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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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フレデリックスボー城
デンマークで最も美しい城とも言われているのだ。フレデリックスボー城は地方貴族から
16世紀中ごろフレデリク2世が購入。 建築王といわれたクリスチャン4世によってルネサンス
様式の居城に改築されたと。1859年火災で焼失、再建にあたり国王が今後居城として
使用しないという条件で、ビール販売で成功したカールスバグ財団の出資によって再建、
完成後は国立歴史博物館として活用されていると現地ガイドの説明。

美しいレンガの色合い、そして柱一つ一つが実に凝っていて、見ごたえある城。

正面正門前はここも工事中。

ここをくぐりぬけていよいよ場内正面広場へ。

城内は国立歴史博物館となっていた。
館内には貴重な装飾品、絵画、宝物などが展示されていた。
見どころとしては、各部屋のマイセンのコレクション、謁見の間、騎士の部屋、礼拝堂、
それに舞踏室など。庭園も美しく、湖の北側はバロック様式、東は英国式。
城の中に入って見ると色々な衣装が展示されていた。

ここは「バラの部屋」。
「騎士の部屋」とも言われていると。クリスチャン4世の時代の晩餐ホールを再建させたとのこと。
火事で焼けてしまったが、絵が残っていたので再建できたと現地ガイドの説明。

ここで現地ガイドが人数を確認すると1名足りない。単独参加の私より先輩の男の方。
入り口で『16時にここに集合』との話であったため、単独にて城の中に入らずに城の外部からの
見学を行っているのでは が他の参加者の推察。しかし現地ガイドは何故か非常に心配し
展示品や部屋の説明もやや上の空か?
我が添乗員の話によると、現地ガイドは労働時間に対して非常にセンシィティブで、時間延長を
いやがるとの話を聞いていたのでおそらく・・・と思ったのは私だけではあるまい。
謁見の間は火災の焼失から免れ、建設当初1682~1688年の時のまま。
フランス・バロック様式。
シャンデリアは鹿。天井は高く装飾が美しい。

礼拝堂

ステンドグラスが美しかった。

舞踏会が行われた舞踏室の天井


正面中庭のトイレ入り口からの景色。

城を囲む堀に架かる橋から。

見学が終わり入り口に戻ると、やはり我々の想像通りで、行方不明者?は定時に無事合流し
一件落着で現地ガイドにも笑顔が。
見事なデンマークの歴史を語る古城であった。湖をを巡る遊覧船からこの古城を眺める
ツアーもあるとのこと。1日ゆっくりと古城周囲、庭園、絵画、装飾品を鑑賞したいと、
極めて少ない後ろ髪を引かれる思いでこの城を後にしたのであった。
ここはもう一度ゆっくりと訪れたい場所であったが・・・・・。