都合なことは忘れたふりをしますので、こちらもあえて言及しません。アシュラフ青年と私の間でも、その後このことについての言及はなし。なかったことになっています。わたし的には、お母さんに電話させるっちゅうこと自体、情けないんですけれどね。まぁいいでしょう。これはほんの一例です。ほんまにアンタ自己中心的やなぁ! というシチュエーションは数限りなくあります。ただ、脳もよくできたもので、嫌なことは自然排除していくようです。そういうわけで、ことの詳細は時間とともに記憶から薄れていきます。でも心に深く深く刻み込まれてゆく教訓は、「人の言うことをマに受けない、鵜呑みにしない、100%信頼しない」・・・・。でもね、アラブ人って本当に根はいい人たち。嫌なことに目をつぶれば、また新たな気持ちでつき合って行けます。時には泣かされても、やはり心からの愛着を感じてしまうのです。 アラブはよく笑い、よく食べ、そして何より人が大好きです。
2009.04.25

昨日は、友達の子供ジェシカのパーティでした。以前に一度このブログに登場したことのあるジェシカも、今では11か月。結婚7年目にして初めてできた子供なので、パパとママの愛情を一身に受けています。パーティは午後6時から。総勢何人集まったでしょうか・・・・40人は超えていたと思います。こんなにたくさん呼んで、いったい食事はどうするんだろう、と要らぬ心配をしていましたが、スイーツのみのパーティでした。良かった良かった。アラブのパーティは時に豪勢すぎて、呼び返すときに困ってしまうのです・・・。なので今回スイーツだけにしてくれたのは、嬉しかった(笑)。大切なのはみんなで集まることで、食事をいかに豪華なものにするかではないですもんね^^ ↑出されたスイーツはすべて手作り ↑少し前の写真ですが、ジェシカのパパとママすきっ腹にスイーツを大量に食べるのはちょっぴりきつかった・・・・。でもどれも美味しかったです。ジェシカのママは、お料理も上手だしスイーツもとってもうまく作ってしまいます。とても家庭的な典型的アラブ女性。スイーツを食べた後は、やはり恒例のダンス。かなり盛り上がりました。踊っている時のみんなの表情が私は好きです。とっても楽しそうだし、イキイキしています。私も最近はハジを捨てて踊ります。「もっとリラックスして」「体のねじを外して」などとみんな教えてくれますが、難しいですよ、アラブのダンスは。骨がないのかと思うほどみんな優雅に腰を振っています。う~~~ん。ここでアラブ式ダンスのビデオをアップできないのが残念です。パーティは夜11時近くまで続きました。当のジェシカは終始キョトンとして、何が起きているのかよく分かっていない様子。パパとママはジェシカを抱っこしながら、ダンス、ダンス、ダンス。そぉかぁ~。こんなに小さい時からダンスに触れているんですもん、アラブがダンス好き、ダンス上手なのも分かります。食べて笑って踊ってした後は、ぐったりです。はよ寝よ~。
2009.04.25

今日のヨルダンは初夏並みの暑さになりました。でもカラッとしていて、本当に気持ちが良かったです。外を歩くときには、サングラスと帽子が欠かせません。日焼け防止に、手袋と首に巻くスカーフも常用しています。観光のピークに入って、旅行のお問い合わせがグンと増えました。なので、ちょっぴり寝不足気味・・・。時差の関係で日本とのやり取りにズレが生じるからです。さらに、ヨルダンの現地旅行会社の対応の遅さはいつものこと。「分かってるねんけど、はよしてえなぁ~」と祈る気持ちです(苦笑)。。。そういうわけで、今日は午前中出かけた後、疲れ果てて久しぶりにお昼寝。ところがゆっくり寝てられません。電話がすぐにチリンチリンとなり、飛び起きたら、隣の家のラジャおばさまから。このおばさまはシリア人ですが、ご主人はヨルダン人でサウジアラビアに出稼ぎに行っておられます。かなりの富豪(?)で、家もとっても広くて立派。このおばさまは、シリアではフランス語の先生をされていたようで、フランス語は話せるのですが英語は全く駄目。最近ようやくカタコトのアラビア語でコミュニケーションがとれるようになりました。一見怖そうなので初めはビクビクしていたのですが、知りあうととても親切であることが分かり、今では何やかんやとお世話になることが多くなりました。さてラジャおばさまは、春の大掃除の真っ最中。ここヨルダンでは、春に家じゅうを大掃除する家庭が多いです。台所のキャビネットの中から、家じゅうの壁までを磨きあげます。もちろん、エジプト人などを日雇いで雇う家庭も多いです。おばさまは、台所の引出しから戸棚からすべて整理している最中で、不要なものをたくさん見つけ出し、私に電話してきたのです。「使わないキッチン用品がいっぱいあるから、欲しいものあげるよ。選びに来て」とのこと。不用品といっても、まだまだきれいで、素敵なものがいっぱいなんです。 私の台所はもらったものでいっぱいに。カフエ・アラビーヤのカップ&ソーサーや、タッパー、フライパンや食器などなど・・・・何袋分も頂いて帰りました。写真に写っているのはほんの一部。私の台所の床には大きなポリ袋に入ったキッチン用品がどっさり。整理するのに時間がかかりそう・・・・! こんな風に、中流階級のアラブの家庭にはモノが溢れています。あるのにさらに買うので、必然的にモノが増えます。「節約」とかいう概念はあまりありませんし、シンプルライフとは程遠い生活。たくさんモノを持つことが社会的ステータスを表す重要な要素。でも私などの一時的滞在者は、お相伴にあずかることができてとても助かります ^^ 思いがけないプレゼントに、疲れも吹っ飛びました。でもおばさまの家から帰ってきた後、また深い眠りに落ちたのは言うまでもありません。
2009.04.21

今日も昨日に引き続きイースター休暇のキリスト教徒たち。友達の子供さんも、先週の木曜日から今日までイースター休暇で、学校が休みです。けっこう大型の連休ですよね。そこで今日は、この小学生の兄妹が我が家に遊びに来ることになりました。子供たちにとっては休暇ですが、お父さんもお母さんも働いています。せっかくの休みに子供たちだけで家にいるのは可哀そう。ということで、「おいでよ」と誘いました。ひとしきり UNO やトランプ、折り紙をして帰って行きました。子供たちは実は、とてもいいアラビア語の先生なのです。興奮してくるとアラビア語しか話さないし、こちらが分からなくても気にせず話しているし、大人みたいに気を遣う必要がないので子供って好き(笑)!いつもケーキを買っている「フェイルーズ」で、彼らのためにケーキを買いました。ここのおやじさんとは顔見知りで、最近はケーキを必ず1個食べさせてくれるのです。どれにしようかな・・・と悩んでいると、「これ美味しいから食べてみな」とどれか1つを差し出してくれます。やったぁ。ガラスケースの前でムシャムシャと立ち食い。 地元の人に人気の店です。特に男性陣が買いに来ます。ところで今日は、このフェイルーズの近くで両目の見えないニャンコに出会いました。ニャンコがいたのは、チキンと卵を売っているボロい店の前。店主はよぼよぼのおじいちゃま。数十年、この地区に店を構えているそうです。この店のおじいちゃま、出会うといつも挨拶をしてくれ、手にキスをしてくれます。このおじいちゃまは、いつも店の前にイスを出して座っています。おじいちゃまの足もとには黒白模様のニャンコが1匹。でもこの猫ちゃん、なんかおかしいのです。目が異常に大きい。瞳孔が開ききったような眼をしています。瞳の色も不自然なほどの黄緑で、一瞬不思議な猫だなと思いました。かわいいのですが。おじいちゃまが説明するところによると、このニャンコは両目が見えないのだということ。なぜかというと、何と、ナイフで両目を刺されたからだそうです。でもこれって、ありがち・・・・ここアラブ世界では動物嫌いの人も多く、野良猫を殺してしまうケースもたくさん聞きます。子供たちも凶暴で、動物を平気で痛めつけたりするのです。もちろんすべての子たちがそうではありません。でも粗野で野蛮な子供たちも本当に多いのです。おじいちゃまに介抱されて、すでに5年だというこのニャンコ。ちょっと怖がりですが、なでると気持ちよさそうにしていました。動物を平気で痛めつける人あり、こうして拾う人あり。こうして動物に愛情をかける人を見ると、ホッとしますね。
2009.04.20

今日はイースター休暇です。とはいえ、祝うのはクリスチャンだけ。イスラム教の人々は通常通り出勤しています。私は友達と Sweifiyeh 地区にお出かけ。以前にもご紹介した「呼吸する靴 GEOX」がここでは万年 50%-70% 引きとなっているので、冬物でいいものが安くなっていないかのチェックを兼ねます。呼吸する靴をご存じない方は http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200810270000/ をご覧くださいませ。ブーツが50%引きになっていましたが、う~~ん。もうちょっと待ったら70%引きになるかなぁ・・・・。なので今日はとりあえず買うのを止めて様子を見ることにしました。その後、前に働いていたオフィスを訪ねて、以前の同僚に挨拶。日本から帰ってきて初めて会うので、とても喜んでくれました。今は自分で仕事を始めているというと、これまたとても喜んでくれました。彼はというと、かなり疲れた顔で仕事をしておりました。マネージャがとにかくワンマンで自己中心的、何をやっても満足せず常に高圧的なのです。マネージャと接触しない限り何とか OK なんだけど、と彼は苦笑。自分も独立したいけど、養わなければならない家族がいるので、なかなか会社を辞めれない・・・と38歳男の悲哀。。。現在私のビジネスパートナーとなっている会社も Sweifiyeh 地区にあります。このSweifiyeh 地区は、いわゆる歩天(ホコテン)。車が全く入ってこれないようにしてあります。これが実は仇になり、絶えず閑散としているのが今の現実。なんせヨルダン人は「歩かない」のです。ほんのちょっとの距離でも車に乗りたがります。ショッピングの時でもお店の真ん前まで乗り付けるのがヨルダン風。こんなホコテンは毛嫌いされ、休日でも閑散としています。たくさんのブランド店が進出しているのですが、どの店も閑古鳥が鳴いています。これは明らかに都市計画の誤算ですね~。もうちょっと自国民を分析してから計画しましょうね。いやいや、しかし本当にもったいない。ここではよく外国人をみかけます。外国人ウケする場所なんですけれどね。当のヨルダン人の心はつかむことができませんでした。今日は特設ステージが設けられ、ちょっとしたミュージックショウが開かれるようでした。有名な歌手なんでしょうか? 上の写真はリハーサルとチューニングの様子。歌はとても上手でした。どれくらいの人が集まるんでしょうか。Sweifiyeh 地区の嘆きです。
2009.04.19

日本からお客様が見えているので、今日はダウンタウンへ。私はダウンタウンで買い物をすることはほとんどありません。安く売っているのはほとんどが中国製。安くても質が悪いのです。とはいえダウンタウンに限らず、ヨルダンでは中国製の製品がどこへ行ってもあふれています。買い物が目的ではないとはいえ、ダウンタウンはアンマンに来たら観光客が一度は訪れる場所。古き良き時代をしのばせる庶民の活気に満ちています。ただ、ヨルダン人でもダウンタウンを毛嫌いする人がけっこういます。スリなどに遭う危険性があるからだそうです。私は今まで遭遇したことがありませんが・・・・ でも観光客の皆さまはお気をつけくださいね。さて、ダウンタウンをぶらりと歩いた後は、ジェルサレム・レストランへ。このレストランはかなり名が知られています。観光客というよりも地元の人たちがけっこう入っているので、アラブ料理の味付けは本物だと思います。おいしいですよ。お店自体は、すごくきれいというわけではありません。2階にも席がありますが、トイレのにおいがプ~ンと時々漂っていました・・・・。でもトイレ付近から遠ざかると気になりませんので、ご安心を(笑)! 今回注文したモロヘイヤ。 有名なマンサフこのレストランのマンサフは美味しいと評判です。地元人もマンサフを食べによく来るようです。実際、ここのレストランのマンサフは癖や臭みがなく、さらりと食べれます。初めてマンサフに挑戦される方は、ぜひこうした評判のいいレストランで試してくださいね。私の初マンサフ体験は、かなり苦いものです。知り合いの方の家でよばれたのですが、かなり癖があり、今でもその時苦しみながら食べた記憶がありありとよみがえってきて、トラウマになっています・・・。このレストランのメニューはアラビア語です。なので、一体全体なんのこっちゃ、という感じかもしれません。でも店員さんに聞けば、説明してくれます。「おススメは?」と聞くと、やはり「マンサフ!」と答えておりました。皆さまもぜひ、このジェルサレム・レストランでアラブ料理を堪能なさってくださいませ。
2009.04.17

アンマンの街角からはお花のいい匂いが漂ってきます。この時期、特に匂いがいいのは藤やバラです。アブドゥーン地区と呼ばれる新興住宅街はお金持ちの住むエリアで、庭付きの大きな豪邸もたくさん。きれいに整えられた庭を見ながら、ぶらぶらとこの地区を歩くのも私のお気に入り。このアブドゥーン地区は開発が最近進む地区。ダウンタウンなんかに足を運ぶことのない富裕階級の人々が住んでいます。若者たちのナイトスポットとしても人気のようです。土地も平たんで、登ったり降りたりを繰り返す古きアンマンの街並みとは全く違う雰囲気。キリスト教徒が多く、外国人もたくさん住んでいます。 こちらは Jabal Amman の庭 春でも初夏並みに気温が上がったり、かと思えば冬のような冷たい風が吹いたり・・・アンマンの春は気まぐれです。 気温の高い日が続くと、藤の花なんかあっという間に美しさのピークを過ぎてしまいます。残念! もうちょっと楽しめたらいいのになぁ~とつぶやきながら、街を歩いている今日この頃です。
2009.04.16

先日、とあるレストランにクレームをつけに出かけてきました。とあるレストランといいながら、名前を公表・・・。「キャンバス」という Jabal Weibdeh (ジャバル・ウェブデ) 地区にあるレストランです。このレストランは“地球の歩き方”にも載せられています。味はいまいちだが、雰囲気は抜群などというコメント付き。かなり値段が高く、その上ホテル並みにサービス料も取られるということで、地元の人はほとんど行きません。さて、何が不満だったかというと、従業員の態度。このレストランの真ん前がセルビスの乗り合い場所となっているのですが、ある朝、スリランカ人の女の子とセルビスを待っていました。その日、レストランの従業員とおぼしき男性3人がちょうど店の外に出ていました。彼らは私のことを中国人だと思ったようで(よくあることですが)、中国人とスリランカ人、どちらも最低な人間だ、という風にバカにし始めたのです。こうした嘲笑はよくあること。特に私たち日本人は絶対数が少ないため、中国人やフィリピン人に間違えられます。そのため、道を歩いていても人種差別的な発言や態度に出くわすことがよくあります。道でのそうした言動は無視することが多いのですが、レストランの従業員だとそういうわけにもいきません。なぜって、仮にもサービス業でしょ? Possible Clients (お客となる見込みのある人) に人種差別的な態度を取るレストランなんかで食べたくありません。しかもここはセルビスの乗り合い場所。私のスリランカ人の友達もいつも利用しています。毎回こんな態度に出くわして気持ち良いはずがありません。そういうわけで、このレストランに乗り込みました。社長がいないということなので、電話番号をもらい、社長に電話。「従業員の態度に不満があるので、直接会って話したい」と約束を取り付けました。さてこの若い社長、ビビったようで、私が出向くまでの間に事の真相を確かめていました。レストランに出向くと、若い社長、へこへこと「お飲物をまずどうぞ」などとかなり低姿勢。でも「要りません! ここでは一切飲まない」ときっぱり断ってから、「人種に関係なく、お客様に対するサービス業としての認識が足りないと思います。私が中国人であろうが日本人であろうがスリランカ人であろうが、関係ないでしょ。みんな possible clients なんですから。社長としてもっと社員を訓練しないと、レストラン全体の評価につながりますよ。こんな人種差別をする従業員のいるレストランでは食事をしたくない(どうせ高くて入れないんですけど・・・・プププ)」とお伝えしました。この社長、とりなしに一生懸命です。3人のうちの1人はすでにクビにした、もう一人は神に誓って自分は何も言っていないと言っている、さらにもう1人の主犯は、実は自分の従業員ではなく、隣のガーデンを世話しているヤツなんだ、でもガーデンのマネージャーに言っておきますから・・・ととにかく必死でした。「ぜひともあなた様がこのレストランに戻ってきてくださいますように」とペコペコしてるので「多分来ることはないと思います」。でも心の中で、(どうせ高くて入れへんねん) と突っ込みながら・・・・(笑) 神のみぞ知る真実…?話は戻りますが、このようにアラブの人種差別者はすごく多いです。悲しいことですが、現実です。教育で人を判断したくありませんが、やはり教育だと思います。日本人だと分かると急に態度が変わりますが、スリランカ人やフィリピン人、中国人などがどういう扱いを受けているか、そんなつらい現実の一端に触れる思いをすることがよくあります。親が親なら子も子。子供たちも人種差別的な言動を平気でします。こんな時、この国は病んでいる、と感じます。日本にもたくさんいるんですけどね、そういう狭い見方しかできない人たち・・・・。でも本当に悲しいことです。だって生まれる国なんて誰も選べないんですから。人種差別ほど理不尽なことってないと思います。
2009.04.15

今日はフェイスエステ体験。シリアでビューティシャンとして働いていた友達が「やってあげる!」というので、お願いすることにしました。彼女はここヨルダンでも、サロンでいったん働き始めたのですが、お給料の安さと店長の不誠実さに嫌気がさして辞めてしまいました。もったいない・・・・でも本当にヨルダンで仕事をするというのは誰にとっても大変な経験なのです。さて、今回は約2時間のエステ。スクラブから始まり、スチームで蒸気を出して毛穴の汚れを浮きだたせた後、フェイスマッサージ、それから最後はハニーとリンゴのナチュラルパックで締めくくり。何とも贅沢な時間・・・・ 人に顔を触ってもらうというのは、気持ちのいいものです。 蒸気を当ててもらっています。この蜂蜜とリンゴのパックですが、蜂蜜にリンゴをギュッとしぼって加えただけの簡単+100%天然のパック。週に1回ほどするととっても効果的だとか。20分ほど置いて拭き取ります。明日の朝には弾力とハリのある肌になっているそうです。ほんとかなぁ。ちょっと期待して眠りましょう。でもハニーが顔に良いっていうのはよく聞きますし、リンゴを加えるだけなら安くて簡単にできそうですネ。 死海の泥パック・エステをご体験ください。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2009.04.13

今年も見れなかった日本の桜。でも桜並木の写真などを友達から色々送ってもらい、遠い日本の美しい春にしばし思いをはせました。所変わってヨルダンも春真っ盛り。ヨルダンでも春って何となく心地よい気だるさがあり、「春眠暁を覚えず」という言葉がぴったり当てはまりそうです。 優しい空です 街角の藤 太陽の光もまだまだ柔らかいこの時期、きれいなのは藤の花。とてもいい匂いを放っています。色も美しいですね。見かけると思わず立ち止まってしまいます。先日ジェラシュに行った友達が、花が咲き乱れていて本当にきれいだったとコメントしておりました。ヨルダンの北部は野草の宝庫。この時期に観光される方は、普段とはまた違ったヨルダンの顔を楽しめるのではないかと思います。
2009.04.13

友達が引っ越してくることになりました。スリランカ人の親子(娘さんは21歳)です。実はこの親子のお母さんとは、1年以上の友達です。彼女たちは本当に貧しい生活をしていました。スリランカでは大きな大きな家に住んでいたのですが、ヨルダンでは本当に汚い1室を借りて生活をしていました。ヨルダンでは家賃がうなぎ昇りである上に、大家の一存で家賃を上げられてしまいます。電気代なども大家が不正請求をしてきますし、彼女たちもそんな悪徳大家に苦しめられていました。私は誰と住んでもいいというわけではないのですが、この友達とは仲がよく、何か助けになれたらと常々思っていましたので、今回一緒に住むことになったのです。私のアパートの家賃は彼女たちにとってはかなり高いので、私が3分の2、彼女たちには3分の1を出してもらいます。今、私の家には日本からのショートステイのお客さんが泊まっておられるので、これから4人の生活になります。そこでこの機会に水のタンクを増設することにしました。今まではタンクが1個しかなく、週1回支給される水の日までに水がなくなることもしばしば。シャワーも、糸のように細い水の下で体をくるくる回しながら浴びていました・・・。さすがに4人での生活となれば、水は週の半ばに空っぽになってしまいます。そのため、急いで増設しなければなりません。でもヨルダン人のおっちゃん、約束した日にやはり来ず、1週間遅れてタンクがやって来ました。 水のタンクを持ち上げるのは、今回も手作業。私のアパートは3階建てなので、4階の屋上まで2人がかりで持ち上げます。 手作業です。 屋上までロープで持ち上げます。 何とか無理やり持ち上げましたが、最後が難関!今回注文したのは、プラスチックのタンクです。金属製より軽いとはいえ、4階まで手作業で持ち上げるのは大変。壁を伝わせているときはいいのですが、最後に屋上に着地させるのに一苦労していました。 でも何とか水の日の前日に作業が終わり、ほっと一息。これで明日の水の日には、2つのタンクに水がいっぱいになります。ところが翌日の水の日に、上の部屋の文句言いのおばちゃんが朝早くからピンポン ピンポンとやって来ます。 「アンタんとこのタンクから水が漏れているヨ! なんとかしてチョウダイ!」・・・・このおばちゃん、そもそも私たちのタンク増設になぜだかご不満だったのです。でも確かに水は漏れています。やれやれ。しかも作業後の片づけができていない、とのお叱りも。また例のヨルダン人のおっちゃんを呼び出します。おっちゃんも呼び出されてご機嫌ななめ。そんなことより、ちゃんと仕事してぇなぁ。。。。 そんなこんなで、いろいろありましたが、無事にすべて終了。タンク代+作業費で160JD (22,600 円) かかりました。でもこれで、とりあえずの水の心配はなし。それでも水の節約には努めなければなりません。さて4人生活の始まり。文化も環境も違う人たちとの共同生活ですが、1年以上の友達なので、大体は想像がつきます。とりあえず良いコミュニケーションさえ取れれば、大抵の問題は解決します。こんな体験も良いですよね。
2009.04.12

なぜかこの度、ツアーコーディネータとして仕事を始めることになりました。自分でもなぜこういう展開になったのかよく分からないのですが…。これまでヨルダンの現地旅行会社で勤務していたので、コネやツテが確立できていたということもありますが、それだけではなくビジネスパートナーとして仕事をしたいという会社が突如現れたのです。私にビジネススキルがないことは周知の事実です。以前に兄から「僕がボスやったら、真っ先にクビにする」と言われたことがあります(笑)。とにかく鈍くさいので。なので、初めはその会社に「絶対無理です」といって断っていました。でも2週間考えに考えて、「やっぱりやってみます…」ということになりました。う~~ん。本当にいいのでしょうか? 私が企画からお客様とのやり取りまで全てを担当し、実際のツアーは提携会社が全面的にバックアップしてくれることになりました。つまり私は会社のオペレーション業務を日本語で請け負います。さてここで、念のために「起業」と「フリーランス」の違いを簡単に説明させていただきます。起業とは、新しく事業をはじめることであり、起業家は自分にあったスタイルで会社を設立し、届け出を申請します。一方フリーランスは、企業から請け負った業務を実際に遂行する個人事業主のことを言います。フリーランスの場合、基本的には届け出を何も出さなくても始めることができます。起業に比べて明確な定義があるわけではなく、組織に属さず知識や技能を活かして働くことになります。ヨルダンではフリーランスというのはまだまだ耳慣れない言葉ですが、言葉が耳慣れないだけで、実際のところフリーランスとして仕事をしている人はいっぱいいます。例えばヨルダンのガイドはフリーランスです。またドライバーのほとんどもフリーランスとして仕事をしています。どこの会社にも属さず(つまり社員ではありませんが)、会社から業務を請け負います。ただしガイドには政府が規定した資格を有することが求められます。ヨルダンには、偽の自称日本語ガイドもいますので、ご注意を!というわけで、私もツアーコーディネートを仕事とするからには、きちんと顔を出さなければならないということで、ご挨拶の写真を載せることにしました。もちろんこのブログでは、引き続きナマのヨルダンライフをご紹介していきます。仕事用のオフィシャル・ホームページは http://picturesque-jordan.com/index.html です。ご旅行のお問い合わせは naoko_kimura@picturesque-jordan.com までお願いします。ご相談はもちろん無料ですし、必要ならお見積もりをお送りいたします。個人のお客様には難しいのですが、複数~団体のお客様にはツアーのアテンドもさせていただきます。私のヨルダンライフは一体どんな方向へ行くのやら。1年先はもちろんのこと、1か月先に何が起こるかも分かりません。とにかく人生は前進あるのみ! みなさま、よろしくご指導お願いいたします。 **当方のブログ及び当方の活動は東京池袋にあるヨルダン・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。また類似のキャッチフレーズを使用しているホームページや Facebook とも何の関係もありません。混同されないようにご注意くださいませ。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2009.04.07

先日、またしてもナウールにピクニックに行ってまいりました。初めて出かけたときは5人で。ナウールの美しさに味をしめた私たちは、今度は少し人数を増やして総勢12名+ワンちゃんが1匹参加。私の方はといえば、先回のブログに載せたとおり目が痛んでいたので、体調は絶好調ではなかったのですが、それでも楽しんできました。2回目のナウールは、風が少しひんやり。でも空気がとてもきれいで、ピクニックには最適のお天気でした。到着すると早速、バーベキューの準備を始めます。 準備している様子。今日は“アラク”というアラブのお酒とウイスキーが登場。お酒を片手にバーベキューの準備。お腹がすいているので、オリーブやパンを時々口に放り込みながら、お肉の準備をします。 アラブのお酒”アラク”このアラクというお酒は、水と混ぜて飲みます。見た感じは白く濁っています。とても! 強いアルコールです。グレープとアニスというセリ科のハーブを混ぜて作られています。そのため、アニス独特の清涼な芳香がします。どちらかといえばジンにも似た感じの味。アルコールの臭いもきついです。好き嫌いが分かれるアルコール飲料かもしれません。たくさんは飲めませんが、私はけっこう好きです。みんな慣れたもので、手早くバーベキューの準備をしていきます。私はもっぱら写真係。アラブ式のバーベキューでは、串焼きのケバブも自分たちで作ってしまいます。この日はお肉をた~~~~っぷりいただきました。これから夏にかけて、さらにピクニックを計画しています。ヨルダンで一番いい季節の到来です。
2009.04.06

ヨルダン生活2年目にして、初めてお医者さんのお世話になることに。眼科です。昨日は楽しいピクニック・・・・のはずが朝からチクチク目が痛い。というのも昨日の夜、なぜか何ヵ月かぶりにスクラブで洗顔をしてみようと思い立ちました。久しぶりにスクラブ洗顔をし、念入りにマッサージ。ところがどうも目にスクラブが入ったらしく、ゴロゴロとした違和感が残りました。まぁ大したことないか、と思ってその晩は眠りについたのですが、朝起きても針を刺すみたいに痛みます。それでも、まぁじきに治るだろうと気に留めず、ピクニックへ。でも夕方頃には、瞼(まぶた)が腫れてきて、痛くて痛くてたまらなくなりました。目薬を浴びるようにさしても効果なし。とうとう友達が、「絶対に眼科に行かないとダメ!」と無理やり引っ張って行ってくれました。飛び込みで診察を受けました。小さな異物が上まぶたの裏にひっついていたらしく、そのために瞬きするたびにキリキリした激痛があったようです。眼科医が異物を取り除いて入れ、痛みはあっという間になくなりました。この間、約3分。さて気になるのが値段の方。提示された診察料は40JD (5800 円)!!!!!!! マジ? 着いてきてくれた友達も唖然。信じられん、ハラーミー(ぼったくり)やん! と口々に囁きましたが、どうしようもありません。 処方された強い目薬。これは約4.5JD (640円)。ここヨルダンでは、健康保険などはもちろんなく、医療費はすべて自費です。診察費といっても、診療明細もなく、医者のモラルにかかっています。外国人も保険に入ることができますが、そもそも保険などに入っている現地の人は少なく、さらに保険といっても入院した時だけ適用されるケースがほとんど。通常の通院なら、保険料を支払うのと、その都度病院で支払うのとどっこいどっこいの料金なのです。でも40JDは取り過ぎ! 日本の感覚からするとまぁまぁの値段やん、と思われるかもしれませんが、平均のお給料が300JDのこの国で、1回の診察に40JDもかかるのは法外です! 絶対に倍の値段は取られていますね。私は入院した時だけ適用される現地の保険に入っています。まさか病院のお世話になるとは思っていませんでしたから…。あああ・・・・スクラブ洗顔で眼科行きかぁ。アホなことしたもんや~と後悔の嵐。 このようにヨルダンは、お金さえあれば住むことができる国ですが、反対に言うとお金がないと暮らしていくのが本当に大変な国です。社会保障も整っておらず、お金のない人はきちんとした医療も受けられず、死ぬまでひたすら働かねばなりません。お金さえあれば、一流の快適な生活ができます。こうした問題はヨルダンだけではないのですが・・・人間が作り出したこの無意味な格差、本当にどうにかしてほしいですね。
2009.04.05

4月に入ったと同時に、頬に当たる風がまろやかになり、すっかり春になりました。日中はもうジャケットも必要ありません。夜には気温が下がりますが、それでも3月の一時の寒さと比べると、かなり温かいです。街には花が咲き乱れ (? "咲き乱れ"るほど数は多くないのですが・・・)、鳥たちの鳴き声が青空に響きます。野菜やフルーツが豊富に出回るこの時期、私のブームになりつつあるのが"搾りたてジュース"。友達がプレゼントしてくれた搾り器が大活躍です。 特に、ルビーと呼ばれるグレープフルーツは搾ってジュースにするのに最適。とても甘く、何よりビタミン C を飲んでる! という感じが心地よいのです。この時期、スークではグレープフルーツがとても安く売られています。この間は5個買って600フィルスほど。100円にもなりません。私の自宅は、スークから歩いて10分ほどのところにあるのですが、野菜やフルーツがぎっしり入った袋を抱えて、えっちらおっちら歩くのは一苦労。なかなか一度にたくさん買えません。本当はグレープフルーツを10個などまとめ買いしたいのですが・・・・。ミキサーを買って、フルーツのミックスジュースを作りたいなと最近考えています。毎朝搾りたてのジュースが飲めるなんて、贅沢ですよね~。
2009.04.03

う~ん。このテーマで記事を書くのは気が引けます。でも純粋に私が驚いたことなので、やっぱり載せることにしました。「アラブとバストの大きさ」について。アラブ女性は概して体格がいいです。胸がボンとある代わりにお尻もドンとドでかく、迫力があります。ひとことでアラブといってもいろいろなので、決して一くくりにはできませんが。それにしても本当に胸が大きい・・・・私はやせ型なので、「かわいそう~」と言われることもあります。ワルかったね! でもぽっちゃり目のアラブ女性たちは、彼女たちなりにやせ型にあこがれもするらしく、「胸がない方がいい」とお褒め(?)にあずかることもあります。いずれにしても、胸がないって言いたいんやろ・・・?この間、アラブの友達と下着を買いに出かけました。どうもあまりにも貧弱な私の胸を見てかわいそうに思ったらしく、お店の人に「彼女のために、とにかく分厚いパッド入りのを」と聞いておりました。。。「はい、試着して」と差し出されたものの、あまりのパッドのボリュームにびっくり。こんなに厚みがあるの~~? 日本では見たことがありません。6,7センチ(いやいやもっとかも)はパッドの厚みですよ。もしかして日本でも付ける人は付けているのでしょうか。友達は、「こんなの普通よ。私も付けてる」だと。そうなんか~。みんながみんな大きな胸をしているわけではなく、こういう仕組みになっていたのですね。それでも売ってある下着にはかなり大きいサイズのものもあるので、やっぱり小さな胸は少数派っぽい・・・。 写真は控えめに小さく。パッドの厚みをお見せできないのが残念。アラブではパーティの時などに肩を出したり胸を強調したりするドレスを着ることが多いので、こうした"スーパー分厚いパッド"は必要なんだそう。でも普段は、疲れるし暑いし、こうしたパッド入りは使わないのだそう。お店の人が懇切丁寧に教えてくれました。ふ~ん。というわけで、とりあえずススメにしたがい購入したブラ。確かに形がとてもきれいに見えます。パッドがかなり厚めなので、抑え過ぎて余計小さくなりそう・・・・? そんなこんなで、アラブの女性たちも身体を美しく見せるために、いろいろな努力を払っているのです。友達に今度は眉毛をアラブ流に整えてもらう予定。剃らず切らずに伸ばしてね、という言いつけに従い、目下 眉毛を生育中。やれやれ。きれいになるのは大変なこった。
2009.04.03

今日はピクニックに行ってきました。先週の土曜日に行く予定だったのが、悪天候のためお流れになっていました。今日は気温も高く、本当にいい天気。急きょ近場でピクニックをすることに。場所は“ナウール”と呼ばれる、アンマン郊外の村です。近付くにつれてどんどん緑が多くなり、ここはヨルダン? と思うほど。アンマンは本当に緑がないのですが、ヨルダンにも緑を楽しめるところはたくさんあります。ヨルダンは砂漠で不毛の土地というイメージがありますが、実は多種多様な野生植物やバードウォッチングが楽しめる国なのです。 花盛り 帽子と花束たくさんの野生植物が群生していました。この時期、ヨルダンでは美しい花が咲き乱れます。野生の花って小ぶりですが、本当に可愛らしいです。でもさすが野生。身を守るためのとげを持っているのが多いです。摘むのに一苦労。でも、とっても素敵なブーケが出来上がりました。 空気もきれい2時間ほど過ごして帰るつもりが、結局4時間くらいいました。シートを敷いて、パンとチーズをぱくつき、とろとろと流れる時間の中で他愛のない話をつらつらと。でもこんなひとときって、本当にいいですね。さあ、リフレッシュしたので、また明日から頑張るぞ~。
2009.04.01
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