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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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エベレストの絶景に感動しカトマンズ空港に戻ろうとしているとき、スチュワーデスの
アナウンスが。
『カトマンズ空港が視界不良により滑走路が閉鎖になった為、 ○○ 空港へ着陸し天候回復を
待つ』と。 ○○ は全く聞き取れず何処なの??
眼下には後で解ったことだが、ガンジス川の上流に当たる大きな川が見えた。

約30分ほど飛行し、着陸態勢へ。窓からはカトマンズ空港とは異なる田園風景が見えた。

そして着陸し滑走路の脇に駐機。着陸した空港はネパール第三の都市、ビラトナガル空港。

ガイドブックの地図を見ると、この地はカトマンズから300km以上あるインド国境に近い
空港であることにビックリ。全員飛行機から降ろされ、飛行機の脇でカトマンズ空港の天候
回復と飛行機の給油を待つ。

機長も我々と同様に飛行機を降り機側でくつろぎ始めた。機長の話によると、『今日は
エベレスト周辺は気流が安定していたためかなりエベレストに近づくことができた』と。
『君たちは非常ラッキーな客だ』と、『昨日はエベレスト近くまで飛行したが雲が多くエベレストの
姿は見えず戻った』と。しかしカトマンズ空港は視界不良。山の天気は急変するのであろう。
勿論、この空港への緊急着陸に対す侘びの言葉もあったが、これも彼にとっては珍しい
事では無い模様。
そして待つこと約1時間、漸くカトマンズ空港が再開されたとのことで、ビラトナガル空港を
離陸しカトマンズ空港へ。
お陰で?再び3度目の遠きエベレストの姿を確認出来たのであった。

途中、記念にフライトNOと機長の名前の入った『ヒマラヤ遊覧飛行証明書』を貰ったのでした。

そして40分程度で無事カトマンズ空港に着陸。
しかし我々はこの日、エベレスト遊覧飛行の後ポカラ空港へ移動の予定。このポカラ便の
フライトも遅れながらも予定時間が迫っていたため、我々4人だけは送迎バスを降りずに
そのままポカラ行きの飛行機に向かったのであった。
まるで4人だけ拉致され移送される状態となったのである。一人であれば、さぞかし不安
であっただろうが4人となれば。辛うじてポカラ行きの飛行機に間に合い、飛び乗り次の
観光地に向かったのであった。
ネパール旅行で、最も楽しみにしていたヒマラヤ遊覧飛行は、興奮そのものであった。
雲も風もなく天候に恵まれ、ヒマラヤの山々を身近に見ることが出来、感動のフライトとなった
のであった。そして思いも寄らぬ地までも連れて行ってもらったのっであった。
また、下界に雲がない場所では、はるかに広がる大きな氷河や遠くチベット平原までもが