JINさんの陽蜂農遠日記

JINさんの陽蜂農遠日記

PR

Profile

jinsan0716

jinsan0716

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

2025年版・岡山大学… New! 隠居人はせじぃさん

【時間が出来れば、… New! Gママさん

続日本100名城東北の… New! オジン0523さん

ムベの実を開くコツ… noahnoahnoahさん

エコハウスにようこそ ecologicianさん

Calendar

2010.08.19
XML
カテゴリ: JINさんの農園
先日の深夜ラジオ番組『NHK ラジオ深夜便』(暑くて眠れず携帯ラジオ)にて

【アンチ・アンチエイジング】  についてとりあげていました。

最近、アンチ・アンチエイジングという単語をよく耳にします。

エイジングは『年を取ること』、アンチエイジングはその反対語なので『年に逆らうこと』、

アンチ・アンチエイジングはそのまた反対語なので単純には『年に逆らわないこと』 と

なりますが、ただ『時の流れに身を任せ♪♪』ることではないようです。

すなわち年を取ることを真正面から受け入れ、むしろ年を取るに従い愉しみを広げ

深めようではないかというニュアンスなのではないでしょうか。

つまり愉しみの質・量は年齢とは無関係、病気になる時は若くてもなる、起こったことは

あるがままに受入れ、物理的時間に拘束されることなく、自分時間で興味を持ったことに

取り組んでいけば良いのだ と私なりにこの意味を理解しています。

そしてもう一つ 最近よく耳にする言葉で、「かれい」という言葉があります。

華麗ではありません。佳麗でもありません。

DSC00236_R.JPG

漢字で書くと「加齢」、いや『私』の年齢の省略版??ではありません!!!

年齢が加わって年をとること、つまりは老化現象のことなのですが、

「加齢」という違った言い方をすると、それらしく聞こえないのが不思議です。

最近、何につけてもこの「加齢」の言葉が私の廻りについて回るようになってきており、

会社の成人病検査でも「加齢によるものです」などとあたりまえのように検診医に言われて

いるのです。

そう言えば癌手術以来、自宅でカレーライスを食べていないことに今気がついたの

です・・・・・。『克つ加齢→アンチエイジング』。失礼しました。

DSC00512_R.JPG

まだまだ、「加齢」ではなく「華麗!」に行きたいものだと思っているのですが。

話は戻りますが、そのラジオ放送の中で『老人六歌仙』について語っていました。

本当の?六歌仙といえば、平安時代を代表する有名な歌人たち。

在原業平・僧正遍昭・喜撰法師・大友黒主・文屋康秀・小野小町の6人。

しかしこの『老人六歌仙』は江戸時代後期の臨済宗妙心寺派の禅僧 仙涯義梵

(せんがいぎぼん)が、人が老いるという現象について、ユーモアたっぷりに描いた

歌のことなのです。

禅宗の高僧らしからぬ人間臭いこうした人柄が、町民から武士、百姓にいたるま

で幅広い、人々に親しまれ、今に伝わった理由なのでしょうか。

pic19912_R.jpg http://izucul.cocolog-nifty.com/balance/2006/03/post_5851.html 】より

原文は上記の如く

『志わかよる ほくろか出来る 腰まか(る )頭かはける ひけ白くなる

手ハ振ふ あしハよろつく 歯ハ抜ける 耳ハきこへす 目ハうとくなる

身に添ふハ 頭巾襟まき 杖へ目鏡たんぼ おん志やく志ゆひん 孫の手

聞たかる 死とむなかる 淋しかる 心か曲る 欲深ふなる

くとくなる 氣短かになる 愚癡になる出志やはりたかる世話やきたかる

又しても同し咄に子を譽る   達者自まんに人ハいやかる』

原文ではわかりづらいので、口語体で説明されているHPがありましたので

転記させていただきます。

歌仙1 :皺(しわ)がよる 黒子(ほくろ)ができる  腰曲がる 頭はげる ひげ白 くなる

歌仙2 :手は震う 足はよろつく 歯は抜ける 耳は間こえず 目は疎(うと)く なる

歌仙3 :身に添うは 頭巾襟巻 杖眼鏡 たんぽ温石 尿瓶(しびん) 孫の手

歌仙4 :聞きたがる 死にともながる 淋しがる 心は曲がる 欲深くなる

歌仙5 :くどくなる 気短くなる 愚痴になる 出しゃばりたがる 世話焼きた がる

歌仙6 :またしても 同じ話に 子を褒める 達者自慢に 人は嫌がる

なかなかと言うより見事。自分は当てはまらないと是非思いたいのですが、

ふとそ んな自分に、 気づくことが多々 あると吐露せざるを得ないのです。

高僧仙涯は人の『老い』に対してすばらしいヒントを言ってくれているのです。

事実を事 実として 見なさいと。

つまり、仙涯の言葉は今ある状態は今しかないのだから、すべて肯定すべきだ と。

我々は皆、順当に生きれば「老人六歌仙」の状態が必ずやって来るのです。

誰も 通らなくては行けない道。

ただ、そのときに、老いたら老いた時の楽しい生き方ができるよう、今から訓練し ておく

ことが 必要であると。

しかし加齢とともに、現実を肯定できずに、やる気がなくなることが直直あるのも

事実なのです。

以前読んだ本によると、脳科学的には、やる気を生む場所が脳にはあるとのこと。

額の後ろの部分がモチベーションを生む重要な場所とのことですが、もっと根本的に

やる気を生む場所は、脳のほぼ中心に位置し、リンゴで言えば種にあたるような

非常に小さなもの。下図の赤い場所。

%E5%81%B4%E5%9D%90%E6%A0%B8[1]_R.jpg

http://juken.alc.co.jp/kojima/%E5%81%B4%E5%9D%90%E6%A0%B8.jpg

そこの神経細胞が活動すると、やる気が生まれて努力する気になるのだと。

そして、それを活動させるためには、これしかないという方法があるとのことなのです。

どうすれば良いのでしょうか。それはこの神経細胞を何とか刺激することなのです。

例えば、今日中にブログを書かないといけない?のに何もやる気がしないとします。

そういうときには、とにかくパソコンに向かって文章を入力し始めるのだそうです。

そうするとこの神経細胞に刺激が与えられ、やる気が出て来、気づいたら集中して

いた..と言うことになるのです。

心理学用語では「作業興奮」と言うようですが、嫌々ながらやっているうちに夢中になる

ものなのです。

つまり、やる気を生み出す方法は、まず努力してみることなのです。

朝早起きして何はともあれパソコンに向かいキーボードをたたき出す・・・・・

これが私のブログ継続法なのです。ということで今日のブログは 『完』。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.08.24 05:55:19
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: