PR
Keyword Search
Comments
New!
Gママさん
New!
隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
我が家の門の前の畑の角の『さるすべり』の木が今年も満開を迎えています。

キョウチクトウ(夾竹桃)と共にこの時期、夏を代表するような花。
百日紅は「約100日間、ピンクの花を咲かせる。」のが名前の由来。
約2ヶ月以上、秋まで咲き続けるのです。
実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて、花をつけるため、咲き続けている
ように見えるのです。花はしわしわの形。種類によってピンクの濃さの度合いや花の大きさが
違うようですし、白い花もあるのです。

さるすべりは、漢字で「猿滑」とも書きます。"幹がスベスベで、猿も登れない"ところから
猿滑 と表記することもあるのです。
実際には猿は滑ることなく簡単に登ってしまうと思いますが、登っている姿を見たことが
ありませんので・・・・・・・・・・・。

良く見ると、花弁の形や2種類のオシベと言い、随分と変っている花です。
花弁は団扇形、下部は細長く、上部は直径約1.5cm?の円形で、ふちは縮れて波打っています。
どうして、このような花弁になったかは、不思議です。

写真で見る限り、中央部に雄しべ群があり、周辺に、雌しべが6本も見え大変不思議なのです。
実は、これは、中央部の黄色い雄しべ群は、ミツバチ達をおびき寄せる為の食用雄しべで、
周辺の、雌しべが6本と思っていた物が、実は、 雄しべであり、見落としていた、中央部食用
雄しべ群の中に、雌しべが1本存在しているのです。
この雄しべ、雌しべが、長く伸び、先端を、くるりと湾曲させ、中央の食用雄しべに、対比して向かい合っているのです。

これは、ミツバチや昆虫が食用雄しべに集まると、その背中に、雄しべの花粉がくっつき、
その花粉が、雌しべに仲介されると言う、 非常に旨い造りに成っているとの事なのです。
既に我がミツバチ?がこの雄しべの花粉を集めに来ていました。

中央の黄色い食用雄しべの数は35本前後もあることを、早朝から写真を
見つめながらその数を数えて初めて知った、早起き『アラカンオジサン』なのです。
第18回 小出川彼岸花まつり-2 2025.10.06
第18回小出川彼岸花まつり-1 2025.10.05