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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
我が農園の西にある畑の『蝋梅』が満開になっている。
昨秋に剪定しかなりの枝をおとしたが、これに負けずに黄色い可憐な花を着けている。

この時期の1月~2月、厳寒期は、咲く花は少なく、彩りに乏しい季節であるが、
白梅に先んじて、黄色い蝋梅が、ほころび始めているのだ。

原種に近い蝋梅が、花弁内部に、やや紫がかった二色の色合いが認められる
のに対して、黄色一色の園芸種が、大方を占めていて、それが変種『素心蝋梅』
"素心"とは、ニュアンス的には、スッピンというに近い。園芸上の専門用語として、
むかしから、白系統の花物を指す言葉とのこと。雑色や暗色がなく、清廉さの
ある、"素"に近い単色系の花が、素心という名称となっているのだ。

ご存じの方も多いと思うが、蝋梅という花の名前の由来の一つに、「花びらが蝋細工物の
ような質感があるから」という説が有力なのである。
![large[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000715226/83/imgc2da0dcazik9zj.jpeg)
朝日が差し込む陽だまりの中で咲いている素心蝋梅は黄金色に輝き、私の
目を楽しませてくれたのである。
そして自宅の横の農園には紅梅が負けじと赤い花を開かせている。

春が一歩一歩近づいていることを、毎日いろいろと確認しながらの日々が
始まっているのである。
第18回 小出川彼岸花まつり-2 2025.10.06
第18回小出川彼岸花まつり-1 2025.10.05