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隠居人はせじぃさん
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Gママさん
noahnoahnoahさんCalendar
海の日の夕方に養蜂場に行ってみると、巣箱の入り口にミツバチたちがお尻を外側に
向けてそろって羽根をばたばたさせて並んでいました。
J2群の巣箱入り口の働き蜂たちです。

これは働き蜂達が巣箱の入り口に出て、頭を巣箱側に向けて羽を震わせ、入り口から
巣内の熱気を外に追い出しているのです。これが蜜蜂の「夕涼み」現象なのでしょうか?
そして巣箱の壁に張り付いている働き蜂は、皆お尻を上に向け羽を振るわせていたの
でした。
巣箱から出てきた暖かい空気を更に上方に追い出しているのでしょうか?暖かい空気
ですので上方に追い出すことは理にかなっているのです。西洋ミツバチは30~36℃の
体温を維持しているのです。巣温が下がりすぎたときは胸をふるわせると共に蜂集団の
個体密度を上げ、冬期でも、蜂集団内温度をほぼ一定温度(育児房で33~36℃)に
保っています。
これは、室内を過ごしやすくするだけでなく、蜂蜜中の水分を蒸発させる効果もねらって
行っているのです。驚いたことには、こうしてハチミツに含まれる水分は、20%くらいに
濃縮されてしまうのです。
また、室温が上がりすぎたときは水を撒いて旋風行動を取ることで冷却することも
しているのです。J1群も全く同じように並んでいました。

女王蜂が3群全てに存在した養蜂場の様子です。

ところで先日のニュース記事に下記の如きものがありました。
【ミツバチに4つまで数える能力】 [シドニー 26日 ロイター]
オーストラリアとスウェーデンの研究者が26日、ミツバチが4まで数えることができるとの
研究結果を発表した。豪公共放送のABCラジオが伝えた。
穴の中に5つの目印を付け、うち1つに果汁を置いて実験。ミツバチを放つと、
果汁のある目印に向かって飛ぶが、果汁を取り除いた場合でも同じ目印のところに
飛んだという。
クイーンズランド大のマンディアム・スリニバサン氏は、「ミツバチを3つ目の印に飛ぶ
ように訓練すると、その後も3つ目の印に行くことが分かった。
4つ目の印に導くと、4つ目の印を目指すようになるという具合。
ただ4つまでしか数えられないようだ」と語った。
蜜蜂嬢達は1ミリ程の脳を持っているのです。そして『ミツバチはダンスで会話して
いる』のです。
オーストリアの学者はミツバチの驚異的な能力の一端を明らかにし、1973年にノーベル
医学生理学賞を受賞しました。彼は、ミツバチ達が巣の仲間に蜜や花粉、水源等がある
ことを知らせることができる【8の字ダンス】を行っていることを発見したのです。
このような信じられない能力を保有しているので、4までの数を認識できると言うNewSは
さもありなんとの納得のNewSでした。