JINさんの陽蜂農遠日記

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2013.04.28
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カテゴリ: 海外旅行

この日も早朝起床しロンドン市内観光の準備。

8時前にホテルの食堂に妻と行くと未だ料理が並んでいなかった。

聞いてみると、土日の朝食のスタートは30分遅れて8時からとのこと。
既に曜日の感覚がなくなっていたのだ。しばらくは庭の散策。



芝生も見事ぬ手入れがされていた。

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我が部屋も裏側から確認できた。

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朝食はバイキングスタイル。並べられた料理は昨日と全く同じ。

これがチェックアウトの日まで続くことを再確認し覚悟を決める。

ソーセージ、ベーコンは脂っ気が全くなし。

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甘いものも仕上げに。 

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この日は息子が国会議事堂の見学ツアーを予約しておいてくれたので9時に部屋を

出発し地下鉄の駅に向かう。

地下鉄乗車に利用したOYSTER CARD Visitor用。 

オイスタードは日本のsuicaのように料金を事前にいれて使う電子カード。

このカードで地下鉄、バス等を自由に利用できるのだ。

DSC01800_R.JPG


ウエストミンスター駅までこの日も向かう。

パーラメント・スクェアに立つチャーチル像。彼の視線の先には、現在の政府庁舎街である、

ホワイト・ホールが。

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政府庁舎省。 

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見学ツアーのスタートは10時。 

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国会議事堂見学ツアーは土曜日に開催されているのだ。

ツアーは自由に見学するのではなくガイドの案内(英語)で館内を回る形式。

全部で1200室ある部屋を全て回ることはもちろんできないが、上院・下院など実際に

国会が開催されている場所を訪れることが出来たのであった。

入場料は15ポンド。ツアー時間は約1時間。

持ち物検査を経て、まずは、ウェストミンスター・ホールという、1834の火災を生き延びた

旧ウェストミンスター宮殿の一部に入る。写真が撮れるのはここまで。

約15名ほどで男性ガイドの下見学ツアーをスタート。

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このウェストミンスター・ホール1097年にまでさかのぼるそうで、

この屋根も14世紀にさかのぼると。 

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ツアーは、St.Stephen's Hall(ちょっとしたShopもあった)、Central Lobbyとぬけて

貴族院(上院、House Of Lords) と庶民院(下院、House Of Commons)の議会場を

見学。 

貴族院(上院)と庶民院(下院)の内装の著しい違い。

貴族院の内装は、豪華絢爛そのもの。

赤を基調にしたソファに、金ぴかの壁。女王が着席する玉座なんぞは眩くて目がくらむ程。

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                            【パンフレッドを写真撮影】

現職首相のデーヴィッド・キャメロン氏がこの与野党対面の議席にて野党党首と

最前列で差し向かいに対決しているのである。

DSC05005_R.JPG

                           【パンフレットを写真撮影】

一方で、庶民院のほうは地味というか、質素なもの。

緑基調のソファに、木の壁。色合いも、装飾も質実剛健。            

さすが、身分制社会と妙に感心。

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                            【パンフレットを写真撮影】

この日は土曜日でもあり、議会は休会のようで上院、下院の会議場を縦断して

見学できたのであった。

見学終了後のウェストミンスター・ホールのステンドグラス。

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イギリスの国章、また、イギリス国王(現在:エリザベス女王)の紋章が刻み込まれていた。

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次の見学場所は大英博物館、同じく地下鉄を利用して向かう。

イギリスを代表する大英博物館は、1753年にロンドンに創設。

世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品と書籍が収集されていた。

収集物は書籍や美術品のほかに、考古学的な遺物、標本、コインやオルゴールなどの

工芸品、世界各地の民芸品など多岐に渡る。

そのコレクションは、多くが個人の収集家の寄贈による物。

また、年間600万人もの入館者があるとのことだが、創設以来、入場料は無料。

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正面玄関の上部の彫刻も見事。

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ここももちろん入場無料。

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2000年に、現代を代表する建築家 ノーマン・フォスター がデザインした巨大で

現代的なガラス張りの天井がある中庭 グレートコート (Great Court)。

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まずはロゼッタ・ストーンを見学。35年前にも訪ねたはずであるがほとんど記憶にないので

あった。

縦114.4cm、横72.3cm、厚さ27.9cm、重量760kg。

プトレマイオス5世のため紀元前196年にメンフィスで出された勅令が刻まれているのだ。

この碑文は三つの文字、すなわち古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字

(デモティック)、ギリシア文字で記述されているのだ。

細かい違いはあるとのことだが本質的には同一の文章が全部で三つの書記法で著され

ていると推測され、1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオンによって解読されたのだ。

これによってロゼッタ・ストーンはエジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語

の文書を続々と翻訳されることとなったとガイドブックに。

やはりこの場所は見学者がきわめて多い。

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まずは古代エジプトの展示品の数々を観賞。

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ラムセス2世の胸像。

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ロゼッタストーンについて、エジプトが返還要求を強めているが拒否しているとのニュースを

以前に見たことがあるがその後の交渉が今でも続いているのであろうか?

約700万点に及ぶとされる大英博物館の収蔵品の多くは、大英帝国時代に当時の

植民地などから持ち込まれたもの。ロゼッタストーンの返還に応じれば、ほかの

「お宝」にも同じ要求が出ると予想されるだけに、博物館側は防戦に躍起なのであろう事は

容易に想像出来るのだ。

この像もその一部?

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白き大理石の上半身裸像。

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顔が欠けているのは残念。 

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ローマ時代の大理石像 「恥じらいのヴィーナス」。

ルーヴル美術館の「ミロのヴィーナス」が屈んだ形?

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「パルテノン・マーブルズ」もしくは「エルギン・マーブルズ」と呼ばれるギリシャ時代、

パルテノン神殿の彫刻群。

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Last updated  2020.09.02 12:04:24
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