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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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再びセント・ジェームス・パークの横を通りウェストミンスター宮殿方面に向かう。
目の前にビッグ・ベン(Big Ben)が姿を現す。
ビッグ・ベン(Big Ben)は、ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する時計台の
大時鐘の愛称。時間は丁度12時、
時計台の高さは96.3m。下部の61mは煉瓦造、残りの高さは鋳鉄の尖塔からなっている。
時計の文字盤は地上55mに位置しているとのこと。

ウェストミンスター寺院側面。観光客の入り口はここ。
入り口で荷物検査があり、内部は撮影禁止。
音声ガイドを借り見学スタート。

英国の信仰の中心として、王や偉人の歴史を語る上でウエストミンスター寺院は忘れては
ならない存在。この教会は王室直属の教会でカンタベリー司教区の管理外。
ウイリアム征服王からエリザベス2世まで900年間、ほとんどすべての王の戴冠式が
この寺院で行われて来たのだ。結婚式や葬式など王室行事にも使われ、現在の
エリザベス女王もここで結婚式を挙げたのだ。
ここで行われた1997年のダイアナ妃の葬式、そして最近ではウィリアム王子とキャサリン・
ミドルトンの婚礼をテレビで観たことを思い出す。
教会の中には3000の墓と400の記念碑があり、18世紀半ばまでの王族、貴族が葬られて
いるとのこと。有名な科学者のニュートンやダーウィン、音楽家のヘンデル、小説家の
ディキンズの墓などがあり、有名な政治家などもたくさん埋葬されていると。
この教会は現在も毎日の礼拝に加え、王族の冠婚葬祭、偉大な政治家や名詞の追悼式
などにも使われているのだ。

北側の姿も美しい。

イギリス中世の大規模なゴシック建築。

こちらがウェストミンスター寺院・正面。2つのほぼ対称な塔が見事。

中庭の芝生も見事。

時間は既に13:20になっていた。

テムズ川にかかるウェストミンスター・ブリッジを歩く。遠くにロンドン・アイが見えた。

橋から眺めたウェストミンスター宮殿(the Palace of Westminster)。
現在英国議会が議事堂として使用しているのだ。

橋を渡った場所にある出店は何故か賑わっていた。

ロンドン・アイ(London Eye)。直径135mの観覧車、カプセル1個当たり定員(25人)は
共に世界一だったが、2008年から営業開始したシンガポール・フライヤー
(直径150メートル、カプセル1個当たり定員28人)にその座を奪われたと。

駆動部。
輪っかをタイヤで挟んで、タイヤの駆動で観覧車を回しているのだ。
仕事柄この辺にも興味がわく自分がいたのだ。

不思議な生身の人物の姿。どの様な仕掛けでこの姿を維持しているのであろうか
不思議。

テムズ川と国会議事堂。

テムズ河をまたぎ、セントポール寺院とテートモダンを結ぶハンガーフォード歩道橋を歩く。
帆船のマストをイメージした形なのであろうか美しい姿。

ロンドンのあちこちに設置されているレンタサイクル「青い貸自転車」。

再びトラファルガー広場に戻り、息子が予約しておいてくれたレストランで遅い昼食。
場所は ナショナル・ポートレート・ギャラリーの近くの見晴らしの良い洒落たレストラン。
まずはビールを注文。

そしてコース料理。



料理の味に満足し、再びトラファルガー広場に戻る。

トラファルガー広場から、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会を望む。
現在の教会は4代目で、1726年に建てられたとのこと。

ナショナルギャラリーを見学。家族3人自由行動とし館内の絵画を鑑賞。
基本的にイギリスの公共の美術館、博物館は入場料が無料。
ナショナル・ギャラリーは、コレクションの基礎が王室や貴族のコレクションの由来ではない
という点で、ヨーロッパでもあまり例のない美術館となっていると。
日本語音声ガイドをレンタルし絵画を見て回る。

この美術館にある2枚のフェルメールの絵画が印象的であった。
「ヴァージナルの前に立つ女」と「ヴァージナルの前に座る女」。いずれもフェルメール
晩年の作品。
入って右側のイーストウィングにモネ、ゴッホ、セザンヌが展示されていたのでそちらを
中心に観賞。それにしても様々な時代の絵画が無料で見れるというのは、うれしい限り。

この日のロンドンしない散策は、このまでとし再び地下鉄でWOODSIDE PARK駅に
戻る。

未だ18:30過ぎであるが、飛行機の疲れや時差ぼけも多少あり早めの帰宅。