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今週はお盆休みですが、仕事で愛知県豊橋市豊川にある我が事業所に行ってきました。
その帰りに事業所長の車で豊川稲荷駅まで送ってもらう途中、交差点の先頭で赤信号を
待っていると、目の前斜め前方に巨樹が空に大きく枝を広げていることに気がつきました。
事業所長に尋ねてみましたが、解らないとのことなので立ち寄ってみることとしました。
車で近づくと、古い山門の後ろに巨樹が聳え立っていました。
![img48eb0951zik1zj[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000715226/16/imgd7d05284zikczj.jpeg)
境内に入ってみると案内板が巨樹の前に掲げられていました。
この寺の名は『玉林寺』。
案内板には『 玉林寺のクス この楠の樹齢は約六百年です。玉林寺が建てられたのは、
延徳三年(1491)ですから、その前から大きな楠としてそびえていたわけです。
幹のまわりは目の高さで約8・6mあり、枝のひろがりは 18mにも及んでいます。
五月頃、黄白色の小さな花をつけ、そのあと黒色の実を結びます。
市内には八幡町の清明寺、長草町の素盞鳴神社(すさのお)、千両町の犬頭神社の境内など
にも大きな楠が育っています 。

小さなお寺でしたが、山門をくぐるとまるでこのクスのためにあるような広場となっていました。
大きいクスノキですが、横よりも上にのびています。樹勢も申し分ないようできれいな幹を
していました。

大きすぎてカメラ1枚には入りきれません。

幹の上部の一部は切断され、養生処理が行われていました。
台風や落雷等で折れてしまったことがあるようです。

根元に向けて末広がりになり、高く広く枝を広げている割に安定感があるのでした。

巨樹の裏には古い鐘楼も見えました。

昭和43年に豊川市の天然記念物に指定されたとのこと。
600年の悠久の時を経て、生存し続けている巨樹。
いつまでも残って欲しい威厳ある巨樹なのでした。
牛久大仏へ(その3) 2025.11.19
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