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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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仕事のために前夜泊にて大阪へ。
ホテルでいつものように目が覚めるまま、久しぶりの大阪城公園の早朝散歩に
向かった。
森ノ宮口から大阪城公園に入る。入り口には既に桜が満開状態、
いや『紅葉スモモ』という李(スモモ)の花(木に架かっている札によると)
が満開状態であるのだ。

ちなみにこの李、葉っぱの色が紫蘇のような赤みをおびていることから
この名前がつけられたということである。

森ノ宮口から城の方へ人造の水路に沿って歩くと噴水広場に着いた。
噴水には工事用フェンスが。
中心に大きな、さび色の石が寄り添うように建っており、それを中心に円形に水溜りと
噴水があるが、残念ながら水もなく枯山水状態。桜のシーズンを前に整備工事が
行われている模様。

それを更に円形の道路がとりまき、何台かのベンチが道にそって並べられている。
近くには売店もあり(勿論開店前)、周囲にはベンチが据え付けられてあり、
市民が(いやホームレスと思われる方も何人か)それぞれのスタイルでくつろぐ姿
が見られた。
しばらく歩き玉造口から主目的の梅林へ。
大阪城内の濠の横にある梅林。内濠の東側、約1.7haの広さに約1300本
近くの梅が植えられているとのこと。
梅の種類は早咲きから遅咲きまで約100品種揃っているので、1~3月と長い期間、
梅の花を楽しむことができるのだ。
間違いなく、大阪市内随一の梅林なのである。
梅林全体の開花状況は「白梅は終わりそして紅梅は散り初め」の状態。
観梅シーズンを締めくくる"最後の紅梅"『摩耶紅(まやこう)』と
『鹿之谷紅梅(しかのたにこうばい)』が見頃となっており今年の観梅シーズンもいよいよ
終盤の状況であった。

多少の寒の戻りがあったせいか予想以上に紅梅の花の残りはよかったが、
残念ながら多くの白梅の花たちのピークは完全に過ぎていたのだ。

しかしながら早朝のため、観梅の人も極めて少なく、かつて豊臣秀吉の築城した
大阪城天守閣を借景として見ながら梅を眺めて時を過ごす贅沢な朝の時間が
過ごせたのであった。

この大阪城公園梅林の特徴は、大都会の真ん中にあるということもあり、
大都会のオアシス的存在だということ。
大阪城と大阪ビジネスパークに隣接したなかで、梅の開花期になり梅の甘い香りが
漂いだすと、ここにだけ違った時間が流れているように感じられること間違い無しである。
写真は梅にメジロがとまっていたところを撮ったもの。

「梅に鶯」というコトワザは中国から伝わってきたそうだが、実際は梅に鶯が寄り付く
ことは季節的な要因から考えにくく,メジロの見間違えだったのでは・・・とか?
そういえばウグイス色ってメジロの色なのである。
私のデジカメではこのズームが限界、この様な時に一眼レフカメラが欲しいと
感じるのであった。
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