JINさんの陽蜂農遠日記

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2010.10.23
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カテゴリ: 海外旅行
ネパールでの最後の朝も前日の飲み過ぎにもめげずに、カトマンズ市内の早朝散歩に
4人で向かう。
カトマンドズの市内は南北約2キロ、東西はそれより狭い地域。30分も歩けばどこへ
でも行けそうなのだ。
この日は、ホテルを出てカンティ・パト通り(Kanti  Path)を南に向かう。
暫く歩くと大きな歩道橋があり、その上から見渡すとラーニ・ポカリという池で、
中に白い寺が建っていた。
PA230721_R.JPG
振り返るとカトマンズを囲む山々の姿が一望できた。
PA230718_R.JPG
ここカトマンズは2~3万年前までは、大きな湖であったとのこと。南から浸食して
きたバグマティ川(白き川)がチョーバ渓谷で外輪山の壁を破ると、湖の水が逆流
して湖底が現れ、人間が住めるようになったとのこと。この地質学的な事実は、
現在においてもネパールの人々の間に伝わる神話の中にも深く生きているとの
ことであった。すなわち、ガイドブックによると、大昔に、この湖に浮かぶ千弁の
睡蓮の花から聖なる光が解き放たれ、各地から参拝者や修行者がこの地に
集まるようになったと。
これを聞いた『文殊菩薩』が隣国の中国から獅子に乗り、ヒマラヤを超えて
やって来たと。菩薩はこの湖が参拝の邪魔になるのを見て、一刀のもとに谷を
切り開きカトマンズの地が生まれたとのこと。その為ネパールの文殊菩薩の像は
必ず炎を放つ刀をもっているとのことであった。
道路の脇では貧しき人達であろうか、規則正しく並び朝食の施しを受けて
いたのであった。
PA230722_R.JPG
途中の広場には丸太を立て、その上に簡単な屋根を作りブルーシートで覆った
場所が。何かと思い恐る恐る?中に入ってみるとこれが屋台となり、マーケットが
開かれる場所であった。早朝のため中にいる人も少なく、この日の営業のために
商品の展示の準備を始めている店もあったのだった。
その店員は我々の姿にキョトンとした訝しげな顔で我々を見つめているのであった。
この場所に来る日本人を見たのは初めてであったのだろうか。
PA230734_R.JPG
その後、ネパールの国立競技場を見学した。スタンド下にいた男に競技場内を
見学できるか聞いたところ、親切にも入り口まで案内してくれたのであった。
この施設は中国の援助で1999年に建設されたとの銘板が。
収容人数25,000人とのこと。
PA230738_R.JPG
中では20歳前後の青年達がサッカーの練習をしていた。そのうち練習を
指導していたコーチが我々を見つけやって来たのだ。このコーチの話によると
以前、ネパールのナショナルチームの主将をやっていたと。日本にも何度か試合に
訪れたと。
そして携帯電話に保存されている写真を私に誇らしげに見せてくれたのであった。
その写真には、過去の日本の名選手である木村和、井原、三浦、中田との
ツーショットの写真が。『あなたはネパール国の英雄か』の問いにも
『 Of cause YES』との笑顔での返事であった。
PA230744_R.JPG
『木村和は引退し今はコメンテータをやっているようだな』とも。私から現在は
チームの監督に就いているはずと説明したのだ。
『ネパールのナショナルチームの戦力向上を祈る』と握手をし、記念に5人で写真を
撮り別れたのであった。
 
 
先ほどの道を引き返しホテルに向かう。途中カトマンズで一番高い建造物
ビムセンタワーの下へ。この白き塔は遠くからでも一際目立つ建物であった。
1832年に当時の首相ビムセン・タパによって建てられ、ビムセンタワーとの名称に
なったのだ。高さは52m(50.5mという情報も)。上部には展望台があり、
この日は、見上げると、早朝の土曜日にも関わらずたくさんの人が景色を
楽しんでいた。
PA230751_R.JPG

時間もなく、しかも中は螺旋階段になっていることもあって、展望台までは珍しく皆
ギブアップしたのであった。この日の最後の観光が11時出発であり、足早に
ホテルに戻ったのであった。


                              ・・・​ もどる ​・・・

                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2021.02.02 15:58:47
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