PR
Keyword Search
Comments
New!
Gママさん
New!
隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
2月も近づき、気温も上がってきたので、今日は我が農園のイチゴの手入れを
行いました。
イチゴは寒さが厳しくなると休眠する性質を持っていて、寒さが厳しくなればなるほど
活動を停止し、寒さから身を守っています。そのため、低温、乾燥に耐えられるのでが、
極度の乾燥はいちごの株を枯らしてしまいますので注意が必要です。この1月はあまり
雨が降らなかった為心配していましたが枯れることもなく頑張ってくれました。
まずイチゴの畝の草取りとイチゴの枯れ葉取りを行いました。

そしてその後、畝の上面と両端に『米糠』と過リン酸石灰を播きました。
米糠には発酵微生物群が必要とするマグネシウム、カルシウム、リン酸、ビタミン類など
が多く含まれており、十分に発酵させた米ぬかを肥料として使うことで、土壌にはミミズや
微生物が大量に発生するようになるのです。
微生物は雑草や作物残渣、土に含まれるミネラルを分解し各種有機物を作ります。
その有機物がイチゴの根に吸収されイチゴの株を健全に育ててくれるのです。
また、微生物はねばねば物質を出して土を団粒化し、ミミズが土地を耕し、水はけがよく
通気性に富む土を作ってくれるのです。

過リン酸石灰は、花付きと実付きをよくするリン酸成分の多い肥料ですので
毎年米糠と一緒に散布しています。
立春を過ぎると陽射しは日増しに強くなり、休眠しているいちごの株は、気温、地温の上昇
を待ち望んでいます。我が地域では2月末を迎える頃にはいちごの葉もいくらか緑色を
増して、少しずつ活動を開始します。この時期に黒いポリフィルム(透明のフィルムでも良
いのですが、雑草が生えやすいので黒マルチを使用しています)でマルチングをして
やります。マルチで株全体をすっぽりと覆い、株の真上を小さく切って株全体を引き出し
ます。マルチングをすることにより、地温の上昇、雑草の発生防止、泥のはね上がり
防止、いちごの実の腐敗防止等々の効果が期待できるのです。

今年も、この施肥が効果を発揮し、この農園の養蜂場のミツバチ達がイチゴの
花に訪れ受粉を助け、大きな形の良い甘いイチゴが収獲出来ることを期待しながら
今日の作業を終了したのでした。
下の写真は昨年収獲したイチゴなのです。

六つの村の睦み合い・藤沢市六会地区の歴… 2025.11.15
六つの村の睦み合い・藤沢市六会地区の歴… 2025.11.14
六つの村の睦み合い・藤沢市六会地区の歴… 2025.11.13