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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
我が勤務地の大崎の目黒川沿いの桜並木が満開になりました。

先週末の木曜日の夕方には3分咲きでしたが翌日の朝には一気に開花が進みました。
今年は桜も気温の上昇を今か今かと待ち焦がれていたようです。

種類は『ソメイヨシノ』。葉より先に花が咲き開花が非常に華やかな桜。

今年は東日本大震災の被災者に思いを馳せ、花見も自粛しているとのこと。
『こういう時だからこそ、盛り上がりたかった。「東北」の酒飲んで支援』という声と、
自粛は当然という意見の半々があるようですが。隅田川やお台場の花見用の屋形船も
営業自粛とのこと。そして「自粛」に相当する英語の表現はないとのこと。
一方「日本には、酒を飲んで故人を弔う文化もある」と話し「いま無謀な騒ぎをする人がいる
とは思えないし、自粛するかどうかは各人が考えること」と自粛ムードにくぎを刺す人も。
私の考えは後者。
今回の日本という国家の未曾有の大災害の中、日本の大切な文化『花見』を自ら守るべきで
あるとの考え。
我々日本人は何故桜にこだわるのでしょうか。桜は一輪一輪の小さな花は目立たぬが、
一本の木に花が何十万と咲き誇り、さらにこれが並木や林のように連なると、表現しがたい
感動的な美しさを生み出すのです。
その様子が、集団性を重んじて「個」を主張せず、「和を以って尊しとなす」という日本人の
価値観を表していると考えるのです。
また、ほんの1週間しか花開くことなく、吹雪のように舞い散る桜の儚さに感動を覚える
のです。華やかに咲き乱れ、あっという間に散っていく様を武士道にたとえる人もいます。
この花が日本人の心の中で大きな地位を占めているのは間違いないのです。
花見は、日本文化の奥底をしっかりと表現していると考えているのです。
桜のトンネルの下を爽快に自転車を走らせ、職場に向かう人。

桜は日本固有の花ではなく、アジアやヨーロッパにもあるのですが、日本のような花見文化は
他のどこの国にも無いのでは。他にも多くの花があるにも関わらず、「花見」は桜が満開の
季節だけの行事であり、国花としてこよなく愛するのもこの桜なのです。

今日も午後から、投票の帰りに近くにある大学の『花見』に妻と行きたいと思っています。
もちろんこの場所では「酒」は厳禁なのですが。
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