JINさんの陽蜂農遠日記

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2010.12.30
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カテゴリ: JINさんの農園

正月の準備として注連飾りを買ってきました。デパートの注連飾り売り場です。

神棚用、玄関用といろいろな種類が販売されていました。

いつ頃からか車用が販売されなくなりました。

DSC07342_R.JPG

我が家の神棚は、家を30年近く前に新築したときに、亡き父が寒川神社から手に入れ、

八畳の間の南向きの棚に祭ってくれたものです。亡き父は、その年に収穫した後の稻藁を

用い、毎年自らしめ縄をなっていたことを思い出します。松飾りやしめ縄は29日に飾ると

『苦』に繋がり、又大晦日の31日に飾ると『一夜飾り』といい、正月の神を迎えるのに一夜では

誠意に欠ける、として嫌われているとのことで、我が家も30日に飾ることを常としてきました。

毎年悩むのはどっちがどっち?です。どっちが頭で,どっちが末かという意味です。

我が家の様な大根(牛蒡?)注連の場合では「神棚に向かって右に太い方がくるように

張るのが一般的」ということですので毎年思い出しながらそのようにしています。

これは、上位と下位に基づき、上位は「左」側ですから、神様から向かって「左」すなわち

私たちから向かって「右側」を上位とし、上位がない始め、「右側」に太い方が来るように

飾るのです。

DSC07374_R.JPG

このしめ飾りについてくる御幣をつり下げます。『御幣』とは、神祭用具の一つで、白い紙

又は布を切り、細長い木に挟んだで垂らしたものから来ているようです。

このしめ縄や松飾りは1月15日の小正月前後の日曜日に、近くの公園で行われる

『どんど焼き』で、無病息災を祈りながらのお焚き上げと、上新粉で作った赤、白、緑の

三色の団子をその火で焼いて食べるのが我が家の近くの風習です。

昔は道祖神の近くの農道の十字路で行われ、書き初めを焼いた時に炎や燃えかすが

高く上がると字が上達すると言われていましたが、今は書き初めの習慣もなくなっている

ようですね。

私の書き初めが、いつの年も何故か何も高く上がらなかったことを覚えています。

因みに

長く続く」にあやかったものということで、一家の末永い繁栄の願いがこめられています。

又『譲葉(ユズリハ)』は、若葉がいっせいに伸びると、初夏から、秋にかけて古い葉が

いっせいに、代を譲るように落ちることから、「親は子供が成長するのを待って後を譲る」

というおめでたい意味があるとのことです。

DSC07376_R.JPG

更に『榊』は神と人との境であることから『境木(さかき)』の意とのこと。

このように、古くからの慣習には単に語呂合わせと片付ける

だけでなく、語呂を合わせる意味がある、ということを知ることは、人間としての生き方や

考え方を深めるきっかけともなると考えています。

この榊とお酒は元旦の朝にお供えし灯明を捧げる事を常としています。

我が家の今年の玄関用は妻が選びました。例年より地味なものです。

DSC07371_R.JPG

そしてお供え餅は神棚と床の間に。

DSC07375_R.JPG

そして門にも輪飾りと松を飾りました。

DSC07384_R.JPG

正月飾りの準備は整いました。

後は我が部屋の掃除のみ!!!






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Last updated  2010.12.30 15:07:44
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