PR
Keyword Search
Comments
New!
Gママさん
New!
隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
【6月9日】
トプカプ宮殿からの帰り道、黒い布で体を覆う女性達。
イスラム教の聖典コーランによれば女性は顔と手以外を隠し、近親者以外には目立たない
ようにしなけらばならないことから、保守的なイスラム社会では女性は頭をふくめた体を
隠す服装をすることが多いのだ。
この服装はチャードルと呼ばれ、トルコの女性が外出して公衆の面前に出る際、伝統的に
身に着けてきた衣装。

そして土産物屋の店頭で陶器に絵付けをする美人女性。私のカメラに笑顔を。

そして地下宮殿の見学へ。
地下宮殿の通称で知られるバシリカ・シスタン (Basilica Cistern) は、イスタンブール
にある東ローマ帝国の大貯水槽。

現存する東ローマ帝国の貯水池としては最大のものである。現在は一般にも公開され、
イスタンブルの歴史地区として世界遺産にも登録されているのだ。
貯水槽は長さ138m・幅65mの長方形の空間で、高さ9m、1列12本で28列、合計336本の
大理石円柱を備え、それぞれが煉瓦造の交差ヴォールトを支える。
これによって78,000m³の水を貯えることができるとのこと。
![DSC_0119_050[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/3151c940d637393d8820d8a751bcf2e2c76db24d.15.2.2.2.jpg?thum=53)
黒海に近い水源から19キロかけて水が運びこまれ、ここからアヤソフィアやトプカプ宮殿などに
供給されていたのだとか。ローマ時代から残る、何本ものコリント式やイオニア式の柱が
オレンジ色の照明でほのかにライトアップされている様は、確かに厳かな宮殿そのもの。
![800px-Istanbul_-_Basilica_Cistern_-_02[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/6b4bbc707179902048e282a7ab5f430192f0f1b1.15.2.2.2.jpg?thum=53)
涙の柱。柱のモチーフが、逆向きの涙のしずく模様な上に、常にしっとりと濡れているから
こう呼ばれているのだとか。ただしこの模様については諸説あり、クジャクの羽根模様だという
説もあれば魔除けの目模様との説も。そしてこれがトルコ中で売っている、ガラス細工の
飾り物のデザインのモチーフらしい。

フラッシュにて撮影したり、いろいろと素人写真家には地下は難しい撮影場所。
![450px-Cisterna_basilica_capitol[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/79fb55bc891f0bff392e9896e4881b1d8550c297.15.2.2.2.jpg?thum=53)
目玉のメドゥーサの頭部は一番奥に。歩くところは濡れているところも多く、滑りやすかった
ので慎重に歩く。中には(鯉のような)大きな魚がたくさん泳いでいた。
なっていた。

もう一つは真っ逆さま。
東ローマ (ビザンティン) 帝国はすっかりキリスト教国だったので、異教徒の神であるメデューサの
扱いは見るも無惨。コケが生えた姿も恨めしい。

見学を終わり外に出ると、イスラム教の割礼を終えた男の子が二人。
王子様のような格好、白い衣装に派手な王冠。手には、また派手に装飾されたスティック
を持って得意気!
割礼(かつれい)とは、男子の性器の包皮の一部を切除する風習。
成年男子への通過儀礼としての儀式とはえ、痛そう・・・・・・。

ホテルに戻り、1時間弱の休憩後、ベリーダンスを見学しながらの夕食へ。
GARガルは、民族舞踊とベリーダンスを鑑賞しながら食事のできる郊外レストラン。

まずは夕食。


トルコのベリーダンスはオスマン帝国のスルタンの宮殿にあるハーレムに深いルーツを
持つとのこと。

トルコ人ダンサーによるエネルギッシュで強壮な(体操的ですらあった)ダンスがスタート。

真っ赤な衣装で情熱的に。

官能的な表情で。

ダンスを終え笑顔で挨拶。

若いダンサー。

それにしても、お腹とお尻がどうしてあの様に動かすことが出来るのであろうか?
練習のたまもの?。そして、あっという間に時間は22時を過ぎていたのだ。